Sotto voce
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2005年07月31日(日) 偽りの言葉は電波に乗って。

物書きだしね、その手の本も読むしね。

何も知らないウブなお子じゃないしね、いまさら。

文字でなら、君の期待通りの会話を繰り広げられる。



素じゃ絶対に吐きそうもない

自分には絶対似合いそうもない

自分で言ったこともない偽りまみれの

甘くて卑猥な、相手が喜びそうな言葉を

せっせと電波に乗せて送ってる。

退屈しのぎの言葉遊びに興じる自分を

しらけた目で見下ろすもう一人の自分



ああ、こんなことくりかえしてたら

自分の中の「女」の部分が腐っていきそう。


本当に愛の言葉を投げかけたい相手が目の前にいて

その人に自分の気持ちをすべてぶつけられたら

どんなに幸せだろう。



少なくとも、こんなうそまみれの言葉遊びに

興じることはなくなるはず。


2005年07月30日(土) 続・独り言。

あたしをあの女と一緒にしないで。


誰にでも足を開くような


軽い女だって思われたくない。


2005年07月29日(金) 今日の独り言(わかる人にはわかる)。

どうやら、本気で嫌いな人だと、

義理でも世辞でもその相手の慶事を喜べないらしい。

それくらいあたしは性格が悪いようだ。

それくらい、あの女のことが大嫌いだったようだ。


できちゃった婚、そりゃー結構なことで。

昔の男のサイトの板でご報告とはたいしたもんだ。

皆からの祝いの言葉でもほしいのかい?



とっくに自分がみんなに許されたとでも思ってんの?

昔の仲間が、あんたを祝福するとでも?

どうぞ幸せな家庭を築いて、

二度と私たちの目のつく所に現れないで下さい。




社交辞令さえも出てこない。

どうやら本当に、あの女が嫌いらしい。

そんな私は、よほど性格が曲がっているらしい。


2005年07月27日(水) 君ハアタシヲ女トシテミテナイダロウケド。

君は私を『女』扱いしてないから

そんなこと軽々しくいえるんでしょ?




女はバカだからね。




君に言われたこと真に受けて

本気にしたって、知らないよ。


2005年07月17日(日) 「すべては心の決めたままに」

ある人と話をしていて、

今まで一度もそういうことはなかったのに

じゃあお前はどうしたいんだ、

と、その人から意外な言葉が返ってきた。



私はどうしたいのか。

私はこの人と一緒にいていいのか

なんとしても失いたくないと思うのか



一緒にいたら、また悩むかもしれない

ひとりこっそり泣く夜も増えるかもしれない

どうしようもない怒りを抱えることになるかもしれない





それまでその人が握っていた主導権や選択権を

今初めて自分に突きつけられたような気がする。

私はどうしたいのか。





結局は、答えは自分が出さなければいけないこと。

すべては、自分の心の決めたままに。


2005年07月10日(日) 悪いね、あたしはそんなに心は広くないんだ。

詩を書くようになってもう十数年たつが、
(今の自分の作品の出来不出来はともかく)
ある出会いがきっかけで、
多少なりとも進化したように思える。

とあるサークルのリーダーだったその人が、
現在に繋がる人脈を築き上げるきっかけになった。
それは素直に感謝できる。


でも、その人は我々を裏切るような形で突如姿を消した。


そして、その直前に彼女から聞かされたある事実が元で
かつてその才能を崇拝すらしていた己の愚かさに直面し
手のひら返したように彼女のことを見限った自分がいた。



あれから数年。

彼女と唯一連絡を取っている男性のサイトで、
久々に彼女の作品と出会えた。
めったに行かないその人のサイトに
たまたま足を運んだ、というのは
何か虫の知らせ的なものがあったのだろうか。


彼は彼女が再び詩を綴れるようになったことを喜び、
これがきっかけでばらばらになってしまった縁が
また繋がることを望む、的なコメントを残していた。


何をおめでたいことを言ってるんだろう、この人は。


それを見てどうしようもない感情が
ふつふつと沸いてくるのを感じた。
せっかく繋がった人々の縁を
土足で踏みにじるような真似をして
ばらばらにしたのは他でもない彼女だ。


なのに、彼女は詩と彼のサイトを通して
我々に許しを請い、救いを求めているというのか。


冗談じゃない。
あたしはそんなに心は広くない。
少なくとも彼女に関しては。

もうとっくに時効だと思っていた
どす黒い負の感情が
まだ自分の中でくすぶっている事に気づいた。

彼女を含めた中で
かつてのサークル仲間の縁が繋がることを望んでいるなら
悪いけど私はその話には乗らない。

きっと、直接会うことがあろうものなら
私自身とても動揺するだろうし、
それが治まったら彼女を口汚く罵らずにいられないだろうからさ。


2005年07月02日(土) 女デ或ルト云フコト。

携帯を持って早7年になるが、

ド田舎町在住のせいか電波が弱く

自宅で携帯通話が出来なかった。

ところが某メーカーの電波塔が立ったことで

今までのが嘘みたいに快適に使えるようになった。



それを知った某知人から久々に電話が来て

自宅電話と違って家族に気を使うこともないので

何時間も長話してしまった。


近況を聞いて驚いたのが、

しばらく会わないうちに彼女が離婚していたということ。

旦那さんと結構年が離れているせいか、

旦那さんは勿論、旦那さん側の親戚にもかわいがられ

将来が楽しみな美少女ちゃんな娘さん親子3人、

傍から見ても幸せな家庭を築いていると思っていたから

正直とても驚いた。


彼女とは共通の趣味があり、創作サークルに参加することの

楽しさを教えてくれた人なのだが、

約10年の付き合いの中での話題といったら、

趣味の話がほとんどだったのだが、

初めて彼女と恋愛の話をした気がする。

彼女がだんなさんに出会う前に経験した恋愛のこと

その恋愛が壊れた頃に旦那さんと出会い結婚したが、

今思えば自分にとっては「一番愛した人」ではなかった

結婚してからというもの、

自分は「妻」で「母」であることを優先し、

自分が「女」であることを放棄していた。

そんな言葉がとても印象的だった。



離婚に伴う諸処の手続きを終えた今、

娘と二人生きていくために仕事は忙しくなったが、

その合間をぬって、プチエステに通ってみたり

生まれて初めて髪を染め、まつげパーマもしてみた。

生活を優先するあまり、自分のことは後回しにしてきたが

自分に投資するということが

楽しくて仕方ないといった感じだった。

彼女は二十歳になるかならないかの若さで結婚したから、

同年代の女子がおしゃれや恋愛などを楽しむ生活を

子育てや主婦業をこなすことに費やしてきたからこその

発言だと思った。


電話越しでさえもわかる、

明らかに今までとは変わろうとしている彼女。

そんな彼女に会える日が、今からとても楽しみだ。



安積 紗月 |MAILHomePage

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