オバオバ通信社
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 東京紀行 その3

8月14日(快晴)

早朝一度目が覚め、アテネの開会式〜!と思いつつ二度寝に突入し、8時過ぎに起床。 黙っていれば何時までも寝ている息子を叩き起こして、朝食をとレストランに向かう。

因みに、ここは某マニアの間では知る人ぞ知るホテルなので、それを満喫しながらの朝食はなかなか乙なもの。

部屋に戻ったら、また息子が寝てしまったので、ここで初めて開会式のハイライトを観賞。 日本選手団のユニフォームに項垂れる...。


ぎりぎりの11時にチェックアウトし、活動開始。

ホテルの玄関にて、さあ今日はどこに行こうかな?と考え、あっそうだ、まずはあそこに行かなくちゃ!と目の前の駅へ。
そんな母親を尻目に、息子はさっさと消える。

前々から乗ってみたかった都電に揺られ、梶原にて『都電もなか』を購入。 日記のネタ料としてバリ子さんに送りましょ…と言うより、バリ子の旦那の反応に興味津々。 案の定予想通りだそうで、わたしゃ大満足♪



(中味はカラッポ、食べちゃった♪)

また都電に乗って、今度は池袋のサンシャインへ。
当然ここも大混雑で、展望台と水族館は断念。

でも、美味しい回転寿司を食べてご満悦。 地元の回転寿司にはない高級感が漂ってイイ感じ、それなのに食べたものはヤリイカとエンガワとメロン…いつもと同じ。 あっ、茶碗蒸し食べるの忘れた!!!

さて、次はどこへ行こうかな…

パンダだ、まだ見ぬパンダだ!!!
20数年前は確か何かの理由で会えなかった、リベンジだ!

上野動物園到着、スキップ踏んでパンダ舎へ♪

いたぞ、いたぞ、ギャ〜〜〜デカイ!!!

可愛いけど、ちょっとあなたデカ過ぎよ!

次ぎは何々、ゴリラだわ、やだ〜母さんにソックリじゃん!

サル山、ボスは一体どれかなぁ…あ〜もう分かんない!

ライオンもゾウも、みんな暑くてちーとも動きません。 私のほうが元気です。

そういえば、西郷さんの銅像も見たことないぞと、ご対面。
な〜んだ、TVで見たまんまじゃん。

木陰で休みながら、半日上野公園で楽しんでいたら、あっという間に約束の時間。 東京駅に向かわなきゃ。


集合時間が早過ぎる、もっと遊んでいたかった!と文句をたれる息子を待合室に置き去りにして、ひとりホームで新幹線の発着を眺めて楽しむ。

はじめは凹んだ人ごみも最後はちょっぴり慣れたし、意外と暑さに強いってことも判明したし、またいつか遊びに来るわ!と心に誓って、午後6時56分、東京を離れた。


東京では、いろいろな方に大変お世話になり、楽しい思い出がいっぱいです。

浅草を案内して下さった横浜のご夫妻、浅草のかき氷屋の気取らないおばあちゃん、水上バスで2回も出会って笑顔で挨拶してくれた外人さん、故郷談義で盛り上がった某宅配便センターのおじさん達、某番組撮影秘話をちょっぴり教えてくれたフロントのお兄さん、そして14日一日同行してしてくれた素敵なお嬢さん。

みなさん本当にありがとうございます。

2004年08月19日(木)



 東京紀行 その2

8月13日(快晴)

午前7時ちょっと前、上野駅に到着。

東京へは何度も来た事があるけど、それは子供の時の話で、気分的には、はじめまして♪


まずは東京駅へ挨拶だぁ!と意気込んで行ったら、見たこともないような人ごみに、一瞬にして凹む。

気弱な気持ちで、とある食事処で朝食をとったら、これがまたマズイマズイ。 あまりに腹が立って、逆に元気が出てきてしまった。


待ち合わせ場所の『銀の鈴』を確認したら、始動開始。

といっても、朝の8時にどうしましょ?って事で、時間つぶしにモノレールに乗って羽田へ、GO!

約40年振りに乗ったモノレールは、当時の『特別な乗り物』感が消え失せ、普通の通勤電車になっていた...。

さて、羽田で飛行機に背を向けて、息子と協議した結果、帰りの浜松町駅からは自由行動って事に。
…浜松町駅に着いたとたん、脱兎のごとく息子は消えた。


ムッとしながら日の出桟橋へ直行して、水上バスに乗り込み、暑さを満喫するべく屋上デッキにて、のんびりと浅草まで遊覧観光の出発。

暫しレインボーブリッジを眺めた後、ビルに埋もれた東京タワーや、思っていたより小さい国技館を見て驚く。

船で仲良くなった横浜のご夫妻の案内で浅草を歩き、かき氷を食べながら一休み。

あわよくば、花やしき遊園地で遊ぼうかなと思ったけど、流石に気が引け、再び水上バスにて日の出桟橋へUターン。



(乗船記念に水上バスチョロQを購入)

そのまま乗り換えて、ものは試しとコミケの東京ビッグサイトに行ってみたら、なんじゃこりゃ!の大行列。
とてもじゃないけど付き合いきれないので、即刻退避。

オタク集団にもみくちゃにされながら、ゆりかもめに乗車し車窓を眺めていたら、船の科学館で懐かしの『羊蹄丸』を見つけ、涙うるうるになってしもーた。
…デヘヘ、旦那とのデートがこれだったのよ。


嗚呼、東京はどこもかしこも人だらけ...。

楽しみにしていた某ブックセンターへ辿り着いた時には、人酔いもピークでもうヘロヘロ、ものの5分も居れなかった。

近所へのお土産『佃煮』と、夕食のお弁当を買って、銀の鈴で息子と合流、ホテルへ向かう。


ホテルへ着いたら、バタンキュー。

アテネ五輪開会式は、遥か彼方に飛んでいった。

2004年08月18日(水)



 東京紀行 その1

8月12日(快晴)

夕方、普段私が出掛ける時には見向きもしない旦那が、今回は特別とばかりに駅まで送ってくれた。

お陰で予定より早く駅に着いたので、時間調整にと息子と別行動で買い物をしていたら、約束の時間に遅れ一悶着。

真冬のオホーツクのような空気の下、旅が始まる。


列車に乗り込んだとたん、初めての寝台車に喜んで梯子を上り下りする息子の姿は所詮ガキであるが、気がついたら私も上っていた。 でもこの親子のベットは、あくまでも下段。

しばらくして、お弁当も食べたし何もする事ないしと、バリ子さんに「一路東京、まもなくA県♪」とメールをしたら、「腑に落ちない」との返事。

必死の打ち込みで「○○線で○○経由で…」と説明したら、一言「納得」と。

『カシオペア』や『北斗星』だけが寝台車じゃないんだぞ!

そうこうしているうちに、上段に他のお客さん(おっさんと小学坊主)がやってきたので、そそくさと就寝。


あ〜もう、揺れるし煩いし、よく眠れない…

と思ったら、午前5時!!!

熟睡、完璧に熟睡、完熟。

ここは何処?と窓の外を眺めたら、群馬! 関東だよ!

わ〜、でっかい川、利根川だ、利根川だ!!!

ひゃ〜、瓦屋根、あっちにもこっちにも瓦屋根!!!

はい、大人ですから決して声には出しません。

内心大ハシャギのオバオバですが、あまりにも興奮しすぎて早くも疲れ、ちょっくら横にと思ったとたん、またまた爆睡。


…まもなく東京、続きは明日♪

2004年08月17日(火)
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