Wakako's Diary 道すがら記

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ノートテイク - 2003年09月30日(火)

今日は、明日からの後期が始まるのに備え、聴覚障害のある同級生を全学年挙げて理解につとめ、受け入れ体制を整えられるよう、レクチャーと質疑応答の時間がもたれた。

分っているつもりだったが、機能的な面について知らないことが多く、非常に勉強になった。

講議の提供の仕方そのものも、彼女が唇を読んでいるのに暗くしてスライドを用いてしまって唇が見えなくなるなど、問題が多々あったようだ。

そのあと、ノートテイクを補助するモニターのセットなどを2時間くらいかけてああだこうだいいながら皆で行なった。
人体構造学は、ノートテイクを担当させて頂くので、身が引き締まる。

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帰宅後、たまたま前の大学時代からの聴覚障害のある友人と話す機会があった。

資料を見せて、今日はこんなことをした、と話したところ、資料を見て友人が、「私もkちゃんと同じくらいの聴音だよ。親近感を覚える」と言った。補聴器や人口内耳がない場合、kちゃんはジェット機の音が聞こえるくらいの聴音だと今日初めて知った。それも衝撃だったのだが(ただ、聴音のテストで、補聴器だけの時は10%しか聴こえておらず、人口内耳の手術後は60%に上がって来ている、とkちゃんが嬉しそうに報告してくれ、また会話も格段に楽になったことが感じられていたので、それまでがいかに聞き取りが困難だったかその時点である程度想像してはいた)、友人はそこそこ一対一では聞こえてるんじゃないかと思っていたので、友人もジェット機の音が聞こえるくらいなんだ、とかなり衝撃を受けた。彼女とは10年以上付き合いがあるけれど、果たしてその聞こえに関してきちんと理解していたのだろうか。極めて不十分であった。はっきりゆっくり話す以外に工夫していただろうか?

また、資料の中に、聴覚障害のある医療者の会の案内もあり、メンバーが27人いるとのこと。うち薬剤師が10人、看護師が8人である。

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分った気になっていたこと、想像以上に困難が多々あること、
しかし、日常生活を送ることこそが社会参加であること。

今日の一連の出来事は、今も興奮の波となって、私をゆさぶっている。

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なお、今日のレクチャーは、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000026-kyt-l25

に詳しい。

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(以下に転写しておく)

難聴学生を全学挙げ支援 滋賀医科大、文字映写や代筆など

大学から支援を受けることが決まり、復学へ意欲を見せる竹澤さん(大津市・滋賀医科大)  聴覚障害者らに医師への門戸を開いた医師法改正に伴って滋賀医科大(大津市)に入学した重度難聴の学生に対し、同大学は後期の10月1日から全学的な支援態勢をスタートさせる。 講義内容を文字で伝えるシステムを導入するほか、本人に代わって講義ノートを取る同級生のサークルも発足させた。前例のない取り組みで「障害者の気持ちの分かる医師を育てることにもつながる」(馬場忠雄副学長)としている。
 学生は、同大学医学科2年の竹澤公美子さん(20)=同一里山2丁目=。幼少時に重度の難聴となった竹澤さんは「自分が聞こえなくなった理由を知り、治療法を見つけたい」と医師を志した。高校3年の時、医師の欠格条項から聴覚障害者を除外する医師法改正が確実となり、2001年の春に同大学を受験、合格した。
 1年生の時は教授の唇の動きを読んで講義内容を理解していたが、2年生の専門課程に入ると講義についていけなくなった。難しい専門用語が増えたうえ、解剖実習では教授がマスクをするため口元が見えなくなり、後期は単位が取れず留年した。このため竹澤さんは今年前期を休学し、7月に人工内耳を移植する手術を受けた。
 竹澤さんの留年を受け、大学側も支援に乗り出すことにした。予習資料を事前に竹澤さんに配布し、講義内容を事前に文字情報化して教室のスクリーンに映し出すよう全教授に指示。また、学生15人による支援サークルも発足させた。
 全日本ろうあ連盟(本部・東京都)によると、大学医学部で学ぶ聴覚障害者は現在、竹澤さんを含め全国に2人だけ。竹澤さんは「今後、障害のある生徒が入学した時のためにも、大学の支援はありがたい」と話している。(京都新聞)



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生後4日目のラット新生仔固定還流 / 青い空のキャンパスで  - 2003年09月29日(月)

今日は生後4日目のラットの新生仔を還流固定した。今日は結構うまく行ったんじゃないかな?

ちなみに、生後1日目でおよそラットの新生仔は10グラム、今日は13グラムであった。大きさとしては余り変わらない。

また、生後1日目および2日目と違い、生後4日目だと目が余り見えていないだろうがかなり自分で動き回るようになる。その分、氷麻酔するとき(麻酔薬を使わないで、氷の中に数分埋めることで麻酔する方法)奥深くうめる必要が出てくる。

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午後からは、再受験を考えている方に久々にお会いして、大学の中を少々案内したり、試験のことについて話したりした。受験するかどうかはご本人が決断されることと思う。医学部生として、今は基礎的な知識を身につけることが肝要だが、彼女と話していて、それはひとり医師の問題ではなく、医療者の、あるいは他の誰でもできることかもしれないが、寄り添い、苦しんでいるところに一緒にいてほしい、そのような姿勢も、青臭いかもしれないが、大切であり(もちろん、きちんと技術をつけることは勿論である)、そのような姿を私は目指していたのではなかったか、とふと中川米造氏の「医療というサービス」という著作の内容と共に思い出した。

私にはそういう「センセイ」のにおいがする、と彼女は言った。

私はとことん優しい人間ではないし、とことん忍耐がある人間ではない(むしろ、本当には優しくない、自己中心的で人の顔色を気にしている)。また、それは、単に、私が依存的な部分を持ち、依存する人を引き寄せてしまう体質を持っているからかもしれない。

しかし、いろいろなニッチの医者がいて良いではないか。様々な分野、例えば医療コーディネーターを専門にする医師もいるではないか。ベストを尽くしながら、私は私のできることをしようではないか。

反論も多々あると思う。
また、適格な技術と判断力を持つことは必須である。

なにか、吹っ切れた気がした。

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Mr.ドーナッツでここ数日100円フェアをやっている。時間の合間に立ち寄ってしまう。ううう、ドーナッツ食べ過ぎるとすぐ太るんだよね、、ともあれ、ミスドでノートを広げていると仕事がはかどることが多い。

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ちょっとここでは浮いてるけど。。
ファッションネタを一つ。

先日、シマロンのジーンズを初めて買った。色味が綺麗だなと試着したんだけど(安くなってたしf^^;)、これが肌触りが良いのね。あと、美脚ジーンズという触れ込みで買ったテュナ・ピュシスのも厚手だけど柔らかい。

高校生か大学1年生くらいの時、ジーンズって重くて体力ないときは履けないよね、って友人と話したのはホント今は昔だ。

薄手のモノを中心に、6、7年前から盛んに新しい新素材のやわらかジーンズが出て(そんなジーンズの新製品を、それも数日前、父が出張で来たときにほこらしげに履いていたものを、私は部屋で干している日に火事で焼いてしまったのだった。なんか妙に覚えている)、それが気付かないうちに厚手の素材も柔らかくなってたんだなぁってなんか感心した。

ぴったりとした形の厚手のジーンズ履いてる女の子たち見て、冷たくて堅くないのかなって思ってたけど、柔らかくてハキ心地良いんだね。

なんか妙な感慨です。

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クレジットカードの来月引き落とし分の請求書が来た。

激減していた。あと項目一つ、欲を言えば二つ、減らせば、というところに来た。

万歳!この調子だ!油断しないようにしよう!




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晴れた、まだ半袖でいられる、9月最後の日曜。 - 2003年09月28日(日)

良く晴れた週末だった。
少し、頭が張り裂けそうだった。

友人が、「セキララな日記」と期待してかどうか、初めて私のHPを覗いて、船酔いしそうになったという。そして、さぞかし本人は辛いだろうと思ったらしい。人の気持ちを思いやるのがうまいなぁと思った。

斉藤孝の本「ストレス知らずの対話術」読了。香山リカ「サヨナラ、あきらめられない症候群」読み始める。

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リナックスをOSにした「リンドウズOS」がついに店頭にて商品として販売されているのを見た。確かに他のものよりはずっと安いみたい。わお。




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おお、いつの間にか二周年過ぎていた! - 2003年09月27日(土)

今日は新生仔の生後二日目のラットの還流固定をつつがなく..というほど上出来でもないが..終えた。おおっ、手順さえマスターすれば、こんなに手早くできるのか、と一種感動を覚えた(というほどのこともないだろうが)。

空が晴れていて、気持ち良い。

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メルマガをやっていて、始めて未知の人から励ましのメールを頂きました。
この世の中、殺伐したことばかりじゃないんだな、と、秋風に暖かさがしみます。嬉しいです。

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もひとつ。

このHP、思えば2年前の9月に立ち上げました。思い立って一気に熱く作りました。そして、丁度昨日で二周年だったんですね。今気がつきました。
そして、さきほどカウンターを観たら、いつの間にか、2万アクセスを越えていました。ありがとう、読者の皆様。

今やこの日記、すっかり私の日常および周りの皆様とのコミュニケーションツールになっています(レンタル日記で読者は自分だけというスタイルをとらなかった結果ですが)。

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今日の夕食。

つくねハンバーグ、おでん、キャベツとキュウリ・茄子の浅漬け、サラダ菜の胡麻あえ(こんな食べ方があるんですよ!パックに書いてあったので、早速試してみました!)、雑穀ご飯。





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新生仔還流固定 / ユメ - 2003年09月26日(金)

実験が午後からだったので、午前中、心置きなく眠った。明け方までは、体育ができなくて、悔しくて悔しくてないている夢を見た。わんわんないていた。

北海道で地震が起きたことが分ってからは、一旦起きてつけたテレビのニュースと入り乱れて、母と津波が来た後の被災地を歩き回っている夢を見た。ヘリコプターでギリギリまで水面に寄るかのような着地をし、草地に降り立った。港から車がこ削ぎ取られるように海に浮かんでいた。母は時々、焼けこげた水道のホースなどを拾って通り道から避けていた。

ただ、母が何の目的でここにやって来たのか良く分からなかった。なぜなら、トラックが来たとき、避けようとしないまま歩いていたので、私が引っ張って避けさせないといけなかったりしたから。

妙な夢だった。

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メルマガがpubzineの方で優良誌に認定された(*^^*)

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昼過ぎに大学に行き、新生仔ラットの還流固定を行なった。今日は、氷麻酔にて麻酔をかけた。さらに、ポンプを使うのではなく、手動で固定液や洗浄液を入れた。相変わらず、心臓に適当な深さ針を突き刺すのが苦手だ。。

指導して頂いた先生はモノの見方が頭の中で整理されてストーリーを持っておられるので、話を聞いていて非常に面白い。セミナーも拝聴し、非常に刺激を受けた。

明日は生後二日目のラットの還流固定を行なう。2匹だけだから、うまく行きますように!



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人付き合い / 時間の過ごし方 - 2003年09月25日(木)

どうも、長い時間を淡々と過ごしていくのが苦手なようだ。

あっと言う間とも言うが、どうも卒業するまでの年月が長く感じられてならない。それでも正論にしたがえば、勉強していたらすぐよ、ってことになるんだろうけれど、空いてる時間に他のこともしたい、とか、さらには生活費を得なきゃというプレッシャーがあって、どうも自分を御すのが時々大変である。

おまけに、変なプライドというか変な野心があったりして、メルマガはほどほどやっていけば良いと思うと楽になるが、部数を伸ばさなきゃと思うとストレス源になる。

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この日は、部数を伸ばす宣伝をどうしようかというところから、自分がいかに薄い人間関係の中にいるかと考えてしまい、涙が出て来た。孤独死がすぐ隣にある、こんな感覚、分からないで済む人もいっぱいいるだろうなとか。

そんなことを、友だちにメールしたりした。

人間関係で消耗したくないという友人からの返事を読んだりして、確かに私も人間関係で消耗したくないという部分はあるな、と我に返った。
疲れるなと思ったら、人付き合い悪いと思われても消耗しない方を選ぶもん。

さらに、他人の苦境に対して思いやりや想像力のない自分にいら立ちをも感じ始めた。涙がますますこぼれた。

必要なときに必要な他人の力を借りたい、それなのに借りるのがニガテであった、それが私の問題だろうか?

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朝ニュースで、うつ病の人の職場復帰について特集していた。

忙しすぎるのが発病のリスクをあげるのならば、それこそワークシェアリングを公衆衛生的な観点から導入促進したらどうかと思うが、いかがだろうか。





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夜に見た夢 / 生涯賃金とワークシェアリング / モネ展 - 2003年09月24日(水)

中学生の時の同級生のお父上が,このたび官房副長官に就任され,意気揚々とした姿をテレビに映し出していたからか,一昨日の夜,私は,議員秘書になる夢を見た。とはいえ実質は国会議員の妻がなぜか都知事で(知的な女性といった感じのカジュアルな知事さんである),その都知事の指示のもと,お手伝いさんみたいな感じだった。

昨晩は,また違う夢を見た。私は高校生に戻っていて,体調不良で欠席した日,友人に電話をかけ,テスト日程の確認や,時間割変更の有無について訊ねていた。もうすぐ後期の授業が始まるからだろうか。教室に並ぶ机が何とも懐かしいと同時に窮屈で奇妙な気がした。

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夫婦共働きのお医者さんの家庭って,お手伝いさん雇ってるウチ結構あるみたいよ,なんて話を母にしていたら,母曰く,仕事を辞めずに続けるには,その方が生涯賃金や年金,キャリア面から見ればお得では,とのこと。確かに,一旦休職して復職するとか,一時期仕事量を減らすとか,そういうシステムが取りにくい以上,育児や出産を理由に仕事をセーブしたくないなら正職員の身分をとり続けて仕事の一線を走ることは大切なのだろう。

ならば,短時間労働を正職員に認めたら,過労死も防げるし,働きたいけれど働けない人に職を与えることにもなる。また,働きたくないのか働きたいのか判然としないが,現在はフリーター200万,20代の無業者が100万人いる時代である。

しかしそれには,ネックが二つある。今日の新聞に載っていた
企業調査によれば,労使の7割以上がワークシェアリング導入には否定的だという。ワークシェアリングには雇用過剰感のある企業が行う「緊急対応型」と,高年齢層の雇用を確保する「高齢者対応型」などがあるが,導入の難しい理由として挙げられるのは,次のようなものである。「緊急対応型」では,「従業員それぞれに業務内容の差があり,一律の労働時間を短縮できない」,ついで「賃金減少の合意を得られない」だという。「高齢者対応型」では「高齢者は能力,賃金などが大きく異なり,単純に仕事を分けられない」が半数であるという。
「賃金減少の合意を得る」のは確かに難しいかもしれない。今までのうまみを労働者が手放さなければならないからである。自発的な短時間労働希望者に頼っていては,おそらく必要な雇用を創出することは難しいだろう。
しかし,「従業員それぞれに業務内容の差があり,一律の労働時間を短縮できない」ことと,「高齢者は能力,賃金などが大きく異なる」という点については,きめ細かに分析・評価をすることで(誰が行うのかという点と,仕事が増えるという点で,企業側は良い顔をしないかもしれないが),克服しうるのではないかと思う。

何より、ワークシェアリングをすると、こんなに良いことがあるよ、と労使両方に旨味を提示できることが大切だろう。

働きたい人は働ける,自分のペースで働ける,そんな社会が実現することを祈っている。

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「モネ展」を覗いた。ゆったりしたスペースで絵を鑑賞することができ,満足した。
ちょうどモリゾという画家の絵の前にいる時,取材に来ていたテレビレポーターの人からインタビューを受けた。もごもごした話し方になってしまったので,映らないことを祈っていたら,夕方のニュースで出ているではないか!一言だけで終わったからよかったけれど。。
もう少しカツゼツよく話そうと言うことと,顔がむちむちして見えたので引き締めが大切と思った次第である。

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「新聞記事が「わかる」技術」(北村肇著,講談社現代新書)を読んでいる。筆者の主張するメディアのあり方が適切なのか分からないが,非常に面白い。



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恥ずかしいクレジットカード / 長袖着始め - 2003年09月23日(火)

今日は大学に行って実験をした。二次抗体につけて蛍光染色で標識するだけだったから,ラクチンだった。待ち時間に本を読んだり,メール書いたりできるから。

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昨日,専門職OLの友人がクレジットカードの請求書を見てぎょっとしたといっていた。彼女は以前,20万円位のペルシャ絨毯(本物かなぁ?)をカードで買っていたので,それくらいだったのかな?と聞いてみると,8万円だったという。

ははは。。

白状すると,私はこのところ,10k以上の請求書がたて続いていて,8万じゃびっくりしない(定期券とかもクレジットカードで買うし,通信費のたぐいもクレジットカードで払っているので,どうしても月々数万円は引き下ろされるのだが)。しかし。収入が彼女に比べたら圧倒的に少ないのだから,本来ぎくっとすべきなのだ(汗)。

このところ,ものを買うのがちょっとばかばかしくなっているのと,処分したり,きれいに手入れするのがよけい手間がかかることが分かり,ものを欲しいとも余り思わなくなってきて(いい傾向だ),つましく生活する習慣を取り戻しつつある(!?)。
クレジットカードも出番少なくなってきている。

恥ずかしいことだが,我が身を振り返る一つのきっかけとしてこの話を書いておく。

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メルマガ,読んで紹介されている本を読みたい!という気にならない,ととある友人にいわれてしまった。
面白くするのは,というか,脳をくすぐり,心に残るようにするのには,どうしたらいいのだろう?

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久し振りに(子供時代以来?)グリコのコメッコを食べた。美味しい!そう,この味だよ!あこがれの美味しい味!

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長袖着始め。先日購入したspick&spanの白いタートルをおろす。赤白のボーダーの半袖と重ね着していたら,母にかわいい格好してぇ,と言われた。





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夢見る季節/ 組閣 / メルマガ  - 2003年09月22日(月)

今まで9月に入っても最高気温が30度を越えていたが、昨日からがたっと最高気温が下がった。どうやら昨日は22度くらいだったみたい。そこまで下がっていたとは思わなかったけれど、今日の予想最高気温が25度で、大分爽やかな秋空になった。

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久しぶりに友人の日記を拝読して、ストレスもあるのだろうけれど、動きがあっていいなぁと思った。つくづく、私の生活は動きがない。この3、4年、そして文学部の院生の時と。それはそれで、のんびりとした私にはあったペースかもしれないが、同時に何かしたくてうずうずしている私がいる。
正論では、勉学に集中しなさい!ということになるのだろうけれど。。
そして10月から一月半は集中する予定だが、11月末に研究発表も終わり、そうなると又余力が出きるはず。何をしようかな。

一番いいのは、今後につながることを着実にステップアップしていくことなのだけれど。働きたいし。その次が蓄財と趣味に当てることかな。ううう。

相変わらず、見果てぬ夢を描いている少女のようである。

はあ、なんだかね(呆れ気味)。相変わらずキャリアコースをせっせと描いてみているとは!

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小泉内閣の組閣と党人事、竹中さん川口さんは残る、山崎氏は副総裁に、そして新しい顔ぶれなど見ていて、半端に小泉色が出ているのだろうが、派閥のバランスもあったりなど、ぱっとしないような。。国土交通相が石原伸晃というところが、小泉色かな。おまけに、ポストが後で決まるって一体どういうことなんだろう??on the job trainingですか。

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ノンアルコールビールを飲まずにおいておいたら、いつの間にか中身が抜けてからっぽになっていた。気持ち悪い!どういうからくり?

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書評メルマガは、新しく申請したまぐまぐで本日確認したところ、85人ご登録頂いて(メルマガ新着情報での登録のみ。むちゃくちゃおおいかズではないと思うけれど、有り難い!pubzineよりは圧倒的に影響力が大きいですね)、pubzineと合わせて購読者さまが合計100人を越えました。

したがいまして、1ヶ月を越えても続けることにしました。ただし、あくまでもマイペースで。

もちろん、日刊で書けるほど情報活用&提供速度が早ければ良いのですが。

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夕食:筑前煮、キャベツの浅漬け、富山産昆布巻きかまぼこ、ひじき、雑穀ご飯。

恥ずかしながら今日、古くなっていて捨てた食材:ミニトマト1パック、梨1個、豆腐2丁。ははは(汗)。これで定食屋での外食一食分くらいの値段は捨ててそうな。。(汗汗)目指せシンプル生活ですな。使い切ること!


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たたかわない節約生活!?? - 2003年09月21日(日)

昨日は思う存分眠れて幸せな気分だった。
しとしと降る雨のおかげもあったかも。。

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「モラトリアム」という言葉を作った精神科医の小此木啓吾氏死去。73歳。

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「節約生活のススメ」(山崎えり子)を読んでいる。ものを減らすシンプルライフこそが節約、環境、健康を支えると。ものが乱雑に溢れ帰った部屋に住んでいるので、耳が痛い。

おまけに、冷蔵庫や食料品も買いだめし過ぎだし。。挙げ句の果てに腐られたりなんてことはザラ。これがなくなるだけで大分食費がカットできるし、そもそも掃除や片づけが楽になるんじゃなかろうか。

二人で生活費が月々5万(ローン返済がその他3万2千円〜/月)。食費なんか二人で一万8千円だって。ただし、中身を見ると、徹底的に手作りをしていて、手間ひまと時間をかけてエコライフを送っているのだなぁということが分かる。例えばお豆腐まで作るのが私にとって経済的か?また、確実に家で、或いはお弁当でご飯が食べれられる人はいいけれど、どうしても外食せざるを得ない場合もあるから(学校に出かけたままバイトに行く場合など)、その分さっ引いて考えないといけないけれど、どう考えても服は多過ぎだし(おかげで最近あまりやたらと買いたいと思わなくなった)、取り入れられるとこは取り入れていきたいものである。


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sleeping beauty / 世界で何番目に裕福か / 小泉再選 - 2003年09月20日(土)

9/19-20
 少ししのぎやすくなって来ている。そのためか、夏の疲れ(!???一体何の疲れ?気候の変化?)が出て来て、眠れること、眠れること。10月からは授業と「嫌な」テストが始まるからかもしれない。

昨日は午前中で実験が終わって帰って来るとき、息苦しくて、帰って用を済ませる(バイトを休む連絡を入れるだけだが、これが妙にプレッシャーになっていた。あっけなく済んで良かったけど。。)なり、夕方まで眠りこける。夜はテレビをみながらゆったり本を読む幸せ。読み終わるまで起きてられなかったけど。
それにしても、ニュースステーションで自民党総裁選の四人の立候補者を呼んで久米宏がインタビューしていたが、誘導しているみたいで失礼だなって思った。もちろん、政治家がキチンと話すとは限らないけど。。

今日も朝一旦起きてから朝食をとって、それからまた昼近くまで眠れること眠れること。ほんとよく眠れます。
台風と秋雨前線が近付いて来ているから雨が降っている。買い物どこに行こうかなぁ。。

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涼しくなったので、”秋眠”暁を覚えずとばかり、眠ってばかりいます。

さてさて、ご存知の方も多いかと思いますが、こんなサイトをみつけました。

http://www.globalrichlist.com/

自分の年収をドル建て或いはポンド建てで入力すると、
世界で何番目にリッチか出て来ます。

ちなみに、わたくしはざっと年収120万円、1000ドルと入力してみました。

26億7千万人余目くらいでした。

世界的には普通でも物価の高い日本ではどうかなぁ、、などと
思った次第です。

エコノミックアニマルでおはずかしいですが、
いつもお金のことが気になるのは勤労学生の悲しい性です。
以前指摘されたように、生涯賃金だけ考えれば、
教員を辞めずに続けていた方が良かったと痛感するこの頃です
(って辞めなかった自信はないので、いいとしますが)。

ほんと、まずは生活をよりダウンサイジングし、
あとはカテキョみたいに時間の都合がつけやすい仕事、
空いた時間にできること(起業か内職)するか、ですな。。

小泉自民党総裁再選が決まりました。

(後半、おしゃべり系メーリングリストと同一文)


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訃報 / 研究会での発表 - 2003年09月18日(木)

今朝、いきなり訃報が入った。以前、文学部の修士課程にいたとき、polifoniaという研究発表会(交流会)サークルをしていたときの参加者の方が9月12日にお亡くなりになったというのだ。長身で色の白いほっそりした人で、理想を抱いてかなり活動的なひとだった。年齢だって28歳じゃなかろうか。詳しいことは分からない。若いのに残念なことである。
そう親しくしていたわけではないが、ルームシェアをして同居する話が持ち上がったことが一度あり(結局条件面で折り合いがつかず、ぽしゃったけど)、そして一度面接試験を受ける前に、時間を割いてもらったことがある。ぐだぐだ私がまとまりのないことを言っていたのに対し、彼女がいろいろ聞き出してポイントをまとめてくれた。まだそのときのメモはとってあるはずだ。
お世話になった、そういう気持ちがある。

polifoniaの参加者では、30代の宗教学の研究者の方が、冬ごろになくなられた
と聞いたばかりである。新婚だったという。4ヶ月ほどの闘病だったとか。

こうして、少しずつ櫛の歯がかけていくような寂しさ。惜しいと思う気持ち。

逆に、やわらかくなった秋の光と共に、なぜかひところ発掘や散策に通った奈良盆地の光を思い出し、そして、非常に昨日は鬱々とした気持ちだったが(そして眠りこけていたが)、それが洗い流されたように、人生を大切にしよう、命を大切にしようと思うのである。

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1月に予定されていた研究会での発表が、11月終わりに2ヶ月早まった。最低限出すべきデータの指示を受け、がんばるぞ!とわくわくしながら念のため手帳を確認すると、なんと初日は試験がある日ではないか。残念…発表が二日目ならいいのだけれど。。
都合がつく限り会に参加したいよぉぉぉぉ。



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うつ病闘病番組を見ながら・・新しいメルマガ構想 - 2003年09月17日(水)

今日は実験がなくて、家で朝のんびりとテレビを見ている。

たまたま今朝は、ウツの闘病番組を放映していた。俳優の竹脇無我。

数年前から、有名人が自分のうつ病体験を告白することが見られるようになって来た。お天気オジサンの倉嶋さんをはじめ、俳優の高島忠夫、木の実ナナ。

先日、読ませてもらったメール。
大学院生の定員枠ばかり増えて進路が確保されていない(システムの問題として)。また、進路探しも個個人の努力に任されていて、サポートがない。それを精神科医の立場でサポートしては、という提案だった。

昨晩、友人から電話を貰って、「医者になるのが一番近道ですよね?がんばって医者になって下さい」と励まされた。

そもそも、下らない(失礼)授業をだらだらと受け、また実験を始めてからこれが天職ではなんて勝手に思って忘れていたが、思い出すに(!!)、私が再受験をして医学部に入り直したのは、学生の精神的サポートを志したことがそもそものきっかけであった。

こうした一つ一つで、なんだか、ぐちゃぐちゃになっていたピースが元に戻った気がする。

こころ、それを書評メルマガから独立させようか。

++

ともあれ、このままでは私が腐ってしまう、根腐れを起こす、そういうとてつもない焦燥感を感じている。
再受験をして医学部に入った。卒業までが長過ぎて、そしてなんだか社会人を経て大人になってしまった身からは授業の期間がもたもたし過ぎている気がして(二年の後期は解剖実習があって怒濤のようだったけれど)、目標を見失いがちだけれど、ありがとう。

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午前中はのんびり洗濯したり本を買いに行ったり。結局、読もうと思った本も読まず、午後はほぼ眠りこけていたf^^; 晩は家庭教師。夏の疲れが出ているのかな?

腐りたくはないけれど、身体がついていかない日もあって、なかなか難しい。



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- 2003年09月16日(火)

何がいいのか分からない。

私は臆病な人間だと思う。

メルマガは魔法のツールじゃない。

一月やってみて、読者数が100人超えなかったら止める。
今日決意した。
読み手のいないメルマガを出していても仕方ない。

何をしているんだろう。


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秋らしい空 / 中村コレクション「コロー、ミレー バルビゾンの巨星たち展」 - 2003年09月15日(月)

メルマガをよろしく!

本日で4号目になります。本日は、

斉藤孝「三色ボールペン情報活用術」(角川oneテーマ21、角川書店、新書判)2003/06/10発行、

および増刊号(個人コレクターのバルビゾン派の美術作品展覧会の感想、以下参照!)

です。ふるって御登録下さい!

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今日はちょっとアクセスが多めのようです。嬉しいな。

空が少しずつ秋らしくなって来ました。

どんな秋になるのかな?


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★☆――――――――――――――――――――――――――――――――☆★
【bookworm #5(増刊号)】
 中村コレクション「ミレー、コロー バルビゾンの巨星たち展」 2003/09/15
         発行 wakako furuno
★☆――――――――――――――――――――――――――――――――☆★

文化の秋、なんていうのも変な話で、文化は年中あるものですがf^^;
なぜか文化の秋といいます。文化の日も11月3日、秋のまっただ中です。そんな訳で
秋の展覧会シーズンになって参りました。今日足を運んだ展覧会、なかなか良か
ったので増刊号にてご報告を。

★魅惑の中村コレクション「ミレー、コロー バルビゾンの巨星たち展」
  大丸ミュージアムKOBE 2003/09/11-29
  
  分かりやすく親しみやすいことからか、日本において、バルビゾン派は
  根強い人気があるようで、展覧会がそこかしこでも開催されます。
  
  本展も、最初あまり気に留めていなかったのですが、「中村コレクション」
  という日本人コレクターの作品展であること、そして日本でのバルビゾン派
  コレクションといえば東京都八王子市の村内美術館が有名ですが、この日本
  人コレクターの名前は初耳だったことから、面白そうだなと思い、覗いてみ
  ました。
  
  中村武夫氏は姫路市在住の実業家で、現在69歳とのこと。幼い頃貧しく、
  家にミレーの「晩鐘」の模写の写真が貼ってあったのが励みになったそう
  です。「いつか本物のミレーを手に入れるんだ」と誓ったそうです。そして、
  コレクションを始めてからは、内外のバルビゾン派のオークションに出かけ
  たり、展覧会に足を運び作品を観賞することに無上の喜びを感じられるよう
  になったそうです。
  
  そんな中村氏のコレクションは、個人のコレクションだけあり、趣味や作品
  のテンションが統一され、佳品揃いです。わかりやすく、郷愁を感じるからと
  バルビゾン派を蒐集されておられるというのも分かります。木立や木漏れ日、
  牛たちの歩く道を、いつか見たように切なく懐かしいものに感じるのはなぜ
  でしょうか。
  
  観賞する側は、「あの絵を見に行きたい」と美術館に足を運ぶ訳ですが、蒐集
  家は「あの絵を手に入れたい」と画廊に足を運んだりするのでしょうか。絵を
  見ながら、ふとそんな気持ちにおそわれました。
  
  私は絵を欲しいと思ったことはないのですが(そもそも、手に入れられると
  認識していないからだと思うのですが)、洋服や雑貨の場合、「あの服が欲し
  い」などとデザインや形、手触りが脳裏に焼き付き、片道2時間近くかけて
  二度足を運んだりすることがあります。
  
  これが洋服だと、着ないでしまったり飾ったりしていると「タンスの肥やし」
  或いは「無駄遣い」「計画的でない買い物」と分類されがちです。それは、
  そもそも洋服が身にまとって始めて目的を完遂するとされている実用品だから
  です。
  
  それに対して、絵画、そして広く美術作品はそのようなことはありません。
  飾っておくもよし、しまっておいて時々眺めてもよし(まぁ、そもそも
  美術品の発生を考えると、使用目的はあったはずではあるのですが)。蒐集
  するだけでよしということになります。
  
  これが、実用品である道具と、実用品ではない美術作品の違いなのだと、
  ふと、卒論で扱ったハイデガーの「芸術作品の根源」を思い出し、心の中で
  反芻していた次第です。
    
 おすすめ度 ★★★★☆
  絵の良さを味わうとともに、コレクターの趣味を味わうことができる、
  まとまりある展示でした。
  
  ++
  
  個人のコレクションといえば、現在「あるサラリーマン・コレクションの軌跡
  戦後日本美術の場所」展が巡回中です(〜2003/09/21山口県周南市美術博物館、
  2003/12/13-2004/02/01三鷹市美術ギャラリー、2004/03/05/-28福井県立
  美術館)。こちらは、匿名の元銀行員の蒐集家の方がお小遣いで集められた
  ものを公開されているそうです。
  機会を見てこちらを足を運びたいなぁと今から楽しみにしています。
  
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メルマガ"bookworm"創刊! - 2003年09月13日(土)

よくぞこんなシンプルな名前が残ってたよ!と感心しながら、メルマガはbookwormと名付けました。「本の虫」と言ったら、妹は「むしむしの卵」がいいといっていたのですが。。確かにこれもいいけど何のメルマガか分からない(自然科学系のメルマガみたい)なのでbookwormに。

以下サンプルです!

購読はこちらまで!
http://www.pubzine.com/detail.asp?id=23965

☆☆――――――――――――――――――――――――――――――――☆☆
【bookworm #1 創刊号】藤井孝一「週末起業」ちくま新書 2003/09/12
         発行 wakako furuno
☆☆――――――――――――――――――――――――――――――――☆☆

★今日の一冊
 藤井孝一「週末起業」ちくま新書 2003/08/10発行 
  
  新聞広告で書店でバカ売れあって買いに走った本です。
  できることからまず始めよう!と著者は会社を辞めずに休日やアフター
  ファイブを活用してのビジネス、つまりは「複」業を勧めます。会社は
  辞めないからローリスクで、かつ週末は社長になれる。
  
  なにしろ、起業すれば、同じ「副(複)業」でもアルバイトとは違い、
  アルバイトのように時間を切り売りするのではなく、
  自分で仕事をデザインすることができます。
  特に、インターネットを使えば、時間的な制約をかなり取り除くことが
  できます。
  
  この「自分で仕事をデザインする」という点と、「自分のやりたいこと、
  できることをする」という点に起業の魅力を感じ、読んだのですが、
  当方現在勤め人ではなく、社会人を経た後、大学に入り直し勤労学生(?)
  の身なので、現在の仕事で得られる有形無形の資本を活かし、それを元手に
  と説く本書は直接には使えないなぁと思いました。やはり対象は、
  「週末起業」できるフルタイムの勤労者のようです。また、家族を巻き込む
  という箇所、男性が妻と子どもを巻き込むという紹介例が多く(女性が夫と
  子どもを巻き込むパターンはなし)、男性が書いた本なので仕方ないかと
  思いますが、女性としては残念で、寂しい気がしましたし、最初から家族の
  労働力をあてにできる人しかそんなことできないじゃん!と思ってしまいま
  した。
  
  ともあれ、筆者の実体験が飾らずに書いてあり、参考になります。
  
  隙間時間を活用して起業できないかなぁと考え中のワタクシなのでした。
  
  ポイントを箇条書きにいくつか。
  
 *週末起業をしている方々の共通点 p.93
  ・無理をしないこと
  ・できることからとにかくまずはじめること
  ・将来につなげること
  
 *「何のために起業するのか」という目的も大切 p.96
 
 *週末起業のテーマの決め方 p.99
  ・やりたいこと→できること→時流に乗っていること
 
 *「商売」の考え方 p110
  ・モノを売る/ワザを売る/知識・情報を売る/人脈を売る
  
 *週末起業を成功に導く5つの心得 p.125-131
  ・継続的に投資する(利益の一部は必ず次の投資に回す)
  ・家族を巻き込む
  ・会社に内緒にする
  ・時間を確保する(発行者コメント:資格試験などの準備も一緒ですね☆)
  ・ビジネスを楽しむ
  
 *「起業=業を起こすこと」=世の中に役立つことをして、その対価の  
  のしくみとしてお金をもらうしくみをつくること(←大いに共感!)p.199
  
 *新しいことをはじめ、軌道にのせるには、試行錯誤すること、うまくいくまで
  続けること。この過程を起業といい、それができる人を起業家という。p.201  

 おすすめ度 ★★★★☆
  現状でもやりたいことをビジネスに乗せられるよ!と元気が出る本。
  ただし、より細かにハウツーを知りたい場合は(それは自分で考えろ
  ッて?)もう少し情報が欲しいかも?

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☆編集後記☆
今日は朝は晴れていたのに、午後3時半頃から急に雷雨が。とても激しく、
服がずぶぬれになりました。
その時、ちょうどJRのとある駅にいたのですが、一瞬停電したらしくて
エスカレーターが止まっていました。
うだうだと他のことを考えていたのですが、耳をつんざくような雷が7、
8回続いたので、すっかり考え事が切り替わりました。ショック療法(?)
のような、久々に激しい雷でした。
皆さまのお住まいの地域では雷は鳴っていましたか?

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読者の皆様からのご投稿・ご感想もお待ちしてます!

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広告についてはお気軽にメールでお問い合わせください。
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電顕用の染色 / 才色兼備  - 2003年09月12日(金)

9月11日
濃度を濃くして再度電顕用の染色。今度は濃すぎたみたい。ううう。切片は良い状態だったのに。勿体ないことをした。
電顕用の切片の切り方を教えて頂いた。

9月12日
切片を新たに切り(大分ビブラトームに慣れて来た)、電顕用のダイヤモンドナイフの使い方を教えて頂いた。夏に来られていた先生が本部校に戻られたので、中国からの留学生の方に今は教えて頂いている。昨日は日本語と英語のうちまじりだったけど、今日はほぼ英語だった。
来週再度染色をする(失敗が多くて肩身が狭い気がする)。今度こそきれいに神経繊維が染まりますように!

++

研究問題のMLに加入している。かなり議論が最近活発で面白い。
それはそうと、男性の場合は、理論的かそうでないか、同意できるかそうでないかで、あとは特に変なコンプレックスを持ったりしないのだが、どうしても(どうしてそう思うのか分からないが)女性が投稿すると、負けた、絶対この人は賢い上に(時々理論が破綻していたりすることもあるが)美しいに違いないなどと思ってしまう。そして、さらには公私のバランスをうまくとって家庭生活もうまくいくひとなんだとか(これは男性の場合も「勝手に」そうイメージしがち)思い、劣等感をくすぐられるのである。

どうしてなのだろう?どうしてデキる女性研究者や女性のジャーナリズム関係の人が美人と決めつけているのだろう?

ひとつには、女性は「より美しく」というメッセージに絶えずさらされており、化粧や衣装でかなりイメージをかえられること、そしてより美しく装うことが可能であると言うことがあるかもしれない。
おまけに、先日の「デブラ・ウィンガーを探して」で、女優達が話していたように、「男性は不細工で足のウラみたいな顔をしていても(演技力や性格で)仕事があるのに対し、女優には美人しか(ほぼ)いない」のである。そう、美人しか、いや、美人中心に、メディアは編成されているのだ。

そう、「才色兼備」という言葉があるではないか!

それゆえ、発現する女性は、それも単なる不満ではなく、建設的な意見を言う人間は、美人に違いない、と私は短絡的に思うのである。

ま、今日鏡を見たら、ストレスレスのせいか、自分の顔がさらに若く見えたから、「可愛い」ということで良しとしますか。


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自民党野中氏退場へ / 再度、「デブラ・ウィンガーを探して」 - 2003年09月10日(水)

夜蒸し暑いせいか、余りすっきり寝つけない。ぐっすり眠りたいんだけど。

朝起きて朝日新聞のHPを見ると以下のような記事が。記者の分析が入っているので正しいとは言いきれないが、やはりそうだったか、と思う。

以下、長くなるけれど引用。

++

http://www.asahi.com/politics/update/0910/001.html

野中氏、主導権奪われ「退場」 実力者政治の終焉
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 自民党総裁選を舞台にした最大派閥・橋本派の分裂劇は9日、主人公の一人の引退へ進んだ。野中広務元幹事長(77)=衆院京都4区、当選7回=が今期限りでの政界引退を表明、青木幹雄参院幹事長らが首相支持に回ったことを「悲しく思う」と非難した。「反小泉連合」はさらに窮地に立たされかねないが、業界団体への影響力や公明党とのパイプを武器に政局を切り回した野中氏の退場は、少数の実力者で政治を切り盛りする手法の限界と、旧田中・竹下派以来の権力派閥の終焉(しゅうえん)を象徴している。

 「総裁選では本当にみんなに裏切られました」 党本部で緊急の記者会見を開く直前の午後4時すぎ。野中氏は有力支援者に電話で告げた。

 「この総裁選で最後の責任を果たす」。反小泉連合で提携した亀井静香氏にも電話を入れた。だが、かつての派閥の仲間には違った。一報を聞いた青木氏は「驚いた」と絶句した。

 野中氏自身が「青木さん、村岡(兼造会長代理)さんに伝えるとしたらこれ(会見)しかないんだ」と会見後、派閥の若手に語った。そして知人には「引退を決めたのは8月27日だ」。

 権力派閥の結束が完全に壊れた日だった。

    ■

 野中氏「政策転換と内閣改造、党役員交代で、森前首相の立ち会いのもと、首相と文書をつくると約束していたのに、取れないじゃないか」

 青木氏「いや、参院は選挙が大事だ。政策は(首相に)反対だ。つぶしてやる」

 野中氏「それじゃあ国家も国民もない。選挙の顔だけじゃないか」

 その夜、都内のホテルで野中氏は青木氏をなじった。が、青木氏の離反で派閥が分裂すれば、派閥の数の力に拠(よ)ってきた実力者に逆転の手だてはない。6日、派閥の若手に「もう疲れた。堀内(光雄総務会長)さんはしたたかだ」。反小泉の統一候補にしようとした堀内氏の首相支持を悔やむ言葉には、選挙の公認権など幹事長の権力で「加藤の乱」を制した当時の強さは消えていた。

   ■

 「手順を追って藤井孝男君を温かく総裁候補に出馬させたのに、村岡代理が仲間に報告せずに小泉支持を打ち出した。目先のポストに惑わされているんではないか、むなしい感じすらする仲間がおられないでもない」

 野中氏は引退会見でそう言い、青木氏の「約束違反」も暴露した。その攻撃は確かに、「政界の狙撃手」と言われた自民党野党時代の小沢政治攻撃や公明党批判を思い出させる激しさだ。「私の情熱と志を小泉政治を否定する闘いに燃焼し尽くしたい」とも言った。

 ある党幹部は「青木氏らを悪者にする野中氏ならではの一手。橋本派の首相支持の動きは鈍る」と言うが、党内の大勢は違う。堀内派の若手は「野中氏のにらみでまとまっていた勢力が崩れる」。衆院橋本派に加え、野中氏の影響力の強い郵政など業界団体もさらに動揺する――。

 官僚や業界を束ねる権力派閥の実力者の力を見限る声だ。「今回の総裁選では派閥政治の終焉が言われる。野中さんの退場もその象徴だ」。そう言ったのは公明党の東順治国対委員長だった。

    ■

 野中氏は自衛隊の海外派遣に慎重論を唱え、対北朝鮮・中国外交で「ハト派」的な勢力の代表者だった。大義を立てれば政敵を追い詰める言葉で政局の流れをつくる。野中氏の引退は一つの時代の終わりだろう。

 首相を支持する甘利明元労相は「批判勢力の象徴のような政治家がいなくなることで現体制はよりセルフコントロールが求められる」。参院橋本派議員も言う。「一人の政治家が影響力を発揮する時代でなくなった」

(09/10 03:04)



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笑顔 / 誰のための政治? - 2003年09月09日(火)

笑顔が足りないせいか、胡散臭く見られている気がすることがある。暗い、ドンくさい、何をさせてもだめ、いろいろ指示しなきゃだめ、それでやっと10分の1でも動ければマシ、そんな風に思われているのでは、と居心地が悪くなる。

中には、天性のものか、幼児期からの習慣なのか、常に笑顔が絶えず、明るく、さらに間合いや気配りが素晴らしい人もいる。自分がそんな女の子、あるいはそんな人間ではないことが恨めしい。

そういう人は、決して胡散臭くないだろうし、だれからも嫌われるということはないだろう。

とはいえ、私だってもう幼児期の習慣のせいで笑顔が足りませんといっていられる年齢はトウに過ぎている。

友人は、ちびっと損はしているがあなたは知り合えば好かれるんだから「ワタシの魅力を 知ろうとせんとはなんともったいないことをしとるのだ」とアタマのなかで 考えてりゃいい(笑)と慰めてくれるが、同意してくれる人が何人いることか、というより、自分が同意することが一番なのかな。

鏡を見て、割り箸を口にくわえるという笑顔の作り方を毎日実践しましょうか。

あとは心の余裕なのかな。

++

昨日の続きだが、本日の朝日新聞の朝刊社会面に、小泉政権下では苦しいという、建設業、特定郵便局長、医師会の声が載っていた。建設業が公共事業が減って苦しいのは分かるが、果たして、計画性に乏しいまま公共事業用の建設業で地方を潤すのがいいことなのか?民営化するとどう言うイイコとがアルか説明が欲しかった、民営化されると地方の採算にあわない曲は潰されるのでは、という特定郵便局長の意見はもっともだったが、医師会は小泉政権は医療を分ってないというが、ならば彼らの提言する医療政策とは何なのか?反小泉なら正しいように何も批判を加えずにのせる、奇妙な記事だ。小泉政権が正しいとはいわないが、何か片寄っていませんか?反小泉で行きましょうという、朝日新聞のメッセージなんでしょうかねぇ??

++

10月から11月半ばまで授業がある。
それこそ、週末起業するッキャないと思っている。

さて、何をするか?

++

さらに追加。

野中氏が今期限りで政界を引退すると発表した。
突然の引退表明は、実はしっぽ切りか?

一時は裏総理といわれた野中氏。
先の有事法制の際には、こういう大切なことは、のちに間違ったことをしたという時のために、記名投票にするべきだと主張した野中氏。戦争を経験し、地方自治にも携わって来た氏には、どこか野武士なにおいがあった。

以下、朝日新聞より。

 
野中氏、今期限りで政界引退「反小泉の戦い、退路断つ」
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 自民党の野中広務元幹事長は9日、自民党本部で記者会見を開き、今期限りで政界を引退する意向を表明した。党総裁選で自ら擁立を主導した藤井孝男元運輸相が苦戦を強いられるなか、「反小泉」の戦いを貫くため、「自ら退路を断たずして、この戦いはできないと判断した」としている。また、小泉首相支持を表明した村岡兼造会長代理や青木幹雄参院幹事長らを強く批判し、「目先のポストに踊らされる政界への警告でもある」などと語った。

 会見で野中氏は「私としては手順を踏んで、藤井さんを擁立しようということをみんなで決めたと思っているのに、村岡会長代理が、橋本会長(元首相)や我々仲間に報告することなく、小泉支持を打ち出された」と、分裂状態となった総裁選への派閥の対応に強い不満を表明した。

 また、同じく小泉支持を表明している青木氏について「政策も反対。私どもに約束した竹中さん(経済財政・金融相)を含む内閣の改造、山崎さん(自民党幹事長)を含む党三役の改造、政策転換も見えないままに、参院選の選挙の顔というだけで、理念・哲学なくして支持するということを悲しく思う」と批判。「私の情熱と志を、小泉政権を否定するための最大の戦いに燃焼し尽くしたい」と強調した。 (09/09 17:32)

++

夕食:肉豆腐、温野菜のサラダ、(ししとうとかぼちゃ、トマト)、キャベツの浅漬け、雑穀入りご飯、梅干し(母の手製)




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実験 / 総裁選開始、裏をかく? - 2003年09月08日(月)

暑いせいか(起きた時、部屋の温度が31度だった!)お疲れ気味。
実験は、午前中電顕用の切片をビブラトームで切って、今日はうまくいった。さらに午後は蛍光顕微鏡で再度写真を撮った。少々操作になれて来たかな?

そのわりに、なんだか軽く疲れた。多分、あまったネズミを処分しなきゃ行けないとか、次の作業の割り振りをどうしようかと、同時に考えてごちゃごちゃしたからだと思う。発言を聞いていた人は奇妙だと思ったのではないかしら。

焦らず良い仕事をして行きたいものである。

++

医療はサポートであり後始末であるのだろうか?

人の可能性を伸ばすことに関わりたいとむくむく気持ちを膨らませている私がいる。

++

いよいよ、自民党の総裁選が始まった。一体どんな展開になるのやら、ともあれ、議論が盛んになるのは良いことである。しかし、自民党の橋本派の議員が、インタビューに応え、「地方は疲弊していますよ」と言った後に、地方の人々ではなく、「建設業界や医師会」と続けたのには、「反小泉」とあんたがいってもねぇ、、とあぜんとした。結局旧態依然とした支援団体の既得権益を守りたいだけな訳?地方が疲弊してます、これでは地方自治体も立ち行きません、とか、もっと根本的に産業を興し育てるとか、そういうビジョンがどうしてないのか?

橋本派は割れているという。そうなのだろうが、参院自民党を束ねる青木参院幹事長は小泉首相の推薦人だと言う。は。これは、橋本派が選挙後も生き残るためのしなやかなパフォーマンスなのだろうか、小泉でなきゃやれないと言うことなのだろうか、或いは、これと被るが、換骨奪胎を目論むのか。

朝日新聞より。

青木参院幹事長、小泉首相の推薦人に 自民党総裁選
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 自民党総裁選で小泉首相の推薦人に、橋本派の青木幹雄参院幹事長も名を連ねることが5日、固まった。森派や河野グループなど首相支持を決めた各派も推薦人の選考作業を進め、山崎派の自見庄三郎衆院議員らが決まった。ただ、各派の人選が首相側の意向で変更されるなど、調整が続いている。

 首相支持を明確にした森、山崎、旧加藤、河野グループの4派は各2人、計8人の推薦人を出す。参院橋本派も2人となる見通しで、その場合は青木氏も推薦人となる予定。首相側は5日に自主投票を決めた堀内派のほか、衆院の橋本派議員からも推薦人が出るよう調整している。

 固まった推薦人は次の通り。(敬称略)

 【参院橋本派】青木幹雄、片山虎之助【山崎派】自見庄三郎、甘利明【河野グループ】石川要三、中馬弘毅 (09/06 00:06)





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- 2003年09月07日(日)

戸外には良い風が吹いているが、相変わらず残暑が厳しい。

カレーとたまごサンドを作った。サンドは玄米パンで作ったら香ばしくておいしかった!

買った3冊。




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映画「デブラ・ウィンガーを探して」/ 養老猛司「バカの壁」 - 2003年09月06日(土)

楽しみにしていた映画「デブラ・ウィンガーを探して」を梅田ガーデンシネマに観に行った。やはり女性客が多く、年齢層も40代50代も多いような観客構成だった。

映画女優たち34人が、子育て、家庭としごとの両立、仕事上の悩み、加齢など、語り合う。女性が監督をしているせいか、キャメラに見せる彼女達の姿は、いくぶんくつろいでおり、女同士でお茶会で本音トークをしている感じの映画。ここで語られるのは、働く女性が抱える共通した問題だと思う。

また、アメリカでは、日本のようにテレビで売っておいて時々映画にも出る、あるいは舞台にも出る(舞台は専門家達も多いが)、というより、もっと映画とテレビが峻別されており、テレビに出るというのは全く別物として考えているようだ。映画マーケットが世界を相手にしており、日本よりはるかに大きいことが一つの要因としてあると思う。

40代を迎える彼女達は実にいきいきしている。演技力もつき、身体の調子も良く、今までで一番言い時期だと何人かの女優が言い切った。30代なんてまだまだひよっこよ、そんな声が聞こえて来そうだ。

おすすめだ!と見入っていたのだが、途中で猛烈な睡魔が。持ち込んだコーヒーを飲もう、と思う前に眠ってしまった。終わるまでグウグウ眠っていたから、もしかしたら半分くらいしか見ていないかもしれない(汗)。一緒に見ていた友人が、「インタビュー(映画)は、眠くなるもんだ」と慰めてくれた。眠気対策を立ててまた見に行こうと思う。

++
(映画案内)

[監][製][出]ロザンナ・アークエット 
[出]パトリシア・アークエット グウィネス・パルトロウ  メグ・ライアン  シャロン・ストーン  デブラ・ウィンガー 

[制作データ] 2002米/トライエム=ポニーキャニオン
[上映時間] 97分

カンヌ映画祭で話題を呼んだ、ロザンナ・アークエット初監督によるドキュメンタリー。ハリウッドで成功を収めた女優たちが、仕事と人生について率直に本音を語る痛快作だ。
40代を迎え、仕事と子育ての両立に悩むロザンナ・アークエット。敬愛する元女優デブラ・ウィンガーに会って引退理由が聞きたかった彼女は欧米を横断。有名女優たちに話を聞くと、みな同じように悩み、人生を模索していた。

HPはこちら。

http://www.debra.jp/index.html

++

養老猛司「バカの壁」読了。

帰り道、紀伊国屋で田中宇「米中論」があったので読もうと購入。その場で友人に貸したところ、帰りの電車で意識的に早く読んでくれたようで、友人は読み終えた。早いなぁ。

紀伊国屋の隣に英国式のマッサージのお店があるが、まるで喫茶店のように男女を問わずお客さんが並んでいた。人気だなぁ。


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あああ、画像はどこへ。。 - 2003年09月05日(金)

昨日、蛍光顕微鏡で先生に選んで頂いた画像(生後11日、14日、成人のラットの脳の帯状回の神経繊維の二重染色)が、プリントアウトしようとしてデータを見たらない!というか、あるのはわかるのだけれど、画像として開けない!ああああ。やみくもに苦戦。
普通に画像をプリントアウトする方法を習うにもなんだか苦戦。最初から分っている人に聴けば大したことはなかったのだが。。

指導して頂いているセンセイもお疲れの模様で、試薬のある場所を教えて頂く際、先生がうっかりとビンを落として壊れてしまった。。。

さらにおまけに、電顕用の染色で神経が良く染まっていなかった。。没だ。。苦労して切ったのだが。。

昨日から疲れがたまっている気がしていたが、こんなこともあって、いっそう疲れた。まぁ、野菜ジュース一本とか、おにぎり一個とかで割に疲れは吹き飛ぶのだが。

先生に、新たに下旬に固定還流の指導をして頂くまではもう実験はないと言われたが、思い起こせばまだ切ってないサンプルがある。駄目もとでもう一度やり直してみよう。



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夜の大学は怖い / 新規メルマガ - 2003年09月04日(木)

9/3

今日は蛍光二重染色の二日目の作業をやって、それを蛍光顕微鏡で確認して、昼過ぎには終わる、そんなつもりで朝大学に行ったのだけれど、蛍光顕微鏡が今日は大学院向けの講習会でほぼ一日使われている事を忘れていた!

そんな訳で、また、土曜日を今度こそは死守しようと、急きょ電顕用の染色を開始する事にした。

電顕用には冷凍切片ではなく、氷で冷やした状態で「ビブラトーム」という機械を使って生っぽい感じで切片を切り出す。初めてこれを教わって使ってみたが、苦戦し、結局寒天で固めて何とか切り出した。染色を始めたのが午後6時半で、終わったのが夜九時前。この時間帯になると大学の中ががらんとして怖い。

実際には、大学の授業も始まって勉強やクラブ活動の学生も少数ながら居るし、隣の大学病院には入院中の患者さまや、夜間の医療スタッフ達も要る。だから人気がないというのは片寄った見方かと思うのだが、実のところ基礎棟はガラガラだし、帰り道の怖いこと。下って一里山あたりまで行けば人家があるし、夜9時だろうと10時だろうと11時だろうと怖くないのだけれど。

巷の職場なら、残業が夜の9時10時なんて珍しくないだろう。

ほんと、市街地にないというのは大学が怖くなる時間を早めている。だけれど、それは夜は休むという趣旨からは良いのだろう。

++

ところで、以前から何とはなしに考えていた「メルマガ」、いよいよ立ち上げようと思います。勿論、業者を利用するつもりなので、審査があり、実際に皆様にお届けするまで一月くらいはかかるでしょう。その間、内容をより工夫し、練り上げ、タイアップした形でHPの一部にも手を加えたいと思います。

タイトルは"b◎◎k worm, paper worm"(仮称)。「メルマガ☆わかこっち」というタイトルも考えましたが、この日記の私小説性をより拭い、より広く皆様に読んで頂くために、書評と、新聞記事についてのコラムにする予定です。目指すは日刊ですが、どこまでできるかな?時に他愛なく、時にシニカルに、そして時にニヤッと笑える(これが一番のバックボーンとしたいものであり、狙いであり、挑戦かもしれない)、そんなコンテンツを目指します。

タイトル"book worm, paper worm"の読み、平板に「ブックワーム、ペイパーワーム」ってカタカナ英語風に読まないで下さいね。
それよか、マザーグ−スみたいに韻を踏んでくれると嬉しいです。

近々サンプル版配信予定。

購読希望者の方はワタクシ古野まで(クリックしていただけくとメールが送れます)ご一報頂けると嬉しいです。

9/4
いい加減疲労がたまって来ました。お昼は食べ損ねることがこの頃多いし。。(少し手を止めて昼休憩を死守すれば良いんだけれど、本日は眠ってしまった)というわけで夜の副業が少ししんどいなぁと言う感じでした。

蛍光染色した切片を先生に見て頂いて、画像を選んで頂きました。写真にします。

++

帰ってくると、朝お風呂場に干した洗濯物がまだ多分に湿っぽい。お風呂のとを少ししか開けないで出かけてしまったらしい。エアコンのドライをかけて出かけたら、4時間近くあとに戻って来てから乾いていた。

++

メルマガにしろHPにしろ、誰でも書き手作り手になれる時代である。文章が粗雑で書き手にはなれる。
より味のある文章はどのようなものか、肩の凝らない程度に追求しつつ書いて行きたい。

++

昼間は酷暑だが、朝夕は極楽くらいに涼しくなってきた。

++

法学系で入学した妹が、社会学に進学希望とか。姉に続いて(!????)ブンガクブ生になるらしい。


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研修医 - 2003年09月03日(水)

新聞記事より。 

++

輸血中、血管に空気、意識不明に 東大病院で医療ミス
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 東京大学医学部付属病院(東京都文京区)は2日、肝臓の手術を受けていた20歳代の女性患者に輸血中、誤って血管へ空気を注入する医療ミスをし、心停止状態になったと発表した。女性は自発呼吸は戻ったが、意識はなく、集中治療室で治療を受けている。病院は家族に謝罪し、警視庁本富士署に届け出た。

 病院によると、手術は1日午前あった。患者へ大量に輸血するポンプつきの機器を使って手術した。しかし、手術開始から二十数分後、患者に不整脈が出ていることに気づき、輸血ルートから空気が入っていることが分かった。すぐに心臓マッサージなど蘇生処置を行ったが、脳に障害が残る可能性があるという。

 輸血量や輸液を送る管などは、麻酔の専門医(43)が設定した。しかし、手術開始から間もなく、この医師は他の手術状況を確認するため、現場を離れた。その間に、執刀医が、卒後1年目の研修医(24)へ「輸血量を増やすように指示した」という。

 研修医が、機器の設定を変えたところ、何らかの理由で空気が混入したとみられるという。病院は「管のバルブの閉め方が不十分で、ルートが密封された状態になかったのではないか」と説明している。研修医は、操作するのは初めてで、病院の規定でも、研修医は機器に触れないように決められていた。

(09/02 22:04)

http://www.asahi.com/national/update/0902/044.html

ミスの犠牲となった患者さんにお気の毒に感じるのはともかく、また研修医の医療ミスか、と恐ろしく、また悲しくなる。ひとえに研修医を責めても仕方ない。研修医は病院の規定でも効きに触れないように決められていたのにも関わらず、現場を離れた執刀医に輸血量を増やすように指示されている。戦時強み終えた「大学病院へメス!」にも研修医のミスが取り上げられており、研修医が憎い訳ではないし、その個人が悪い訳ではないが、あえて告訴したというくだりがあったが、それと同一の根を持つ、構造的な問題である。おそらく(推測でしかモノを言っていないので大変危険であるが)多くの研修医がそのようなギリギリすれすれの恐ろしい思いをしながら何とか研修を終えているのではないだろうか。

このようなミスを繰り返さないために、安全への医療現場構造改革が必須である。

また、それと同一の根源を持つ「医者の名義貸し」にまつわる話が「日刊たまごクラブ」に出ている。
HPはこちら。
http://homepage1.nifty.com/zaw/z/eggd.html

少し前の記事になるが、臨床研修医の研修期間の収入が保障される予算請求額が決まった。これが研修医の医療ミス減につながることを希望する。


臨床研修の概算要求212億円 手当て引き上げ財源など
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 来年4月から必修となる医師の臨床研修で、厚生労働省は20日までに、研修医の手当(給与)を引き上げる財源などとして、来年度予算の概算要求に212億円を盛り込むことを決めた。同省は、研修医1人あたり月額30万円を確保できるとみている。手当の少ない研修医が生活のためにアルバイトしなくてすみ、研修に専念できる態勢が整う、としている。

 現状の研修医手当は研修先の病院によって異なる。平均月額は01年8月時点で、国立病院が20万8000円、国立大学病院が20万3000円、公立大学病院が18万円、私立大学病院が10万6000円。公立病院や公的病院、民間病院はすでに30万円を超える手当を支払っている。

 2年間の臨床研修で約1万5000人が対象となる。国立病院や国立大学病院は、別の予算で対応するため、除かれる。この結果、対象者は約1万人の見通し。病院からの支給額が30万円に足りない分を補うのに、114億円が必要になる計算だ。厚労省は、指導医の謝金を含めて212億円でまかなえるとする。

 これまでの任意の臨床研修では、十分な手当がもらえない研修医が、生活のために土日や夜間にアルバイトをせざるをえない状況だった。未熟な研修医1人での診療が医療事故の一因にもなっていた。このため厚労省は必修化にあたって、研修医がアルバイトをしないで研修に専念できる処遇をする方針を打ち出していたが、財源の確保が課題だった。 (2003/08/21)

http://www.asahi.com/job/news/TKY200308200340.html







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一日休み - 2003年09月02日(火)

今日は実験がない日だったので、本を読んだり映画を見に行ったりメルマガを作ったりしよう!と思っていたのだが、午前中のんびり洗濯して買い物に行って、お昼ご飯を食べたあと、グウグウ夕方まで昼寝してしまった(笑)。まァ良いとしますか。

このごろ、朝日新聞の土曜版にのっている「フロントランナー」に興味深いビジネス起業家達が載っているのを読むのが楽しみの一つだ。この前はフェアトレードをビジネスとして立ち上げた人が載っていた。

これはエコの会社を立ち上げた人。

会社じゃなくて社会に貢献するような起業ができればなぁ。。
http://www.be.asahi.com/20030816/W11/0020.html

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初めて99円ショップを利用。食品中心でコンビニのような品揃えに加え、お肉やお豆腐お野菜果物などの性腺食料品も結構おいてあるので便利。24時間営業らしいので、これからもっと利用しよう。

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「めるまが☆わかこっち」の内容とどこのサービスで作るかなど考え中。




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「複」業 - 2003年09月01日(月)

9月に入ったというのに残暑が厳しい。

今興味を持って読んでいるのは「バカの壁」(養老猛司、新潮新書)と「週末起業」(藤井孝一、ちくま新書)である。

前者は御盆に母に勧められた時はちょっと読んで止めたが、前書きに筆者が話した事を編集者がまとめたとあり、それを読んで周りのオジサンと話しているンだと思うと面白くなって来た(もちろん、そのオジサンが養老猛司だから売れているんだろうけれど)。

後者は、書店でバカ売れしているらしい。

今の仕事を続けながら、週末に別の仕事を起業することを勧める本で、筆者が数年前に行なって来た事だから非常に具体的で参考になる。筆者が言うように、将来につながる訳ではなく、時間の切り売りに過ぎないアルバイトと違って、自分で仕事をデザインできると言う事が魅力である。筆者言うところの「複」業から始めるのである。もちろん、家庭教師などは、単価あたりの切り売り率が良いので、先にはつながらないとしてもおいしい仕事ではあるのだが。

何を起業するかは問題で、趣味が相当深いものがあればよいのだがそうではないので、中身が問題である。他人の才能をプロデュ−スするか、差し当たり日記をメルマガかするところから始めるか。明日は進行上実験がないので、メルマガの作業を使用と思う。



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