ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

しゃらくせぇ! - 2007年07月31日(火)

雑誌「Colo」連載中の広瀬“HEESEY”洋一「バカヤロウ様」今号の
お題は、「しゃらくさい」の巻だった。
当時バンドでデビューしていたものの、まだ本格的に売れる前だった頃、
地方でのライヴイヴェント帰り、いくつものバンドが新幹線に
乗り合わせ弁当を広げていた時、同じくらいの知名度だった某バンドの
メンバーがウナギ弁当を旨そうに食べているのを見て、
あるメンバーが言い放った一言、
『ちっ、しゃらくせぇ!オレ達ノリ弁なのに、アイツら
ウナ弁喰ってるよ。ちきしょ〜っ、悔しいな。』
『しゃらくせぇ!』なんて言葉を発するのは、
やっぱり北区上十条生まれのアノ人ですよね?
ヒーセも書いているけれど、この時の『しゃらくせぇ!』には、
眩しいほどのハングリー精神が剥き出しで、
彼らにもこういう時代があったんだなあと、
微笑ましく感じた。
92年にデビュー後、95年「SMILE」でようやく火が付き始め、
その年の終わり「FOUR SEASONS」でブレイクするまで、
結構時間が掛ったTHE YELLOW MONKEYだから、
「売れる」「売れない」を如実に表わす弁当の格差には、
敏感に反応したのだろうね。
でも、後年日本を代表するロックバンドと評価されるように
なってから後に、バンドを維持する為彼らに負わされたであろう
葛藤の大きさや過酷さを思うと、『ちきしょ〜っ、悔しいな。』と
素直に声に出せたその頃が、どんなに貴重だったか、
バンドにとって幸せな時期だったかと思えて仕舞う。

こういう事を書いてる私自身が一番「しゃらくさい」ね!(笑)
ちなみに、ヒーセが「しゃらくさい」の関連語に
挙げている「ちょこざい」に嬉しくなった。
私にとって「ちょこざい」は、
『ちょこざいな小僧め 、名を名を名乗れ!』『赤胴鈴之助だ!』。
“剣をとっては日本一に、夢は大きな少年剣士”

今では35万もする革パンを気軽に買えちゃう吉井和哉だそうだけれど、
ヒーセも書いてたような
『被害妄想のカタマリだった・・・そしてそれをいつもエネルギーに
変えてガムシャラに突っ走っていた』そういう気持ちを
今でもどこかに持っているのかな。





「シュレッダー」詳細発表 - 2007年07月26日(木)



「シュレッダー」
■シングル
■TOCT-40134
■発売日: 2007/08/22
■価格: \1,000(税込)
01 シュレッダー
02 上海(エルビス風バージョン)
03 シュレッダー(instrumental)
04 上海(instrumental)

8月22日発売「シュレッダー」詳細が発表された。
ジャケットに映るのは、(たぶん「Shine and Eternity」ジャケットの)女の子が
「Shine and Eternity」歌詞カードの吉井和哉の顔をシュレッダーにかけている画像だ。
『連続リリース第3弾シングルはLAにてレコーディングされ、
新たな共同プロデューサーを迎えて制作された新境地!』
吉井節炸裂だそうな、この「シュレッダー」が待ち遠しい。
そしてカップリングの上海(エルビス風バージョン)が、インパクト大だ。
エルビスとは、エルビス・プレスリーの事だろうか。
「39108」ツアーの時、エルビス・プレスリーのLIVE映像を見た吉井が
LIVE中前列の女性ファンにエルビスが次々にKISSしていくにつれ、
彼女たちが軒並み腰砕けになって悩殺されていく様子が羨ましかったとか、
言っていた記憶があるけれど、エルビスにあやかって吉井も、
この「上海(エルビス風バージョン)」で、フェロモン全開の
エキゾチック&ミステリアスな“いかがわしい”吉井ならではの「上海」を
魅せてくれるのだろう。
一刻も早く聴きたいーー!
今日は、モバイル公式で「Shine and Eternity」のデモ音源も
公開されるというが、アクセス殺到の為か、まだ繋がらない。
吉井和哉人気恐るべし♪
それにしてもこの「Shine and Eternity」ジャケットの女の子は
何故シュレッダー背負って、歌詞カードの吉井の顔を
細かく千切っているのだろう?
木が映ってるところをみると、
アルバム「Hummingbird in Forest of Space」へと繋がってるのかしらね。
色んな謎が明かされるのはいつだろう?
「Hummingbird in Forest of Space」を手に出来る日が
待ち遠しい。





覚悟は出来てるよ - 2007年07月25日(水)

今朝モバイル公式BBSに書き込まれた吉井和哉の
「マンチ―」についての発言があまりにもオヤジの下ネタで
『あ、あの、・・・ほんとごめんなさい(汗のマーク)』付けてる
低姿勢さに脱力しながらも笑って仕舞った。
それにしても折角の新曲「Shine and Eternity」発売日だというのに、
『「Shine and Eternity」待ちに待った発売日です!宜しく!』とか、
個人事務所GOLD Kentaurusu代表としては、爽やかに且つキッチリと
営業するのかと思ったらコレだものな〜。
私は、そんな吉井が好きだけれども(笑)
着声更新は、迫力ある『早く寝なさい!』のアラームだった。
夏休み中で非常に使いでがありそうだ。
午後もう一度BBSが更新されて、今度は、
お母様から『マンチーとは何ですかっ(怒りのマーク)』と
メールで怒られたそうだ。
顔文字付きのメールで遣り取りする親子、良いですねえ。
それにしても、以前「おそそブギウギ」で叱られたみたいに、
40歳に為ってもやっぱりまたお母様に心配されちゃうんだねえ。
微笑ましいなあ。
で、やっぱり「マンチ―」ってヤバい意味なんでしょうか?(笑)
吉井和哉の「マンチ―」は、元々の
「マリファナがキマッている時の異常な食欲や爆食行動」という
意味以上に、何かスイッチが入って欲望が暴走特急になっている
状態を歌っているのじゃないかと思った。
最初に歌詞を見た時には、あまりにエロ爆発し過ぎじゃないかと
案じたのに、昨日初めて通して聴いてその格好良さに痺れた。
“僕は HOT HOTしてる”のは、何も股間だけではなく(笑)
“何でもかんでも吸収したいぜ”という、
これから未来へ進もうとする彼の意欲の大きさ・強さが
熱く息づいているのだと感じた。
ピクピク痙攣する位に♪

え〜、私もエロは嫌いではないので、この先新アルバムで
吉井和哉がお母様に聴いて貰うのを躊躇するぐらいの作品を
出して来られようとも、充分受けて立てるだけの
覚悟出来てます!




「Shine and Eternity」購入! - 2007年07月24日(火)

早朝モバイル公式に書き込まれた吉井和哉の
『「Shine and Eternity」ジャケ写の女の子の目、
実はオレの目だって知ってた?』に仰天した。
あのジャケット写真が発表されてから
『「JAM」PVの女の子じゃないか?』とか、
『ホントは男の子で女装してるんじゃないか?』とか、
色々な意見が出ていたけれど、まさかあの眼が吉井だとは、
想像もつかなかった。
でもあの目、ちょっと目尻上がってないか?
吉井って、どちらかというと垂れ目だとばっかり。
常々「吉井の目が好きだ〜!」と公言している癖に
気づくことが出来ずに面目ない(笑)
それでも黄色い歌詞カードに映った吉井和哉の目元を
見ていると、ジャケットの女の子の目に
重なってくるように感じるから不思議だ。

PVで何度も何度も観た「Shine and Eternity」は、
CDで聴いても、やはりとても優しく柔らかな響きが
沁み込んで来た。良い曲だ。
歌詞を見た時は、どんなにエロ爆発か!?と
少々案じていた「マンチー」は、
思っていた程行き過ぎた感じではなく、格好イイと思った。
この曲は、LIVE映えするだろうね。楽しみだ。

楽しみといえば、「Shine and Eternity」と「シュレッダー」の2シングル、
そしてアルバム「Hummingbird in Forest of Space」の連動特典も発表された。
『抽選でアリーナツアーのバックステージに、各会場5名、
8会場合計40名を招待』なのだそうだ。
バックステージご招待なんて、THE YELLOW MONKEY時代にも無かったのに。
5名なんてそんな幸運など、そうそう降って来る訳はないだろうとは思うが
一応応募はしてみよう。
本音を言えば楽屋招待よりも、(最前はかえって観辛そうだから)
センター2〜5列位で存分に吉井和哉のLIVEを堪能したいなあ。
いつかそういう幸運に恵まれますように☆





少年たち - 2007年07月22日(日)

モバイル公式「お茶菓子のような一言」コーナーに、
「オカズのカズちゃん。」って載せたすぐ後に
「でも、カズちゃんと呼ぶのはやめてください。」と
言っちゃう吉井和哉さんに、こういう事言うと、
もの凄ーく嫌がられそうなのですが、敢えて言って仕舞おう!(笑)
現在40歳の吉井さん、そして42歳の菊地英昭さん、
43歳の広瀬洋一さん、先月40歳になった菊地英二さん、
この方達を想う時、私はいつも『峠の戦士たち』のイメージ―
「RED TAPE」冒頭の4人の姿―それが何故か淡い柔らかな光の中で旅する
『懐かしい場所へ 帰るために 旅をしている少年に寄せて』という
詞が掲げられた青木景子さんの詩集『風の中の少年たち』の姿に
繋がっていく。

「風の中の少年たち」詩:青木景子
すんなりとしろい脚と
よく通る声で
少年たちは
毎日旅をしている

何かを守るために
生まれたはずの
自分の腕で
守るべきものを
探しあぐねて

少年たちは
旅をしている
未来から吹く
わけもなくせつない
風の中で


40過ぎの男たちをつかまえて「少年」っていうのは、何だけれども、
それでも、音楽の道を歩んでいる4人の姿は、私には「少年」に思える。


「時の輪」詩:青木景子
耳をずっと
澄まして
君の
青い歌のことを
想うと
永遠に似たものが
胸の水面に
拡がっていく

淡い、切ない、愛しいという感情が
心の湖へ静かに、ひと滴、またひとしずく、滴り落ちていくようだ。


注:青木景子詩集『風の中の少年たち』中「遠い天の果てで」

LIVE「Romantist Taste」冒頭のセリフ

“君と僕は 過去と未来よりも強く 

 結ばれて 未来永劫に 出会い続ける”がリスペクトされている。







ROCKIN'ON JAPAN 8月号 - 2007年07月20日(金)

ROCKIN'ON JAPAN 8月号が届いた。
「吉井和哉 L.A.に国際電話インタヴュー」だ。
有賀幹夫さんが撮ったスタジオでの吉井和哉も
掲載されている。
腕を組み椅子に凭れて目を閉じた表情、
傍らに犬が寝そべるソファーでギターを爪弾く表情、
物思いに耽る表情・・・確かに10年前の“美麗”じゃない。
けれど、有賀さんが、
『もう、ちょっと首を斜めにしたり、なんか昔ふうな表情とか、
そういうことをする必要がない』と吉井に語ったという事が
凄く実感出来た。
THE YELLOW MONKEY時代、「日本を代表するロックバンドの
自分はそのフロントマンなのだ。」とか
「ロックスターとはこうあるべし。」みたいなある種の鎧を
装着するのが習性に為っていたであろう吉井が、
ソロ活動を始めて何年も経ってでさえ、自分の立ち位置、
見せ方というものに四苦八苦していたのじゃなかろうかと感じるのだけれど、
それが、今、「Hummingbird in Forest of Space」という名のアルバムを
完成させることで、もう何も飾る必要がなくなった・・・
自然体を曝け出す事が出来るように為ったのだろうと感じた。

山崎洋一郎氏に『過去のファンも、新しいファンも、
誰もガッカリしないアルバムができました!』と宣言しているけれど、
私が一番嬉しかったのは、その自信漲る発言よりも、
『(新アルバムが)気持ちコンセプト。「at the BLACK HOLE」の
意味も出てくるし、“ああ、ここにくるための3枚だったな”』と
述べている部分だ。
『ミュージシャンとしての地位』という言葉の意味を私は、
きっと正確には理解出来ていないだろうけれど、
売れる・売れないよりも、ミュージシャンとしての吉井和哉が
自分の力量全て出し尽くして現時点で最高の作品を作り上げたという
自負の表れなのじゃないかと思って、その事がとても
誇らしく嬉しく感じた。

『吉井節満載、全開』だそうな次シングル「シュレッダー」発売まで
あと一か月、次号JAPANでは表紙巻頭だそうだし、
(流石、編集長自ら「ほとんど吉井和哉のオフィシャル媒体と
化しつつある」と仰るだけの事はある♪)
一ヶ月半でいよいよ「Hummingbird in Forest of Space」が全貌を現す!
多分間違いなく私は吉井和哉の現在進行形のファンであり続けるだろう。
巻末のDISC Reviewのコーナーで「Shine and Eternity」を
評した小田島久恵さんが「アダルトな重力」と題して“大人の特権かしら”と
書いていらしたのに、大いに頷いた。




恵みのShine - 2007年07月17日(火)

モバイル公式で「Shine and Eternity」の歌詞が公開された。
ずっと気に為っていたサビの部分は、
“ほら恵みのShine 始まったんだよ……気に為ってんなら
 We all start Eternity Eternity”
だった。
PVで見てから、英語歌詞の途中に日本語が入るとは思わずに、
「めぐみの」だの、「始まったんだ」だの、「気に為ってる」だの
って聞こえるのは、空耳だろうかとずっと不思議に思っていたので、
ようやく歌詞を読めてすっきりした。
この明るく爽やかなメロディーの
“Stand up ほら恵みのShine 始まったんだよ
 Wanna be allright Eternity Eternity……”
のサビは、
歌詞を読めば、単なる軽い掛声じゃないのだと確認した。
“過去の辛い想い”や“冷たい指で”模索した日々、
色の無い世界、不確かな世界は、“君と知る愛”で輝きに変わる。
この愛は、男女の愛を超えているのだろう。
人と人とのより深い愛。
“恵みのShine”は、太陽や大地・・・それさえも越して、
目に見えない、宇宙全体規模の大きな意思がもたらす「大いなる恵み」
なのではなかろうか。
人を愛し、また自分自身も愛し、他の命も愛し、愛することの出来る
今という時間を大切に思い感謝する事で、命が永遠に繋がっていく。
その愛の連鎖を吉井は、「Eternity」と歌っているのでは、と感じた。
この曲を、吉井和哉はLIVEでどう歌うのだろうか。
本当に待ち遠しい。

「GENIUS INDIAN TOUR」開催日程 が発表されてからずっと気掛かりだった
ツアーサポートメンバーについて、まず鶴谷崇さんがご自身のHPで
スケジュールを発表して下さった。正直ホッとした。
「Shine and Eternity」PVに物凄くリラックスして楽しそうにジョシュや
ジュリアンとL.Aレコーディング中の吉井の姿を見て、
ひょっとしてこのままこのメンバーをツアーに連れて来る積りなのか?
(資金は大丈夫なのか?)とも思っていた。
鶴谷崇さんがキーボードに入るなら、そんな大きなメンバー入れ替えは
無いのじゃないかな。
とは言うものの、ジョシュが低周波治療器を顔に張り付けた表紙の
リズム&ドラムマガジンで『他にもいくつか予定があるけど、これは
まだ話せないんだ。』と語っているのが気掛かりだけれど。
5月20日のインタヴューの時点で吉井や氷室さんなどが
『僕を日本に呼んで一緒にセッションをさせてくれるのをずっと待っているんだ』と
語っているのが、嬉しいような複雑なような。
確かジュリアンも日本贔屓で日本語ペラペラなんだよね。
どうだろう。
サポートメンバー発表されるまで、ドキドキが続くだろう。




Eternity - 2007年07月14日(土)

『新たなるキャッチコピー』作りに嵌っちゃったらしく、
本日もお茶菓子が更新された。
『嫌なことを思い出させるロッカー吉井和哉』
これは良いねえ。
『嫌なことを思い出させ』ちゃったり、
『変な場所も思い出させ』ちゃったりする吉井和哉!
ぴったりだわ。
意味は、ちょっと違うのだろうけれど、私は、
“乾いたカサブタをまた剝して”のフレーズを思い浮かべた。
過去の痛みや苦しみ等そのままそっと閉じ込めたままにして置けば
良いものを、傷が奇麗に塞がるまで待っていれば良いものを、
わざわざ≪カサブタを剝すように≫過去を掘り返して、
心に血を流す・・・『嫌な事を思い出す』って、
そういう意味もあるのじゃないかなあ。
痛くて辛いばっかりじゃなく、無傷で居られなくなるというか、
近づかない方が安全だと判っているのに敢えて危険な方へ進んで仕舞う
というような一種の魔力が吉井和哉にはあるのだと思う。

『Shine and Eternity 』を「爽やか過ぎる」「アクが無い」という
意見があるようだ。
確かに“HeyAll HeyAll”という掛声はちょっと意外だったし、
PVでのあのL.Aでの楽しそうなレコーディング風景を見ても
明るさ、爽やかさを感じたけれど、
それでも私は、「ALL HAPPY」じゃない何故かとても切ない感触を覚えた。
先の見えない不安を覚えつつ、それでもくじけず「夢を」「愛を」
求めて前へ進んで行くよ!ほら、皆もそうだろ!みたいな穏やかな声を
掛けて貰えたような気がして、甘酸っぱい懐かしさと安らぎに包まれて
涙して仕舞った。

私は、この「RomantistTaste」で延々吉井和哉やTHE YELLOW MONKEYについて
書き綴っている。
「何を必死になっているのだろう?」と思われる向きもあるかも知れないが、
私は、自分の為に書いている。
自分が吉井和哉のどこに惹かれて、吉井和哉の紡ぐ音や歌詞や行動のどこに
何を喚起させられるかを書き残して生きたいのだ。
吉井和哉への愛の大きさをアピールするというのではなく、
自分の感じ方を見つめる為の「書く」という行為だと思っている。
誇れるものなど何も持たないけれど、
THE YELLOW MONKEY〜吉井和哉を見聴きして培って来た人生観、価値観、
感受性は、今の私を形作っている核であり誇りだ。
そう言い切れるこの気持ちを大切にしたいと思う。






ハミングバード・メディスン - 2007年07月13日(金)



メディスンカード・デイビッドカーソン, ジェイミーサムズ著

ハミングバード……小さな姉妹
楽しげに飛び回れ
花の蜜で渇きを癒せ
おまえが集める蜜の甘さは
おまえが与えた愛の甘さだ


ネイティブ・アメリカンが持つ思想・信仰にもとづいて作られた
52のアニマルが描かれたカードを用い、
一人一人の命と、大地や大空、動・植物すべての命を繋ぎ、
向上させるというメディスンカードというものがある。
メディスンの真髄は、
≪宇宙との完璧な調和を保って母なる大地の上を歩く生き方≫
なのだそうだ。
その44番目のカードは「ハミングバード」ハチドリだ。
ハミングバードのさえずりは、純粋な喜びの波動であり、
その羽は、人の心を開くのだそうだ。
『開いた心、愛の心がなければ、花の蜜も生命の喜びも
本当には味わえはしない』
『「美」のあり場所を本能的に知っているから、
例え長い道のりだろうと理想に向かって旅をする』
“OPEN YOUR MIND OPEN YOUR LIFE”と歌った「トブヨウニ」、
そしてそのものズバリのタイトルで歌った「BEAUTIFUL」が浮かぶ。
そして、宇宙の音楽を聴き、その音楽に和音を奏でるという
ハミングバードの姿は、本物の「美」を目指し旅を続ける
吉井和哉自身の姿に重なって来るようだ。
「WINNER」も「Shine and Eternity」も何だか凄く
優しく大きな愛に包まれたような感じがして、
流石吉井和哉も40歳に為って成熟されたんだなあ〜なんて
しみじみ思っていたら、先ほど更新された「お茶菓子」に書かれていたのは、
“新たなる吉井和哉のキャッチコピー
『駄目なことを歌うロッカー』”だった。
ピンクのハートを飛ばした「マンチ―」も実にあやしくて良い。
「痛み」や「悲しみ」を知っているからこそ、
「生きる喜び」を歌える。
子供には「駄目」っていうような「いかがわしさ」も吉井和哉の勲章だろう。
新アルバムが益々楽しみだ。





エマさん、愁さんのソロアルバムに参加! - 2007年07月10日(火)

10月発売予定の酒井愁さんのソロアルバムに、
エマさんが参加しているそうだ。
愁さんは、本当にサービスが良くて、
エマファンの為に大きく写真を載せてくれて
本当にありがたい。
エマさんが曲を作ってギターを弾いて、
何とベースも弾いて、そのうえドラム録りの
ディレクションもしたそうだ。
エマさんがベースを抱えてる姿は初めて見た。
吉井のツアーが終わっても、こうやって『バカバンド』の
メンバーが集っている姿を見られて嬉しい。
≪冴えわたるエマ節≫との、愁さんの言葉が頼もしい。
≪フェルト外しハイハット16インチ≫が
≪エマさんの曲にはぴったり合ってる≫って、どういう事だろう?
ハイハットの大きさは、普通14インチ位が標準らしいので
16インチでフェルトも無しっていうのは、相当激しい曲なのだろうか?
エマさんの曲、ギターとベース、そして愁さんのドラム!
物凄く楽しみだ。
10月は、何て目一杯な月だろうか♪




『Shine and Eternity』PV - 2007年07月09日(月)

『Shine and Eternity』PVを観ることが出来た。
新曲の聴き方としては、まず曲を先に聴いて
何度も何度も味わってからPVを体験するというのが
私の理想なのだけれど、今回もPVが先に為って仕舞った。
でも、今回に限っては、このPVに早く出会えた事が嬉しい!
試聴の段階では、「ま〜た吉井は、こんな爽やか路線で行くのか〜。」
等と少々物足りなさを感じていたのに
全曲通して体感すると、とても心地良いのだ。
L.Aレコーディングを和気藹々と本当に楽しそうに過ごしている
吉井の姿を見られた所為ばかりじゃない。
サウンドも吉井の歌声も、とてもゆったりと穏やかに
聴く者を優しく包み込んで呉れているように感じた。
それは、決して上っ面の爽やかさや優しさではなくって。
“誰も知らない 誰もみえない 
 ゆるやかな海沿いを走る車の先で
 僕らを待ち受ける未来
 ・・・・・・
 LIFE 陽が昇る LIFE 陽が沈む LIFE 
 明日も続く LIFE”

『WINNER』で歌われた「厚い壁」「高いヤマ」「強い風」「深い闇」達を
悩んで迷って、泣きながら、時に笑いながら
「生きることのRevolution」し続ける「LIFE」という名の道のり。
柔らかな歌声だけれど軽くはない。
しなやかな力強さを感じた。
ジョシュやジュリアンと、とてもリラックスしている吉井の様子、
そして何故か目線入りのコブラさんが映ったり、
滑り台で遊ぶかわゆい40歳児がいたりで、PVは、想像以上に良かった。
けれど、音だけで聴く『Shine and Eternity』にも
私は、大満足だ。
一転してクレイジーらしい『マンチー』も早く聴きたい。





希望の水を - 2007年07月08日(日)


ハチドリのひとしずく」の本と一緒に
「とべ、クリキンディ〜ハチドリの歌」のCDも取り寄せてみた。
幼子の「ハチドリ」の朗読とアンニャ・ライトという女性の
優しい歌が収められている。
歌詞カードには、カナダ先住民族アーティストのマイケル・ニコル・ヤグラナスが
描いた「ハチドリ」のイラストと共に「FOREST IN ME」の文字が載せられていた。
“とべ とべ クリキンディ
 ・・・・・・
 わたしは わたしに できること
 あなたも あなたに できること
 火を消すための ひとしずく
 いのちのための ひとしずく”
この「ひとしずく」は、ただ狭い意味の森林保護・環境保護
というだけでなく、もっと大きな地球規模での
「命のひとしずく」だろう。
この歌の意味を考えていて
THE YELLOW MONKEYの「球根」のフレーズが浮かんだ。
“世界はコナゴナになった でも希望の水を僕はまいて”
環境破壊・貧困・戦争・・・様々な問題を抱える私たち人類に
今一番必要なのは「希望」!
新アルバム「Hummingbird in Forest of Space」では、
吉井和哉にしか歌えない「希望の歌」を「いのちの歌」を
届けてくれるに違いない。




星に願いを - 2007年07月07日(土)

また7月7日という日が巡って来た。
THE YELLOW MONKEYが解散を決めた日から今日で3年・・・
まるで死んだ子の歳を数えるようなやるせなさを抱えている。
『メカラ ウロコ ライヴの時、オープニングSEでいつも流していた
「愛の賛歌」のオルゴールが家にあり、そのネジを回したら
吐きそうになるくらい切なく、言葉では言い表せない気持ちになります。
それだけはわかってほしいです。惰性で続けることより、
無くすことのほうがどれほど辛いかを。 』
解散コメントで吉井和哉がそう言ったから、
私は、今年もまた
「愛の賛歌」のオルゴールの蓋を開けてみた。
ちろちろと可憐なメロディーが鳴り始めた。
武道館でこのメロディーを奏でる「メカラウロコ楽団」を
生で体験してみたかったなあ。
続いてエディット・ピアフの「愛の賛歌」もかけてみた。
何度も何度も繰り返し見た「メカラウロコ7」の映像が
蘇って来た。
今日は、2007年7月7日、7が3つも重なる七夕の日。
“心の底から夢みているのなら
 夢追人がするように
 星に願いを懸けるなら
 叶わぬ願いなどないのです
 ・・・・・・
 星に願いを懸けるなら
 運命は思いがけなくやって来て
 いつも必ず
 夢を叶えてくれるのです”
20○○年12月28日武道館で
“メカラウロコ××開催”
そんな日がやって来ますように☆




ハミングバード - 2007年07月06日(金)


9月5日 発売予定「Hummingbird in Forest of Space 」というタイトルが
気に為って堪らない。
Hummingbird=ハチドリは、ナスカの地上絵にも描かれたほど
古代ペルー・ナスカ文化の人々に人と神々(コンドル)交流の使いとして
親しまれた鳥なのだそうだ。
アメリカ先住民の神話の中で、ハチドリは美・調和・喜びを表す誠実な鳥と
捉えられていたのだという。
ハチドリの羽には、魔術的な特性が宿っていて、
アステカ族の戦争の神ユイツィロポチトリとマヤ族の神ケツァルコアトルは、
ともにこのハチドリの羽を身につけたのだそうだ。
古くから霊力を持つと考えられて来たハチドリは、
今でも中央アメリカの人々の間では、愛を得るまじないに効くといって、
珍重しているらしい。
アマゾンに伝わる『ハチドリのひとしずく』という話がある事を知った。
(アマゾンの森が燃えて、他の動物たちが我先に皆逃げ出した時、
小さなハチドリだけが何度もくちばしで水を運んだ。
「ただ私が出来ることをしているだけです。」って。)
この「森」は、「Forest of Space」に繋がっているのかな。

ツアータイトルの「吉井和哉 GENIUS INDIAN TOUR 2007」の
「GENIUS INDIAN」からも、2004.3.8付のYOSHII LOVINSONのコラム
『“鳥葬”と“インディアン居住区の白頭鷲”と“ハミングバード”』の
話を思い出した。
「Hummingbird in Forest of Space」というのは、
(ボインマンを卒業して)
正真正銘ソロとしての道を進もうとしている
吉井和哉自身の姿にも繋がっているようにも思えた。




Eternity - 2007年07月05日(木)

「Shine and Eternity」の試聴が始まった。
“何とかshine〜”と言ってるらしいが、
ちゃんと聴き取れるのは“Eternity〜Eternity”の部分だけだ。
全部聴けるのはいつの事だろう。もどかしい。
“Eternity”・・・THE YELLOW MONKEY時代から吉井和哉は、
歌詞に「永遠」という言葉をよく使っていたけれど
“Eternity”というのは、彼のイメージには無かったなあと思う。
吉井の歌う「永遠」で一番好きなのは、
“永遠なんて一秒で決まる
 永遠なんていらないから”という衝撃的なフレーズの「SPARK」だ。
“唇を噛み合って 目眩がするほど抱き合って
 確かめたい 生きていたい”
その“一瞬の火花”が輝けば“永遠なんて一秒で決まる”!
『永遠=果てしないもの。終らないもの。時間を超越するもの。ゆえに
永遠とは時に縛られたこの現実世界の理を超越する存在・理を示す。』
「二人の愛は永遠」なんていう甘ったるい幻想を吹き飛ばす
この刹那感、でもそれだからこそ、今このひと時の愛を慈しみ、
かけがえの無いものとして燃え上がる命の煌きを感じさせられて、
吉井和哉の歌詞の中でも、最上級の表現だと思う。
「SPARK」発売は、96年7月10日だった。
もう11年経つのだね。
2007年7月の吉井和哉が歌う「永遠」は、どんなものだろう。
試聴で聴けたサビの部分だけだと、非常に爽やかな印象だったけれど、
万人向けの優しいだけのラブソングっていうのであって欲しくないなあ。
吉井和哉が歌う意味無いじゃないの。
彼ならではこその、ふっと気づいたらかまいたちみたいに
サクッと皮膚が切れてたみたいな、引っ掻き傷作っちゃてたみたいな(笑)
そんな痛みを感じさせてくれる曲だと良いのに。
ほんの暫くだけ視聴が公開されていた「マンチー」は、
“ほらほらマンチーが HEY!HEY!最高!最高!”と
非常にLIVE映えしそうな曲で、とても楽しみだ。

「永遠」について考えているうちに色々発表になった。
まず、連続リリース第3弾8月22日発売シングルタイトルが
『シュレッダー』!
意外なタイトルだ。
“粉々に引き裂いてくれ”って感じか?
次に待望のニューアルバム発売決定!
9月5日 「Hummingbird in Forest of Space」!
宇宙の森のハミングバード???
DVD付き【初回限定盤】と【通常盤】があるのだそう。
L.Aレコーディング風景を収録したDVDだろうか?
物凄く楽しみ!
そして、9月29日仙台から始まるツアーのタイトルが
『吉井和哉 GENIUS INDIAN TOUR 2007』!
天才のインディアンツアー???
どういう意味か説明してくれるの、待ってます!





触れたいのに唇に♪ - 2007年07月01日(日)

9月5日発売予定のPUFFYニュー・シングルに収録される
吉井和哉作詞・作曲「くちびるモーション」は、“Kanebo Lavshuca”の
新しいCM曲なのだそうだ。
謎に包まれたままだった吉井プロデュースは、PUFFYだったんだねえ。
しばらく前にパフィーのレコーディング風景を伝えるスタッフさんのブログに
書かれていたパフィーと一緒に仕事をしたミュージシャンというのが
どうやら吉井和哉らしいという話を知っていたから、
パフィーをプロデュースという事自体には驚かなかった。
そう言えば昨年12月27日武道館LIVEの時、斜め前方の席にパフィーのお二人を
目撃したし、次の日28日にも観に来ていたそうで、
相当吉井の事を気に入ってくれてるのだと、嬉しく思っていた。
それでも、多分パフィーの新アルバムの1曲に参加するのだろうくらいに思っていた。
それが、化粧品のCM曲として大々的に使われるような両A面扱いの
シングル曲になるとは、思ってもみなかった。
昔、「悲しきASIANBOY」が口紅のCM曲に使われる事を夢見たと語っていた吉井の
長年の願いが一歩実現に近づいたね!
男性ミュージシャンが女性シンガーに提供した曲を
後に為って本人が歌うというのも、味わいが変わってとても良い感じなので、
いつかこの「くちびるモーション」を吉井和哉の歌で聴ける日が来る事を
期待しよう。
とにかくまず“Kanebo Lavshuca”CMが楽しみだ。





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