ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2004年03月31日(水) ディボース・ショウ

監督:ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー
    キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
    ジェフリー・ラッシュ、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
セレブの結婚・離婚が繰り返される町・ロサンジェルス。マイルズ・マッシーはこの町で離婚訴訟専門の敏腕弁護士だ。今回マッシーに助けを求めて来たのは、浮気の現場を押さえられて美貌の妻に離婚を申し立てられた不動産王。
実は美貌の妻は、離婚によって相手の財産を自分の物にする「離婚富豪」のプロだったのだ。圧倒的に不利な状況にも関わらず妻の弱点を暴き出して、見事勝訴を勝ち取ったマッシーだったのだが・・・


【感想】
シニカルな笑いには定評のあるコーエン兄弟の新作は、ジョージ・クルーニー×キャサリン・ゼタ=ジョーンズという、今ハリウッドで最もゴージャスな「クドい顔」の2人を競演させた1ヒネリも2ヒネリもあるラブ・コメディ。
前作「バーバー」で起用したビリー・ボブ・ソーントンもちゃっかり参加しちゃってます♪

日本ではまだ、離婚する事で相手の財産をガッポリ頂いて裕福な暮らしをするという「離婚太り」出来る女性は少ないと思いますが、場所がロスになれば状況も変わるでしょう。
この作品は、現代のロス・セレブの「結婚・離婚事情」をネタに、敏腕離婚訴訟弁護士vs離婚太りを目論む美女の丁々発止を見せる楽しいラブ・コメディに仕上がっています。

ジョージ&キャサリンの主演コンビが、この作品以上にハマる設定もないだろう・・・というくらいハマってます♪
「敏腕弁護士は歯が命」と言わんばかりにやたら白い歯に固執するマッシー(でも展開には全く絡んでねーけど)、それからジャンジャンバリバリに自慢の巨乳をアピールした衣装で流し目をくれるゴージャスな人妻・マリリンが、視線を絡め合いながら会話をするシーンを見るだけでも思わずため息が出る事間違いなしです♪

映画冒頭のスタッフテロップ・・・ビクトリア調ちっくな絵柄のアニメーションからして「オシャレ度」高めな軽いタッチになってて、そのイメージはそのまま作品の軽妙なテンポを引き継いで行きます。

随所に笑いを散りばめ(日本人には笑いのツボがイマイチ判らないネタも多々ありますが)、実にソツがなくスタイリッシュで、2転3転する展開も「あっと驚く」程ではなくても「ほー、そー来たかぁ〜!」くらいの楽しさを感じさせてくれる作りで、エンターテイメントとしては申し分のない作品に仕上がってると思います。

ま、そんな軽いタッチのラブ・コメディ・・・と言ってしまえばそれまでで。(^-^;
酷評する部分もなければ大絶賛する程のモノでもない、ゴージャスで愉快痛快な楽しいラブコメの王道ってトコロか。

でも見て損はないっすよ。
ニヒルでゴージャスなのにちょっぴりお茶目なハンサム・ガイ、ジョージ・クルーニー@エッチな顔のおじさま♪のキャラクターがふんだんに生かされた作品として、イチオシ出来るのは間違いなし!の一作ですわ♪

コーエン兄弟は役者の配役と使い方がウマいなぁ〜・・・と、いつも思わされますわネ。






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2004年03月23日(火) ドッグヴィル

監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ニコール・ド・キッドマン
    ポール・ベタニー
    クロエ・セヴィニー、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
アメリカ・ロッキー山脈の麓にある「ドッグヴィル」は、廃坑後に残った住民20人程度の貧しい小さな村だ。ここにある日1人の女・グレースが逃げ込んで来た。どうやらギャングと警察に追われているらしい彼女を、村一番のインテリを自負するトムが煽動して村でかくまう事になった。
最初の頃は疑心暗鬼だった村人も、グレースの人柄に触れる内に次第に打ち解け、いつしかグレースは村にとってなくてはならない活気をもたらす存在だと言われるようになっていったのだが・・・


【感想】
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で知られるアメリカ嫌い(?)の代表的監督ラース・フォン・トリアーの最新作は、アメリカにある架空の寒村を舞台にした人間模様を描いたドラマです。
アメリカを舞台にしてるけど撮影はスウェーデンで行ったそーです。何でもラース監督は強度のフライト恐怖症(閉所恐怖症)でアメリカに渡った事がないらしいんだけど、これってアメリカに行きたくない理由付けか?(笑)

何が目を惹くって、そりゃー映画の設定・・・と言うかセットでしょ。
地面にチョークで家の敷地や道が描かれていて、そこに必要最低限の粗末な家具が置かれているだけ。
その「架空の村・ドッグヴィル」にさも建物や扉があるように役者達はパントマイムをしてドアを開閉し、丸々見えてる風景を見えないように演じ続けて行く訳ですわ。

役者も演じながら「ここには壁があって、窓があって、扉があって」と、村の様子を想像しながら演じたんだろうと思うけど、見てる観客も自分の頭の中で「きっとこんな感じの薄汚れた家が建ってて・・・」と想像しながら見ていかなければならないという、かなり手の込んだ(と言うか、観客任せにした)作りになってます。

こんな珍妙な設定の映画って見た事なかったけど、ぴよは結構楽しかったな♪
本を読み慣れてるタイプの人には、かなり楽しい設定だったんじゃないかと思う。そこにない物をあるように空想するというのは、活字を読んでシーンを頭の中でイメージするという作業と似通っているでしょうから。

話はかなり人間の汚い本質を赤裸々に暴き出すという、あまり同じ人間として見たくない類の内容なんですが、汚いモノに蓋をしないでありのままに見せてくれる映画は数少ないので(ありのままに見せると、感動もなければ共感も得られにくいという不文律が映画世界では通説なので。笑)、そういう意味ではこの監督さんはかなりチャレンジャーだと思います。
この手の作品は、やたらキレイにまとめちゃう手合いが多いと思うけど、それをしなかったのはエライと思う。

じゃあ「面白かったのか?」と聞かれると、決して面白くないからこれまたスゴイんだよな(爆)
大体からして、人間の一番本質的な「いやらしい部分」をさらけ出して、同じ人間が見て楽しいハズがありませんや。
保身に走り、他者を疎み、自己の欲求を満足させる為には他人を貶めても厭わない・・・この作品を見て「こんなヒドい人が世の中にいるなんて信じられなーい」と言うヤツがいたら、そいつの事は信用出来ないとぴよは断言出来ますね(笑)
この映画に描かれている「ドッグヴィル」の村人達の姿こそ、正に自分の分身だと痛感するべきですわ。

更に痛快なのはこの映画のラストです♪
グレースのした選択を、「そりゃないだろー」と本気で思う人っているんでしょうか?
夢のような映画の世界の出来事なら、グレースはきっとこの村人達を慈悲深い心で許したでしょうよ。
じゃあアナタがグレースの立場だったとしたら?アナタがグレースと同じ境遇だったとしたら?
・・・ぴよは、グレースが決断するよりもずーっと早くに彼女のした選択を考えてましたけどねぇ。はい♪(笑)

では「復讐は美徳なのか?」
それを考える為にこの作品は存在するのかもしれないとぴよは思ったんですが。
この作品が意味もなく「アメリカ」を舞台にしている事、そして今世界で起こっている出来事を照らし合わせると、なかなかシニカルで含蓄深い監督のメッセージが聞こえてきそうな気がします。

ラストのスタッフロールの画像を見ながら、自分がいかに「アメリカ的思想」に毒されていたのかというのを思い知らされた感じがしたんですけどね・・・って、深読みし過ぎですか?(^-^;)







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2004年03月22日(月) ションヤンの酒家(みせ)

監督:霍建起(フォ・ジェンチィ)
出演:陶紅(タオ・ホン)
    瀋粤明(パン・ユエミン)
    張世宏(チャン・シーホン)、他
おすすめ度:☆☆☆−


【あらすじ】
中国・重慶のビルの谷間に下町情緒を残す屋台街がある。ここで「鴨の首」料理を出すなかなか賑わっている店の女主人ションヤンは悩みを抱えていた。実母の死後、京劇役者に惚れ込み家を捨てた父との確執、母親代わりに育てたミュージシャン志望だった弟は麻薬中毒で更正施設にいる。頼りのハズの兄は嫁の言いなりでうだつがあがらず、子供の頃に住んだ家は他人に取られてしまっているのだ。
美貌のションヤン目当ての客が今日もまたやって来た。ションヤンも次第にこの客に惹かれていったのだが…


【感想】
「山の郵便配達」で知られる(でもぴよはこの映画未見っすわ)フォ・ジェンチィ監督最新作。
中国の大都会・長慶の屋台街を舞台に、美貌のバツイチ女性(年齢は推定30歳前半か?)の日常を淡々と描きながら家族や恋人との関係を見せていく作りです。

ションヤン演じるタオ・ホンという役者さんをぴよは全く知らないのですが、なかなか艶っぽい美人です♪ちょっと川島なおみ系の、意味深な流し目をくれる「いかにも場末のクラブにいそうなママ」って感じ。
このションヤンが売れない3流小説みたいな家庭の事情をてんこ盛りに抱えてて(今日も言いたい放題♪)、その家庭の事情に自分の恋愛を絡めて話が進むんだけどね。
まあ、ありがちって言ってしまえばそれまでだけど、逆に考えると「あぁ、こーいう話ってたまに聞くよねぇ」くらいの親近感は持てるという、微妙な家庭環境だったりします。

ここでションヤンが「いたいけで気の毒な美貌のバツイチ女性」なだけだったら面白味はないんですが、この美女は自分と自分が大切にしたいものを守る為に大奮闘しちゃいます♪
一応悪者役として兄嫁の存在がありますが、何が何が!ションヤンちゃんは全く負ける気なんてありません。
それどころか兄嫁を出し抜いて、会いたくもない義母と父親ににこやかに近付いて家の権利を自分のモノにしたり、登記簿の変更をさせる為に役人の息子(ちょっと精神が病んじゃってる)の嫁に自分の店の従業員をあてがっちゃったり、やりたい放題やってます(笑)

と、ぴよは思ったんだけど、見方を変えれば(つーか、本来はこういう解釈だろう)
家を自分の名義にしたのは麻薬更正施設にいる弟と自分の生活を守るためだし、従業員の女の子は自分の弟の事を好いていたんだけど、弟がこんな状態だから何とかして幸せになってもらう為に金持ちの家に嫁がせてやろうという親心だったんだろうというのは、素直に映画を見ていれば誰もが思うところでしょう。

まぁ〜、でもぴよには「おまへも思いっきり計算高いやんけ」としか思えませんでしたが。(苦笑)

そんな野心丸出しのションヤンちゃんですが、1番野望を燃やしたい「自分の恋愛」に関してだけは、どうもうまく行かないってのが世の常な訳です。
これが恋愛までうまく行っちゃったら出来過ぎて鼻白む事請け合いですが、人生そんなに甘くない。
金持ちの「モト冬樹+アホの坂田」男にいいようにあしらわれたションヤンちゃん、でも自分と自分の仕事のプライドを最後まで守ったトコロは拍手喝采です。

全体にかったるい流れなんだけど、野心を燃やしつつも人生思うように行かないってトコロが微妙に共感出来るという、かなり辛らつで痛々しい作品だと思います。はははっ






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2004年03月15日(月) イン・ザ・カット

監督:ジェーン・カンピニオン
出演:メグ・ライアン
    マーク・ラファロ
    ケヴィン・ベーコン、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
ニューヨークの大学で英文学の講師をするフラニー。近隣で起こった猟奇的殺人事件の容疑者を偶然目撃していたフラニーの所に取り調べにやって来た刑事のマロイに強く惹かれるものの、フラニーはマロイの手のタトゥーを見て戦慄する。
フラニーが見ていた容疑者(顔は陰になって見えなかった)の手に、正にマロイと同じタトゥーが彫られていたのだ。


【感想】
スザンナ・ムーア氏のベストセラー小説の映画化。監督は「ピアノレッスン」でアカデミー賞に輝いたジェーン・カンピニオン、製作総指揮はニコール・キッドマン、そして主演は恋愛映画の女王メグ・ライアンという豪華な顔ぶれ。
本来はニコールを主演に考えて脚本が作られていたそうですが、映画の話を聞きつけたメグちゃんが「どうしてもこの役をやりたい!」と監督に直談判して、その熱意が買われて見事主役の座をゲットしたんだとか。

かつて「ラブ・ロマンス物」と言えば必ず名前が筆頭に登り、その愛くるしい笑顔をスクリーンいっぱいに振り撒き多くの映画ファンを魅了して来たメグちゃん。彼女も40歳を過ぎてかなり焦り出していたんだと思う。
40歳過ぎていつまでも「お嬢様女優」はやってられない。若くて愛らしい女優は次から次へと現れるし、たるみ始めた頬の肉をムリヤリ吊り上げて「ウブな小娘」を演じるのは余りに痛い。

そんなメグちゃんが、「アタシだって等身大の大人の女を演じられる女優なのよ!」「もうションベン臭い小娘の役なんてやってらんないわ!」とばかりに脱皮宣言を図ろうとしたのが本作であろうというのは痛いほど判ります。
判るけれど、何かが違う・・・メグちゃんは「演技派」とか「本格派」と呼ばれる事を、「脱ぐ」という事に取り違えているんじゃないだろうかと思うのです。脱がなくても演技派女優は沢山いますし、濡れ場を演じなくても本格派と呼ばれる女優は数多くいるのに、メグちゃんは「大人の女を演じる=脱ぐ」という、実に単純な記号に当てはめて脱皮を図ろうとしているのです。

10年前ならオファーが来ても絶対に断っていたであろうこの「フラニー」という役。
メグちゃんは正に体当たりで演じています。
惜しげもなく垂れ始めた乳房をさらけ出し、生々しい情事を演じ、アケスケなセックス談義に興じ、挙句に自慰シーンまでてんこ盛りに見せてくれる。
でもぴよは見ててすごく痛々しかった。「メグちゃん・・・アンタ寒いよ」と思わずつぶやいてしまった。

映画の作り自体はラブ・サスペンスの様相を呈していますが、サスペンスちっくな部分は極平凡なプロットです。真犯人をミスリードしようとして、怪しい役やらせれば右に出る者なし!のケヴィン・ベーコンを意味なく登場させたり、事件のあったバーで会っていた黒人学生のレポート用紙には何故か血糊が付いていたりしますが、特に惑わされる事はありません。

たぶんサスペンス部分よりも、人と深く関われない40代の閉鎖的独身女性のリアルな心理状態を見せるのがツボなんだろうと思いますが、大胆な濡れ場シーンにばかり観客の目が行ってしまって、この作品が見せたい物の焦点がボケちゃってる感じがします(つーか、単にぴよがメグちゃんの濡れ場に辟易してただけかもしんないんだけど。苦笑)

ぴよはニコールがフラニー役を演じるのを見たかった気がする。
ニコールが演じた方が、もうちょっとリアルで上品な仕上がりになったんじゃないだろうか?(言い過ぎか?)






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2004年03月13日(土) ペイチェック 消された記憶

監督:ジョン・ウー
出演:ベン・アフレック
    ユマ・サーマン
    アーロン・エッカート、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
情報化社会が益々進んだ近未来、マイケル・ジェニングスはフリーのコンピューター・エンジニアとしてハイテク企業の開発部を渡り歩き、秘密保持の為に多額の報酬と引き換えに開発期間中の記憶を抹消するという手続きを繰り返していた。
100億円という巨額の報酬の代わりに今までにない3年という長期間の仕事を引き受けたマイケルだったが、仕事終了後記憶を消された彼が手にしたのは19個のガラクタとFBIに追われる自分だった。3年間に一体何があったのか!?


【感想】
「マイノリティ・リポート」の原作等で知られるフィリップ・K・ディックの短編の映画化。
そんな事より、ジョン・ウー映画ですよーん♪ぴよはね、誰が罵ろうがジョン・ウーの白い鳩が好きなの♪(笑)

さて、ノッケから言わせてもらいますが、この映画はぴよ的に大当たりの部類です!
最近少々精彩を欠いたか?と思っていたウーちゃん、今回はキッチリ決めてくれました!!
ガキが喜びそうなオモチャみたいな設定や展開だとか、有り得ねー話だとか、言いたいヤツには言わせとけ!今作はウーちゃんのお楽しみがてんこ盛りの「ウーちゃんファンお待たせしました」モードばりばりですぜ♪

この際だから言っちゃいましょう。
「白い鳩」飛びます♪
しかもすんげー緊迫感のあるシーンで思いっきり飛びます♪
もうこれだけでぴよは「あぁ、この映画見てよかった」と思っちゃったね。(マジだぜ)

ネタはサスペンスちっくですが決してサスペンスとは言い難く、尚且つゲームみたいな楽しい作りしてます。
19個の小道具(正確には20個)がどういう使われ方をしているのか、というのが映画のツボなんでしょうけど、ここらはどんなにサスペンス好きでもまるで予測不可能なので(隠された20個目の小道具が何なのかは誰でも察しが付きますが)、この作品はサスペンスや小道具の謎解きを楽しむのではなく、どーやってマイケルが真相に辿り着くのかを観客が「傍観者」として楽しむ仕様になってるんだと思います。

アクションシーンや派手な爆破シーンもソツがなく、カメラワークもウーちゃんお得意の「ぐるりとカメラ回して一気に引いて俯瞰する」だったり「主人公の視点で絵をパッパと切り替える」だったり、東洋ちっくな棒術アクションや爆破付きテクニカルなカーチェイスシーンも網羅してくれて、ホントにウーちゃんファン大喜びなステキ仕様がてんこ盛り!!

難を言うと、ユマ・サーマンだ。
彼女はヒロインになれるタイプの女ぢゃーないんだヨ。男に一目惚れされる面ぢゃーないんだヨ!(をいをい・・・)
少なくともベン・アフレックの相方としては余りに老け過ぎてて可愛げがない。
ユマっちがお色気ムンムン衣装で上目遣いに微笑むシーンなんて、「これは笑うトコロですか?」って心の中でそっとつぶやいちゃったりしたけどネ。(^_^;)

まあ、何はともあれぴよ的には大満足の一作です。
久々にウーちゃんらしさがてんこ盛りで・・・つーか、白い鳩だよ。これに尽きるんだよ!(爆)






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2004年03月11日(木) 花とアリス

監督:岩井俊二
出演:鈴木 杏
    蒼井 優
    郭 智博、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
アリスと花は同じバレエ教室に通う幼馴染み。通学電車で見染めた「宮本先輩」と同じ高校に進学した花は、宮本が所属する落語研究会に入った。ある日宮本が不注意で転倒し、軽い記憶喪失になった場面に出くわした花は、とっさに「私はアナタに好きだと言われたのに覚えてないの?」とウソをついてしまう。
かくしてエセ恋人同士になった花と宮本だが、辻褄合わせにアリスを巻き込み「アリスは宮本の元カノだった」という設定にした事がきっかけで、奇妙な3角関係に発展して行くのだった。


【感想】
「スワロウテイル」「リリィ・シュシュのすべて」等を手掛ける岩井俊二監督の最新作。
元々はネスレ社の宣伝用?に依頼されて製作したウェブ配信専用ショート・フィルムだったものを、映画化しています。
ぴよがよく行く「TOHOシネマズ」でネスレのCMを予告編前に流していたので、この作品のタイトルだけは何度も何度も見てたんですけどね。

実は岩井監督作品は今作品が初めて見るんだけど、他の作品はどーなのかわかりませんがー・・・
少なくとも今作品に限って言わせてもらえば、ぴよは「岩井ワールドとは肌が合わない」というのが率直な感想。
確かにキレイな映像だと思うし、音楽も雰囲気があって独特な「癒し」の空気を漂わせているような気はするんですけどね、何か非常に作為的なモノを感じると言うか・・・簡単に言ってしまえば「クサイ」って所か。(をい)

大体からして、エピソードが多過ぎ&長過ぎ&意味がない。
もっとスッキリと作ってもいいと思うんだよな。バレエのシーンも長過ぎるし(練習風景もラストでアリスが踊るシーンも)、アリスがスカウトされてモデル事務所に入るというエピソードなんて、全く必要なかったんじゃないかな?
更に言えば、どうして宮本が落研に入ってるのか意味不明。つーか宮本は明らかにそーいうキャラじゃない(^_^;)

つらつら考えるに、岩井監督の好きな事を作品中に散りばめたいが為に、後から強引にキャラ設定を作ってしまっているような感じを受けるんだけどね。
ラストでアリスちゃんにバレエを踊ってもらいたいからモデル事務所に入らせちゃったとか、学園祭シーンを入れたいから宮本を落語研究会のメンバーって事にしちゃったとか?
もっと言うと、きっと岩井監督は手塚治虫氏の大ファンなんだろうと推察。
花達が通う高校の名前は「手塚高校」だし、学園祭では鉄腕アトムのコスプレ隊からアトム・バルーンまで登場。
更に、花と宮本がデート中に見てる映画は「ホルスの大冒険」と来たもんだ!
(大体、今どきホルスの大冒険やってる映画館って一体どこなのよ?つーか懐かし過ぎて嬉しくなっちゃったわよ!笑)

自分の好きな事だけを散りばめる系の大家として「タランティーノ」とか「ロバート・ロドリゲス」等の、世界を震撼させるバカ監督達の名前が直ぐに頭に浮かぶ方も多いと思いますが(勿論ぴよもこのクチでっせ♪笑)
岩井監督をこれらの大家と名前を並べる訳には行きませんなぁ〜。(^_^;)

とにかく冗長過ぎるのが痛いです。
やたらとゲスト出演の役者を出しまくってサービスしてくれてるつもりなのかもしれませんが、それをする事で逆にエピソードにまとまりがなく観客を退屈させてしまうというのはいかがなモノだろうか?
(ここらのゲスト出演の豪華さをウリにするのも作為的でぴよはダメだなぁ〜)

この映画の良さがわからないのは、「お前がおばはんだからだろ」って言われたら反論しようがないんですけど(涙)
・・・少なくとも岩井監督だってイマドキの女子高生を判ってないと思うよ。

だって、ぴよの真後ろで見てた女子高生が「こんな女、いる訳ねーよなぁ!」って言ってたもん(爆)







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2004年03月10日(水) きょうのできごと a day on the planet

監督:行定 勲
出演:田中麗奈
    妻夫木聡
    柏原収史、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
京都の大学院に進学が決まった正道の引越し祝いに集まった仲間達。中沢と恋人の真紀、真紀の友達で中沢の幼馴染みのけいと、そして同級生の西山達。したたか酔っ払った真紀は西山の髪を切り始め、けいとは気弱な美少年かわちを口説きにかかる。TVにはビルに挟まれた男のニュースが流れ、その頃浜ではクジラが座礁していた・・・


【感想】
大阪出身の女流作家、柴崎友香氏の同名タイトル小説の映画化。
出演俳優がとにかく豪華で、今の日本映画界で「客が呼べる」人気若手役者が勢揃い。それぞれの役者が、自分を主張しつつも自分だけが際立たないという微妙なバランスでエピソードを繋いで行きます。

話の主軸は正道の引越し祝いというイベント。そこにTVニュースで映し出される「ビルに挟まれた男」と「クジラ座礁」に出くわした少女のエピソードが絡むようで絡まないような、微妙な位置付けで登場して来る。

それぞれのエピソードに登場する人々のちょっとした出来事がバラバラに映し出されて行くんだけど、見ていて混乱する事もなくすっきりとまとまっているし、各々のエピソードがどこかで少しずつ繋がっているという面白い趣向。
ちょっと「ラブ・アクチュアリー(2003.12.15の感想参照)」を彷彿とさせる作りです。

この映画に登場する人物達に起こる出来事は、ほとんどが「どこにでもあるありきたりな日常の出来事」ばかりなんだけど、そのどれにもささやかなユーモアが散りばめられていて、非常に好感度高いです♪
ぴよが常々思っている「普通の人々の、普通の出来事程面白いものはない」というのを、正に映像化してくれている。
何も起こらない日常程、人生はドラマに満ちていると実感させてくれる。

設定が関西なので、役者さん達のほとんどが関西弁でまた〜りと会話しているんだけど、関西弁を堪能に操る方々にはかなりの違和感があるかもしれません。(名古屋人のぴよが聞いても多少の違和感は否めませんでしたから)
でも、もしこの作品を関西人じゃない役者さんを多く使うからという理由で設定を東京にしていたら、これほどステキな映画にはならなかったんじゃないだろうか?
関西人の方々にたとえ「こんな喋り方せぇ〜へん!」とつっこまれようが、このわざとらしいマタ〜リとした関西弁だったからこそ、独特の空気感が生まれたんじゃないかな?と思ったんだけど。

何も起こらない日常ほど、実は色鮮やかな人生のドラマが隠れている。
ただそれをどう料理して観客に見せるかが、監督の力量なんだろうと思うんだよね。
そういう意味では、この作品はとてもステキに仕上がっていると思うな♪

矢井田瞳ちゃんのまた〜りした主題歌もハマってる。
ぴよ、オススメの一作ですネ♪






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2004年03月09日(火) テキサス・チェーンソー

監督:マーカス・ニスペル
出演:ジェシカ・ビール
    エリック・バルフォー
    ジョナサン・タッカー、他
オススメ度:☆+


【あらすじ】
1973年8月18日、テキサスの田舎町をワゴン車で旅する5人の若者は、道の真中を放心状態で歩く女性に出くわし車に乗せた。ところが車を走らせると彼女が突然「あそこへ戻さないで!」と叫び出し、隠し持っていた拳銃で自殺したのだ。
驚いた5人はとにかく警察に連絡しようと近所のガソリンスタンドに立ち寄ったのだが、保安官に連絡を取ると何故か近くにある製粉所に死体を持って来いというのだ。言われるがままに死体を運んだ5人が待ち受けていたものは・・・


【感想】
「アルマゲドン」「パール・ハーバー」等の大ヒットで知られるマイケル・ベイ監督が立ち上げたプロダクション「プラチナムデューンズ」の、記念すべき第1回プロデュース作品。
本作は伝説的ホラーの名作?「悪魔のいけにえ」のリメイクなんだそーですが、ぴよはホラー嫌いなので当然ですが悪魔のいけにえを見ていません。だったら何故この作品を見たのでしょう?自分でもよく判りません。(をい)

映画のラストに「この作品は実際にあった事件を元に作られていますが云々」というテロップが流れるので、どんな事件だろう?と思ってちょっと調べてみたら、アメリカで最も有名かつ衝撃的な猟奇的事件の犯人「エド・ゲイン」をモチーフにしていたみたいです。この名前はさすがのぴよも聞いた事がありましたよ。
かつてエド・ゲインを題材、もしくは彼の所業をヒントに作られたホラー映画は数知れずあります。

もちろん「悪魔のいけにえ」もそうですし、有名ドコロでは「サイコ」等もそうです。そして広くホラーファン以外の人にも受け入れられた名作「羊たちの沈黙」は、エド・ゲインネタの最高峰と言えるでしょう。

さて本作ですが。
映画冒頭とラストは30年前に起こった未解決事件の捜査フィルムのバックにナレーションを被せて見せて、そして本題の30年前に起こったおぞましい猟奇的事件の全容を見せて行くという趣向。
昔風に作られた(30年前に録画されたフィルムという設定ですから)捜査フィルムの作りはなかなか面白いです。

ですが、内容となるとこれが全く怖くないから困っちゃいます(笑)
雰囲気はモリモリに出てるんだけど、雰囲気だけで全く怖さはない。怖さはないけど薄汚い。(^_^;)

どーやらこの猟奇的事件の犯人・チェーンソー君は(こんな名前じゃないと思うけど、ついこう呼んでしまう。笑)、幼い頃に何かタチの悪い病を患って顔の皮膚がただれたように醜くなってしまったようです。それで人を襲っては皮膚を縫い合わせてマスクを作ったり、1部の臓器を収集したりする事で心の安寧を得ようと考えたらしいんですがー・・・
大きな体を丸めてミシンに向かう姿は滑稽を通り越して、何か優しい気持ちすら呼び起こしてしまいます(爆)

映像的にも特に「ひーっ!」と思う程のグログロ感はなく、かなりソフトだったと思う。心理的にもゾゾッと来なかったし。
ぴよが1番びびったのは、夜になって保安官が車に戻って来ていきなり車の窓に顔を出すシーン。
・・・って、こんなのホラーでも何でもないぢゃん。(^_^;)

この映画のすごいトコロは、何となく続編が作れちゃうよーな終わり方をしてる所だな。
続編、作っちゃうのか?それよりもこの映画ってホラーファンにウケるのか???
もしかして、ぴよって映画をいっぱい見てる内に耐性が出来て、ホラーが得意になっちゃったって事なのかしらん?





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2004年03月08日(月) クイール

監督:崔 洋一
出演:小林 薫
    椎名桔平
    香川照之、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
わき腹に鳥が羽根を広げたようなブチのあるラブラドールのクイールは、元々血統が良くなく盲導犬訓練も他の犬達に取り残されて行く中、訓練士の多和田がクイールの特別な才能に気付いた事でどんどん開花して行った。
クイールのパートナーになったのは、盲導犬を断固拒否していた頑固者の渡辺という男だった。始めの内はなかなか息の合わなかった渡辺とクイールだが、ある事がきっかけで心を寄せ合い、分かち難い関係になったのだが・・・


【感想】
実話を元に作られたベストセラー絵本「盲導犬クイールの一生」(文藝春秋・刊)の映画化。
今どんな書店に行っても1番目抜きの棚に山積みに置いてあるので、タイトルくらいは見た事があるでしょう。ぴよも本好きでしょっちゅう本屋に足を運ぶのでイヤと言う程本の表紙は見てます。・・・表紙だけネ(笑)

実話が元なので、クイールが生まれてから死ぬまでを淡々と見せて行くだけなのですが、動物好きでこの映画見て泣けない人はまずいないでしょう。
ぴよなんて、ひとまずパピーウォーカーの元をクイールが去るシーンで泣いちゃったもんねっ!

動物モノの映画を見ると、画面を見ながらボケ老人のように1人でブツブツつぶやいてしまうのは何故だろう?(笑)
愛くるしい子犬がよろよろと歩けば「あらあら、危ないわねぇ〜」、無邪気に遊べば「まあまあ、可愛いわねぇ〜」、パートナーを思って心配そうな顔をすれば「まぁ、なんていい子なんでしょう!」・・・ぴよってマジでボケた?(^_^;)
でも、この映画は犬の撮り方がウマいですよ。人間が見て1番いとおしいと思える動物の表情を的確に捕らえてる。
きっと相当苦労して撮影されたんだろうと思います。そして苦労が報われて大成功していると思うわ♪

ですが、ぴよには肝心の渡辺とクイールのエピソードが少し物足らない感じがしたんですよね。
最初はぎこちなかった関係が次第に心を通わせ、そして渡辺にとってクイールはなくてはならない存在になって行く・・・ここらがちょっと薄いような気がするんだな。
子供とのエピソードや、渡辺が入院中の出来事等は思い切って全部端折っちゃって、盲導犬になってから以降のネタは渡辺とクイールの関係1本にエピソードを絞ってもよかったんじゃないかな?とも思えたんですけど。

映画全編を通して「クイールの一生」という、犬だけに焦点を合わせてしまったが為に、観客の感動のツボから少しだけズレてしまっている感は否めないです。

可愛いワンコちゃんを見れば動物好きなら誰だって目を細めるし、犬が天寿をまっとうするシーンになれば誰だって涙が自然に出て来るものです。でもクイールという盲導犬がここまで広く世間に知れ渡る事になったきっかけは、やっぱり渡辺という一癖も二癖もあるパートナーとめぐり合い、そして彼の心の支えになったからだと思うんだよね。
小林薫氏が盲目役という難しい役ドコロを非常に好演しているだけに、彼の存在感の薄さが悔やまるわっ!

でも、誰でも1度は目にした事はあるものの、あまり知られていない盲導犬の実態や盲導犬になるためのプロセス、そしてパートナーと盲導犬の関係、更には健常者には思いも寄らない社会の中における障害者のハンディキャップ等を知る上で、非常に勉強になる作品だと思います。

この映画、無料で全国の学校で上映会開いた方がいいよ。
下らない事に税金使ってないで、国はこういう「人の為になる映画」に資金援助して欲しいっすな。






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2004年03月06日(土) S.W.A.T.

監督:クラーク・ジョンソン
出演:サミュエル・L・ジャクソン
    コリン・ファレル
    ミシェル・ロドリゲス、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
ロス市警のS.W.A.T.(特殊狙撃部隊)の隊員ストリートは、相棒ギャンブルの無謀な行動により武器庫係に降格、ギャンブルは警察を去って行った。それから半年後、巡査部長のホンドによってS.W.A.Tに復帰した。
時同じくしてたまたま国際手配中の麻薬王アレックスが逮捕され、アレックスの護送任務に就いたストリート達だったが、マスコミの前で「俺を逃がしたら1億ドルやる」と宣言した事で、ロス中の腕利きのワル達がストリート達の護送チームに襲い掛かって来たのだ。その中に、かつての相棒ギャンブルの姿もあったのだ・・・


【感想】
1970年代にアメリカで大ヒットしたアクションドラマの映画化。主演にサミュエル・L・ジャクソンと、今飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優コリン・ファレル@眉毛太いって〜!が共演の話題の一作。
・・・だったのに、劇場公開時に見落としてたのねーん。意外と話題作を見落としがちなぴよです(^_^;)
てな訳で、DVDレンタルして来てようやく鑑賞。

S.W.A.T.ってのは、よく強盗立て篭もりやハイジャック事件の際、わらわらと現場を取り囲んでいる狙撃部隊の事。
刑事ドラマモノのアクション映画には必ず一山100円のように群れていて、観客は誰1人として目にも留めない存在の彼らにスポットを当てているというのが、新鮮なアプローチと言えるんでしょう。

話は武器庫係からS.W.A.T.にストリートが復帰するまでが前半、後半が予告編でよく流れてた「俺を逃がしたら1億ドル♪」と吠える麻薬王絡みのエピソード。
一応後半のエピソードに繋がるネタが前半に散りばめられてあって、ソツのない脚本になってると思います。
弾丸乱れ飛ぶ銃撃シーンや派手に吹っ飛ぶ爆破シーンもソツがなく(言い換えれば目新しさはなく)、軽妙でワクドキ感を煽るBGMや挿入曲も、観客がきちんと楽しめれるようにアレンジされててお上手です。

まあ、でもそれだけなんだなー(^_^;)
エピソード盛り込み過ぎね。盛り込み過ぎと言うよりも、何か繋ぎが悪い?テンポが悪い?よーな感じ。

でもこれはまだ許せる範囲。
1番いただけないのは、何と言ってもクライマックスシーンの「ストリートvsギャンブル」のくだりが延々真っ暗な場所で殴り合ってるだけなんだけど、画面が暗過ぎて何やってんだかさっぱり判んないって事でしょ。
大体からして、このシーンいらないと思うんだよね。麻薬王をとっ捕まえたトコロで大団円→その後の円満なオチに繋いだ方が、まだ見ててスッキリしたと思うんだけどねぇ。

きっちり楽しめる所は楽しめるように作ってありますから、及第点は付けられるアクション映画だとは思いますが、どーもぴよにはあまりピンと来なかったわネ。
・・・でも、決してつまらない映画ではないわよ。ちゃんと観客が楽しめるようには作ってありますから、コリン君ファンじゃなくても安心してご覧になって下さいな♪(笑)






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