惜春別日乗
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2003年11月28日(金) 双極性障害か〜

今日は通院日、昨日からいきなりまた調子が良くなったから、朝も難なく起きて

遅れずに病院に行く。日曜日のミーティングで聞いた話しから、自分の状態を

もっとちゃんと知りたいという気持ちが強くなったので、是非とももう一度

しっかり聞いてこよう、と勇んで聞いてみた。



 「前に取った脳波のことなんですけど、異常なしとおっしゃいましたが、異常な波等は全くなかったんですか?」

 「全く異常はなかったよ」・・・そか、脳波に異常が出ない人もいると聞いたしね。

 「はっきり診断で書くとしたら、ADHD以外はどうなんでしょう。」

 「躁鬱病になるね。そのためにリーマスを出しています。」・・・あらま、考えていなかった病名だわ。帰ったら調べてみなきゃ。


とまぁ、こんな具合でした。私としては二次障害として出てるのは、鬱病だとばかり思っていたので、

躁転することもある躁鬱病(双極性障害、ともいう)だとは思わなかった。

早速帰ってから調べてみたけど、なりやすい体質というのは遺伝するらしい。

必ずなるわけじゃないらしいけど、ADHDの遺伝子をもらって生まれてきた人間はもっとなりやすいだろうなぁ。

単なる(これは馬鹿にしているつもりの表現ではありません)鬱病ではなかったというのは、

少しショック。だってもっと重たいってことだもん。

それでいちいち鬱になるほど 引っぱりはしないけど。だって考えたって仕方ないもんね、

なってしまったもんはおとなしくさせることを考えるしかない。

自助努力で何とかならないんでしょうか、と訊いてみたら、鬱々となっても何か動くようにしないとね、とのこと。

あらま やっぱり?っていうか、既にそうしてるんですけど。と思いつつ、

相談できるドクターがいることに感謝しています。


今日はほんまは 大阪記念日。引っ越してきた初日なんだよね・・・。


2003年11月26日(水) 穴蔵に入りっぱなし

ダメです、動くのだけでも非常におっくう。

お腹が空きすぎるギリギリまで、布団から出たくないし。

お薬だけは飲まなくちゃ、と起きますが それ以外はほとんど何もせず、

布団にくるまって うつらうつら・・・

何でこんなに無気力になってしまったんだろう。


この状態も 現実逃避なのかなぁ。ぼーっとしたまま、数日が過ぎていく。

それでも日曜はピアサポートミーティングがあったので、ちゃんと普通の

格好をして出かけた。やたら人の声が耳に残って、帰ったら具合が悪くなってた。

でも有意義な時間だった・・・はずだけど。

生活に即反映するような お話ではないからね・・・。

あまり無駄遣いしているつもりもないし、服を買うにも安いものばかり買って
我慢してきたのに、最近はきつきつの生活をさせられている、というこの状態が
鬱の原因かもしれないけど。


働けるものなら、私も自分で働いてお金を使いたい。

いつになるんだろうなぁ・・・。

普通の生活でさえ ちゃんとできないくらい悪くなってるし。

なかなか明確にわかるほどになるまでに改善をするのは、そうそう簡単ではないみたい。

でも もしかしたらひとりぼっちで大阪で暮らすことになるだろうし・・・

何してるんだろう、私って 自己嫌悪するけど、なかなかうまくいかない。

今日も何もせずに 一日を過ごしてしまった。


2003年11月21日(金) もやもや だらだら

数日前からなーんにもできなくなっちゃっいました。

急にストーンと落ちたような感じ、気が抜けたというか。


気にしないようにしてるつもりでも、やっぱり相手の態度を見てると虚無感が襲ってきます。

こんなに嫌がられて、それでもなお一緒に暮らすことに意味はあるんだろうか?と問う声が聞こえます。


子どものために、一緒にいてやりたい。・・・そう思ってきたんだけれど、

一緒に過ごす時間がどんどん減っていくと、どうしたってなつかなくなってきますよね。

愛情もって接してるつもりでも、私よりは旦那や周りの人の方が、愛想もいいし上手に対応している気がするし。

どんどん自信がなくなってきました。


母親しかできないことって何でしょうね。

娘にとって、私ってどんな存在になっているんだろう。

私にだけは、不満を堂々と表して、気に入らないと叩いてきたりします。

甘えているんだろうと思ってはいますが、今の私の精神状態ではちょっとだけ痛い。

心に刺さるようなちくちくとした痛み。

私が居た方が、この子にとって良くないとしたら。考えるだけでも恐ろしい。


人に対する愛情や思いやり、その暖かい気持ちが私にもちゃんとあることをを、

普通の人に理解できるように表現できたらどんなにいいだろう。

私だって、人並みに子どもを愛しているのに。

自分の手でずっと育てることがうまくできないなんて・・・保育所に通わせる事も本当はとても辛い選択だった。

でも 娘のためにはその方が良いのだと無理矢理自分に言い聞かせて、泣く泣く決断した。


生きるって 辛いなぁ・・・


2003年11月14日(金) なるようになる

お薬が効いたからか、友達の言葉が効いたからか。

「なるようになる」「流れに任せる」という気持ちになっています。

いよいよ家裁から調停の日にちを知らせる手紙が来ました。

でも取り立てて心が乱れることもなく、やるべき事をやろうと思っています。

じたばた心騒がせて、わざわざ具合悪くなっても意味がないですから・・・。

とにかく今は、生活を改善して、ちゃんと生活できるようにしていかないとなりません。

前は落ち込んで、とらわれてしまって動けなかった私。

でも今は違う。確実に変わっている自分に少し自信が持てます。

お薬飲み続ける事に関しても、糖尿病のインシュリンみたいなもん、と思っていますから

気にしてません。

それよりなにより、自分が苦労したり傷ついたりしてきたこと、普通の人より敏感に感じてきたこと、

それは財産だと思うし、私の強みじゃないかとも思えて。


そういえば大阪に来た頃、命がけって感じだったのよね。

いちかばちか、自分の人生を切り拓く第一歩だ、頑張ろうって思ってた。

ダメで元々、のたれ死にしても本望みたいな。

死ぬことを意識しているというより、考えてないだけかもしれないけど(笑

初心に返って また頑張ろうって気持ちが出てきました。

道のりは遠いけど、確実に進歩しているんだから・・・環境はどうなるかわからないけど、

私は私だから。


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow