ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

YOSHII LOVINSON TOUR 2005 AT the WHITE ROOM - 2005年08月29日(月)

フジテレビ721の放送を見た。
うっすらと顎に不精髭のYOSHIIに驚いた。
男臭くてセクシーだ。この日は「20GO」から始まるセットリストだ。
YOSHII LOVINSONの幕開けに相応しい曲だ。LIVE会場で聴きたかった。
続く「欲望」でN.Kホール全体を一気に一つの磁場を作るYOSHIIは、
やっぱり類稀なROCK STARだ。「SIDE BY SIDE」“無理に笑うの よせ”の
あの笑顔は凄みを帯びていた。「WANTED AND SHEEP」ギターが良い!
「RAINBOW」の照明の美しさは、際立っている。
そして「HATE」が演奏された。
生で聴けなかったのが本当に残念だけれど、
こうして映像を見る事が出来て本当に良かった。
「MUDDY WATER」で、「毛抜けホール」から“ばっ”を出す方も出す方だが、
それにピッタリ合わせる皆が素晴らしい!
メンバー紹介で、あっくんも根岸さんもバーニーさんも
『結婚します』と言って、最後に散々照れて?焦らして、
『ミュージシャンとして結婚しました』とエマを紹介した時、
話には聞いていたのだけれど、もしかしたら放送はされないのじゃないかと
思っていたから、この目と耳で確かめられて嬉しかった。
『ミュージシャンとして結婚』これ以上の深い信頼はないのじゃないかな。
末永く仲睦まじく年輪重ねていって下さい。
アンコール1曲目「スティルアライヴ」ツアーで一番印象深かったのは
この曲だ。LIVEで心の奥まで響いたあのギターの音色を忘れない。
「トブヨウニ」本当に気持ち良かった。
N.KホールLIVE映像に続いて、YOSHIIのツアー移動風景と短い
インタヴューが流された。
『長い間活動して来て、リセットして、一度無にしなくてはいけなかった。
そこからまた始める事の難しさ・・・』
YOSHIIは、7/1N.Kホールで『見て下さい。これが、生還したミュージシャンです!』と
自分を指差した。
「LIVEがLIFE」だったTHE YELLOW MONKEYを終わらせてソロのミュージシャンとして
生きようと初ライブに臨んだ時、THE YELLOW MONKEYのキャリアが大きかった
からこそ、「ゼロからスタート」しようとするその意思それ自体が、
相当厳しいものだったのだろう。
1ヶ月の全国ツアーを廻り東京(N.Kホールは千葉だけど)に帰って来て、
YOSHIIは、『生還した』と言えるくらい充実感を感じていたんだね。
あの場面では、胸が一杯になった。

N.KホールLIVEの後はPVが流されるのかと思っていたのだけれど、
7月4日ZEPP東京での「欲望」「SPIRIT'S COMING」「トブヨウニ」が放送された。
自分が参加したLIVEが映像になるというのは凄く嬉しい。
昼過ぎにYLOFCから『LIVE DVD 11月23日発売決定!!』の
知らせが届いた。
YOSHIIが話していた通りタイトルは、「スティルアライヴ」
『STILL ALIVE 〜YOSHII LOVINSON TOUR 2005 AT the WHITE ROOM〜』に
なるそうだ。
これほどピッタリ嵌るタイトルはないよね。
フジテレビ721でのオフショットやインタヴュー部分もとても
興味深かったから、LIVE DVDではどのような構成になっているか、
非常に楽しみだ。





ライブ音源&メッセージ - 2005年08月28日(日)

J-wave 「TOKYO REAL-EYES」でYOSHII LOVINSONのツアーファイナルの
ライブ音源&メッセージが放送された。
「欲望」の方は、MTVで7/4ZEPP東京LIVE映像を既に見ていたけれど、
こうして音だけで聴いても、凄く格好良い!
ステージ上のYOSHIIの風貌は以前とは随分変わったけれど、彼の歌は
より鮮やかに艶かしい。
そして「TALI」は、これはLIVEでここまで響いて来る曲だとは、
実際にLIVEを体感するまで思っていなかった。
YOSHIIの詞がクリアにこちらに届いて来て、それに重なるドラムや
ベースの音が本当に心地良い。間奏のギターソロに震えが来た。

留守電メッセージに吹き込まれていた『俺はライヴをやって、
やっと安心するのかな。嬉しい状態になるんだな、と言う事が
良く判りました。』
穏やかに話すYOSHIIの声を聴いて胸が一杯になった。
LIVE成功本当におめでとう。
LIVEステージへ生還してくれて良かった。
DJの藤田琢己さんが、(彼はZEPPへ行かれたそうだけれども)
『YOSHIIさんのLIVEでは会場の皆が「楽し〜」というより
「気持ち良い〜」という風に見えた』『YOSHIIの音のシャワーを浴びて
エクスタシー感じているようだった』と話しておられたが、
全く私も同感だ。
ZEPPでは、2列目で身体は相当きつい思いをしたけれど、私はLIVE中ずっと
とても満たされたような、嬉しそうな顔をしていた筈だ。
あの快感は、一度味わって仕舞ったら病み付きになる。
YOSHIIは今、ライブDVDやLIVE音源のMIX作業をしているそうだが
早くDVDもそして新曲も発売されて、そしてその曲をLIVEで味わいたいと
「欲望」は膨らむばかりだ。
今日深夜には、いよいよフジテレビ721での放送がある。
楽しみだ。




エレガンス - 2005年08月10日(水)

YOSHII LOVINSON公式の今回のコラムは、「グラム」なお話だった。
LOVINSONツアー前半で着用していたのは、Dior Hommeだったのだそうだ。
Dior Homme今期のテーマである「グラムクチュール」は、
YOSHII曰く70年代初期のローリングストーンズ
やジミヘン、ニューヨークドールズダーティーなロックンロールを
奏でる野獣達が身にまとっていたグラムをイメージするのだという。
来年あたりイギリスかアメリカから新しい世代のダーティー
グラムロックバンドが出てきそうな予感がしているんだとか。
『自分も来年は再びグラムな感じをやってみようかな。』
『オッサンのグラムは難しい』『ギンギラギンでノーメークでグラムを
感じさせられたら、それはそれで凄いけど、、。』等と言っている。
YOSHIIが今の歳でグラム?
グラムというのは、グラマラス(魅惑的な)から来ているんだよね。
私はグラムと言ったら、派手な衣装にケバイ化粧、ちょっとワルっぽくて
粋がってて、そういうイメージだけれど、YOSHIIがノーメークで
ちょっと妖しげな格好をしてYOSHIIがやりたい今の音楽を遣ったら、
かなり面白い事になると思う。
「オッサンのグラム」是非、演って下さい!。
コラムの最後に書かれていたのは、
『まだまだ暑い日が続きますが、縁側でうちわでカルピスなエレガンスな
心を忘れずに乗り切りましょうや、、。』だった。
「グラム」に「エレガンス」とは、一見相反する言葉のようだが、
私はこの『縁側でうちわでカルピスなエレガンスな
心を忘れずに』というのは、実に吉井らしいと思った。
吉井という人は、年齢を重ねる毎にエレガンス(優雅、優美、上品)の域を
深めていると思う。
何も高級な衣装や装飾品で身を飾っているという事じゃない。
自分自身を見つめ自分の個性を最大限に生かして、自分も他者をも大切に
出来る余裕や寛容さ、謙虚さを持っている事、精神的に成熟した大人の美しさが
エレガンスだと私は思う。
THE YELLOW MONKEYやYOSHII LOVINSONの音楽が好きなら
YOSHIIのいう「エレガンス」の意味をもう一度各自考えてみたいと思う。

ただでさえ暑くて気持ちが荒みそうになるけれど、
私はかき氷にカルピスをかけてエレガンスを味わいたい。





ラストライブツアー - 2005年08月05日(金)

HEESEY WITH DUDES解散の知らせが届いた。
11月末から行われる「HEESEY WITH DUDES THE FAREWELL TOUR」を
最後に解散するのだという。
今年5月のLIVEツアーの時もしかしたらって話が出ていて、でもその後
9月の「R&R Hoo Chie Koo Tour'05」LIVEが決まって、安心していた。
だから突然のこの解散発表にもの凄く驚いてしまった。
THE YELLOW MONKEY解散を知らされた8月2日あの衝撃の日付から僅か3日後に
ヒーセのバンド解散を聞かされるとは思っていなかった。
公式サイトに「ファンの皆様へ大切なお知らせ」が載せられている。
HEESEYは『昨年頃から自分の本来の姿であろう「いちベーシスト」としての
欲求が強くなってきました。・・・コンポーザーとヴォーカリストに
強い情熱を持てないまま、中途半端にHEESEY WITH DUDESを続けて
いきたくないという気持ちと、心機一転「いちベーシスト」として
いろいろな場で活動してみたいという気持ちで解散を決意しました。』と
述べている。
「いちベーシスト」としての道を選ぶまでヒーセには、
一体どれ程の苦悩があった事だろう。それを思うと胸が苦しくなる。
けれど、ラストLIVEツアーを決めてくれた事を有難く思う。
『ライヴをやりたくて始めたバンドです。だから最後も華々しく
ツアーで締めくくりたい』ヒーセの言葉通り、思いっきり賑やかに
最高のROCKを響かせて欲しい。
さっきからずっと「OBSTINATE ROCKAHOLIC」を聴いている。
本当に格好良くて心地よい曲達だ。
一度も観ずに解散されてしまうなんて耐えられない。
だから何としてでもラストLIVEには駆けつけようと思う。
“不良中年さデンジャラス”!




JUST A LITTLE DAY - 2005年08月02日(火)

1年経った。
THE YELLOW MONKEYの解散を知らされた日から今日でちょうど1年だ。
早いとは思わない。正直言って、ようやく1年か、という気持ちだ。
私は、『THE YELLOW MONKEYに「解散」という文字はない。
どれだけ時間が掛かろうといずれ再始動はある!』と頭から信じ込んでいたので、
去年の今日事務所から届いたあの手紙には心底肝が冷えた。
THE YELLOW MONKEYというバンドを好きになって、吉井和哉という人の
生き様そのものに目を奪われるようになって随分長い事経っていたというのに、
私は何を見ていたんだろうと今なら思う。
けれどあの時は、無条件で愛したバンドが喪われる衝撃に打ちのめされていた。
その後去年の年末12月26日東京ドームでの「メカラウロコ15」へ行く事が出来て、
メンバー4人での最後の「JAM」演奏を目にし、自分なりの
心の整理がついた積もりで居た。
けれど、今日この「8月2日」という日に、「独りモンキーカラオケ」で
延々THE YELLOW MONKEYを歌っていて、私の中のこのバンドの大きさが
全然変わっていない事を実感した。
勿論YOSHII LOVINSONの曲は好きだ。ハイパージョイに入ってるYOSHII LOVINSONの曲は全部歌った。
でも、THE YELLOW MONKEYの曲は、カラオケの音であっても、
熱くなる。今日は独りだったから誰に気兼ねをする事無く大きな声で
歌って心地良い。
私は、曲というものは、歌い続けて&演奏され続けていると、
生き続けるものではないかと思う。
一時期どんなに売れて一世を風靡した曲でも、飽きられ顧みられなくなれば、
あっという間に埋もれて行ってしまう。
別に世の中の大勢の人達を対象としている訳ではない。
今日「WELCOME TO MY DOGHOUSE」「LOVERS ON BACKSTREET」
「真珠色の革命時代」「ROMANTIST TASTE」を歌ってみて、これらは本当に
鮮やかに息づいていると思ったし、「遥かな世界」と「紫の空」は
やっぱり大好きだし、「Four Seasons」と「エヴリデイ」は
大切にしていきたい曲だし「天国旅行」と「峠」には、思い入れひとしおだ。
沢山の素晴らしい曲に出逢えた事を幸せに思う。
多分これからも私は、YOSHII LOVINSONの新しい曲たちと一緒に
これらのTHE YELLOW MONKEYの曲を歌っていくと思う。
勿論エマさん作曲の曲たちもちゃんと歌ったよ。大好きですもん。
印税に貢献してます♪

これを言うと複雑な想いを抱く人もいると思うけれど、
私は、YOSHII LOVINSON(吉井和哉)に、本人が歌っても良いと思える
時期が来たら遠慮なくTHE YELLOW MONKEYの曲を歌って欲しいと思う。
吉井の傍らで鳴る音がエマのギターではない時がもしかしたら
あるかも知れない・・・その場になったらどれ程ショックか判らないけれど、
ヒーセのベースやアニーのドラムとは全然違う音に為っているかも
知れないけれど、その時その時代の吉井が産み出す音・吉井の歌を聴きたいと思う。
今日、アニーが某有名ミュージシャンのサポートドラムとして参加するという
話を聞いた。今年の春まで全然音沙汰なくて気に為っていたアニーだけれど、
精力的に動き始めたんだねえ。とても嬉しい。
アニーもヒーセもエマもそして吉井もどんどんチャレンジして
一杯蓄えて欲しい。
いつか4人の道が交わってそして・・・新しい大きな絵のパズルが
ピタッと嵌る日が来るかもしれない。
私は、そんな日が来る事を夢見ている。






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