Impression


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No._ _ _ _ _ _ _ _ _
Date 2006年10月15日(日)
よく寝た〜
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昨日の土曜は、会社の親睦会、東京へパスツアー。
朝八時半集合、帰宅は夜八時。

東京タワー、小学生の修学旅行ぶり…。
特別展望台へは、初めて上ったけど…夜景なら良かっただろうなぁ、と。
上司が言ってたけど、六本木ヒルズの展望台の方が、
カフェもあるしもっとキレイだったとな…。

基本的に、仕事仲間は皆さん共に、
大人だし、卑下じゃなく自分を落として笑えるユーモアセンス抜群で。
しかもカラオケめちゃくちゃ上手いし…ノリ良いし。

普段あまり話す機会のない事務内勤さんと、同席したおかげで、
人間味を知り合うことができて、楽しかった〜。




私個人の成績が良いから…なのか、
私のキャラ性が、そうさせるのか、
いまいち掴めないが、みんなが優しい。。

たぶん、キャラ性がそうさせるのだろうけども、
やはり「仕事場」なので、結果が求められる。

(昨今、コンプライアンス問題や改革命令が出てるので、
 生産性重視から、優良性を重視に変わったが)

自分一人で解決する仕事では無いので、
常に結果を出し続ける…というのは、プレッシャーが大きい。

なまじ、「結果」を「運」で残してきた私にしてみれば
これを維持できるのか?と不安が大きくなる。

けど、会社としては「仕事ができてきた」という結果を見て判断するのだった。
だから、新人一年目なのに、この私が、
成績優秀者と肩を並べる推進隊に選出されてしまった。


誇らしい…けども、…なんなんだ?このプレッシャーは(汗。。
ノルマの数字が、ありえない。

健全な仕事内容で成果を出すためには、
もっとマメに動かなきゃ。
人と会って信頼を得なきゃ。
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No._ _ _ _ _ _ _ _ _
Date 2006年10月08日(日)
姉の好きな歌
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   シェリー 俺は転がり続けて こんなとこにたどりついた        
   シェリー 俺はあせりすぎたのか むやみに何もかも 捨てちまったけれど
   シェリー あの頃は夢だった 夢のために生きてきた俺だけど      
   シェリー おまえの言うとおり 金か夢か分からない暮らしさ      

   転がり続ける 俺の生きざまを                    
   時には無様なかっこうでささえてる                  

   シェリー 優しく俺をしかってくれて そして強く抱きしめておくれ   
         おまえの愛が すべてを包むから              
   シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう           
   シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう           
   シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに              


   シェリー 見知らぬところで 人に出会ったらどうすりゃいいかい    
   シェリー 俺ははぐれ者だから おまえみたいにうまく笑えやしない   
   シェリー 夢を求めるならば 孤独すら恐れやしないよね        
   シェリー ひとりで生きるなら 涙なんか見せちゃいけないよね     

   転がり続ける 俺の生きざまを                    
   時には涙をこらえてささえてる                    

   シェリー あわれみなど受けたくはない                
         俺は負け犬何かじゃないから                
         俺は真実へと歩いて行く                  
   シェリー 俺はうまく歌えているか                  
         俺はうまく笑えているか                  
         俺の笑顔は卑屈じゃないかい                
         俺は誤解されてはいないかい                
         俺はまだ馬鹿と呼ばれているか               
         俺はまだまだ恨まれているか                
         俺に愛される資格はあるか                 

         俺は決してまちがっていないか               
         俺は真実へと歩いてるかい                 

   シェリー いつになれば 俺は這い上がれるだろう           
   シェリー どこに行けば 俺はたどりつけるだろう           
   シェリー 俺は歌う 愛すべきものすべてに              


尾崎豊 / シェリー





9月中旬、姉と二人で、何年ぶりかにカラオケへ行った。

母が九州と韓国旅行へ出発する直前あたりで、
月末にかけて忙しくなる姉を留守番に頼んだ直後のことである。
姉は、「私のことなんかどーでもいいんだよきっと」と、
半泣きして怒り「あの人なんて本当に大嫌いだ」と、会うたびに愚痴り、
その日も散々愚痴ったあとの、カラオケだった。

選曲は、ポルノグラフティーがテーマ(?)で、一緒に歌いまくったけれど、
ほとんど歌いきってしまった後は、
ちらほら好き勝手に自分の好きな曲を歌い始めていた。


何気に選んだ曲で、そのときの気分に合った曲というのは、
良い意味でも悪い意味でも、やっぱり心に引っかかるものだと思う。


お姉ちゃんは「尾崎の歌は、全てが好きというわけじゃないんだけどね。でもシェリー、これが一番好きな歌なんだよね」
と、静かに歌った。
「あんまり尾崎って好きじゃなかったんだけどね。シェリーを聞いて、そしたら尾崎を好きになっちゃった」とも言った。

お母さんのことを、散々嫌って愚痴って怒った後に、
姉がこの歌を歌った。

私の勝手なこじ付けかもしれないけども、
お姉ちゃんが苦しんでて、それでもなんとか「何か」近づきたい、けど苦しい…そんな素直な気持ちが、
シェリーの歌を通して、聞こえてきた気がした。
…私の勝手な思い込みかもしれないけども…。

お姉ちゃんは、自分の心情を、声に出したりあらわしたりするのが苦手な人だ。
「お母さんのこと、どう思ってる?」と尋ねてみても、
細かい心情を自分の言葉で表せないようだ。


でも私は、ずっと前から思っていたけどお姉ちゃんは、
お母さんに抱きしめてもらいたくて、キスされたいんだと思う。
それをしてくれないまま、自分を置いて出て行ったお母さんを、許せないんだと、そう思う。

自分を心配してほしい、
自分を気にかけてほしい、
自分の好き嫌いを知ってほしい、覚えていてほしい、
いつも気にかけて心に留めているよと、態度と言葉で実感させてほしいんだと、
私は、そう思う。


「私のことを考えてくれないお母さんなんて、大嫌いだ」と、
お姉ちゃんは、悲しくて寂しくて泣いているようにしか見えなかった。


お姉ちゃんは悲しい時、怒る。
寂しいと、怒る。
そして、黙る。


自分の感情の表し方を、急には変えられないだろう。
少しずつでもいいから、
寂しいときは、寂しいと。
悲しいときは、悲しいと。
怒ってるときは、だから怒っていると。
嬉しいときは、嬉しいと。
楽しいときは、楽しいと、声に出してみるのも、いいもんだよ?と、お姉ちゃんに言ってみた。

「雅紀みたいに、簡単にできないよ」と、お姉ちゃんは笑った。
「まぁ、できるときだけでいいから、ちょっとだけやってみなよ。気が楽になるからさ」
「まぁね、そうかな」


人は、話したからってすぐには変われないし、時間と経験が必要だよね。
できることからでいいから、
お姉ちゃんには、もっと生きやすい人生でいてほしいと、祈ってやまない。
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No._ _ _ _ _ _ _ _ _
Date 2006年10月07日(土)
急がない
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久しぶりに、休日を休日として過ごせた一日で終わりそうだ。


9月22日から30日まで、母が九州の実家へ
遅いお盆休みを過ごすために、と
ずっと前から計画していた友人との韓国旅行のため、
8泊9日、○島の実家を留守したため、
その間の父のお昼と晩御飯を、姉と相談しながら切り盛りしてきた。


仕事柄、私は営業なので自分の時間を組み立てられるし、
幸い会社と家の距離が車で5分程度の近さもあり…ということで、
私から、お父さんのご飯の用意をかってでたのであった。
(どうしても都合が会わないときは、姉が用意してくれてた)


さて、このことを主人に言うべきかどうか…迷った。
フと、折々話を聞いてくれてる、あるおばさまが、
主人とうまくやっていく秘訣(?)のようなものを教えてくれた事を思い出した。
夫って、子供のようにヤキモチをやくからね。
 お嫁さんが実家に出入りする回数が多いかったり、
 実家を頼りにしているのを知ると、ご主人は口では「いいよ」と
 言ってくれていても、積もり積もって不仲の原因になるからね。
 今のあなたがあるのは、ご主人様のおかげ。だから大事になさいね。
 何かする時は、ご主人にまず伺いをたてるのよ。
 実家にコッソリ帰るのもお母さんお父さんに会うのも、おばちゃんに会いにいくのも
 せっかく住む場所が近いのだから、会いたい気持ちを我慢しなくてもいいと思う。
 けど、行った回数・詳細は、言わなくて済むならば、内緒にしときなさい。
 そして、たまに、ご主人に「実家に遊びに行ってもいい?」って可愛く尋ねなさいな。
 ずるい様に聞こえるかもしれないけどね、これでいいのよ。
 これから何十年、できることなら死ぬまで一緒に生活していく夫婦…
 …とはいえ、血が繋がっているわけじゃない他人なの。
 上手に、立ち回りなさい、ネ



結局主人に、「母は、お盆の里帰りのため、友人達と韓国旅行に行く為に22日から出かけて、
30日の夜、帰ってくるのよ」とだけ伝え、ご飯の支度や実家の手伝いに行く詳細は省いた。


結果、
私は、主人に対して、お昼とお夕飯の準備をしに実家へ行く話を、しなくてよかったように思う。
なぜなら、今までもずっと、帰宅が6時というのはざらで、
大体、7時半〜8時に帰宅して、それから晩御飯の仕度をすると食事の開始が
9時を回るのがほとんどだった生活をしてきたし、
主人のお弁当も、作れたり作らなかったりがあった。
そんな中で私が、父のご飯の支度をするために、お昼と夕方に、
実家でご飯を作る…というのは、きっと、主人にしてみれば面白い話ではないような気がするからだ。

ハッキリ言うなら、「保身」の為に、言わなかった。


そんな風に心配するならば、私は主人に、母の旅行中でも忙しくても
お弁当だって作ればいいし、
父の夕飯を作るために早く帰れるのなら、
母の旅行が終わって帰ってきたら、私もいつも早く帰れるように段取りして
主人より先に帰って、ご飯を作って待っていればいい。
…けど、そんなのは、短期間しかできない。
お母さんが留守の間だけ、終わりが見えるからできたことなのだ。
そんなに何もかもできるほど私はスーパーマンじゃない。
仕事が忙しかったから、やりきれないと思った。
やったら、倒れると思った。

自分の体調と、
仕事と、
そして姉の心労を軽くするため、
父のお夕飯を作るためと、久しぶりの親子の会話のために、
主人に我慢させて不便させてることを悟らせず二人の家庭の不和を招かないために、
全てを話さないことは「絶対に許されないことではない」と、自分を言い聞かせた。

「それでも、それをやるのが妻の務めなのに、私はそれを果たせてない」
と、申し訳なくも思っていた…そんな矢先、
お夕飯を作りに実家へ居た時(20:30)に、主人から携帯に電話がきた。
力のない、元気のない、ヘロヘロの声で「お腹減ったよ〜…」と優しく泣いた。

その日、主人は神奈川の現場に早朝から出ていた。
県外の現場のときは帰りも遅い…という私の思い込みがあったので
「あと一時間は実家にいれる、大丈夫」と時間の余裕を持っていたはずだった。
けど、主人の話を聞くと、もう18時(早い)には帰宅していて、ハラペコだと言う。
私はびっくりして、「あと30分で仕事終わるから待っててね」といい、
大急ぎで父の夕飯を作り、家路についた。

結局この日は、食事の開始が22時近かった。
私は、お腹を空かせて待っていた主人を先置いて、その主人に内緒で、
自分の父の食事の支度をしていたという罪悪感があったので、
主人に不満っぽく、愚痴ってしまった。(八つ当たりだ)
「早く帰ってるなら、連絡くれればいいのに。
 私はてっきり、現場が神奈川で朝も早かったから、帰りも今くらいの
 遅い時間なんだろうなって思ってたよ。連絡くれれば、仕事の段取りも
 帰りに合うようにしたのにな」

「遅くなるときは、いつも夕方電話してるだろ?
 電話なかったら、帰る時間は、早い…ってゆーか、それなり。
 いつもそうだったろ?」
と、主人に言い返され、「あ、そういえばそうだった気がする…へへへ」
と、少々ばつが悪くなる私。
しかし私はさらに言い返す。
「でもさ、帰ってるなら帰ってるで、もっと早めに連絡してくれればよかったのにー」

そうしたら主人が言うには、
「あのね、オレはね、雅紀が帰ってくるまで待つのは、大変でもなんでもないんだ。
 どんなに遅くなろうが、待ってれば帰ってきてくれるから、平気。
 でも雅紀が、もしオレより早く帰ってきてご飯の支度をして待つということは、
 多分、大変で辛いんだと思う。
 雅紀は仕事もしてるし、時間だって自分でどうにでもなるとはいえ、
 そういうわけにもいかないんでしょ?
 別に、遊びまわってほっつきまわってるわけじゃないんだから、
 帰りが遅くたって、それはしょうがないよ。
 だから、連絡しなかったんだ。」

「でもさすがに今日はハラ減ったんだよね〜」と、主人が笑った。

私、ガガーン。
信用してくれて待ってくれる主人の優しさが、身にしみた。


主人は「まさかの出来事」を、考えない。
ある意味、純粋。
ある意味、鈍感。

でもまぁ、私には丁度良いのかもしれない。

考えすぎて動けなくなってしまう私には…。


実家や、この家での暮らしや、家族の問題を、
会社の、私のすぐ上の上司(女性)に相談したり話を聞いてもらっていたりする。
そうすると、だいたい、決まって彼女は言う。
「雅紀ちゃんが、そうやって実家の苦労を背負ったり、相談のったり
間に入ったり、そういうことってね、嫁に行くとできないものよ?
普通、お嫁に行った先の嫁姑問題で、毎日なにかしらあるものよ。
なのに雅紀ちゃんには、それが無い。
生活の仕方や、いろんなことがあるとはいえ、でも雅紀ちゃんはいじめられたり、
いびられたり、そういうのが無いのよ?
普通ね、毎日、仕事とはいえ帰りが遅くて、ご主人への晩御飯が遅いとね、
だいたいのお姑さんは、うちの息子のご飯の支度もしないで何してるのって怒るものよ?
それもない。洗濯の仕方が悪かろうが、毎日洗って畳んでくれる。
研修時代も、送り迎えしてくれる。優しいじゃない。
こんなお家、大事にしなきゃ、あなた罰があたるわよ。
あなたが、実家に関われるのも、今のご主人と一緒になったから、よ。
あなたが一番に、そして最初に大事にしなきゃいけない人は、おばちゃんでも
お母さんでもお父さんでも、お姉ちゃんでもない、会社でもない。
ご主人を、一番に、最高に大事にしなさい。ね!」


あ〜。
やれることを、彼が優しい何も言わないからと、ちゃんとしてあげれてない気がする。。


基本は笑顔で、
そして、頑張って、やっていこう。

目標が高すぎるのかな。
そうだなぁ、、ゆっくり、楽しんで、やっていこうか。
そうしよう。



いきなり、高い所にはいけない。
いきなり、山の頂上には、いけない。
経験もなければ、実績もない。
上り続けれるのか、はたしてその力が自分にあるのかさえわからない。

…まぁ、麓をウロウロして、体が温まったら少しずつ登ればいっか。
強風で前に進めなかったら、止まればいいや。
上に登るにつれ寒くなって、上着を忘れてることに気がついたら、
取りに帰えればいいし、もしかしたら隣に居る人が貸してくれたりするかもしれない。
暖めてくれるかもしれない。
山小屋があって休んでたら雪がやんで春がくるかもしれない。
暖めあえばいい、支えあえばいい。
無理して急いで登ることは無いんだよね。

どうせ登る山なのだから、
足元も、
景色の移り変わりも、
楽しんで登ればいい。

寄り道もいいさ、
道を間違えてもいいよね。

自分のコンパスをしっかり持って、
自分が信じる正しい道に戻ればいいんだから。

もう、
今すぐにできないからといって、
自分の力の無さを責めるのは、やめることにした。

すぐに変わらないからといって、
焦るのはやめた。


未来の果は、
現在の因がつくる


大丈夫


焦らなくても、
急がなくても、
幸せになれるよ。

今よりも良くなりたくて、幸せになりたくて、
がんばって生きてるんだもの。
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