ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

祝・20周年 - 2012年05月21日(月)

祝・20周年
THE YELLOW MONKEYが「Romantist taste」でデビューして
ちょうど20年!
朝、富山でも一部が欠けてはいたものの、
金環日食を見ることが出来たし、
ヒーセさんがブログに書いて下さっていたように、
『宇宙もお祝い』してくれちゃう素晴らしい記念日だ。
朝から、♪鐘が鳴るまで ロマンティスト テイスト♪と
ウキウキしていたら、何と、
『THE YELLOW MONKEY、デビュー20周年で全アルバム&
ミュージックビデオ一斉配信』のニュースが
飛び込んで来た。
特設サイトも作られている。
結成20周年の時は、ソニーからだったけれど、
今回は、コロンビアから、配信のみなのだねえ。
それでも、THE YELLOW MONKEYを知らない若い人達に、
音源やPVを知って貰える素晴らしいチャンスだ。
でもLIVEは、もっともっと本当に凄いんだから!
LIVE映像も、もっとどんどん紹介して欲しい!

THE YELLOW MONKEYが私にとって、
今も最高で最愛のバンドです!
生まれてくれてありがとう!






レクイエム〜我が心の美空ひばり〜 - 2012年05月17日(木)

昨日の「徹子の部屋」に岡林信康が出演されていて
故・美空ひばりとの交友を話していた。
番組で流されていた岡林信康が美空ひばりに作った
「風の流れに」に惹きつけられて、
2010年に発売されたこの
「レクイエム〜我が心の美空ひばり〜」を取り寄せた。
岡林信康作詞・作曲の「月の夜汽車」と「風の流れに」の他、
「東京キッド」「角兵衛獅子の唄」「お祭りマンボ」
「 哀愁出船」等、有名曲を歌っているのだけれど、
特に「悲しい酒」「悲しき口笛」
「レクイエム〜麦畑のひばり」は、凄まじかった。
「悲しい酒」は、アコースティックギターとマンドリン。
「悲しき口笛」は、山下洋輔が加わってのジャズバージョン。
そして「レクイエム〜麦畑のひばり」は、
生前美空ひばりが作詞して岡林信康に作曲を依頼したものの、
そのままになっていたものを35年ぶりに引き出しから
探して補作詞&作曲して作り上げた楽曲。
これにも山下洋輔が参加している。
この「レクイエム〜麦畑のひばり」に涙が止まらなかった。
演歌の女王という名を与えられた美空ひばりという女性の
栄光と孤独。
片やフォークの神様と呼ばれ、栄光と隠遁生活そして復帰という
苦難を経た岡林信康。
レコードジャケットのひばりさんの表情が
本当に可愛くて眼差しが優しくて、きゅんとなる。
あれは、ひばりさんが岡林に
『まだお髭剃らないの?お髭剃ったらもっとイイ男になるわよ』
っていう風に覗き込んでいる場面なのだとか♪
このCDには、はっぴいえんど時代初期、岡林のバックバンドを
務めた細野晴臣も参加している。
美空ひばりが演歌にとどまらず、ポップス、ジャズにも
豊かな広がりを持っていたように、岡林信康もこのCDで、
フォーク、ロック、カントリー、ジャズのアレンジを
魅せてくれている。
味わい深い。滅茶苦茶格好良い!


音楽を聴いてこんなに涙を流したのは、久し振りだ。
ホッとした。まだ私は、枯れていないんだと思った。



今日の朝、珍しく「FROM YOSHIIKAZUYA」が朝に更新されて、
『でも一番怖いのは心に入ったバイ菌だよ〜((((;゚Д゚)))』
と書かれていたあの文字や昨日の
『くれぐれも我慢してほっときましょう』の文字に
心がざわざわして仕舞った私は、
吉井和哉が言うように、心にバイ菌が入ったのか?と
不安に感じていた。
けれど、この「レクイエム」を聴いて判った気がする。
「FROM YOSHIIKAZUYA」のピンク文字を見て
心に感じたものは、きっと抗体だ。
悪いモノ(細菌やウイルス・・・嫌な情報だったりとか 笑)
に抵抗して,毒を出さないようにしたり、
感染するのを防いだりする為に。



まあ、意味不明な言い様だろうけれど、
自己免疫システムの一種だろうと思うので、
大丈夫だと自分に言い聞かせて置こう♪






彼の女たち - 2012年05月11日(金)

『忘れたくても忘れられない18年前のあの夏。女たちは、
パンクバンド「ガーゼ・スキン・ノイローゼ」のボーカリスト、
Jに出会い、人生が変わった。』
『女たちが夢中になったのは、一発屋ロッカー・J』
『私たちは、確実に生きてきた』

その見出しに惹かれて読んだ。
ひときわ強く心に残ったのは、角田光代「楽園」だ。
「最下層」の高校生活のある日、女子高生ノンコは、Jに出会い、運命を感じる。
懸命に痩せ、仲間とファンクラブを作り、必死でJと繋がろうとする。
頼み込んで頼み込んで処女を捧げる。いじらしい。
その後も周りの女の子たちを蹴落とし、最終的に妻の座を手に入れるのだけれど、
陽のあたる場所に立つことはない。
落ちぶれたJを支え、「復活」ライブの為に奔走する。
愛されているんだかいないんだか、ちっとも報われてはいないように、
見えるけれど、こんなに一途に愛する対象に出逢えたノンコを、
「楽園」を信じ続けようとする、その強さを持つノンコを、
羨ましいと思った。
それにしても、嶽本野ばら、唯野未歩子、井上荒野、江國香織が描く女たちも、
それぞれ個性的で生き生きと息づいているのに、
彼女たちの人生を歪めちゃったJ本人ってのが、
私には、あまり魅力的に感じられなかった。
女にだらしなく優柔不断で生活力の欠如したダメ男。
母性本能くすぐるタイプなのだろうか。
多分ステージに立つと一変するのだろうねえ♪
嶽本野ばらの「プリンセスプリンセス」の中に
ある女の子がJのどこが好きかを『私は彼の生き様です』と
宣言する場面が出て来る。
「彼の生き様が好き」ってさあ、私も十数年前に
おんなじ事を当時あったロキノンのBBSに書いた事があったわよ。
超恥ずかしい。
吉井和哉の生み出した作品を聴いて、LIVEパフォーマンスを観て、
雑誌や映像を目にして、その人の生き様までをも感じられると、
本気で思っていたなんて、思い上がりも良いところだ。
「吉井和哉」は幻のひと・・・
そう捉えているくらいがちょうど良い。



巻末の作家5人による制作秘話座談会で、
角田光代さんが落ちぶれる前のJは絶対的に
イエモンの吉井和哉だったって仰っていたのがツボでした♪




Jが落ちぶれたのは、女関係に躓いたからでも運が無かったからでもないのだわね。
ただ才能が足りなかっただけ。きっとただそれだけ。







詮無きこととは知りつつも - 2012年05月09日(水)

どうか、今年の12月28日にLIVEがあるのかないのか
それだけは教えて欲しいと思う。
昨日更新された「吉井和哉への質問コーナー」で
12月28日武道館はないのか?というものがあった。
吉井和哉の回答は、
『確かに「吉井武道館」はありません』
「吉井武道館」は、ないけれど、
別の企画がある?
それとも、毎年恒例の「吉井武道館」はないが、
ツアーの一環として11月に武道館公演がある?
どういう意味だろう。
今年は、THE YELLOW MONKEYメジャーデビュー
20周年の年だ。
記念日や数字にこだわる吉井和哉ならば、
何かを計画したとしても不思議は無いのじゃなかろうか。
でもねえ、何か複雑だよねえ。
もし何かあるとしても、その事が発表されるのは、
YOSHII ODENチケット申し込みや
秋に予定されているツアー詳細発表の後だろう。
気軽にLIVE遠征出来ない身の上なものだから、
12月28日にLIVEがあるかどうかだけは、
早めに教えて欲しい。
「メカラウロコ」だとか、
THE YELLOW MONKEYだとか、そんな幻までは、
欲しがらないから。








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