ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

吉井和哉 MY FOOLISH HEARTツアースタート! - 2006年01月26日(木)

目に映る景色、耳に聴こえる音、全てがBEAUTIFUL!
1月25日Zepp 名古屋KAZUYA YOSHII TOUR2006『My Foolish Heart』初日を見た。
新曲「BEAUTIFUL」「HIKARETA」「MY FOOLISH HEART」を生歌と演奏で聴く事が
本当に楽しみで為らなかったけれど、新しいメンバーを迎えての
新生・吉井和哉ライブは、想像を遥かに超える素晴らしいものだった。
昨年6月以来の2度目のZepp名古屋は、駅から歩いて10分と近いのが嬉しい。
お友達と会場までの道のりをライブへの期待に胸弾ませて歩くのも楽しい。
会場へ到着して直ぐ名古屋のお友達に声を掛けて貰え、
また東京からおいでた御友達にも見つけて貰えて感謝。
長い列は何かと思えば今回も会場限定Tシャツを販売しているのだという。
パンフレットカレンダー、ポストカード、ストラップetc.行けない会場のが欲しくて
困ってしまう。
風が冷たくて、グッズを買い終えた頃にはすっかり体が冷え切っていた。
真冬のスタンディングは辛い。
けれどいざ開場されてステージを目にしてしまえば、心も体もヒートアップ。
東京から駆けつけた御友達に会場内で会えてラッキー。一緒に見れて良かった。
前回とは、SEの雰囲気がだいぶ変わっていてとても良い感じに身体に馴染んでいた。
新潟初日のあの凄まじさを経験していたので、始まったら凄くキツイだろうと覚悟
していたが、エマさん、吉井さんがステージに登場して第一曲目が鳴り始めても、
殆ど圧迫は受けなかった。
エマさんの立ち位置が奥まっているのが残念ではあるが、
斜めから吉井さんを綺麗に視界に入れることが出来、ドラムのしーたかさん、
ベース根岸さん、
バーニーさん、そして一番遠いもののキーボード柴田さんのお姿も見る事が叶う
大変素晴らしいポジションで
見ることが出来た。吉井さんのライブはこれで5回目だけれど、
これまでで最高の状態でLIVEを堪能出来た。
吉井和哉のいでたちは、薄での白いコート、白いパンツ、白スニーカー。
軽くウエーブした長めの髪でジョン・レノン・スーパーライブの時より若返って
実に可愛い感じだ。
エマさんは、ダークな細ストライプのスーツにTシャツ姿、髪がストレートっぽくて、
ほっそりと美しい立ち姿だ。
1曲目は、「TALI」。この曲で始まるとは思っていなかったが、改めて良い曲だ。
2曲目が、「CALL ME」。シングルヒット2連発だ。
そして3曲目「SIDE BY SIDE 」これも好きな曲で大人の色気にゾクゾクさせられる。
コートを脱いで長袖Tシャツになっていた。
次は、「SADE JOPLIN 」アルバムで感じたソフトでアダルトな感じが、
LIVEでは凄くROCKになっていて驚いた。
ギター・ベース・ドラム・キーボードそして吉井の歌が合わさって
生み出されるサウンドに痺れた。
次は、前回夏のツアー中4回通ってついに一度も聴けなかった「HATE」。
やっと聴けた。待ち望んでいただけの事はあった。次は「FALLIN' FALLIN' 」。
今回は、前回演奏されなかった曲をやってくれて実に嬉しい。
『この曲には沢山のTAKEがあります。少しづつ披露していこうかなと思っています。』と
かいうMCに続いて歌い出されたのは「BLOWN UP CHILDREN 」これが聴きたかった!
いつか「RED REAVES」も是非聴かせて下さい。
8曲目「20 GO 」
9曲目「欲望 」
10曲目「RAINBOW 」
11曲目「MUDDY WATER」
12曲目「BLACK COCK'S HORSE」
13曲目「FOR ME NOW 」
途中『これでも楽しいんですよ〜。皆さんに一杯曲を聴いて貰いたいんです』というような事を言っていた。
『3年前の自分は良い歌作っていたんだなあ』などと言いつつ歌い出したのは
「SWEET CANDY RAIN」これを早く聴きたかったんですよ。本当に良い歌だ。
歌ってくれてありがとう!
「PHOENIX」と 「FINAL COUNTDOWN」の次に「WHAT TIME 」。
「at the BLACK HOLE」と「WHITE ROOM」の中でずっと聴きたかった曲を
みんな遣ってくれた。
本編ラストは「BEAUTIFUL」。
演奏するメンバーも歌う吉井もその音とエネルギーを体感する我々も
会場全体がBEAUTIFUL!と、そういう風に感じた。
アンコール、エマさんは上着を脱いで白Tシャツにクロスのペンダント。
吉井はお着替え無し。
アンコール1曲目は「HIKARETA」メンバー紹介があっさり過ぎる。
本編途中エマの頬を吉井がマイクで撫でるというシーンがあったのだが、
あの時のエマの笑顔が忘れられない。
前回ツアーと違って昨日のエマは、ステージ前方に出てアピールしてくれる事は
無かったけれど、ネギさんの横に行って合わせてガンガン弾いている姿は、
やっぱり格好良かった。
ラストは、「MY FOOLISH HEART 」生歌・生演奏は想像以上に威力があった。
吉井和哉という人の生き様、歌う使命、背負ったものの大きさ、
これから歩んでいく道のり、この曲で終わるなんて遣ってくれちゃうなあ。
終演後、名古屋のTHE YELLOW MONKEYファン大先輩の方に声を掛けて頂いた。
長い間吉井を見続けて来られた方が「吉井さん良かった」と言っておられて、
とても嬉しかった。
声も良く出ていたしとても力強い歌でしたよねえ。
前回のツアーよりも歌の説得力が増したように思う。
LIVEそのものの時間は、前回と変わらないけれど、とても密度が濃く、
曲順もとても考えられている為か、
中ダレする事もなくとても素晴らしいツアーのスタートだったと思う。
私が次参戦出来るのは、大阪城ホールのみだけれど、各地のツアーを重ねるごとに
どんどんこのツアー内容は、どんどん進化して行く事だろう。
一ヵ月後の最終日が楽しみだ。





続・JAPAN感想 - 2006年01月21日(土)

吉井和哉は今、自分の弱さというか本当の自分を認める&受け入れる事で
重い鎧を脱ぎ捨て、それが彼個人の強さを増したという感じを私は受ける。
THE YELLOW MONKEYのファンであった人でも
YOSHII LOVINSON→吉井和哉のファンへと順調に移行していく
のは必ずしも順調ではないのかもしれない。
けれど吉井はそれを恐れないで欲しい。
吉井の音楽の核として残る部分は残るだろうし、
ソロアーティストとしての吉井和哉が紡いで行く音楽は以前とは
当然異なっても来るだろう。
願うのは、THE YELLOW MONKEYのファンへ不自然な手の差し伸べ方を
しないで欲しいという事だ。繋ぎ止めようとしないで欲しい。
インタヴューで発言していたように、吉井はちゃんと判っているとは思うけれど。
そして「人を救う歌を歌いたい、救いの音楽でありたい」という
吉井の気持ちは理解出来るのだけれど、その事を大上段に構え過ぎて
捉われ過ぎないで欲しい。
私は吉井に「人の為に」よりも「吉井自身の為に」音楽を遣って欲しい。
自分の事を歌ったって良いじゃない。歌いたい事を歌いたいだけ歌って欲しい。
遣り尽くせば良いじゃない。思い切りお遣んなさい。
そう伝えたい。




YARARETA - 2006年01月20日(金)

JAPAN2月号「YOSHIILOVINSON終結 吉井和哉始動インタヴュー」を読んだ。
最初のページの煙の向こうでポーズを取っている吉井和哉が
目に入って来た瞬間、「これが吉井和哉だぁ!」と
叫び出しそうなくらいだった。
ドライアイスを60kgも使って作り出したという煙の中に佇む
黒コートの長髪の吉井は、やっぱりそんじょそこらには到底
見つかりっこないROCK STARなのだね。
ヴィジュアルで遣られたその後は、インタヴューの内容にも
心底遣られた。
まず『原因があるから結果がある』と語った部分について、
吉井が今までの自分を厳しく見つめてずっと考えて考え抜いて、
そうして掴み取ったものがどれ程大きく深かったのかという事を
感じた。
そして『THE YELLOW MONKEYに未練があった。淋しかった。』と
口に出して言えたという事に正直驚いたと共に、
「ああこの人はひと山超えたのだな。」と感慨深かった。
「BEAUTIFUL」という曲は、穏やかで綺麗な一見地味にも聴こえる曲だろうけれど、
とても懐の深い力強い曲だと私は思う。
その上3曲目の「MY FOOLISH HEART」がもう最高に魂に沁みる曲なのだもの、
この吉井和哉デヴューシングルは、今の時代の人達にも
きっと響いて行くに違いない。
私は心配はしてない。本人も言っているけれど
『気が済むまで』吉井和哉が歌いたい曲を演りたい音楽を
追求していって欲しい。
それが私の大切な本当の気持ちかな。




お帰りなさい。最高に愛い奴! - 2006年01月16日(月)

「YOSHII KAZUYA」コラムが更新された。
冒頭の軽口からもツアーリハーサルの順調ぶりが伝わってくる。
『働く大人のミュージシャンに囲まれて』
其々責任ある仕事も為さっていて尚且つ吉井和哉のツアーに
集ってくれる方々の様子を読ませて貰って、本当に大きなパワーが
このツアーに向けて集中しつつあるのだなあと感じる。
特に嬉しいのは、根岸さんが『前回のツアーでやってない曲を
譜面に起こしつつ、コピーしつつ』という箇所だ。
好きで堪らない「SWEET CANDY RAIN」や「BLOWN UP CHILDREN」を
聴く事が出来るだろうか。
去年の6月4日新潟フェイズ初日の前は、2週間近く前から
ドキドキそわそわ落ち着かなかったものだけれど、
こと吉井に関しては心配性の母親そのもののような私ではあるが、
意外なことに今回の「MY FOOLISH HEART」ツアーに対する
不安は全く感じていない。
こんな事を言うと吉井に怒られそうだけれども、
アルバムが出る時やツアーが始まる時は、
「大丈夫なんだろうか?失敗しやしないだろうか?」等と
気が気では無いのだ。
けれどあともう9日後に迫ったZepp名古屋初日が、今は本当に
楽しみで仕方ない。
「我が心一点の曇り無し」である。
それほどまでに新曲「BEAUTIFUL」の完成度が素晴らしいと実感しているのだ。
そしてツアータイトルに冠された「MY FOOLISH HEART」、
これは吉井和哉にとって大きな存在の曲になるのじゃないかなあ。
“けして投げ出すものか  逃げ出すものか
 おびえるな  My Foolish Heart”
私は今まで『人を救う音楽』というものに懐疑的だった。
吉井和哉が『これからは人を救う音楽をやりたい』と発言するのが、
本当は心配だった。踏み込んではいけない困難な領域へ行って仕舞うのでは、と
少なからず危惧を覚えていた。
けれど「BEAUTIFUL」や「MY FOOLISH HEART」は、『人を救ってやるぞ!』というような
そういう大袈裟な眩さではなく、そっと手を差し伸べてくれる人の温もりを
感じる。
この新曲が披露される「吉井和哉ツアー」に何の不安があるものか。
YOSHII LOVINSONの曲、前回演奏されなかった曲、吉井和哉としての曲、
新しいメンバーで新しくアレンジされた曲、期待は高まるばかりだ。

コラムに触れられていた「バーニーさんの初武道館」を
私も拝見したくて堪らない・・・が、今回は無理。
多分今年後半にあるであろう次ツアーにも是非、バーニーさん
参加して下さい。今度こそ東京へも遠征しますから。
吉井のメールでのリクエストを『リハ中無言で答えようとしてくれていて
胸が熱くなる』という吉井の表現にこちらも胸が熱くなる♪

エマとバーニーさんのツインギターを
これからもたっぷり魅せて下さいね!




吉井和哉が戻って来た! - 2006年01月09日(月)

「音楽と人」2月号吉井和哉インタヴューの第一印象だ。
ビジュアルからして5〜6年は軽く時を遡った感じだ。
1999年暮れから2000年初め「聖なる海とサンシャイン」リリース時くらいの
色艶が甦っている。
優しい顔をしているけれど色っぽい。
やっぱり吉井和哉は、こうでなくっちゃ!
良く見ると、このTHE YELLOW MONKEY休止から解散、YOSHII LOVINSONの活動の
時間を重ねた分だけの深みが増して、穏やかさと味わいを深めているのが判る。
ビジュアル面では、近年最高の雑誌フォトだと私は思う。
YOSHII LOVINSONでの活動を『素晴らしいまわり道』と評して
『いろいろやってみて、本当に好きなことが見えてきた』という、
この充実感、そしてアーティスト名を吉井和哉と定めて発表する
「BEAUTIFUL」「HIKARETA」「MY FOORISH HEART」3曲に対する
自信の大きさが本当に晴れやかで、読んでいて本当に嬉しくなって来る。
インタヴュー中で、今回のシングルのジャケットを
スコットランドの処刑場で撮っていると吉井は話しているけれど、
「BEAUTIFUL」PVに映っている柵に囲まれた丸い場所が
あれは、絞首刑台か斬首刑台の跡なのだろうか。
赤いコートを着た吉井が円形の台の中央に立ち足元を見つめるシーンが
あるのだけれど、カメラのレンズに雨雫がついて、とても印象的だった。
「死と再生」あの場所で、YOSHII LOVINSONとして活動していた彼は、
一回死んで、あの門を出て新しい吉井和哉が生まれ歩き出した・・・
そういう風に思えた。





「BEAUTIFUL」 - 2006年01月03日(火)

「BEAUTIFUL」PVを繰り返し見ている。
何故、教会なのか?
繊細で華麗な装飾の施された教会内部は、
培われて来た歴史の重さを感じさせ、厳かな趣だ。
幾つもの燭台に灯された蝋燭の向こうに映し出された吉井は、
彼自身の「愛」を歌うというよりは、長い年月の間この教会に
集った人々の「祈り」をも、その歌に宿しているように聴こえて来る。
一人ひとりの人間の「命」も「愛」も限りある儚いものであったとしても、
否、儚さがあるからこそ、その「生」の一瞬一瞬がより美しく輝くのだと、
このPVで改めて感じた。
生きる痛みと哀しみを知っているからこそ、吉井和哉の歌は、
より穏やかに優しくそして力強く『鮮やかに』響くのだ。
私達が命を受けたこの宇宙には、根本的なメロディーがあって、
折々に触れて人はその一部授かる事が出来る。
きっとそれは、「愛」に触れた時に感じる「美しい」という
感情なのだろうと思う。





IT'S A BEAUTIFUL DAY - 2006年01月01日(日)

J-WAVE 「TOKYO REAL-EYES 」での椿屋四重奏・中田裕二くんとの
新春対談内でまず曲を、そしてその直ぐ後スペースシャワーTVで
PVを見る事が出来た。
熊本での中学生時代からTHE YELLOW MONKEYが好きだったという
初々しい中田くんとの対談は、吉井がとっても懐の深い兄貴分という感じで、
「大人になったんだな〜」と感慨深いものがあった。
中田君に向かって『武道館やりなよ』ってハッパ掛けてる様子を聞くと、
憧れの人に自分達の曲を聴いて貰えてバンドの成長を期待して貰えて、
中田君がどんなに嬉しかっただろうと思うと、じんと来て仕舞った。
初オンエア「BEAUTIFUL」は、期待以上の曲だった。
穏やかで優しい曲調なのだけれど、日常の苦しさ厳しさを纏いながらも、
全身で守り慈しんで生きたい大切な命の花・・・
吉井は『小さな祈り』『静かな願い』と歌っているけれど、
純粋なこの言葉に途轍もないほど凛とした力強さを感じた。
渋谷陽一氏が絶賛していただけの事はあるね。
THE YELLOW MONKEY時代ともYOSHII LOVINSONとも違う
吉井和哉の今を感じた。
続いて放送されたスペースシャワーでのPVは、高橋栄樹監督と聞いて
イメージしていたものとは大分違っていて驚いた。
もっと作りこんであるものを想像していたから。
表記が「高橋英樹」になっていたけれど、お名前変えられたんだろうか。
ロンドンの教会で撮影されたというその映像は、
とてもシンプルだけれど、非常に美しい。
荘厳な教会の内部に置かれたピアノを奏でる吉井は、
10年程時を遡った如くに美麗だ。
ピアノのあて振りが少々気恥ずかしく感じたけれど
(どうせならもっと特訓して美しい指先も映して欲しかった!)
ピアノを弾き歌う吉井の姿形・表情は美しいし、古都の街並み、
そして最後に映し出された虹に感動した。





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INDEX
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溶けた砂
時の谷間