ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

Petticoat Lane最終号 - 2004年11月30日(火)

Petticoat Laneから封筒が届いた。
メモリアルグッズや「メカラウロコ・15」のチラシだ。
黒い馬達が躍動する「THE YELLOW MONKEY MOTHER OF ALL THE BEST 」の
裏面を広げて現れた東京ドームの4人の姿を目にしたら、グッと来て仕舞った。
LIVE AT TOKYO DOME(初回限定盤) には、『大阪・東京2大ドームの
ライヴは勿論、楽屋裏、本番直前のメンバーの表情を、
10年に渡りバンドを撮り続けた有賀幹夫、
MITCH IKEDAという両フォトグラファーが
密着シューティングした200P写真集』が付くのだそうだ。
素晴らしい!WOWOWのLIVE中継で本番前搬入口でお二人が代わる代わる
撮っていらしたあの写真が見られるんだね。凄く楽しみだ。
「メカラウロコ・15」の案内では、歴代販売Tシャツ全てを展示し
その中の20点以上を販売、パンフレット&ツアーグッズも厳選販売されるのだそうだ。
「SMILE」パンフがボロボロなので復刻販売されると良いのだけどな。
Tシャツも欲しいのがあるし期待している。
ホール編のフェスティバル会場イメージ図が描かれている。
「お客様順路」があるのか!?
東京ドームの内容は、12.16(木)オフィシャルページ
(&12.16発売関東版ぴあ)で
発表されるのだとか。
東京ドームシティとのタイアップが予定されているってどんなのかしらね。
面白そうだ。
黒と白の薔薇が描かれたDVD-BOXの詳細を見て、
あの圧倒的なパワーのLIVE情景を思い浮かべて、
これが彼らの軌跡なんだなあと胸が熱くなった。
最後に手にしたのは、沢山の数字が書かれた用紙だ。
「Petticoat Lane会費返金について」だった。
残高に応じて「振替払出証書」が送られてくるのだという。
それを受け取ったら、本当に終わりなんだね。
「Petticoat Lane」が無くなるが本当に淋しい。
12月26日東京ドームでの「メカラウロコ・15」まで、あともう少しだ。
親しくさせて頂いている方達にようやくお会い出来るのは楽しみなのだけれど、
それがTHE YELLOW MONKEYの解散式かと思うと、その日が来るのが怖い気もして、
何だか落ち着かない微妙な気分だ。




HOOO! - 2004年11月24日(水)

会場限定発売のこのアルバム「HOOO!」をお友達に送って貰った。感謝です!
「YEAH7」出だしからこの疾走感!ROCKだな〜ってビシバシ感じた!
これぞ、HEESY WITH DUDESだ。
デビューアルバム時よりヒーセ歌上手くなってる、声が出てる。
ベース、ドラムの重低音が心地良くて、ギターの響きとヴォーカルもそれぞれ
しっくり来てて、凄くまとまり良いと思う。
これをライブで聴けたらホントどんなに気持ち良いだろうって、強く感じた。
セニョ&MADさん共作セニョさんヴォーカル2曲あるんですねえ。
キャッチーだ♪
私が今回一番グッと来たのは「SOUL MATE」だ。
“必然の出逢い 前世からの絆・・・
 同じ時の軌道に 流れるエナジー 
 互いに引き寄せ 高まる波長
 ・・・・・・
 夢を分かち合おうよ SOUL MATE・・・”

今回の「野郎共のケモノ道」ツアーでも演奏しているという
吉井和哉から詞を贈られた曲「ならずものアイムソーリー」が思い浮かんだ。
共有した時間、分かちあった様々な思い・・・互いの歩む道は違って仕舞ったけれど、
『あの頃はあの頃のままで』
“もう戻れない・・・立ち止まれない・・・前に進むだけさ”
まさにSOUL MATE!盟友という感触を受けた。
この曲でヒーセのこれからHEESY WITH DUDESというソロ活動で
新たな男の道を進んで行こうという宣言というか気概というものが胸にずしっと来た。
最後の「ニンフォマニア」は、セクシーな曲だね。
歌詞をみて改めてにんまりした。
これはライブでは盛り上がる曲だろうねえ。
今回体験出来ないのがとても残念だ。来年こそは是非に!




花はどこに行った - 2004年11月22日(月)

平和を声高に訴えるつもりはない。
けれど今こうしている間にも紛争地域では、数多くの人の命が
奪われようとしている。

P.P&Mの『花はどこに行った』を聴いている。
この花は、人が命を慈しむ心を指すのだと思う。
政治や宗教や国家の名のもとに、人が人の命を奪う・・・何と酷い事だろう。
人は、長い長い時の中で同じ過ちを繰り返し続けている。

『Where have all the flowers gone? 』
                【作詞・作曲】 ピート・シーガー
Where have all the flowers gone? Long time passing.
   どこへ行ったの 野に咲く花は 長い時が過ぎ
Where have all the flowers gone? Long time ago.
   どこへ行ったの 野に咲く花は 遠い昔に
Where have all the flowers gone?
   どこへ行ったの 野に咲く花は
The girls have picked them ev'ry one.
   娘たちが全部摘んだ
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう

Where have all the young girls gone? Long time passing.
   どこへ行ったの  あの娘たち 長い時が過ぎ
Where have all the young girls gone? Long time ago.
   どこへ行ったの  あの娘たち 遠い昔に
Where have all the young girls gone?
   どこへ行ったの あの娘たち
They've taken husbands, every one.
   娘たちは みな若者の許へ
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう

Where have all the young men gone? Long time passing.
   どこへ行ったの  若者たち 長い時が過ぎ
Where have all the young men gone? Long time ago.
   どこへ行ったの  若者たち 遠い昔に
Where have all the young men gone?
   どこへ行ったの 若者たち
They're all in uniform.
   兵士として戦場へ行った。
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will you ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう

Where have all the soldiers gone? Long time passing.
   どこへ行ったの  あの兵士たち   長い時が過ぎ
Where have all the soldiers gone?  Long time ago.
どこへ行ったの  あの兵士たち  遠い昔に
Where have all the soldiers gone?
どこへ行ったの  あの兵士たち
They've gone to graveyards, every one.
皆 あの墓の下に
Oh, when will they ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will they ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう

Where have all the graveyards gone? Long time passing.
どこへ行ったの 兵士たちの墓は   長い時が過ぎ
Where have all the graveyards gone? Long time ago.
   どこへ行ったの 兵士たちの墓は   遠い昔に
Where have all the graveyards gone?
   どこへ行ったの 兵士たちの墓は
They're covered with flowers, every one.
   墓は花に覆われた 野に咲く花に
Oh, when will they ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will they ever learn?
   人はいつになったら判るのだろう

Where have all the flowers gone? Long time passing.
どこへ行ったの 野に咲く花は   長い時が過ぎ
Where have all the flowers gone? Long time ago.
どこへ行ったの 野に咲く花は 遠い昔に
Where have all the flowers gone?
どこへ行ったの 野に咲く花は
Young girls picked them, every one.
娘たちが全部摘んだ
Oh, when will they ever learn?
人はいつになったら判るのだろう
Oh, when will they ever learn?
人はいつになったら判るのだろう

訳を付けてみた。
『人はいつになったら判るのだろう』
この言葉は「風に吹かれて」の
『How many deaths will it take
 どれだけ命を犠牲にしなくてはならないのだろう
Till he knows
 その事実に気が付くまで
That too many people have died
 あまりにも多くの人が死んだという事を
The answer,my friend is blowin' in the wind
 ああ友よ、答えは風に吹かれて舞っている
The answer is blowin' in the wind
 答えは風の中に』
この言葉に通じている。
YOSHII LOVINSONは「BLOWN UP CHILDREN」の中で
『歴史の上で何を残すか』と歌った。
オフィシャルのコラムで『現地の日本人スタッフが「今回の選挙で大統領を決めるのは、
う○こ味のカレーかカレー味のう○このどっちかを選ぶのと同じだ」と
言っていた。確かに究極の選択だ。』と書いていたけれど、
もう一度言う。
ブッシュは、大統領選で勝利を決めた直後11月8日にはファルージャ総攻撃を断行した。
圧倒的な軍事力を誇示し、自由と民主主義を掲げ、超大国アメリカの力の論理を
主張している。
小泉首相は、12月14日に期限切れを迎えるイラクへの自衛隊派遣延長の意向を
ブッシュ大統領との会談で伝えたという。『盟友関係をアピール』したんだとか。
それで良いのか?
私たちも考える事は出来る。
答えを見つけようと手を伸ばす事は出来る。

P.P&Mの『花はどこに行った』『風に吹かれて』(ボブ・ディランの元歌と違って
美しいハーモニーだからこそ、歌詞とメロディが沁みた。)を聴いたあとで
YOSHIIの「BLOWN UP CHILDREN」「HATE」を聴いて、
無関心でいてはイケナイと、そう思った。





L.Aレコーディング・リポート - 2004年11月20日(土)

『オレでよけりゃ必要としてくれ CALL ME CALL ME 
 電話一本でいつでも呼んでくれ 後悔ないようにしとくぜ』
《“CALL ME”でYOSHII LOVINSONは、
今までに無く他者に向けてダイレクトに呼びかける歌を書いた》
ROCKIN'ON JAPAN12月号に古河晋氏によるYOSHII LOVINSON
ロサンゼルス・リポートが載っていた。
《吉井和哉は今、明らかに「音楽を鳴らす人間」である自分というものを、
解体・分析・再構成する作業をしている》
「CALL ME」で所謂、吉井節と呼ばれる濃厚な歌謡性を持つメロディが
甦っているという。
けれど、それだからこそ『イエローモンキーとは全く異なるサウンドメカニズムで
根源的な人間の「匂い」を放ちながら音楽を作っていることが露になっている』
のだそうだ。
古河氏は、『トブヨウニ』のドラムの再レコーディングと新曲のミックス・ダウン×2の
現場を見る事が出来、何とミックスに立ち会った2曲+既にミックス済みの2曲の
計4曲の新曲をLOVINSONに聴かせて貰ったのだそうだ!羨ましい!!!
『「新しいものを蘇生させた」そんな感触が全ての楽曲に漲っていた』
古河氏がそう表現するYOSHII LOVINSONのセカンドアルバムに早く触れたくて堪らない。
来月、YOSHII LOVINSON表紙巻頭インタヴューが実現するのだそうだ。
MITCH・IKEDA氏が撮ったL.Aの彼は、丸坊主の頭に濃紫のニット帽を目深に被り、
アバクロの服に身を包み、何だか随分感じが違って見えた。
「at the BLACK HOLE」発表時に比べ、
すっきりと凛々しい顔になったように感じる。
BRIDGE誌にイエローモンキー解散について真摯に語る事でひとつ大きな枷を外した彼が
YOSHII LOVINSONとしての正念場2ndアルバム発表へ向ける心情を、
次号のJAPANに晒して欲しい。
凄く期待している。

昨日届いたYLOFCの月刊エッセイNo.4はアートディレクターの福士昌明さんのお話だった。
「TALI」のPVの事が書かれていた。
吉井が9・11のテロ事件をきっかけにあの曲を作り、福士さんは福士さんで
9・11で想起された線画を作っていた。
PVを線画で、という話が持ち上がりこれを持って行ったところ、すんなりと事が進んだ。物を作る上でこんなにぴったりと感性が惹き合うというのは
本当に素晴らしいものなのだねえ。
政治的制約の為に削らなければ為らなかったシーンが幾つかあるというのが
とても惜しい。
『ツインタワーに飛行機が突っ込んで崩れていくシーンと爆弾が木に変わるシーン、
ボタンを押す指が女の人に変わるシーンで実はボタンの上にはPUSH(プッシュ)って
書いてあるんだけど、本当はBUSH(ブッシュ)だったり、それと最後の方に出てくる変なキャラクターの大きいのが小さいのを飲み込むところがあって、
その後その大きなキャラはアメリカ大陸に変わるシーン』だそうだ。
でもあの飛行機が飛ぶシーンで9・11事件は容易に連想できたし、
あのPUSHも意味深だった。
大きいのが小さいのを飲み込むシーンも、大国が(権力をカサに着て)
弱いものを呑み込むという力の構図だと感じたよ。
政治的制約に阻まれて全部は描き切れなかったんだろうけれど、
あのPVで9.11を連想し、あのPVに込められた意味を感じ取った人は多かった
に違いない。

『結局吉井さんも僕も満足の出来る作品があがったので良かったです』
『自分の在処を常に時代に乗ったところに置いていると言う事』
福士昌明さんという素晴らしい方との作業、MITCH・IKEDAさんとの
写真の作業、そして古河氏がレポートしているドラムのジョシュ・フリーズ
との作業、吉井は今、最上の仕事に打ち込んでいるのだろう。
出来栄えが凄まじい事になりそうで、期待が高まって仕方ないね。





ニューヨークからの便り - 2004年11月08日(月)

LOVINSONのコラムが更新された。
『2ndアルバムのマスタリングのため 大統領選を明日に控えたニューヨークで
書いている』!?
昨日スペースシャワーTVゴゴイチに海外からのお便り「ロヴィイチ」と題して
『今ビヴァリーヒルズの丘の上からお送りしています。MIX作業終わったら
ニューヨーク行ってマスタリングをする予定です。次回はまた海外から
お送りしたいと思います。それでは皆さんごきげんよう。Have a nice day♪』とか、
青紫のニット帽被って大きな緑のサングラスした方が仰っていたので、
先週坊主頭をYLOFCで披露してくれた時に『もうすぐ日本に帰ります』って
書いてあったのに、どーなってるのかな???と思ってたらば、
11月2日か3日には、既に日本に帰って来てるって事でしょうか?
アメリカでの作業があまりに充実していたから『無事に帰りたい』等と
実に性格を如実に現れた心配性を発揮していらしたけど、
何事もなく無事に帰国していらしたようで良かったです。
曲を聴いてからでは仕事を引き受けて下さらないMITCH池田さんが
CDジャケットの撮影をされたそうで、MIX完成された曲を聴いたMITCHさんが
『「復活ですね」と肩を叩いてくれたことを多分一生忘れないと思う。』と。
THE YELLOW MONKEYとは10年来の長い付き合いのMITCHさんが
「at the BLACK HOLE」が嫌いだなんてズバズバ言えて、でも
「TALI」が吉井和哉のベスト3に入るって評価してくれてて、
そんな二人が創り出した今度の2ndアルバムのジャケットという作品は、
『多分2人にとって最高傑作になると思う。』っと言える・・・
何て素晴らしい事だろう。
『撮影中無意識に泣いていた』
『確実に何かが降りて来ていたし、振り向いたら
 過去が一直線に繋がっていた。』
この描写にゾクゾク来て仕舞った!
吉井さんがここまで言う作品に早く出遭いたい。
ほんの一部でも良いから、吉井さんが体感した世界を
感じてみたい。

2nd アルバムが本当に待ち遠しい。
1月13日に4thシングル「CALL ME」発売なら
2月半ばにアルバムでしょうか?
まだ随分待たなくてはいけないのですね。じれったい。

う○こ味のカレーかカレー味のう○このどっちかという究極の選択の喩えは、
悪いけれど私はどうも納得出来ないなあ。
何故アメリカの国民は、ブッシュを再選させて仕舞うのだろう?って
どうしても理解出来ないもの。







「メカラウロコ」のチケット - 2004年11月02日(火)

昨日夜7時から「メカラウロコ15」のチケット当落発表だったけれど、
案の定電話がなかなか繋がらなかった。
のんびり繋がるのを待っている事が出来なくて、近くのローソンが潰れて仕舞って
かなり遠くなった店まで雨の中自転車を走らせた。
駄目だったらスゴスゴと帰って来なくてはいけないのかと相当ドキドキした。
無事取れていて本当に良かった。
プレゼント引換券もちゃんとあるのを確かめてようやく安堵した。
家に帰って早速チケットを見てみる。
THE YELLOW MONKEY『メカラ ウロコ・15』
これが本当のTHE YELLOW MONKEY「メカラウロコ」LIVEチケットだったなら
どんなに嬉しかった事だろう。
ずーっと待ち望んでいたTHE YELLOW MONKEYのチケットは、だけど
「THE EXHIBITION AND VIDEO FESTIVAL」の入場券なのだ。
THE YELLOW MONKEYのライブを体感する事は、もう叶わない。
チケットを手に出来て嬉しいけれど、同時にとても切なくなった。
Petticoat Lane会員であっても抽選制だったから、取れただけでも有難いのだけれど、
現金なもので座席がどう作られるのか気に為って堪らなく為って来た。
展示スペースはどれ位の規模?ビデオ上映ってオーロラスクリーン?
ビデオ上映後に行われるメンバー挨拶の舞台ってどうなるんだろう?
4人一緒に並ぶ最後の姿を肉眼で捉えられたら良いのに。
フェス詳細について11月末発送予定のDMで知らせて貰えるそうだから
楽しみにしていよう。
それにしてもYLOFCのTOP画像の「吉井坊主頭」には驚いた。
つい先日ハローウィンのかぼちゃと写ってた写真では、とってもキュートな
短髪姿だったのに、坊主にしちゃうんだもの。
大体、本人言うほど絶壁じゃないと思うな。
そして今まで私は、ロビンの長髪が好きと思っていたけれど、
ベリーショートもこの坊主もかなりエロい事に気づいた。
今思えば、ジャガーの時はまだ青かった。今38歳男盛りの坊主は、
より一層男の色気を醸し出している。良い漢の顔になったね☆
画像に添えられた『もうすぐ日本に帰ります』の文字に
MIX作業が順調に進んだ様子が伺われて本当に嬉しい。
2nd アルバムとそれに先駆けて発信される4thシングル「CALL ME」
待ち遠しくて堪らない。





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