何が誰を創ったか。
そんな事はどうでも良いのかも知れない。
終わりの無いこの大きな蒼空の下には
全てのモノが等しく存在しているのだから。
ひとヲかいこロすニハ、じょウけんガあル。
けシて、からダヲきずツけてハならナい。
けしテ、カらだヲこうそクしてはなラナイ。
にくタいてきコウそくでは、しばレない。
ヒトヲかいコろすには。
こコろをジュうりンするノが、いちばンでアる。
| 2002年09月28日(土) |
好きになっていくと言う事。 |
理屈じゃない。
抱き締めたい。
アナタの体温を感じられれば
私はただそれだけで、
天にも昇る気持ちなのです。
眠りが長きに限りを知らせた、瞬間。
それってなんだろう。
わたしはフシアワセではありません。
ひとなみのがくせいせいかつは
おくれないかもしれません。
カイゴとキヅカイのまいにちです。
でも、フシアワセではありません。
それがあたりまえだからです。
では。
フシアワセとはなんですか?
舞い散る葉の色が
緑から黄色に、紅に。
私の心も落ちて行く。
敷き積もって暖かく。
ゆっくりと、廻り来る季節の移ろい。
−ほぅら、見て?
あの一等輝いているのが私よ。
−じゃあ、僕は
あの一等輝いていない儚いのだね。
きっと、もう直ぐ消えて無くなる。
消えて亡くなって死に絶えてしまう、あの。
−ううん、違うわ。
確かに、あの一等輝いていないアレは、貴方だと私も思う。
でもね、死んで消え果てしまうのでは無いのよ?
一等輝いていないのは、地球から遠く離れて行っている為。
一等輝いて地球なんかに囚われている
浅はかな『アレ』とは違って
着実に、見えない『ジユウ』へと旅立つ『ソレ』。
地球からは良く見えない闇だけだけど、
きっと其の先には『ジユウ』が・・・
ううん、『テンゴク』がある筈。
貴方は、きっと其処に向って旅立とうとしているのよ。
−・・・死ぬってそう言う事なのかな。
−・・・わからない。
でもね、死んだら『ヒト』は『お星様』になるのよ。
日に日に輝きを無くして行って、
最後には地球から見えなくなってしまう。
でも、きっと、地球なんかに囚われているよりもずっと。
−・・・きっと、ずっと『ジユウ』だね・・・。
−・・・さ、もう冷えてきた。
もう、あったかい毛布とお布団の中に包まって眠りましょう。
−おやすみなさい。
−おやすみなさい。
・・・きっと、明日もいい日になるわ・・・・
なんでだろ。
会いたいよ。
今直ぐ抱き締めて。
夢に見てるなんて内緒。
スキスキスキスキスキ。
大スキが溢れて、私、今、泣きそうだよ。
薄い布ではそろそろ肌寒くなってきた。
それでも、少しだけ窓を開いて
目隠しに引いた御簾も上げて
十五夜を過ぎた月を今日も眺める。
アナタは私を想うだろうか。
暮れて行く闇と言う名の夜を待つ。
十五夜を一日過ぎた月。
綺麗の盛りを過ぎた月を、
ヒトは待宵月と呼ぶ。
| 2002年09月21日(土) |
無くならない詩を詠おう。 |
手を繋いで
今、君に
無くならない詩を詠おう。
言葉はその場で空へと昇華するけれど
ココロに深く刻んだ傷は
古びたレコードの様に
針を当てれば何時の日もまた
同じように響き始める。
さぁ、君と
手を繋いで。
無くならない詩を詠おう。
今も未だ
懐かしく響く
君の唄。
もう唄うことは無いんだよ、と君は笑うけれど。
今も未だ、
ココロに懐かしく響くんだ。
秋色の空が
小春日和にぽかぽかと。
少し乾燥した風に僕は
軽く君の唄を口ずさんだ。
今の君は、昔の君のままなんだよ、と。
口が裂けても言えない事を、唄が代わりに告げたのに。
懐かしく響くこの唄が、
セピア色の思い出を奏で出して。
この坂を下る君と僕は昔のままだったけれど。
少し乾燥した風が
君の髪を強く撫でたので、
この唄が、君に届く事は無かった。
風が止んで、秋色の空に小春日和がぽかぽかと。
僕と君は、何時かのように肩を並べて下って行った。
| 2002年09月19日(木) |
アイシテルっていうコト。 |
ソバニイタイとは違うんですか。
イナイトサビシイとも違うんですか。
ソバニイテホシイとも違うんですか。
じゃあ、なんでしょう?
二ヶ月経過、オメデトウ。
眠れない夜はベランダに出て
ぴょんと飛び上がり、夜空を翔けてみよう。
屑星達が屑だけど、
それでもきらきらと精一杯輝くのを見届けつつ
大好きなあの人の元へ
夢を渡って翔けて行く。
ほら、夜だけが
私に掛けてくれる魔法を使って。
アナタが私を好きだっていう声も。
私の心がアナタを求めて泣く声も。
聞こえないから。
今は、未だ、閑寂とした暗闇に
しゃがみ込んで待っていよう。
| 2002年09月16日(月) |
can't write. |
I can't listen to your voice.
so,...
whisper my heart
manytime
you love me from the bottom your heart...
please,please....
液晶画面越しに
成り立つアナタとの会話。
愛しくて、そっと画面に手を触れてみても
伝わらないアナタの体温。
頬を伝う雫が
カナシミノナミダじゃない事を祈った。
そこにある文字だけが、
私の真実だった。
毒を吐く為に説を振るう。
見解が変である。
誰の事とは言わないけれど
そうならないように気をつけたいもんだ。
パスポートを手に入れました。
愛しいアナタと一緒に居られるチケットです。
パスポートを手に入れました。
大事な、大事なチケットです・・・。
スキがあって
スキになられて
スキになれたら
良かったのに
スキかどうかも
わからぬままに
スキが溢れて響き出す。
走る。
何かから逃げている。
走る。
息が荒くなって。
鼓動が熱くて。
逃げろ、逃げろ、逃げろ、逃げろ!!!
きっと追いつかれる。
飲み込まれる。
走る。
縺れて転びそうだ。
もう、直ぐ其処まで来てるんだ。
捕まる訳にはいかないんだ。
追いつかれる。
オシマイだ。
祈りを口に。
サイゴのコトバ。
ゴールは、直ぐ其処に、見えていたって言うのに。
オワリのシーンを思い描いて。
まだまだオレは、走り続ける。
逃げろ、走れ、何があっても生き抜くんだ!!
何が輝いているでしょう。
アナタの笑顔?
アナタの優しさ?
ううん、輝いているのはきっと。
きらきらきら。
何が輝いているでしょう。
ずっと探していた探し物が見付かった時の様に。
きらきらきら。
ワタシの笑顔がアナタのココロに反射されて。
きらきらきら。
ほら、光ってる。
・・・シアワセだね・・・?
挫けて行く。
私、アナタを愛せない。
私、アナタを嫌えない。
私、アナタを切る事出来ない。
泣く程に、挫けて行く。
決意と決心。
ねぇ、アナタ。
私がいないと生きてられないって
私が死んだら自分も死ぬって
命の限り叫んで見せてよ。
本当に私の為に死ねるかどうか
私が首を絞めてやるから
だらだら涙を溢しながら
君と一緒に生きたいんだと
君と一緒に逝きたいんだと
縋って命乞いして見せてよ。
そしたら私、
初めてアナタを愛してあげるわ。
ねぇ、アナタ。
今すぐ此処で泣き叫んでよ。
| 2002年09月07日(土) |
wonder land. |
ある所にお姫様がいました。
お姫様の毎日は王子様に憧れながら、
隣の国のお姫様と仲良く遊ぶ日々でした。
王様は言います。
『姫、外は危険が一杯だから、王子が来るまで城の外に出てはいけないよ』
お姫様は隣の国のお姫様とお城のお庭で遊ぶ以外に、
『おそと』を知らないままでした。
お姫様は思います。
『きっとお外は楽しい事がたくさんあるわ。
だって、友達の姫がうちのお城に来るまでの街中の話ったらないもの。
きっと、楽しい事がたくさんあるに違いないわ。』
そんなある日でした。
お姫様の元に、王子様がやって来ます。
『前からずっと姫の事が好きでした。
どうか、姫の願い事を叶えて差し上げるチャンスを下さいませんか。
見事叶った暁には、私と結婚致しましょう。』
お姫様はにっこり笑って頷きます。
『いいわ。
王子様、私お外に行ってみたいの。』
『勿論、お連れ致します。』
王子様を傍らに、お姫様はお外を歩きます。
街の中は活気に溢れていました。
王子様はお姫様が退屈しないように、
たくさんのお話をしてあげます。
お姫様は笑います。
でも、心のどこかが乾いた笑いでした。
夜になってお城に帰ると、王子様は言います。
『姫、やはり貴女は私の思った通りの人だったよ。
離れたくない。
早く、結婚が出来るといいね。』
そう言って軽く頬にキスをして王子様は帰って行きました。
お姫様は悩みます。
王子様の事は嫌いじゃないわ。
王子様は楽しいお方だもの。
でも私、王子様の事ちゃんと好きなのかしら。
ただ、お外に出たかっただけではないのかしら。
王子様といるのも楽しいけれど、
お友達の姫といる方がよっぽど楽しくていいわ。
私、このままでいいのかしら・・・。
そうやって悩むお姫様を他所に、
お城ではパーティが開かれます。
お姫様が婚約をしたからです。
王様も、御后様も、姉姫も、みんなが口々にオメデトウを言います。
お姫様は考えます。
きっとこれでいいんだわ。
みんな喜んでいるんだもの。
王子様よりお友達の姫の方が私は好きだけど、
きっとこれでよかったのよ。
このまま結婚するのが、きっと一番いいんだわ・・・。
こうして少しだけ王子様を欺いたお姫様と、
自分の想像に叶ったお姫様の事だけしか見ない王子様との結婚式が
盛大に行われるのです。
そこには幸せそうな一組の夫婦がいました。
そう、それは。
遠い国のむかしのおはなし。
| 2002年09月06日(金) |
DEAD or ALIVE. |
生きているのか、死んでいるのか。
わかるのは、ズキズキと痛むココロとカラダ。
生きているのか、死んでいるのか。
わかるのは、アナタの笑顔が痛いと言う事。
『貴方でいい』って言うワタシ。
『貴方がいい』しか赦せないアナタ。
言えないもん、そんな断定的な事。
嘘を吐くのは簡単。
真実を語るのは少し困難。
どうせ語れない、語らない真実ならば。
きっと、アナタに吐き続けた
嘘こそが真実。
モテる女、
装って見たかったのよ。
私、『財布みたいなオンナ』になりたい。
そのヒトの全てを握ってて
無くては成らなくて
何時も傍にいられるモノ。
私、『財布みたいなオンナ』になりたい。
繋がりが切れるわけじゃない。
すこし、見えなくなっているだけ。
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