コトバアソビ。
無断引用お断り。

2002年04月30日(火) 夕日のむこう。


きっとアナタが笑ってる。

ずっとずっと一緒にいられたらいいのに。

夕日が僕らを繋いでる。


今すぐ会いたい。


その気持ちが冷めない内に

お願いだから、あの人に届けて。



2002年04月29日(月) しっかり自分を見る方法。


どうやったら

自分をしっかり見れるだろう?

鏡に映っている自分が

どうして『自分』だとわかる?


しっかり自分を見る方法。

きっとそれは他人に映すしかない。

他人あっての自分であり、

自分がいるだけでは

自分が存在する事すら証明できないのだから。



2002年04月28日(日) 照らさぬ太陽、沈む月。


お宇宙から

転がり出した太陽が

誰もいない裏路地に

そっと静かに落ちました。

人々は

『何時もの通りの夜がきた』

と思いました。

その夜、月は見えませんでした。

次の朝、

人々が目を覚ましても

お外は暗いままでした。

何日も、何週間も、何年も、何千年も。

太陽は誰にも見付かりませんでした。

やがて太陽が照らなくなった『ちきゅう』には

誰もいなくなりました。


そんな『ちきゅう』を

月は遠くから見続けていました。




例え、『ちきゅう』から『自分』が見えていなかったとしても。

永遠に、ずっと。



2002年04月27日(土) この頬から。


零れ落ちた雫が昇華して

大きな大きな雲となり

何時の日か

貴方の宇宙を覆って

しとしとと

永遠にも似た

恵みの雨を降らせるでしょう。



私の涙無くしては

貴方は生きられないのだから。



2002年04月26日(金) 祝福の鐘を。


アナタの為に。

長く、太く、いつまでもアナタの元に

アナタの大事な人から

祝福と言う名のプレゼントが届きますように。

アナタの為に。

祝福の鐘を鳴らしましょう。


アナタを一番愛する者として、

いつまでも、この場所で。



2002年04月25日(木) 追憶の風景。


私のココロがアナタから離れて

どれほどの月日が経ったのでしょうか。

あれから私はいろんな人を好きになり、

愛し、愛され、

あの頃よりは少しは成長したのだと思います。


しかし。


今アナタと会話する私はどうでしょう。

全くあの頃と変わらないのです。

いえ、そう錯覚してしまう風が吹くのです。

どうしましょう。

・・・どうしましょう。

アナタはあの頃と変わらない、暖かい風を持ったまま

私を優しく包むのです。

気持ちまであの頃に返ってしまう。

アナタに恋焦がれていた私に。


この風景は

全て過去の産物で、現実で夢見る錯覚だと言うのに。



2002年04月24日(水) 走っても、走っても。


アナタに追い付きたくて。

必死に走って走って走るけど。

アナタはずっと先を行く。

私なんて顧みないで。

息が上がる。

呼吸が出来なくなる。

走って、走って、走り続ける。

汗が落ちる。

足並みが崩れる。

ゆっくりと回転する景色。

鈍い痛みとともに香る土の匂い。

走っても、走っても。

アナタに追いつく事は永遠になかった。



2002年04月23日(火) 笑っちゃうよね。


いつものように

めぃるで会話してる時に。

『俺の為だけに生きてくれ、って言ってみてー』

だって。

そしたら

『いつも思ってるぞ?他の奴なんか見んなーって』

だって。

『そんなの知らなかった!!言わなきゃわかんないじゃん。
 コトバはココロを伝える為にあるんだぞっ』

って返したら

『はいはい。俺だけの為に生きてろよ?(笑)』

だって。


きっと。


いちゃラヴし過ぎて二人とも

脳味噌とろけちゃったんかも。

笑っちゃうよね。



2002年04月22日(月) 怖いんだ。


きっとその内、全てが見えなくなる日が来る。

きっとその内、君無しでは生きられなくなる。

きっとその内・・・。

考えては痛む頭を抑えては目を瞑り、

永久の眠りを待ち続けた。



2002年04月21日(日) シアワセなんだね。


君を見ていて本当に感じる。

ボクもどうせなら

そっち側にいたかったよ。

シアワセなんだね。



ボクが特別に不幸って訳でも・・・ないけどさ。



2002年04月20日(土) 死んでしまう。


意味もなく

切なさがこみ上げる。

今すぐに

アナタに会いたい。

そして私を

抱き締めて。


でないと。


切なさの鎖が静かに心の臓に食い込んで

ゆっくりと拍動が止まってしまう。

息が出来ない。

このままでは死んでしまう。


このままでは。



2002年04月19日(金) 水の中。


君と居る時間は

時間の流れがある様でいてなくて

まるで水の中に居るみたい。

ゆっくりと流れに身を任せ

ただただ今を生きるのみ。

その内きっと

アナタの声すら聞こえなくなるわ。


誰が一体水の中。


誰と一体水の中。



2002年04月18日(木) そんな筈ない。


アナタへの気持ちに

翳りが射すなんて。

そんな筈ない。


今日はもう、寝てしまおう。


明日、また何時ものように

笑顔でオハヨウって言えるように。



2002年04月17日(水) 雨の日。


雨の日は調子が悪い。

躯が怠い。

頭が痛い。

呼吸が出来ない。

何故だろう?

・・・あぁ、そうか。

雨の日は

私とアナタと繋ぐ太陽も

私とアナタを繋ぐ青空も

私とアナタを繋ぐお月様も

私とアナタを繋ぐ髪を撫でる微風さえも

全て存在しないから。


『昨日より激しい雨なんですけど。』

少し苛立ち紛れの私にごく普通に返すアナタ。

『こっちも昨日より凄い雨。』

アナタのその一言で

ふっと息を吹き返す私。


・・・あぁ、そうか。

恵みの雨はアナタの頭上にも

平等に降り注いでいたんだね。



2002年04月16日(火) 太陽と月とボク。


きらきらきらきら輝いてる。

まるで君は太陽だ。

ゆらゆらゆらゆら光ってる。

まるでアナタは月のよう。


では、ボクは?

太陽を眩しく見上げる事しか、

月を愛しそうに見つめる事しか、

出来ないボクは?


きっとボクはヒトなんだ。

太陽と月とに生かされながら、

それでも強く前に進む事に憧れる、

儚く弱い、強く逞しい、ヒトというイキモノなんだ。


さぁ、今日も。

手を取り合って生きて行こう。


太陽と月とボク。



2002年04月15日(月) 時を刻まぬ掛け時計。


ふと見あげると

掛け時計の時間がずれていた。

当たり前のように時計を外して電池を変える。

そして考える。

一体何時からずれていた?


わからなかった。

きっと朝は平気だった。

気付かなかった。


きっと時計もヒトも、そうやって壊れて行くのかもしれない。

気付かぬ内にゆっくりと、

細胞レベルから徐々に身体を蝕む癌のように

静かに時を刻む事を止めるのだ。


電池を変えた掛け時計が

正常な時を刻み始める。


それを私は当たり前のように、静かに壁へと返したのだった。



2002年04月14日(日) 会楽。


コトバはココロの破片です。

君のコトバに出会う度、

・・・君のココロに出会う度。

楽しくて楽しくてどうしようもない。


『スキ』で居て貰わないと

『スキ』で居られない自信がある僕。

『スキ』で居て貰わなくても

『スキ』で居られる自信がある君。


真反対の僕等が共通に求めるモノ。

それは・・・カイラク。



2002年04月13日(土) 好きって言う事。


喋ってて楽しいって事?

会ってて楽しいって事?

傍に居たくて仕様がない事?

触れ合っていたいって事?


きっと『スキ』っていう事は

アナタに会った瞬間に

自然に顔が綻ぶ事。



ねぇ、そう思うでしょ?



2002年04月12日(金) カウントダウン。


アナタに会える日まで、あと何日?

一日、二日、三日、四日・・・。

ああ、まだまだね。

アナタの事に関しては私、

片手以上は『まだまだ遠い先の事』なの。

今夜も携帯片手にカウントダウン。

もどかしさに抱き締めたクッションのミッキーが

苦しそうに顔を歪める。


私。

もう幾つ寝れば、アナタの素敵な笑顔に会えるの?



2002年04月11日(木) 平気かな。


普段人一倍元気な君が

絶対安静にしていなければならないという。

風邪か怪我か、それとも何か別のモノか。

僕には及びもつかないけれど

心配で心配で、僕は口唇を噛締める。

不安な時につい出る癖。

早く元気になってよね。


君がいるという事、

それだけで言葉にならない現実。



2002年04月10日(水) あの頃の私。


小さな機械の向こう側に

あの頃の私がいます。

自分の中に巻き起こる感情を

抱え込んで決して表には出しません。

小さく小さく蹲り

助けてくれる手にも縋ろうとしないで

一人小さく『自分』を守りつづけているのです。


今の私はあの人に出会い、あの頃の私にさよならしました。


小さな機械の向こう側に

あの頃の私がいるのです。

助けてあげたいのに。

私はあの人ではないので。

あの頃の私を上手く救う事が出来ません。

どうすればいいのでしょう。

気持ちはだけは良くわかるのに。

私はあの人のように言葉が出てこないのです。


小さな機械の向こう側のあの頃の私は、

今日も棘の城で眠り続けるのでしょうか。



2002年04月09日(火) In the dream.


待ち合わせの駅で

お互いを知らない僕らが

僕らを繋ぐ唯一の携帯で

話しながらお互いを目で探してる。


『どこぉ〜?』

『ここ、ここ!! でっかい柱の所!!』

『えぇ〜? 見えないよぉ〜?』

『どんな格好してる?』

『えー・・・と、ズボンでスプリングコート着てて・・・』

『あ、わかった。見つけた。』


沢山の人が行き交う中で

必死に君を目で探している僕を

迷わず見つけ出してくれた君。

たったそれだけの事で、もっともっと君を好きになれる。


でもちょっとだけ。


君の『好き』に僕の『好き』が負けてる気がして

悔しかったから。

今度は沢山の人込の中から

僕が一番に君を見つけようと思った。



2002年04月08日(月) 君色に染まる時。


毎日毎日君との会話。

話題は尽きない、絶対飽きない。

君の惜しみない愛が僕の色を変えていく。

もう戻れない。

元の色なんて忘れてしまったもの。


君色に染まる時、僕は一体何になる?





2002年04月07日(日) ゆっくりと。


掬んだ手の隙間から、

静かに水が零れていくように、

ゆっくりと、しかし確実に、

指の間をすり抜けていく、

君からの愛と、君への愛。



2002年04月06日(土) 触れられるのに。


すぐそこにいるお前に手が届かない。

俺はお前に触れられない。

お前は輝く太陽だから。

俺はお前が創る影。

影は光に触れられない。

絶対交わる事は無い。


だが、しかし。


俺とお前は光と影で

一生離れる事は無いのだ。



2002年04月05日(金) どうして。


どうしてコトバをくれないの?

どうして何も言わないの?

もう私、寝ちゃうヨ?

『おやすみ』は?

どうして。

どうして私は。

アナタじゃないヒトに。

『おやすみなさい』なんて。

アナタから『おやすみ』って言わないのなら。

私からも言ってやらない。

今日はもう寝る。

アナタの『おやすみ』なしでも、熟睡できるんだって。

意地でも証明してやるんだから。



2002年04月04日(木) すれ違い、離れてはまた。


今日はいろいろ忙しかった。

アナタとお話出来なかった。

きっと私達はこうやってすれ違う。

すれ違っては離れて行く。

ダメだってば。

私、間があくと気持ちが離れてしまうクセがあるから。

自信がない。

アナタを想い続ける自信が。


だから今日は、今日だけは、いつもより。

強く私を抱き締めていて。



2002年04月03日(水) まさか。


君に心動くなんて。

僕は今、別の人に夢中。

・・・だと思ってた。

まさか君が僕の事を想い続けていたなんて。


まさかまさかまさか。


今すぐに抱き締めて。

心がアイツに攫われる前に。



2002年04月02日(火) ダメだったら!!


アナタはとてもテクニシャン。

私のツボを突いて来る。

ダメだったら。

そんな事したら、

もっともっと好きになっちゃうじゃない。


アナタはとてもテクニシャン。

私を上手に甘やかす。

ダメだったら。

そんな事したら、

もっともっと我儘になっちゃうじゃない。


アナタはとてもテクニシャン。

私の欲しいコトバをくれる。


『どうせなら、目指してみろよ。

 俺のなくてはならない存在になれるように。』


ダメだったら。

そんな事したらホントに私・・・。



2002年04月01日(月) 世界で一番純粋な。


無垢なイキモノがお目見えしました。

彼女はまだ目を開けていない。

汚い世の中を見ていない。

ぎゅっと握った小さなおててに

自分の未来を持っている。


どうか、カミサマ。


彼女の前途に、栄光の祝福を与えたまえ。

Amen.


 既知  置場  未知


本田りんご

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