山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2009年03月31日(火) 薬の副作用、そして同級生たち

しばらく日記をサボっているうちに3月も今日で終わりになってしまった。

月の初めには例のベルケイドという薬を注射しに赤十字病院へ2・3度通った。本当は4回の予定だったのを、4回目にすっぽかしてしまった。医師が言った言葉を勘違いしてしまったからだ。

それにしてもこのベルケイドの副作用たるや素晴らしい。体はだるくなるし手足の末端が強くしびれる。体のいろんな機能が鈍くなるのか便秘になる。それを避けようとして下剤を服用するが調節が難しく、飲みすぎて下痢をしてしまう。かといって下剤が少ないと強い便秘に苦しむ。

どうしてそんな薬を使うかというと、やはり多発性骨髄腫に効果があるからだ。以前サリドマイドという薬を服用していた頃に比べると、この病気の深刻度合いを示すIgGという血中蛋白の値がかなり下がっている。もちろんサリドマイドにもそれなりの効果があって使用していたが、このベルケイドの方が効果が大きいようだ。

ただ手足のしびれという副作用は避けられないようだ。注射直後の数日間は特に強く感じられるが、3週間以上経過した今でも痛みを伴うようなビリビリした痺れを時々感じることがある。じっとしていられないことがある。

21日には八戸高専の恩師である斉藤先生の退官を祝う催しがあった。残念ながら出席できなかったが、我々の担任だっただけあって、同級生は二十名ほども集まったそうだ。その二次会の会場から階上町の房間君が先頭に電話で声を聞かせてくれた。中には三十年ぶりのヤツもいたのに声を聞いて誰かがすぐにわかった。入れ代わり立ち代り、齋藤先生も含めて30分も話した。久しぶりの同級生との楽しいひと時だった。

ただほとんどが酔っ払いで、次の日には何を話したのか覚えていないのではないだろうか。特に中村永悦君は大声なうえにドロドロの津軽弁でほとんど理解不能であった。適当に相槌を打っておいた。あの酔い方ではきっと覚えてないだろう。

その二次会に呼ばれていた石川さんが、どろどろ状態の中村君の写真を携帯で送ってくれた。それを見ると柔道部だった面影が色濃く残っている。中学の時は相撲部だったそうで、一度だけ体育館で相撲の稽古をつけてもらったことがあった。まるで朝青龍のように強かったのを覚えている。


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