ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

乾いて候 - 2008年09月27日(土)

『今度のアルバムは一言で言うと「凝縮」です。
果汁100%です。久々の毒満載ですよ。もう知らんよ。』
ロサンゼルス現地時間0:05に書きこまれた
吉井和哉のメッセージだ。
『凝縮』『果汁100%』に
自信のほどが満ち満ちていて頼もしいけれど、
『久々の毒満載』の文字には、嬉しくて
思わず歓声をあげたくなった。
THE YELLOW MONKEYのが持っていた大きな魅力の一つとして、
「毒」があった。
インディーズ時代の「BUNCHED BIRTH」
“猛毒のメロディを あなたの口にねじこんであげる
 この世の事は考えずに 色気を思う存分吐き出して……”
「FAIRY LAND」
“お好きな様にすればいい 後から毒が回るから”
デビュー曲「ROMANTIST TASTE」
“その恥じらいを指で押してみよう 
 決められた毒が飛び出して”
痺れるねえ♪

一度あの毒に身体を犯されて仕舞った我が身には、
毒の感じられない曲ばかりでは、物足らない。
YOSHII LOVINSONもソロ「吉井和哉」も、
それぞれとても好きな曲が多いけれど、
ここに「毒」が復活するのなら、
どれだけ凄まじい破壊力のものが出来るのだろう!
ワクワクする。
早く痺れさせて下さい。
“毒入りのリンゴ”だって
丸ごとイケちゃいますよ!





BULB - 2008年09月12日(金)

CSIシリーズの中で一番好きなのは、
ニューヨーク市警CSIチーフであるマック・テイラー率いる
「CSI・NY」だ。
今日放送された第47話「守るべきもの」冒頭で、
あるビルの中で発見された従業員他殺事件を調査中に
マックとニューヨーク市警刑事ドン・フラックが
大規模な爆発に巻き込まれる。
重傷を負ったフラックの手を取り、マックが
“squeeze my hand”と語りかける。
ビルの窓が爆風で吹き飛び、大勢の死傷者が出るシーンでは、
昨日がちょうど9.11だったこともあって
とても衝撃的で痛ましく感じた。
マック・テイラーという人は、2001年9.11同時多発テロで
妻を亡くし、今だその悲しみと喪失感が癒されていないと
されている上に、今回フラッシュバックで挿入される
以前海兵隊将校だった折、ベイルート空港爆破事件で大勢の部下を
失った回想の映像は、見ているだけでも、とても辛いものだった。
ドラマは、起爆装置として使われた携帯電話から
犯人へ迫って行き、ついに国家の危機管理を訴えようとする
軍隊狂信家へとたどり着く。事件を解決後マックは、意識の戻らぬフラックの手を握る。
“squeeze my hand”
ベイルート空港で振り絞ったその願いは、
部下に届く事は叶わなかったけれど、
フラックには、通じた。
“squeeze my hand”の声に微かにフラックの指が動きはじめ、
ゆっくりとマックの手を握り返したのだった。

ドラマの初めの部分で、“squeeze my hand”と聴こえてから
あとはずっとTHE YELLOW MONKEYの「BULB」のメロディが
頭の中で鳴っていた。
「BULB」の歌詞は、正確には、
“So hold on baby,take my hand
 and squeeze it tight
 until you're there”
だけれども、それでも、世の中に起こる
凶悪な犯罪も大規模な災害も
“Just when the ground is cracked and dry,a thunderstorm
 The sky breaks open wide,
 the impossible is born”なのだよね。
『この大切な命を守りたいだけ』

「球根」の
世界はコナゴナになった
でも希望の水を僕はまいて
身体で身体を強く結びました
永遠の中に生命のスタッカート
土の中で待て命の球根よ
魂にさあ根を増やして
咲け……花……

「BULB」の
“Just like a baby in the womb,
 a flower waiting for the sun
 Given salty water what is gonna come up…
 For us,”

この曲達に出会えて良かった。
いつかこの曲をLIVEで聴けますように!







私の大切な夢だから - 2008年09月06日(土)

只今激嵌り中のウィリアム・フィクナー出演の映画
『リベリオン −反逆者−』に
“生きる目的は、感じること。・・・
感情が無ければ、息は、ただ時間を刻む時の音と同じ”
というセリフがあった。

余計な事を言わない方が利口なのだと思う。
けれどこの「RomantistTaste」に
私の本当の気持ちを書かずしてどうするのか、と
思い直した。

先日、吉井和哉モバイルサイトのBBS利用規約が
改定された。
まず先月、『一日の投稿可能回数が全トピックス
合わせて3回まで』となり、そして
数日前、BBSの各トピックスのTOPに
赤い文字で『長文や、他者とのやりとりを招く
ご投稿は 削除対象となります。
繰り返し違反される方は アクセス禁止となる
場合もございます』と掲げられるようになった。
公式サイトにあのような文字を掲載させてしまうのは、
ファンとしてとても恥ずかしい状況だと思う。
吉井和哉の音楽に興味を持って、携帯公式サイトに
登録してくれた新しいファンが、BBSを開いて
一番にあの「赤文字」を目にしたら、どう感じるだろう。
怖く思うのじゃないかな。
確かにあの一文が載せられてから、超長文や
私信が減っているようだから、成果は上がったのだろうけれど、
いずれルールやマナーが徹底されて、
あの「赤文字」が無くても良くなる日が来て欲しい。

吉田秀雄さんが昨日のブログで『悪口は自分に帰って来る』と
書かれていたけれど、私も同感だ。
私が信じているのは、「悪意というものは、必ず自分に帰って
来る」という事だ。他者へ向けた負の感情は、
まわり廻っていつか我が身に帰って来る。
自分自身に帰って来るならば、「自業自得」というべきだろうが、
万が一、災いが自分の大切な者達に降りかかるとしたら、
悔みようもない。その時に後悔しても遅い。
吉井和哉も以前どこかで発言していたけれど、
私もお祖母ちゃん子だったので、
「バチが当たる」という言葉が身に沁みている。
「誰にも知られなきゃイイ」のではなく、「お天頭様が見ているから」
良心に恥ずべき行いをしちゃ駄目なのだ。
私は、そう思う。
匿名だから何を書いても良いなんて事は、絶対にないと思う。
自分の大好きな筈のミュージシャンを
仲間うちだけの噂話でもあるまいに、
不特定大多数が閲覧出来る場所で面白がって噂して、
噂が噂で済まなく為って・・・酷過ぎる。
今は、吉井和哉が曲作りのとても大切な時期なのに。
ああいう悪質な噂を耳にしてしまったら?と思うと
いたたまれない。
余計な心配かもしれないけれど、
吉井和哉が心底満足出来る最高の新アルバムを
作って欲しいから、ファンが足を引っ張る事など
万が一にも無いようにと心から願う。





ロックジェット33号 - 2008年09月04日(木)

『プロ・トゥールズというシステムを手に入れて
凄い勢いで曲作り』為さっているそうだ。
もう二年分も溜まっているのだって。
『思いついたらアンプを鳴らしてマイクで録る』
そうした音をコンピューター通して
延々いじりまくっているらしい。
『二日も間が空いちゃうと、「ああ、直したい!」と
なってしまう。・・・どこで線を引くかを決めるのが
一番難しい。自分の頭の中に鳴っているものに
近づけようといろいろやっているけれど・・・
全く同じになるということは、たぶんない。
その時その時に出したいギターの音色も変わってくるし。』
こだわる男菊地英昭ですもん、その集中力や凄まじいんだろうねえ。
とても興味深かったのは、
『ザ・イエローモンキーの時、吉井は
コード進行に癖があって、それで
「またこのコード進行?」なんてよく言ってた。
でも彼は、「いいんだよ、これが俺なんだから」って
やっちゃうタイプ。だけど俺は、自分の作品だとそれが許せない(笑)
・・・壊したい。掴みどころがないってことも出てくるんだろうけれど、
それがある種、美学だったりもする。』
いやあ、格好良いね!
『これが俺なんだから』と言い切る吉井和哉も天晴れだし、
こだわり捲るエマさんも凄い!
『日々、創作意欲に突き動かされ、充実した日々を送る』!?

二年分も溜まっているのでしたら、
どうか出し惜しみしないで発表して下さい、お願いします。
菊地英昭ソロアルバムならインストゥルメンタルで
良いじゃないですか。
ホントのほんとの私の願いは、
エマさんの作った曲でギターで吉井和哉の歌を聴きたいけれど。
そういうのは、もっとずっと後のお楽しみにとって置いてでも
良いから、我慢するから。
エマさんが作り出す新しいギターの音を
聴きたいです。待っています。





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