会いに来て。
そしたら私の熱いハグが
アナタだけのモノになる。
今直ぐに。
さぁ、早く。
アナタを想うだけで
こんなにも心臓が
きりきりと痛み出すなんて。
アナタが隣にいるだけで
こんなにも頬が熱くなるなんて。
アナタの瞳に私は映らないけれど
アナタがいるだけで。
それだけで、私はこんなにも可愛くなれる。
我侭だってわかってる。
でも言わずにはいられない。
『会いたいの』
その一言に尽きるんだわ。
今すぐお腹一杯になりたいの。
早く、早く。
アナタが駄目なら誰でも良いから。
早く、早く。
今すぐ私を愛で満たして。
うとうとと、
夢を見る。
淡く果敢無きアナタの夢を。
朝一番にめぃるした。
その相手がアナタじゃないってだけ。
ただ、それだけ。
君はまだ
僕に別の好きな人が出来たら
快く引き下がる気でいるのだろうか。
・・・それってホントに『好き』なのカナ?
仕方ないから、もう少しだけ
好きでいる事にしておいた。
巧く舌が回らない。
巧く頭が回らない。
腕が痺れる。
脳がぎしぎしと軋み出す。
巧くコトバが出てこない。
巧く生きる事が出来ない。
からからに乾いた喉から
気持ち悪い音が鳴る。
『 』
目の前に佇む『死神』を、
前に僕は何処かで見ていた。
籠から抜け出して
初めて自分の翼で羽ばたいた。
これからもう自分は『ジユウ』なんだと
すこんと蒼く突き抜けた空に誓った。
その時、鈍い痛みが走る。
気付くと空は遠かった。
地面に蹲っていた。
じゃりじゃりと耳障りな足音がして
生臭い息を吐く親父が自分を鷲掴んだ。
『もう一度、飛んでみろよ』
片翼を穿たれた自分を
口元を歪めたようなムカツク笑いで
高々と空へ放り投げた。
遠ざかった空が近付いてくる。
もう一度、飛べるような気がして
一生懸命羽ばたいた。
・・・だけど。
また空は遠ざかる。
景色が、堕ちて行く。
虚ろな目で、流れる景色に目を遣った。
ああ、自分は
あのムカツク親父に喰われる為に
籠から空へと飛び立ったのか。
去来する虚無にココロが死んで行く。
ただ、ボクは。
ジユウニソラヲトンデミタカッタダケダトイウノニ。
私が無条件に愛せるのは
私と彼だけだから。
今は誰も、好きじゃない。
昨日までは『サヨウナラ』の間柄。
でも。
暗闇の中でアナタが普通に言い出した
『バイバイ。』
私も笑顔で言い返す。
『バイバイ。』
嬉しそうにしてもう一度、
『バイバイ。』
って言い直したアナタが夜の闇に消えて
明るみ出した空を背に、静かに家の扉を開いた。
2002年05月20日(月) |
傷むココロは誰のもの。 |
帰り道、アナタが言った一言。
『今、オレ、傷心やねん。』
あ、もしかしてフラれたの?(笑)
『違うねんて、フッたんやけどな。オレ、淋しがり屋やから。』
あ、ソウデスカ。
『なぁ、慰めてくれへん?』
淋しがり屋のアナタが、淋しがり屋の私へ。
ココロの奥が、ツキンと傷んだ。
この世界に一つとしてコトバがなかったとしても
きっとコトバが溢れる今と変わらず
この想い、ヒトかけらとして
口に出来ないんだろうと
噛締めて、噛締めた
肩を並べて河原を歩く
夕暮れ時。
アナタへの
隠しゴトが増える度
確実に近付いて来る
永遠が終わる日。
この目玉、欲しいなら。
アナタの元へと抉り出して。
この躯、欲しいなら。
アナタの元へと抉り出して。
このココロ、欲しくても。
アナタにだけは絶対やらない。
他の全てを抉り出せても、
このココロ、アナタにだけは。
・・・さぁ、何をお望みかな?
何時もの通り耳を澄ましても
聞こえてこない
ココロの内から溢れ出してくる
コトバの旋律。
ココロが死んでる?
聞こえてこない。
どう足掻いても聞こえてこない。
このままでは
私も死んじゃう?
聞こえてこない。
聞こえてこない。
ココロから何も、聞こえてこなかった。
空を見上げても
きっと『ジユウ』は見えない。
もっと『ユメ』は見えない。
それでも強く、
前へ、前へと。
じくじくと
疼き続ける古傷が
癒えて無くなる日って来る?
ああ、それはきっと
永遠の日が無と等しくなった時だね。
こんなにもココロから
コトバが溢れて止まらない。
それは十分なものではないけど。
こんなにも。
・・・こんなにも。
2002年05月12日(日) |
この命に意味なんざなくても。 |
『今』と言う時を
走りもせず
下がりもせず
ただ
『君』と『僕』が『生きている』と言う、事実と真実。
それだけで、目を瞑っても怖くないんだ。
君は僕を想わなくなるだろう。
それは『僕の死』に等しい。
そんなの僕には絶えられない。
そうなる前に君を殺すから。
もしも、僕が君を想わなくなったら
迷わずココロをぶち抜いてよ。
見据えておくれ。
ガラクタを寄せ集めたポンコツが
何処まで生き抜いていけるかを。
崩れても崩れても
よたよたとまたその身体を起こし
もげた片手と片足を持って
それでも前へと進んでく
哀れで無様なゴミクズが
一体何処へ辿り着くかを。
いとも簡単に出てくるそのコトバ。
でも結局はどういう意味なの?
『別離』か『決別』かそれとも他のものなのか。
僕は未だ、その答えが見えないで居る。
『サヨウナラ』
たった五文字のそのコトバも
確かに僕の心の片鱗なのに。
2002年05月08日(水) |
やっぱり君が一番だ。 |
あの頃から僕らはずっと三人だった。
世界に三人しかいなかった。
僕は彼女が好きだった。
彼女は僕を愛していた。
もう一人の彼女と共に。
僕は彼女とめぃるばかりだ。
声を聞きたいとも思わなかった。
もう一人の彼女にはめぃるすら送らなかった。
でも。
やっぱり辛い時には頼ってしまう。
声が聞きたい。
僕を一番にわかってくれる。
言わなくても伝わってる。
それは僕の希望的観測かもしれない。
でも、受話器越しに繋がるこの空気だけは
信じてもいいんじゃないかって思えた。
僕の好きな彼女と、僕を癒す彼女と、僕。
世界は未だに三人だけだったんだ。
反芻しなくてもいいのにさ。
ついつい何度も見返しちゃって。
ムカムカムカムカ。
何それ。
イライライライラ。
馬鹿みたい。
自分も、
自分を罵倒する相手も、
それを周りから眺める第三者も。
いや、どうでもいいんだけどさ。
そんな感情に固執してる内はまだまだ自分が未熟ってハナシ。
ほんと、馬鹿みたいで笑えるよね。
笑うしかないデショ。
『笑う門には福来る』
・・・なぁんて。
何それ、ほんと馬鹿みたい。
どーでもいい人に言われて傷付かなかった
同じコトバをあの人から言われると
とてもショックで泣きそうになる。
これがきっと『好き』の違い。
お願いだから、傍にいてよ。
全部気付いてる。
僕が切らなかった線を
自分で斬ってしまったんだね。
独り善がりな誤解だといけないから
第三者にも意見を求めて。
気付いてるよ。
君とはもうさよならだってね。
僕だけじゃないよ。
あの人も『おかしい』って気づき始めてる。
でもさ。
自分で斬ってしまったのだから
仕方が無いよね。
もう僕に成す術はない。
君とはもうさよならだね。
あれ程言ったのに。
僕の『嫌い』には気をつけてってさ(笑)
そんな瞳で私を見ないで。
貴方の事なんて忘れてた。
自分ばっかり遊んでた。
そんな瞳で私を見ないで。
私は貴方に釣り合わない。
お願いだから。
そんな瞳で真直ぐに
素直に私を愛さないで。
世間は今GW。
ここぞとばかりにカップル達が遊ぶんだって。
でも。
君と僕の予定は合わなくて。
遊びにも行けなくて。
『この連休逃したらもう休みないよーぅ(泣)』
って駄々こねる僕に。
『う〜ん・・・どうすっかな・・・』
真剣に困り果てる君。
それを感じて焦る僕。
『べっ、別に大した事じゃないんだから、気にするなよっ』
それに対して君が。
『いや、大した事だろ』
・・・もしかして。
君って僕の事、僕が君を『好き』よりも『好き』?(笑)
何でもない一日なんだ。
いつもどおり太陽は昇り沈んで
月が昇り沈んで終る。
けどね。
今日は君の生まれた日。
それだけで。
僕の一日が変わるんだ。
生まれてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
かけがえのない存在になってくれてありがとう。
カミサマなんて信じてないけど
今日だけは信じてみる。
感謝する。
君の全てに。
ありがとう。
2002年05月01日(水) |
いつも一緒 離れないで 一緒が良いね。 |
大好きなんだよ。
いつも一緒にいて欲しい。
離れないで。
傍にいて。
いなくならないで。
お願いだから。
忘れるはずないじゃんか。
今のままの君でいいから。
君がいる
それだけが僕のRealだから。
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