ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

PurpleSky - 2005年09月28日(水)

昇ろう 彼方まで

愛などとても 軽いもの
この羽より 軽いもの?

紫の空と 狂いそうな現実を
足して2で割って 愛はどれだけ 残るだろう


THE YELLOW MONKEYマイベストソング「遥かな世界」が
究極の純愛だとしたら、この「紫の空」は、エロスの極致として
最高位を競っている。それくらい好きな歌だ。
『名前の中に口が3つあるので、品のあるシンガー』だそうな
吉井和哉氏が『フランス語で“オーガズム”のことを“小さな死”というそうです。
ボナぺティ。』等とSMOKEY KAZUYAに書いていたものだから、
“昇ろう 彼方まで ・・・あわてないで 一緒に行こう”の
フレーズを思い出して仕舞った。
ちょっと調べたら「オーガズムとは脳内の酸素が欠乏することにより
快感物質が大量に分泌された状態で、アクメオーガズムにある女性の脳と
臨終の際のそれは驚く程似た状態になっている」のだそうだ。
『フランス語でオーガズムは「La petite mort=小さな死」』とも言うらしい。
それとは別に、SEXの充足の後に男女とも深い眠りに堕ちる事を
「小さな死」と表現するという説もあった。
私がこの「小さな死」で連想したのは、「SEXとは1回ごとの死」という言葉だ。
私がこの言葉に出会ったのは、半村良の「妖星伝」なのだけれど、
この本では「SEXは1回ごとの死。生殖に伴う快感とはごまかし。
逆に死というものは快感であり、それを苦痛とか恐怖でごまかしている。」
という事が語られている。
快楽の極致オーガズムが死に喩えられる・・・これは「遥かな世界」や
「天国旅行」の世界にも通じていて、私が嵌る訳だ。
半村良が人間の愚かさや哀しみ、性の妖しさ激しさ、生きるということが
どれ程過酷で辛く苦しいことであろうとも、人間は生き続けて行かなければ為らない
純粋な知性を求める為にという事を描いているとすれば、
吉井和哉は、YOSHII LOVINSONの作品も含めて、生と性と死を
真摯な姿勢で歌い続けている人だと思う。

YOSHII LOVINSONから吉井和哉へ名前が変わっても、これからも
ずっと彼の作品に顕れてくるであろう生と性と死を
感じて生きたい。
今までひっそりやっていた私のHP「PurpleSky」を
公開する事にしました。
私は、THE YELLOW MONKEYが吉井和哉が好きだから
HPをやってるんです。私のHPは私が責任を持ちます。
どうぞ宜しくお願いします。




吉井和哉TOUR2006〜MY FOOLISH HEART〜 - 2005年09月26日(月)

YLOFCのトップページに赤いライトを浴びて歌う
YOSHIIの姿が映し出されていた。
『全国ツアー決定!!』
『吉井和哉TOUR2006〜MY FOOLISH HEART〜』
1/25(水)愛知・ZeppNagoyaから2/28(火)大阪・大阪城ホールまで、
全16公演、各Zepp会場を廻り最後の三日間は武道館2DAYS、そして
最終日は大阪城ホールだ。
またスタンディングLIVEでのYOSHIIを体感出来るという事も嬉しいが、
何より胸が熱くなったのは、『吉井和哉TOUR2006』!
いよいよ吉井和哉としてスタートするのだという事だ。
過去も未来も全て一本の道に繋がって、
一人のミュージシャンとしての旅立ちが今始まるのだね。
その場に立ち会える、新生吉井和哉のLIVEを体感出来るという事が
嬉しくてならない。FC2口継続しておいて良かった。
今度も激戦だろうけれど、頑張ってチケット獲ろう!




YLOFCに思う事 - 2005年09月24日(土)

「RomantistTaste」という気分じゃなかったので、
ずっとここには書かないでいたけれど、ようやく心も落ち着いたので
色々考えた事を纏めて置こうと思う。
YLOFCから「メールアドレス流出」を知らされたのは、9月15日の事だった。
『弊社では会員様のお問合せにより9月14日11時30分に事実を確認し、
同日16時50分に該当のデータをメールマガジン配信システムから
削除いたしました。弊社において調査いたしましたところ、
最初にデータへアクセスがあった9月8日から14日までに、
計20回のアクセスと、YLOFC会員のメールマガジン配信用メールアドレス
8,733件分が流出した事を確認しております。
メールアドレス以外の個人情報の流出はございません。』
まずFC会員からの問い合わせがあるまで流出の事実に事務所側が
気付いていなかった点、データへの侵入が何度にも渡っていたという
管理の甘さ、そして8,733件分というほぼFC会員全てでろうというその数に
ショックを受けた。そして流出したのは、メールアドレスだけではなく、
ひょっとしたら住所氏名・生年月日・電話番号というあのREGISTRATIONの
ページに記された個人情報全てが流出したのではないかと、肝が冷えた。
BBS上では、迷惑メールに不安を募らせる方が続出して事務所に納得のいく
説明を求める声が相次いだ。
あのBBSを目にしたYOSHIIは、どんな気持ちでいたろう。
LIVEチケット先行予約電話のパニックの時にも感じた事だけれど、
YOSHII LOVINSONのFCでの問題なのだから最終的には、YOSHII LOVINSONに
責任が求められるのだろうけれど、あの時といい今度といい、
どうして事務所は彼をしっかりサポート出来ないのだろう。
それがとても歯がゆく思えた。
あの場所でしか登録していないH.Nが漏れたというファンの書き込みが
あって不安はピークに達したけれど、昨日『現時点でメールアドレス以外の
個人情報流出はございません。』と報告があって、安堵した。
迷惑メールへの対処法も書かれていて、不安に慄いていたPC初心者への
アドバイスもされていた。私は、この対応は評価出来ると思う。
最初私は、事務所を責める気持ちが強かったけれど、今回の漏洩は、
事務所がデータを委託した会社のMISSだという事が判ったし、
経過報告など誠実に対応してくれたと思う。

それよりも私が一番気になるのは、あのBBSの体質だ。
色んな考えがあるのは当然だと思うのに、強い口調で反論したり、
何人かの名前を等号で結んだ書き込みもあった。
その書き込みに付けられたレスがまた謎めいていて、
私はあれを読んでいて暗澹たる気持ちになって仕舞った。
自由にH.Nを変えて書き込めるあのシステムは
何とかならないものだろうか。
「みんな仲良く楽しく美しく」なんてそれは求める方が無理だし
気色悪いけれど、私はYOSHII LOVINSON本人が見て読んで
大切に思って貰えるBBSでありたいと願っている。
最近は全く参加していない私が言うのは間違っているだろうか。






やっと大人に・・・ - 2005年09月12日(月)

YOSHIIのコラムを読んでこんなに泣いて仕舞ったのは初めてだ。
重度のファザコンで、父が亡くなって何年も経つというのに、
未だに恋しいし、親孝行を尽くせなかった事を悔いている。
だから今回のYOSHIIのコラムに書かれた静岡の親友のお話は、
一層心に沁みた。
『CALIFORNIAN RIDER』で“くも膜下出血で一命を取り留めた”と
歌われた、あの親友さんなのだね。
『ずっとプロのミュージシャンを目指していて、夢が実現されないまま
歳も40代後半になった』
痛みと死への恐怖と闘う彼を支えてくれたのは、若い頃は反発していた
父親だった事、『ロックンロールの神様のプレスリーに逢いに
アメリカのメンフィスに行く』と本当に行って仕舞った事、
帰国してまもなく末期がんだった父を喪った事、
最後の別れにカントリーの神様ジョニー・キャッシュの「エンド・
オブ・ザ・ワールド」を弾き語って聴かせてあげた事、
読んでいて、ただもう涙が溢れて来た。
お葬式で「エンド・オブ・ザ・ワールド」を弾き語りで歌う彼は、
何て素敵なんだろう。
『やっと大人になれたよ』と昔ながらの悪戯っ子の顔でYOSHIIに
笑い掛けた彼を『彼と出会えて本当によかったなと思った。』と
コラムに書いて呉れたYOSHIIも何て愛しいのだろう。

『やっと大人に・・・』
私がそんな風に言えるのは、一体いつの事だろう。
歳ばかり重ねて、中身はいつまで経っても子供のままで。
あの世で父が心配しているかもしれない。
でも一つだけ学んだ事がある。
父に沢山愛情を貰ったから今度は、私が次の命に注いで行くよ。
上手く行く事ばかりじゃないけど、きっといつの日か、
虹も見えると思う。
今バイオリズムも最低で塞ぎ勝ちだったけれど、YOSHII LOVINSONコラムが
視界を晴らしてくれた。ありがとう。




LIVE DVD 詳細決定!! - 2005年09月08日(木)

LIVE DVD「STILL ALIVE」の内容が発表された。
7/1N.Kホールの映像が主になるだろうとは思っていたけれど、
フジテレビ721とあまり変わらなさそうで、少し淋しい。
『TOUR CLIP「スティルアライヴ」』これは、各地の映像が
入るのだろうか?
タイトル通りの味わい深い映像になりそうで楽しみだ。
初回限定盤のブックレットや全シングルVIDEO CLIP+αを収録した
スペシャルDVDというのも勿論嬉しいけれど、CSで放送されたものは
殆ど全てもう見ているから新鮮味に欠けるなあ。
第一、LIVE映像を目的にフジテレビ721を契約した&友人・知人の伝手で
映像を入手したファンも多そうだから、お節介だろうけれども、
この「STILL ALIVE」の売り上げに響いて仕舞うのじゃないかと思う。
どうせなら、音も熱気もN.Kホールより上だと私には感じられた
ZEPP東京7/4若しくは7/5をメインにして欲しかった。
N.Kホールのもあれはあれで充分凄かったと思うけれど、
東京以外の各地方からのLIVE映像も各1曲くらいずつ入れるとかして
計3枚+『全シングルVIDEO CLIP+αを収録したスペシャルDVD』計4枚組み
スペシャルパックだったとしたなら1万円でも大喜びで購入しただろうに。
そうは言いつつも、YOSHIIのファーストツアーを記録した
LIVE DVD「STILL ALIVE」が発売される事は、
心から嬉しいし楽しみなのだけれど。
期待が膨らみ過ぎて仕舞っていたのだろう。
何の情報もないままずっとYOSHIIの歌を待ち続けていた日々の事を
思えば、贅沢過ぎるというものだよね。




“Be My Last” Blog - 2005年09月07日(水)

宇多田ヒカルのNEW SINGLE「Be My Last」に込められたテーマ
『いま、あらためて自分の大切なものを見直そう』という題材の
ブログ“Be My Last” Blogが始まっていた。
「自分の大切なもの」・・・家族だ。
けれど、人やものではない自分にとって一番大事にしなくてはならないもの
と言ったら、それは「心」「愛しいと思う心」「音楽や映画や世の中の
様々な事柄に対して感動したり、悲しんだり憤ったりする心」。
「心」と言ったって綺麗な「心」ばかりじゃないだろうけれど、
痛みや哀しみを知ったうえで、柔らかく優しく大きな愛を一杯に詰めた
「心」を持っていたい。
YOSHIIは「NATURALLY」の中で
“人は人それぞれだけど
 一つだけ共有するものがある
 それはまだ言わない”    と歌った。
7/2 N.KホールLIVE直前の楽屋でMITCH池田氏がYOSHIIの右腕に
マジックで落書きしたというあの「愛」の文字。
6月4日から7月5日まで、本当に愛に溢れた1ヶ月だったなあ。
もう2ヶ月も経って仕舞った。
ツアー中のドキドキわくわくしていた毎日は、
本当に充実した時間だったのだと感じる。
11月23日発売のライブDVD「STILL ALIVE」には、各地のLIVE映像も
少しは入っているのだろうか。
オフショットの映像も見たいけれど、やっぱりLIVE映像が一番魅力だ。
贅沢を言うようだが是非DVD2枚組みでたーっぷり魅せて欲しい。
”Be My Last” Blog




ロックジェットVol.21 - 2005年09月06日(火)

エマ・菊地英昭さんの連載、今号は、『新しいギターでのツアーと夏の
思い出』だった。
いきなりバストアップのエマさんが目に飛び込んで来て、ドギマギして
仕舞った。この人の目線は本当に色っぽい。
口髭と顎鬚を蓄えたフェイスラインが、とても凛々しくて、
ごつごつと骨ばった細い肩に目を奪われる。
流し目ポーズを取ってる見開きページの立ち姿も美しいなあ。
写真も良いけれど、YOSHII LOVINSONツアーの準備段階の事から
詳しく話してくれていているのが嬉しい。
メンバー選考の規準を問われて『規準は吉井本人じゃないから判らない(笑)』とか
言いつつ、『自分については・・・(1st後に予定されていた)最初のツアーの時にも
弾いてって言われていたから、前々から頭にあったんでしょう。』これは、
以前のエマさんの話からも吉井のインタヴューでも
話されていた事だけれど、バーニー(日下部正則)さんも早い段階で決まっていたと
いうのがちょっと意外だった。
ツアーメンバーの音楽の好みを話す場面で『でもウチらが好きなコールド・プレイとか
ストーン・テンプル・パイロッツも好きだし。』と
「ウチら」という表現を使ったのが、嬉しく思った。
リサーサル段階でバーニーさんと二人でのギターパートの割り振りや
音作り等、とても大変だったらしいけれど、でもそれだけ苦心して作り上げたからこそ
、実際のLIVEで、あれ程までに二人のギターの息がピッタリ合って、
ドラムとベースのリズム隊、そしてYOSHIIと絶妙のバランスを
醸し出す事に成功したんだろうね。
使用したギターの話では、クルマ1台買えちゃう位にお高い3トーン・サンバーストの
オールド・ストラトキャスターを買ったとか、白いジャズマスターも衝動買いしたとか、
かなり良いお買い物をされたようだ。
個人的に非常に気に為ったのが『根岸さんと一緒に楽器屋さんに行った時に
根岸さんが衝動買いしたストラトを「筆下ろしさせてもらった」』
という箇所だ。
根岸さんとお買い物されてるのですね。
そりゃあYOSHIIさんが(焼き餅まじりに)M-SIZEの放送で話に出す訳だ(笑)
YOSHIIが「来年は沢山LIVEをやる」って言ってくれていたから、
エマさんのギターを、もっともっと体感出来る日が楽しみだ。
私は、このツアーメンバーでのLIVEが凄く心地良かったから
次もこのメンバーでLIVEを味わいたい。
バーニーさんとのツインリードももっと魅せて欲しい。
期待してます!




M SIZE ゲスト - 2005年09月02日(金)

MTVのM SIZEフライデーにYOSHII LOVINSONがゲスト出演していた。
思ってたよりYOSHIIの出演時間が長い。
公開収録に参加した人達の書き込みで、YOSHIIが髭を生やしていたらしいと
知らされていたのだけれど、どうせ昔Mステーションで紹介した「免許写真」の
時のような柔らかそうなうっすらとした髭かと思っていたのに、
TV画面に映るYOSHIIのあご髭は結構黒々としていて驚いた。
新鮮だなあ。でも痛そうだけど(笑)
「こだわり」のコーナーでオーディオプレーヤーに鉛テープを貼ったり、
とか、キリでヘッドホンの穴を拡げて音を良くするのだと、懸命にDJさんに
説明しているのが面白かった。
ツアー中の様子を聞かれて、「ネギさんはとっても良い人で緊張をほぐして
くれるんだけど、酔うとちょっと嫌(笑)」「エマの事好き過ぎ」だの、
「ネギさんとエマがデートして、しょうもないモンを買って来る。」 と、
相当気になってる様子が可笑しい。
それでも、あっくんやバーニーさんのツアーの様子を話す彼は、
とても楽しそうで、ツアーがとても充実したものだった事が伺える。
エマを評して『徳を重ねて穏やかで・・・』と言っていたけれど
エマがギターで参加した事が、YOSHIIにとっては本当に大きな力に
為ったのだろうな。
「面白い新曲」も出来つつあるようだし、次のステージが待ち遠しい。
YOSHIIのリクエスト曲は、ヴィンセント・ギャロの「WHEN」だった。
DJさんが「ギャロは瞳が綺麗だ」って言うのに対して、
『「松っちゃん」に見える』と答えたのには笑わせて貰った。

次にYOSHIIの姿を見られるのは、10月7日ジョン・レノン・スーパーLIVEだろうか。
どんないでたちで現れるだろうか?
髭は、う〜ん、どうだろう?無い方が良いかな♪






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