猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2014年10月26日(日) 今さらだが

 見ても感想書かなかったり、(仮)のまんま放置してる映画感想とかもありますが、ふと思い立って4月20日に見た「他人の手紙」と5月3日に見た「ワレサ 連帯の男」の感想をアップした。よかったら読んでね。

 ソチとさいたまでもう半分以上燃え尽きていましたが(つかいまだに脳の半分があれ以来ぐだーっとしていて、JOもCOIも録りっ放しでほとんど見てない)、GPSが始まると、やはりあらぶってしまうね。ましてやまさかのジェレミー続行で、いきなりのスケアメからのご登場だし! まあそのアボットさんはSPこそよい感じであったものの、フリーではいらんこと考えてしまったのかだめな方のアボットさんでした(涙)。まだもうしばらく彼のために一喜一憂することになりそうです。

 今夜は今夜でゲトスポが佳菜子ちゃん特集だし、レコーダーの残量があけてもあけても追いつきません。まあ、まだ世選女子フリー以降がそのまんまなせいですが。

 ところでツイッターでもご覧のとおり、マッサンにはまっとります。ほぼ毎日玉鉄が見られるということでチェックし始めた本作ですが、見どころが玉鉄以外にもありすぎるぐらいあって、さらに中でも玉鉄の素晴らしさは変わりなく、もうどうしようって感じ。そのうちニッカのウィスキー買っちゃうかも。激弱なので、コンビニの小瓶がせいぜいだろうけど。

 玉鉄にとってこのマッサン役は、渡辺謙にとっての独眼竜政宗のようなものになるかもしれない。よくも悪くも。とにかく明日も楽しみです。




2014年10月05日(日) リスボンに誘われて

ミリオン2 12:50〜14:45 111分

 主演をよくよくチェックしたらジェレミー・アイアンズじゃないか。うわー、もう9月13日からやってるし、早く行かないとこの手の映画は終わっちゃう! というわけで行くことに。

 午前中ちょっとお出かけして、11時にミリオンのカウンターに招待券を出して整理券を貰う。ふう、これで去年たまったポイントカード二枚、そして会員更新の際に貰った今日の招待券、とタダ券を使い切ってやった。っと、それより整理番号が003とは。スタートまで間があるとはいえ、あんま客入っていないのかな。

 一旦上前津まで戻って、大須の香蘭園でラーメン。この日記で書いたかどうか忘れたけど、かつては600円だったここのラーメンは、消費税増税以降650円と相成っておりまする。味は相変わらずだけどな。

 原作の知識はおろか、前情報もほとんどなく行ってきたので、物語の舞台がポルトガルであることに驚いた。まあタイトルにはリスボンってあるけどさ。しかし最初にいろいろ戸惑う部分の多い映画だった。まず、ジェレミー・アイアンズはイギリス人じゃなくてスイス人。えええ。そしてお話がまた複雑だ。スイスで教師やってた主人公が、見ず知らずの女性から受け取った本に夢中になってしまい、教師のくせに授業もほっぽり出してその本の作者を訪ねて、作者の出身地であるリスボン行の列車に飛び乗ってしまうという…。なんという無茶な(笑)。ちなみに映画ではポルトガル人もスイス人もみんな英語を喋っているという異空間ぶり(笑)。

 そんないろいろおかしい世界観も映画が進むうちに「もう、こういうもんだろう」と受け入れ態勢ができ、ひとまずスイス人ジェレミー・アイアンズさんの自分探しの旅につき合ってやるか、と物語に入りかけたところでさらにびっくり。これ別にジェレミー・アイアンズさんの自分探しの旅物語じゃなくて(そういう面もあるけど)、彼が手に取った本の作者アマデウ・デ・プラドにまつわる、ドロドロ政治劇だったのである!

 スペインのフランコ政権時代のことに比べるとややマイナーではあるけど、ポルトガルも第二次世界大戦の少し前からその後の70年代前半にかけて、大統領アントニオ・サラザールによる独裁政権下にあった。リスボンの名家に生まれ育ち、開業医を営んでいる若き医師アマデウは、圧政に荒む世情に不満を抱き、友人と共に地下活動に身を投じる(おお『ロルカ 暗殺の丘』だ!)。

 ただ、アマデウ自身はそれからほどなく病死しており、彼がどんな風にレジスタンス活動をしていたのか、関わった仲間たちがどうなったのかは不明となっている。独裁政権自体は革命によって打ち倒されたものの、暗い時代とその後の急激な変化は人々の心に暗い影を落としており、誰もが多くを語りたがらない。そこで異邦人であるジェレミー・アイアンズが彼らの心の中に踏み入っていくというわけだ。

 正直、明らかになったアマデウの活動の実態とかはあんまり面白くなかった(笑)。だって結局友人との三角関係ってさあ。アマデウも含めた群像劇自体は凄く面白かったから、正直、三角関係以外のお話の方をメインにやって欲しかったなあ。まあそれやったら、全く違う話になっちゃうけど。

 終わった後は松坂屋をぶらぶら。紅茶がなくなりそうだったことを思い出し、マリアージュ・フレールのお店でウェディングを買って帰宅。



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