山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2004年03月30日(火) 熱よ下がれ

午後8時には熟睡モードに入ってくる。ところがである。午後9時に消灯し、みなで寝静まり、落ち着いて静かになった頃、目が冴えてくるのだ。何度も目を覚ましても、腕時計を見ると22時いくつだ。

向かいの患者の付き添いおばあさんは話し手だ。最初のうちは面白いが、だんだん疲れてくる。もう少しボリュームを絞ってほしい。

今朝もまだ38度6分も熱があった。そろそろ下がってくれないと辛い。今日は朝食後に座薬を使い、熱を下げていたのだが、夕方になっても上がってくる気配がない。もしかしたらこのまま回復に向かうかもしてない。


夕方、今回の人事異動などで政策推進室を出る今野、大嶋、そしてワークシェアリアリングで配属になっている佐藤の3氏が書類などを届けにきてくれた。


2004年03月29日(月) 高熱続く

今朝も39度を超え高熱の朝を迎えた。今日やっと抗生剤の点滴が開始された。

東京の大学に通っている娘が何日かぶりに帰郷し、見舞ってくれた。


2004年03月28日(日) 検温

昨日の朝、検温ではなんと39度1分過ぎまで上がっているではないか。これはいよいよ本格的に風邪をもらったようだ。

体中だるいし、頭痛もする。

午後、大坪参事が来てくれた。今回の異動の内容や政策推進室の今年の経過と評価が話題の中心。


2004年03月27日(土) 【写真付】カフェラッテ

港の義兄が来てくれた。いつもカフェラテを飲んでいるという話だからと、3種類買って来てくれた。

種類豊富なカフェラッテ
市民連携課の国際交流グループのリーダー古舘さんがきてくださった。カフェラッテを4種類もと、和菓子を持ってきてくれた。それと古舘さん自身が記事を寄せている八戸のミニコミ誌『うみねこ』を頂戴した。

昨年は国際ジュニアロボコンで大変だったそうだ。新しい年度には国際交流協会のホームページの更協力努力してくれる人を捜したいのだそうだ。特に職員で協会の会員になっている人が理想的とか。

そういう人がいたらお知らせいただきたい。後日スポット的に交渉してみたい。 のだそうだ。

私が社会復帰できそうな時には、私がお手伝いしてかまいませんよ。


2004年03月26日(金) 黒いかばん

黒いビジネスバッグを注文した。そこで30年ほど前に流行った歌を思い出した。泉谷しげるだったろうか?

   黒いかばんをぶら下げて歩いていると
   おまわりさんに呼び止められた

夕べも夜中にうわ言のように「おしっこ、おしっこ」と連呼している老人がいて私がナースコールしてあげた。よって今日も寝不足にさせられた。ここ数日部屋のメンバーが入れ替わり立ち代りで、今日も2人が入れ替わった。救急車で来た人もいる。そういう意味で落ち着かない。じっくり本を読むといった環境ではないのは確かだ。

妻が鼻水をたらしてくしゃみを連発している。咳も出るようだ。風邪を引いたらしい。それとも花粉症か。いずれにしてもうつさないで欲しいものだ。


2004年03月25日(木) 寝不足

夕べは新入りの隣人が発熱のため、一晩中看護がひっきりなしについていたため、当方も寝不足になってしまった。1時間おきに目覚めているのだから始末が悪い。

だから今日は何をやっても眠い。


2004年03月24日(水) カフェラッテ

ステロイド剤のデカドロンを服用しなくなってから体調が非常に安定している。来週からまたデカドロンが始まるらしいから、今のうちに良い体調を満喫しておこう。

毎日飲んでいるのは森永乳業のカフェラッテ(レーニア山が付いているやつ)である。眠気を覚ますのにはコーヒーが一番効果があると、岩手医大の先生が話していたので、それ以来このカフェラッテに凝っている。このシリーズにはさまざまの味があるが、中でもこのカフェラッテがお気に入りである。

春の選抜高校野球が始まっている。同室の人たちの中にはラジオの中継を聞いている人もいるが、私のほうはあんなに野球大好きだったのにテレビを観る気にもならない。自分ができそうにないからだろうか。現金なものだ。

今日のデーリー東北は八戸市職員の人事異動の内示が掲載されていた。昨日の役所は大騒ぎだったに違いない。夕べはみんなで飲んだだろうか。だんだん帰るところが無くなって来るような気がするなあ。

リハビリも順調だ。今日も車椅子の練習をした。今週は月曜日から三日続けて車椅子に移ってみた。座っている時間も、最初は10分ほどであったが、昨日、今日は30分ぐらいずつ座っている。でも今日はちょっと汗をかいてしまった。病衣の上からコルセットをして、そして力んで座っているのだから汗だくになっても止むを得ないだろう。きっとそのうちに慣れるだろう。

最近ダイレクトメールでパソコンソフトのセールスが多くなった。よく見ているとだんだん欲しくなってくる。最近きたのは
・ジャストシステム 一太郎ほか
・翻訳ソフト
・辞書ソフト
・現代用語の基礎知識2000から2004年版
などである。メールやHPをみているとまるで欲しくなってくるから不思議だ。それほどにダイレクトメールの効果というのはあるのだろう。


2004年03月23日(火) ざくろジュースの出所

ワシントンDCの慶長さんが話題にしていて、最近我が家でマイブームになっている「ざくろ」についてであるが、ある筋から次のようなコメントをもらった。


ざくろなのですが、数年前にあの叶姉妹が女性ホルモンと似た成分の入っているざくろのジュースを毎日飲んでいるというのが話題になり、ギャルの間では1本1L1000円以上するざくろ100%のジュースがとってもはやったんですよ。それまでざくろの製品ってほとんどなかったんだけど、それからは色々なものが出回るようになりました。

あの叶姉妹で売れていたとは知らなかった。

11時近くになって、人事異動内示の速報が届く。課長級以上についてはアングラ情報との差はほとんどなかった。

午後からは母が付き添いを代わり、妻が美容院へ行った。母とは昔話をしながら過ごした。

4時過ぎにリハビリの先生が来たところへ妻も帰ってきた。リハビリの最中に母は帰宅した。昨日に引き続き車椅子に移って過ごしてみる。今日は20分は車椅子上にいた。


2004年03月22日(月) 【写真付】他人のペット

今日は娘から雑誌を買ってきてもらった。日経ビジネスAssocieである。数日前の日経に本日発売という広告が載っていたので頼んでおいたのだ。「実戦コーチング」のDVDが付録で650円という格安のお値段だ。(ちなみにコーチングとは、部下をやる気にさせ、能力を引き出すコミュニケーションの技術)

しょうこちゃんのお気に入り
先日はこの日赤の売店で、妻から次の2冊を買ってもらった。どちらも小井川潤次郎氏の著作である。
・舘村の話
・傳説雑纂
この手の話は、妻の得意分野である。

病院の午後は結構気温が高くなるようだ。娘から冷たい飲み物でも買ってもらうことにした。
私は「カフェラッテの新製品 カフェ・モカ」を頼んだ。
妻は「いつものグリーンラベル」と切り出し、思い出したように「エクスプレッソ!」
私と娘がずっこけたのは言うまでもない。ベッドから落ちそうであった。

これも数日前であるが、自分のペットの写真を無断で送りつけてくる輩がいて、どうしたものかと思案している。でもあまりにかわいいので一枚だけ公開してみる。


2004年03月21日(日) 【写真付】田子町のにんにくカレー

夕べはよく寝た。眠れた。最近は睡眠も食事もある程度順調で、体調が良い。このまま良い方向に向かって欲しいものだ。

午前中書類整理をしていた妻が、プリットのりがなくなったので買出しにでかけた。そしてついでに買ってきたおやつが手巻き寿司である。普通はおやつに手巻き寿司はないだろうと思うが、見たら食べたくなったのだそうだ。昼ごはんにいただいた。

午後には八戸高専の先輩で秘書課長の川井さんが見舞ってくださった。川井さんは同校の一期生で、バスケットボール部の創設メンバーでもある。港湾振興対策室時代には「笑うせエるすまん」になり、二人でタッグを組みポートセールスに北東北の企業をを一緒に駆け回ったこともある。ということを思い出した。

読書メモをみていて思ったが、12月から本を読んでいない。やはり体調が落ち込んでから生活のリズムが狂ってしまったのだ。この際、徐々に回復したいものだ。

上田さんが差し入れてくれたにんにくカレーの缶詰
夕方には八戸高専バスケットボール部OB会の上田さんがブルーベリージュースと田子町のにんにくカレーの缶詰を持ってきてくれた。町の特産品にんにくにこだわり、にんにくをまるごと煮込んだカレーを缶詰にしたのだそうだ。田子産のにんにくは粒が大きく見も良く締まり日本一の品質と評判だそうである。(生産量で日本一ではないらしい。)



2004年03月20日(土) 情報収集

夕べは小刻みに目が覚めた。ほとんど1時間おきである。これを気にせずに眠ったら今朝がどんなにか楽であったろうか。よって一日中眠い。

午後、ストレッチをしているところへ接待企画部長が来てくださった。議会の状況や職場の様子を教えてくださった。部長も退職まであと十日あまりとなり、どことなく寂しそうであった。

夕方には妻神企画部次長がきてくださった。次長からは専らそろそろ人事異動のアングラ情報を中心に教えてもらった。

かなりの情報収集になった。ここには書けないので知りたい人は個別に問い合わせ願いたい。


2004年03月19日(金) ○ンポはきちんと仕舞うのだ

昨夜も夜中に大騒ぎをしている。入り口付近の患者さんが看護婦の言うことを聞かないらしい。午前の2時半ごろだろうか。体はいうこと聞かない。耳は聞こえが悪いで、看護婦さんも悪戦苦闘だ。どんどん声も大きくなる。部屋の明かりも明るくなる。看護婦たちが集まってくる。大騒ぎだ。

よって、関係ないはずの部屋の他の患者たちもとばっちりで寝不足となり、次の日は不快な一日を過ごすことになる。今日も朦朧としているなあ。

午前6時半になると向かいの老人が、大音量でテレビをつける。耳が遠いらしい。7時半の朝食時になると、隣の老人が負けじとラジオのボリュームを上げる。斜めに挟まれた私のテレビは悲鳴を上げ、「てるてる家族」なんか全然聞こえなくなってしまう。止む無くスイッチを切る。騒音を減らすためだ。午前中は何をやっても眠い、だめだ。正しくは「何をやっても」ではなく「何をやろうとしても」であるが。

夜中におしっこしたいとき、どうするかというと、仰向けのままちょっと右岸側に体を傾け、前開きの病衣からチンポを取り出し、尿器を当て静かに尿を出す。出し終わったらしずくがパジャマや布団に付かないよう慎重に尿器をはずし、できればティッシュなどでチンポをぬぐう(のごる)。そしてパジャマとトランクスの中にチンポを仕舞う。

まあ、ざっとこんな段取りである。

しかーし、今朝はこれがちょっと違ったらしい。午前3時過ぎの話である。夜中に汗をかいている私は、ある程度を過ぎると、看護婦さんから手伝ってもらって着替えをする。今朝もナースコールをして着替えをしてもらうことにした。

私のコールに呼ばれてやってきた看護婦さんに、汗をかいたので着替えを手伝って欲しいと告げ、素直に着替えを始めた。パジャマを上から紐を解いて開いたら、そこではなく、パジャマのズボンの開口部のほうに、ちょっぴり恥ずかしそうなチンポがでたまんまではないか。「おっと!」思わず声を上げてしまった。おしっこのときにあまりに慎重を期したために、最後の仕上げを見落としたらしい。この看護婦さんには、以上のことは内緒にしてもらうことにした。あーあ恥ずかし。


2004年03月18日(木) ネット詐欺にあう

お彼岸の記事を読んでいた娘が『先祖の「霊を慰める」んだったのか。お墓参りをしてお願い事ばかりしていた。』という重大発言をした。私は子供たちにきちんとした教育をしてこなかったという証明である。

これは宗教的行事でありながら、季節の節目とも言え、これを無視してては日本の四季は語れない。

もう一つ季節の行事、妻が花粉症を再発した。

今日のメインイベントであるが、妻がネット詐欺にあいつつある。先日○専連からの請求書DMが届いた。ところが、ここ何年も○専連は利用していない。金額は大きくないものの不審に思い、カード会社、○専連に問い合わせたところ、やはり東京都内からインターネット経由で引き落としが請求されているものらしい。

いよいよあやしく、支払いの停止とカードの即時解約を依頼した。妻は最近のトレンドに乗った気分になっているらしく、結構はしゃいでいる。どうかしている。大体にしてこれは○専連の個人情報が流出した可能性も否定できないということではないか。

今週は体調がずいぶんと落ち着いてきた。腰も痛いし、背筋も痛いし、前かがみになると胸の当たりも痛いのではあるが、以前に比べたら頭のぼんやり具合も少ないと言うものだ。

昼食は山菜そばだったので、ベッド上で体を思い切り起こして、普通にそばをすすってみた。吸い込むのは大変だったが、妻から介助してもらいながらちびちび食べるよりは食い応えがあったと言える。

午後のリハビリでは、何日ぶりかで車椅子に移ってみた。体が重い。太もも(既に太くない)にほとんど力が入らないが、なんとかがんばる。そうしないと車椅子まで到達しない。10分ほど車椅子で過ごした後、ベッドに戻る。


2004年03月17日(水) 【写真付】夜中に遊ぶの図

夜中の2時3時に、病室の電気をつけて本やら雑誌やら読んでいる輩がいる。夜中にどうしたんだと思っていたら、部屋の電気がついているではないか。しばらくして看護婦が、「夜中に部屋の電気をつけないでください。」と小言を言う声が聞こえてきた。夜中に電気をつけたら、誰か具合の悪い人がでて、その処置のために明るくしたのかと思ったのに、こいつ遊んでいたのと思うと腹が立つ。

昼夜逆転して眠れないというのは良くあることだ。ただ同室の人たちに迷惑をかけてはいけない。これは大人の常識である。

そのせいか、今日も寝不足気味だ。こういう状態だと一日中影響する。本を読んでいても、新聞に目を通しても、テレビを観ても、どれをとってもすっきりしない。要するに目覚めていないのだ。

妻にそのことを知らせると、「そんな日もあるさ」と思いなさい、病気なんだから。

福田先生の送ってくれたキムチ

午後になってリハビリをしている最中、武蔵野大学の福田先生が送ってくれたキムチがクール宅急便で届いた。白菜キムチとチョンガクキムチである。アルミのレトルトパックに入っている。

ここで開封しては部屋中匂いが充満しそうなので、一旦自宅へ持ち帰り別容器に移し替えてもらうことにしたので、味については後日報告したい。



2004年03月16日(火) 眠い日

今朝は6時までぐっすりと眠った。やった。どんどん調子が良くなってくるぞ。この調子で体調回復と行きたいものだ。と思いきや、日中がどうしたことか眠いの何の、午後4時までうつらうつら、新聞を持っても、最初のパラグラフを読まないうちにぽたりと落とすし、パソコン雑誌も重すぎる。食事さえようやく摂っているという始末だ。

ちょうどお昼の食事の時間に、田面木の叔父さん家族がたくさんの差し入れを持って来てくれた。いつもどおり叔母さんのお話中心ではあったが、私の体調が前回来てくれたときよりも良かったらしく、会話も盛り上がった。安心してくださったようだ。

午後4時になって、このままでは夜中に目が冴えて昼夜逆転するに違いないと感じた私は、なんとか強い意志をもって起き上がる。(とっても大袈裟)今日の新聞に目を通す。パソコンを立ち上げ、メールをチェックする。掲示板をチェックする。返信をする。日記をつける。

さすがにここまでくると覚醒してしてきた。今夜が眠れるのかどうか楽しみである。


2004年03月15日(月) 字がへた

午前5時までぐっすり眠った。何日ぶりのことであろうか。
これで体調も以前の調子に戻ってくるに違いない。

夕べ持ち帰った磯嶋夫妻の旅行写真を磯島君がわざわさ改めて届けてくれた。テーマパークの地図と写真とを突き合わせてみると、「ああー、こんなにになってるんだ」と発見があったりで結構面白かったりする。

午後になって母がやってきた。天気が良かったので歩いてきたという。妻がよこまちで買い物をする間ついてもらって」しばらく会話を楽しんだ。先日の八幡の火災の話など、まるで見てきたように話していた。

妻が「よこまち」すとあでざくろのローヤルゼリードリンクを見つけてきた。飲みきりサイズで1本100円とお手ごろだ。多分これも最近リリースされたものだろう。気をつけてみると、ブームはじわじわとアメリカからやってきているのかもしれない。味のほうは今ひとつだった。

今日も天気の良い青空の一日だった。ステロイド剤が抜けて何日経っただろうか。手足の痙攣は治まってきた。文字を書いても何とか読める。実は懸賞に応募しようとしてクロスワードをやってみたのだが、数日前は記入するときに震えて文字にならなかった。今日はちょっとは良くなっている。


2004年03月14日(日) 自分勝手

松葉保育園のお遊戯会を改めてDVDで鑑賞しなおした。

八戸高専バスケ部のOB沢田常男さんが見舞ってくださる。下田町役場の税務課に勤務しているそうだ。ずいぶん長い間「我楽団」というナイターバスケットチームで一緒にバスケットをやった。20年以上もの間柄だ。

そう考えると付き合いも長いものだ。

隣のベッドのじさま、眠れないそうだ。昼食後ラジオに演歌がかかったら、ガンガンボリュームを上げ、グースカ鼾をかきやがった。自分の好きな環境に近づけば思うようになるということか。

勝手なものである。

午後になって、松田舘分団副分団長夫妻が見舞ってくださった。先日の八幡の火災についてお知らせくださった。お膝元の八幡での火災だっただけにたいへんだったようだ。国道沿いの火災のため、国道104号は1時間半以上にわたって通行止めとなり、付近は大渋滞となった。

今朝、ちょうど彼の保育園のお遊戯会をDVDで妻と一緒に鑑賞しなおしたばかりだった。先日のメールでお遊戯会の感想を求められていたので、改めて見てみようと思ったのである。DVD2枚にわたるので早送りになるが、DVDでパソコンで鑑賞できるとは世の中進んだものだ。子供を知らない私でも、妻の解説がつくと(妻は臨時に保育園に勤めていた)誰々の子供で何番目の子とか、それなりに見ごたえもあるというものだ。

園長先生はこのDVDをまだ見ていないのだそうで、はやいとこ返してあげなければならない品物だった。

夕食後、政策推進室磯嶋君夫妻が今回の旅行の報告に来てくれた。写真とビデオを撮ったそうだ。デズニーなどのテーマパークの様子や一緒に行った新婚旅行の仲間の様子が手に取るようにわかって面白かった。差し入れてもらったケーキも美味しかった。


2004年03月13日(土) 【写真付】手打ちそば

今日も一日、とてもだるい一日だった。ステロイド剤が抜けて5日目、手足の痺れというか痙攣は治まっているようなので、痙攣はこっちのせいだというのが判った気がする。

弘道師匠のそばとたれ

午前中、そばうちの師匠で同級生の岩舘弘道氏が、そばとたれを届けてくれた。今回はたれはもちろんのことだが、粉にこだわったそうだ。通販でそば粉を注文し、それで打ったのがこのそばだ。

彼のこだわりはこれだけではない。「そば」だけではないという意味だ。例えば釣り、にこだわる。ルアー一著持って日本海へ釣りに出かける。文章にこだわる。人が書いた文章に飽き足らず、自分で小説を書いてしまう。今度の直木賞作家にでもならないか。

夕方、音喜多さんが寄ってくださった。博物館では三浦哲郎展が行われている。これまで三浦哲郎についてあまり見てなかったのでよく見ておきたかったということで行って来たそうだ。


2004年03月12日(金) ワッフルたべる

昨日の夕方、八幡で火災があったそうだ。妻が帰宅時に渋滞に巻き込まれ、苦労したとのことだ。元住宅兼雑貨店から出火、元住宅兼洋品店に延焼しやく60平方メートルを全焼したそうである。

今日でステロイド剤が抜けて4日目である。(従来だと明日から再開)今回は副作用の具合を見るため、ステロイドのデカドロンを中止してみることになった。これで手足の震えが止まったら、それがやはり原因ということになるんだろうな。

午後娘がやってきた。昨日はケーキを差し入れてもらったが、今日は妻が「よこまち」まで調達に行った。ワッフルとカフェラテで充実したおやつをいただいた。娘にはパンやお菓子など、たくさん持たせてやって、それはそれで万足そうだった。


2004年03月11日(木) 痴漢がつかまる

昨夜市の職員が痴漢のかどで逮捕されたそうだ。暗いニュースだ。今日は大嶋さんが書類を届けにきてくださったので、その話題になった。お昼には既にテレビニュースになっていた。

今日も辛い日、続くこと3日目にもなるか。昨日よりは楽かなとも思ったが、よく考えてみるとそんなことはない。今日のほうがきつい。大嶋さんが来てくれた時にはもう少し元気そうにしていたかったのだが、ちょうど辛いところだった。

先日のアイスランド大使の資料や飲み会の写真やらを見せてもらった。とんでもはっぷん盛り上がっている政策推進室である。この隅っこにでも入れていない自分がくやしい。

今日は主治医の回診のひだが、ようやくちょっと痙攣があるという話題にたどり着いた。妻が縷々説明する。先生はちょっと原因を調べてみましょうということで戻っていった。後でCTを撮るかもしれないそうだ。

お昼に娘からケーキを買ってきてもらった。ブルーベリーのチーズケーキをいただいた。妻はイチゴのミルフィーユ、娘はブルーベリーのクレープをそれぞれ食べた。美味かった。


2004年03月10日(水) 新聞ののぞき方

ステロイド剤は今日からない日だが、残念ながら、今日も昨日に引き続きだるい一日だ。夜中に心電図をとるホルターを設置されていたのに気が付かなかった。朝起きてみたらコードが数本体にくっついていてびっくりした。

看護婦によると、無呼吸症候群が見られたため参考のために設置したそうだ。これからちょっとの間モニターされるらしい。

横になって新聞を読み散らす。興味のあるところも無いところも見ないと時間がつぶせない。いつもなら午前7時半ごろにデーリーの販売店の叔母さんが回ってきて100円でデーリーを購入する。半分眠っているがなんとなく読み始める。しっかり見てないから、朝食の始まるまでの15分ぐらいで読み終わってしまう。

そのうちに妻が自宅からやってくる。また日経を取っているので持参してもらう。こっちはなんとコストパーフォーマンスの高い新聞か。140円で40ページもある。

これらに目を通し、お気に入りのところにマーキングを施し、メモを記入し、必要があれば切り抜いてスクラップする。これを一通りやるとかなり時間も潰せるというものだ。


2004年03月09日(火) ぷるぷる

昨夜はなぜか興奮気味で、よく眠れなかった。いや眠ったのかもしれない。今日になってからは体がこわばって震えがある。やはり興奮している感触だ。

昼寝もしなかった。午後からは付き添いをお袋に交替し、妻と娘が買い物に出かけた。やはり昼寝にもならかった。ALCから出ているALCマガジンの英単語クロスワードをやってみたが、辞書なしでは半分しかわからなかった。電子辞書の助けを借りて完成させた。このときも眠くはならないものの冴えない。デカドロン4日目の成果か。


2004年03月08日(月) 寝言と幻覚

昨夜、寝入りばなに寝言をしゃべっていた。どうも隣の夫婦の会話に突っ込みを入れたらしいのだ。自分のしゃべっている声で目が覚めたら、なんか隣の夫人が返事をしたような気がする。何の会話か、全く覚えがない。
今朝になってこの人は別の部屋に移っていった。機嫌を損ねたようだ。

サリドマイドの副作用であろうか、最近寝言が多い。よくしゃべっている。昼寝のときでも妻に訳のわからないことを言って笑われている。幻覚のようなものが見えたりもする。

例えばネコが添い寝している。と思ったら茶色のタオルだった。
ネコが病室内を徘徊している。
飛ぶはずのないものが飛んで見えた。
天井の電球に水や洗濯物がが入った。
その洗濯物が洗浄され水も吸い上げられ、もとの電球に戻った。

不思議な超常現象が続く。これを幻覚と呼ばないでなんと呼ぶか。
しかし、全部夢の中での出来事だ。

今日はデカドロン投与3日目。効果絶大で日中あまり眠くならない。その代わり夜の眠気の来る具合が強いかもしれない。寝言もひどいかな。以前は入院したらいびきを心配していたが、実際は寝言を心配するとは思いも寄らなかった。

寝汗もかいている。昼食後の軽い昼寝のあと、首筋から背中にかけて、おびただしく汗をかいている。ガーゼのタオルを挟んでおいて正解だった。妻から背中を拭いてもらってシャツも替えてもらった。

今日から八戸市は3月議会は予算委員会が開催されているはず。今年は何にも仕事に参画できなかったな。


2004年03月07日(日) 啓蟄とは?

昨日、啓蟄の話題を出したら、早速反応があった。確かに結婚当時は3月6日が「啓蟄」と言われていたのに、いつの間にか3月5日に定着している。

そこで、その出展と意味をネットで検索してみた。ウィキペディアというフリーの百科事典によると、次のようにでていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%93%E8%9F%84

冬至を基点として1年を春夏秋冬の4つの季節のわけ、それぞれ6つの季節に分けた24区間を二十四節気(にじゅうしせっき)というそうだ。またはその最初の日。

その始まりの日の一つが「啓蟄」という日であり、日付は年によって変動するのだそうだ。

午後には妻神次長がきてきてくださった。相変わらず人事異動などの裏話やら面白いお話を伺った。私の方からも面白い話をしてあげた。

3時半過ぎには東京事務所長の風張さん一家が見舞ってくださった。知ちゃんの近況報告といったところか。やはり次長と共通の情報もあったりして、なかなかに面白いものだ。

夕食時には、政策推進室の山本さんが各種書類を届けてくださった。先日の下村氏の結構披露宴では二次会から出席し、また楽しく過ごしたといっていた。お酒も大好き、万歳。



2004年03月06日(土) 旅の思い出を娘に語る

今日は3月6日、私たち夫婦の結23回目の婚記念日である。以前はこの日が「啓蟄」であった。が、最近は3月5日は啓蟄ということになっているらしい。本来であればワインの1本も買ってきて妻と乾杯でもしたいところだが、こんな形で迎えるアニバーサリーも乙なものだ。

今日からまた何回目かのデカドロンの投与が始まった。朝ごはんの後から薬を飲んでいる。午前中は熟睡したが、午後からはなんとなく新聞を読んだりパソコンをいじったりしている。

夕方近くになって、娘が来た。最近お袋からパッチワークを教えてもらい、バッグを作っているそうだ。今日は意見が合わず、とうとうキレてしまったそうだ。今日はこの娘にオーストラリアと香港旅行の話をしてやった。オーストラリアは下の娘と行ったのだが解説をしてあげたのは初めてだ。ネットで私のホームページから写真を見せて、一つずつ小一時間。楽しいひと時であった。

最近咳と痰が出るようになった。これは取れないと辛い。これの薬をもらっているせいか、やたらと汗が出る。これに腹の上に毛布で台をして机代わりにし、熱を発するパソコンを載せているのだから始末が悪い。熱いのなんの。汗が噴出す。


2004年03月05日(金) 大きなイチゴ

坂本市議が来てくださった。ありがたいお話をいろいろとお教えいただいた。

両親が定期診療のため内科医への帰る道、病院へ寄ってくれた。父は大きなイチゴを買ってきて、「け、かねど」妻と両親と4人でその大きなイチゴをほおばった。


2004年03月04日(木) 散髪

昨夜から小刻みに眠ったり目覚めたりだ。その度に時計に目を向けるのだが、たったの30分しか経っていなかったり、明け方は3時間以上が経過していて一安心したり、気分も複雑だ。

5時半ごろ「採血です。ちょっと早かったかな。」なんていいながら看護婦がきた。注射器でぶしゅっと採血していった。蛋白の量を測るのかな。岩手医大の時には、そのうちに何回かは試験管5・6本で本格的に採血していったのに、こっちの病院に来てからはそんなことが無い。大丈夫なんだろうね。

昨日、妻がネットで「日本骨髄腫患者の会」のホームページで、サリドマイドの新しい治療法の文献を見ていた。「お父さんも見ておいたほうがいいよ。」妻からこのような勧めを受けるとは世の中逆転したものだ。彼女も少しはPCが使えるようになってきたのだ。ありがたい。

昼食のあと、散髪をしてもらった。またまた短く刈り込んでもらった。但し前髪だけは少しだけ残した。ただの坊主頭にしないでちょっとだけ長めに残した。よく見ないと気がつかない。そこがいい。

散髪の間、こっちはただ寝ているだけであるが、結構緊張して疲れるものだ。体が緊張し固まっているらしい。


2004年03月03日(水) マインマーカー

ひな祭りの日である。
病院の食事にも現れた。まず「おひなさまカード」付き。菜の花とホタテ貝柱の吸い物、大きな栗の入っている茶碗蒸し、イチゴと三色ババロアのデザート。ざっと昼食はこんな感じであった。季節感があってよろしい。いくら病院食とはいえ、この程度の配慮は欲しいものである。そのように考えてみるとやはり労災病院の食事は残念ながらお粗末であった。(今は良くなったかな?)

今日はストレッチャーに載せてもらってお風呂に入れてもらった。今日の看護助手さんたちはちょっと手馴れていないらしく、手際がイマイチだったが、お風呂に入る人の人数も多いとかで、私の番がきたときにはかなり疲れていたらしいから許してあげよう。でもこっちが風邪など引かないように気をつけてもらわないと困る。

午後一番でリハビリの先生が来てくれる。動きはいつもと同じぐらいだろうか。今日は車椅子は断念した。ふらふらするのだ。まあ積み重ねだろう。少しずつ、少しずつ、がんばれ、がんばれ。

だるい日というのは、普通何をやっていてもだるい。新聞を読んでいてもだるい。マーカーでしるしをつけていてもだるい。活字を見ると眠くなるんだから当たり前か。

以前、こんなエピソードがあったのでご紹介したい。

数年前、開発指導課に勤務していたことがある。そこでさきほど登場した「マーカー」であるが、某班長が『マインマーカー』持参で打ち合わせに参加するよう指示を出したことがある。正しくはアンダーラインを引くんだから『ラインマーカー』だろうが、私は面白くてわざと訂正しなかった。その代わり、班長に品名を確認した。そうしたら、彼は確信を持って『マインマーカー』と答えてくれたのだった。それ以来、課内の呼称は『マインマーカー』に定着しているはずである。

というより、その当時の班長、未だに「マインマーカー」ではないのだろうか。

今日は寒い日だったというのに、お袋が一人でやってきた。自分の罹り付けの病院の帰りなのだそうだ。こういう日はおとなしくしていて欲しいものだ。


2004年03月02日(火) スーツの似合う松井秀喜

ステロイド剤なしの日がまたやってきた。だるい日が始まった。

松井稼頭央が怪我をしたそうだ。早く直ってほしい。せっかくいい調子だったのに、オープンに間に合わないことがあったりするとどうしようもない。

今日も車椅子に移って見た。が、辛かった。とにかくベッドから起き上がるだけで頭がぼんやりしているのである。10分ぐらい外の工事現場の様子を眺め(工事監督のつもり)気分を紛らわせた。たまにはいいものである。

松井秀喜の方はどうか。最近マスコミに登場する秀喜はスーツがよく似合ってきたと思うのは私一人であろうか。なんかフィットしているというか、板に付いたというか、無理していないというか。さっぱりしているのである。

八戸便で言うなら、「おぐらみがついた。」

スーツの似合う松井秀喜、今年応援するぞ!

夕食時に書道クラブの佐藤先生が、昨年の本院展の出品作と賞状、記念メダルを届けてくださった。そういえば出品してすぐに入院したのだった。また字が書けるようになるのだろうか。


2004年03月01日(月) 感動の3月

感動の3月になった。3月はいろいろ詰まっている。

新聞を読んでいて、小さなコラムに目がいった。処分してしまったので詳細は不明だが、たしか、そのお医者さんは、患者さんが退院するときに自分の著書をプレゼントするのだそうだが、それには「いつも笑顔でいなさい。そうすればまわりのみんなも笑顔でいてくれるから」という内容の言葉を一緒にプレゼントするのだそうだ。これはとても喜ばれるということだった。なるほど感動のフレーズだ。

この感動の言葉にはつづきがあるのだそうだ。普通は書かない。
「ただし、泣くときは君一人で泣くのだ。」


昨夜も寝入りばな、盛大に寝言をしゃべったらっしい。看護婦が「どうしたの?どうしたの」とあわててきて私の方がびっくりした。自分としてはどこかでご挨拶をしていたような気がするので、そんな夢でも見ていたのだろう。同室のみなさんごめんなさい。

今日は眠い日だ。午前中はゆったりと2時間ほど眠る。

いとこの娘香里が久々にくる。3月15日が八戸短期大学の卒業式のため、妻のはかまを貸すことにしていたのだ。これから八幡のうちへ寄って持っていくそうだ。いとこ(香里のおかあさん)のほうは高校の卒業祝賀会のほうに呼ばれていったそうだ。もうそういう季節なんだね。そういえば1年前は自分もホスト役であった。

夕方になって、いとこの佐々木和雄さんが「アガリクス」エキスと、玉川温泉の軌跡のなんとかという冊子を持ってきてくださった。ガンに効果があるという話が掲載されている。それぞれ楽しいから、ゆっくり見せてもらおうと思う。


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