ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

吉井和哉 Flowers & Powerlight Tour 20112011年5月23日(月)富山 MAIRO - 2011年05月24日(火)

2011年5月23日(月)富山 MAIRO
初めて富山に住んでいて良かったと思ったかもしれない。
それぐらい最高だった。
ツアーが始まってこの一ヶ月半、出来るだけLIVE内容の
情報を遮断して、待ちに待っていた。
もの狂おしい乾きが昨夜、完全に満たされた。
キャパ500と為っているけれど、そんなには
入らないのじゃないかと思われる古いライブハウス。
ステージの低さと狭さに驚いた。
物販待ちの時間、入場整列、開演待ちの時間、
そしてLIVEの狂熱の時間を最後まで耐えられた自分を
褒めてやりたい。
周りにちらほら倒れている人いたもの。
終演後、耳がおかしくなって膝も怪しかった私を
末娘が拾ってくれて本当に有難かった。
付き合ってくれて感謝です。
この娘は、吉井和哉LIVE初めてなのだけれど、
「凄かった♪」と言っていた。
私の影響で曲を聴き覚えあるらしく、
イエローモンキーの曲があって驚いたそうだ。

そう、THE YELLOW MONKEYの曲!
ツアー始まってすぐ、知らされてはいたけれど、
「球根」これの衝撃は、凄まじかった。
バーニーさんのソロ、格好良かった!
歌い出す直前の吉井和哉の集中に見惚れた。
演奏も歌声も歌詞の言葉ひとつひとつも、
全てが力強く胸に迫って、咽び泣いて仕舞った。
順番は前後するけれど、「O.K」の
キレの良さ、エロ格好良さに痺れた。
「SWEET&SWEET」ヘドバンもどきと
手を縛るフリが出来て最高に楽しかった。
ご当地MCは、アンコールで
ヒョウ柄シャツ→黒のフリルシャツに
着替えて来た吉井が
『これイイでしょ。大和(富山唯一の百貨店)で買った!』と
笑わせてくれたこと。結構湧いていた♪
本編途中、『富山は13年振り』だと話していて、
『(この中で)富山の人?』と訊ねて、
半数近くが手を挙げていた。
遠征の人達が大勢いたように思うけれど、
地元民もかなり居て嬉しかった。
とにかくあの近さでLIVEを観られた事は、
この上ない幸せだった。
手を触れる事は叶わなかったけれど、
吉井和哉が正面に来てくれた・・・っていうだけで
もの凄い事なんだよね。
「HIGH&LOW」での淳吾さん、鶴谷さん、バーニーさん、
そしてタンバリン持った佳史さんのコーラスが
最高だった。皆さん男前!
吉井さんが何かぶつくさ言ってるのが可笑しかった。
駄々っ子みたいで愛らしかった♪


初っ端からTHE YELLOW MONKEY曲の事を書いて仕舞って
申し訳ない。
でもそれぐらい「球根」の力が大きかったのだ。
記憶を巻き戻して、LIVEの始まりから。
SEの「MY WAY」で一斉に手拍子が起こった。
次第に手拍子が大きくなって、
でもばらけて来てまた拍子を取り戻して、
最後らへんは、凄いテンポに為っていた(笑)
客電が消え、ステージにメンバーが登場して、ついに
吉井和哉が登場した時の歓声と前方の押しは、
凄まじかった。
遠征して来ている人も多かったろうけれども、
13年振りにこの地へ吉井和哉を迎えるという
富山人の熱狂が大きかったのだろうと思った。
観客に男性の割合が結構多かったと思う。
掛け声が大きかったし、盛り上がり方が凄い。
三曲目の頃には既に、ライトに照らされて
金色に輝く吉井和哉の髪の毛から汗の雫が
飛び散っていた。綺麗だったなあ。
「イースター」心地良かった。
泳いでいるのは、長い尾をもつアレだと思うんだけど
どうかな。
「おじぎ草」は、武道館で聴いた時より
陰よりかは淫を増して力強く逞しく感じた。
「球根」で大泣きした後の「MUSIC」は、
正に「魔法」だった。
“どんな時も傷に染み込む
 音楽があってよかったな”
本当に!この世に吉井和哉の音楽があって良かった!
「クランベリー」
ずっと楽しみに待っていた甲斐があった。
曲も歌詞も歌声も皆の演奏も
今現在の吉井和哉の頂点なのではと感じた。
続く「シュレッダー」は、過去を葬り去るのではなく、
愛も哀しみも全てを引き受け昇華して、
前へ進む為の推進力に変えようとする意志の強さが
一層際立っていたように思う。
「ONE DAY」全てを包み込む懐の大きさ、愛の大きさ。
苦難の時代を乗り越えて来た吉井和哉が歌うこの歌、
良いよねえ。響いた。
「SWEET&SWEET」で狂乱し、
「ビルマニア」の拡がりに酔った。
本編最後の「LOVE & PEACE」の愛のパワーは、
会場全体を包み込んで本当にキラキラしていた。
「HIGH&LOW」
コーラス隊に目を奪われてしまったけれども(笑)、
ブルースハープ良かった!
「CHAO CHAO」のハンドクラップの一体感は、凄い。
「WEEKENDER」が来ると、
「もう終わり?」と思って仕舞うので辛さがよぎる。
けれど、『生きている音がする・・・
さりげなく強くなる なにもかもうまくいく』
勇気を与えてくれる歌だなあ。
「FLOWER」
「Flowers & Powerlight Tour 2011」の最後を
締めくくる曲。
力一杯精一杯の花を咲かせる事が出来ました。
LIVEに参加する事が出来て本当に幸せでした。
ありがとうございました!

補足
本編最後らへんだったか、前方中央部で
男性の声で『コンサート終わったらもう死んでも良い〜』
って声が上がってた。
思わず笑い声が広がっていたけれど、気持ちは判る。
でも是非また富山に来て貰いたいものです。
私がMAIROに行けるうちに♪


《富山MAIRO セットリスト》
THE APPLES
ACIDWOMAN
VS
欲望
ロンサムジョージ
イースター
O.K.
おじぎ草
球根
MUSIC
クランベリー
シュレッダー
ONE DAY
SWEET&SWEET
ビルマニア
LOVE & PEACE

HIGH&LOW
CHAO CHAO
WEEKENDER
FLOWER






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