食物日記
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2008年05月31日(土) 曇り一時雨のち晴れ 蒸す

11時起床。ドライマンゴーとナッツ。1時ベッドフォードでえまさんと待ち合わせる頃、雨が降り始める。車でDresnerというブロードウェイ沿いのレストラン。デキャフコーヒーとフレンチトースト+ブルーベリーのブランチ。ベッドフォード・アヴェニューを歩いているとtatoo+pierce屋発見。ビンテージのmagnifying glassのペンダントを購入する。帰宅して少し昼寝し、communeでカットとカラー。7時過ぎコリアンタウン。あみちゃんとカンミオックでソロンタン、ビビンバ、キムチ、白菜など。そしてカラオケ勉強会を1時間半。pink berryというフローズンヨーグルト屋でマンゴーのフローズンヨーグルトを食べる。あっさりしていておいしい。電車で帰宅。


2008年05月30日(金) 晴れ 暑い

10時起床。ブルーベリーのデニッシュとミルク。スタジオへ行き機材の準備して2時からスナップ。5時頃終了。どん兵衛きつねうどん食べたら気持ち悪くなる。ベタのスキャン、メール、撮影データのセレクトとコンタクトシート作りなど10時頃まで。帰宅、ごはん。牛フィレのステーキと目玉焼きをごはんにのせて食べる。豆腐とネギと揚げのみそ汁、トマトとカリフラワー、凍頂烏竜茶。wes andersonのDarjeeling limitedをdvdで。あんな電車に乗って旅をしたいと思った。葬式で白い服を着るところが美しかった。


2008年05月29日(木) 晴れ 暑い

9時半起床。シャワー、メイプルバニラのシリアルとラズベリーとヨーグルト。スタジオへ。12時からprinted matter。Jenny Holzer「The Venice Installation」$5購入。展示写真は無く、言葉だけの薄い記録本。最初少し読んだだけで、ぐさぐさ刺さる文句の連なりにしびれる。Bowery Hotelのレストランでアルグラとプロシュートのピザ。Dashwood Books。4時からmarilynでハンガリー人モデルの撮影。お肌つやつや。スタジオ戻り、フィルムを出し、機材を片付け、6時半Bowery Hotelで鍵山さんと打ち合わせ。サンライズで買い物して帰宅、晩飯の支度。ほとんどのこりもの片付けごはん。親子丼、ひじき煮、トマトとアボカド+オニオンバルサミコ・ドレッシング、ポテトサラダ、カブの漬け物。


2008年05月28日(水) 晴れ 

8時半起床。メイプルバニラのシリアルとミルク。スタジオへ。機材の準備をして11時Bowery Hotelでかぎやまさんと打ち合わせ。12時アッパーイーストのギャラリー本屋で撮影インタビュー。篠山紀信「晴れた日」$2500で売っていた。終えてスタジオいったん戻り、キーマカレーのランチ。4時過ぎ再び車でブルックリンのdumboへPowerhouse booksの撮影。良い光。終えてスタジオ戻る。10時ころまで作業。帰宅し残り物ごはん。mesclunとアボカドとトマトのサラダ+オニオンバルサミコ・ドレッシング、カブの葉とおかかの混ぜご飯、鮭フレーク、ポテトサラダ、ひじきの煮物。


2008年05月27日(火) 晴れのち曇り一時風と雨

10時起床。アプリコットのデニッシュと凍頂ウーロン茶、ラズベリーとヨーグルトとはちみつ。スタジオに出て、プリンターの返品と新しい方のセットアップ、事務作業など。チョコレート少しと、たけのこやにんじんやじゃがいもまでごろごろ入ったインスタントラーメン。8時帰宅、ぐったりと疲れが出てしまい、寝る。


2008年05月26日(月) 晴れ 

10時起床。バナナとメープルバニラのシリアルとミルク、オレンジジュース。11時半からローズさんのフェイシャルのモデルをする事になっていたが、コロラドから来るはずの生徒が天気のせいで飛行機が飛ばず欠席。結局フェイシャルだけやってもらうことに。日焼け止めクリームまでもらってしまう。その後、セントラルパークへ。えまさんやジャスパーたちとピクニック。wasaというクラッカーにサーディーンの缶詰をのせたものがうまい。赤ワイン(UVAで買ったイタリアの)、ターキーハムとチーズのサンドイッチ、明太子おにぎり、ナッツなどつまむ。「戦後短編小説再発見」という短編集に入っている高橋源一郎「連続テレビ小説ドラえもん」、笙野頼子「虚空人魚」を読む。あまりに違うふたつの小説を続けて読んだので頭をアジャストするのが難しかった。6時半、dieciへ。せいこさんひろみさんりゅうさんとディナー。sivoliというピエモンテの白、primitivoという赤、タコのサラダ、サワードーフ・ブレッドとオリーブオイル、サーモンのクロスティーニ、トマトソースのかかったピクルス、牛フィレのパイ包み(パイに肉汁がしみこんでうまい)、アルグラとマンゴーとダックのサラダ、クラムの耳たぶ型パスタ、イカスミパスタ・トマトソース。その後、カラオケ。渡辺真知子「かもめが翔んだ日」をきいて、練習しなければと心に誓う。


2008年05月25日(日) 晴れ

10時起床。gimme!coffeeでアプリコットのデニッシュとカプチーノ。よく晴れている。ユニオンスクエアまで電車、5th avenueを歩いて北上し、マジソンスクエア・パークで芝生に寝転がりながら「うるわしき日々」を読む。村上春樹が河合隼雄に会いに行った時の対談集が引用される箇所で、ぐぐっと引き込まれる。「この小説はどうやって終わるのだろうか?」という不安がずっと頭をもたげていたが、これに対する答えが最後、津波のようにどっとやってきて、これかー、と少し呆然とした。この終わり方は忘れられないものになりそうな気がする。7時帰宅。えまさんのステイが今晩までなので、家ごはん。ソシソン、チェダーチーズ、パルミジャーノ、はちみつとラズベリージャム、トルティーヤ・チップスとパラぺーニョのハモス、えまさんのPOMカクテル、プロセッコ、mesclunとゆでたアルグラとトマトとアボカドのサラダ+オニオンバルサミコ・ドレッシング、アンチョビ入りペペロンチーノ。


2008年05月24日(土) 晴れ

10時半起床。バナナとレーズンブランとミルク。G trainに乗ってP.S.1へ。今日もOlafur Eliassonを観に行く。劇的に晴れ上がっているが肌寒い。今日はadmission freeで、1、2FLと庭は改装中。3FLと地下だけの展示。まず、大広間の天井に巨大な円形のミラーがゆっくりと回っている。観客は、まるで大空を眺めるように床に寝ころんで、ミラーに映る自分を眺める。サイドの小部屋には万華鏡。黄色い円いガラスを透かして雲が多い青空や道路を行き交う車が無限に増殖していく。いくつもの模型。アイスランドの洞窟や地形、島などを同じアングルで切り取った風景写真の展示、天井が真っ白く明るいだけの部屋など。地下に行くと、流れ落ちるのではなく下から上に流れ上がる(?)滝、そして、暗い部屋の中にスポットライトを浴びた人工の霧が浮かび、虹がかかっている。ここは瞑想空間、いつまでもじっとながめて飽きない。変則的な電車でスタジオへ行く。昨日撮影した写真のセレクト、バックアップ、機材片付け。展覧会の写真をbccksにアップ。チョコレートを少し。8時前帰宅。晩飯の準備。「The Great Gatsby」の続きを見ながら。親子丼、ゆでたブロッコリー、ポテトサラダ。ハーブティーとドライマンゴー。ロバート・レッドフォードの完璧すぎるギャツビーぶりは、お笑いに紙一重。ピンクのスーツが似合うひとは、そうそういない。デイジー役のミア・ファローの、きんきんした話し方がバカっぽくて、役にぴったり。キャスティングもセットアップもストーリーもすべて小説に忠実にできている映画だったと思う。


2008年05月23日(金) 晴れ

10時起床。レーズンブランとミルク。スタジオへ。機材を準備して12時モデルエージェンシーへ行くも、モデルが病気とのことでドタキャン。せいこさんとルパンでランチ。シーザーサラダは素材が切らずにそのまま、味は良いけど食べにくい。レモネード、おいしいプラリネつけたバゲット。スタジオ戻り、2時からスナップ開始。ソーホーをぐるぐる。しかし不作。デキャフ・コーヒー。6時前スタジオ戻る。6時半、MoMAへ。あきこさんと待ち合わせ。Olafur Eliasson「Take your time」を観る。目にうつるものがすべてモノクロームに見えるという錯覚を起こす黄色いライト。写真に撮ると、全部黄色く写る。レンズは目ではないということを改めて実感。鏡に映る無限の自分。見たことのないアングルから自己を眺めることができる鏡の箱は、そのかわり、決して鏡の中の自分と目線を合わせることはできない。ライトが鏡に反射してゆっくりと皆既日食のように陰と光を交差させる部屋。知らないうちにゆっくりと光の色が変わる空間。フラッシュを浴びた水滴の星空。色とりどりのガラスに光を透かしてできあがったストライプが投影される壁。光で作ったキューブ。すごく良い。たくさん写真を撮った。展示の写真を撮りたいと思う事なんて、めったに無い。電車でベッドフォードへ。super coreで来月からスペインに留学するみおさん、友達のショニー、あきこさん、後からジャスパーも合流してディナー。抹茶ラテ、ミートローフとトマトとフライドエッグのフォッカチャ・サンド、mesclunとポテトサラダ。途中から急に疲れて眠気が。12時過ぎ解散、歩いて帰宅。


2008年05月22日(木) 晴れ

9時半起床。バナナとアップルシナモン・シリアル+ミルク、オレンジジュース。スタジオにて写真につけるエッセイを推敲。メール、仕事の電話をかけたりかかってきたり。チョコレート少しとハーブティー。6時半、エリザベスがスタジオに来る。写真を見てもらい、英文を添削してもらう。その後、23streetの6と7aveの間にあるポンスリというタイ料理レストランで食事。パパヤサラダ、トムヤムクン、パッタイ、シュリンプ・グリーンカレー、jewels on the beachという海鮮ピリ辛炒め(うまー)、シンハービール。どれもこれもうまい。そして量が多い。ここはこれから使える。11時頃スタジオ戻り、英文を忘れないうちにリライトして、1時前帰宅。


2008年05月21日(水) 晴れのち曇り一時雨

10時半起床。凍頂ウーロン茶とシナモンロール。スタジオへ行き、メール、サポートレターの続きなど。skypeで友人と話す。8時過ぎ、6th streetのdeath and companyというバーでえまさんと飲む。air mailというシャンパンとラムとハニーとライムジュースのカクテル。hot crab dipはカニグラタンみたいなディップにパンをつけて食べる、これがおいしい。2杯目のカクテルはthe coin tossという名前の内容が分からないカクテル。spiritを選べる。apple jackにしてみる。とてもきつい飲み物ができあがってきた。mac and cheeseを頼んでみる。一口サイズのスプーンにマカロニチーズがのっかって、10本出てきた。味はとてもジャンク。帰宅し、さらさらとお茶漬け(鮭、梅干し、海苔)、きゅうりとかぶの浅漬け。食後、レモン・ルイボスティー。


2008年05月20日(火) 雨のち曇り

9時半起床。寒い。レーズンブランとミルクを温めて食べてみる。えまさんが空港に着いたと電話あり。12時過ぎにやってくる。昼ご飯をつくる。ニラ玉、揚げと豆腐のみそ汁、白米、梅干し、残り物のひじき煮物、塩鮭、漬けてあったカブ。ずっと雨でやる気ゼロにつき家で仕事。角田光代「八日目の蝉」を一気に読む。デリに食材を買いに行く。晩ご飯は鶏の唐揚げ、ブロッコリーとにんじんのごま和え、ポテトサラダ、ビール。映画「The Great Gatsby」を途中までDVDで。


2008年05月19日(月) 曇りのち晴れ

11時起床。レーズンブランとミルク、オレンジジュース。スタジオにてビルの支払い、epsonに電話してreplacementの手配、elizabethから電話で木曜に会うことに。チョコレートとハーブティー、ブルーベリージュースを少し。iTuneの曲をどんどんCDに焼く作業。9時頃出て、ウォーキングを実践しながら一風堂へ。日本酒、白丸の卵のせを食べる。


2008年05月18日(日) 曇り時々雨

昼まで寝る。レーズンブランとミルク、オレンジジュース。部屋の掃除、衣替え。ベッドフォードに着いたら大雨。beacon's closetへ不要な服を売りに行く。しめて150ドルほどに。spike hillでギネスを飲み、ギフトを買って帰宅。晩飯は、豚肉の塩こしょう焼き、キャベツの千切り、カブととうふのみそ汁、白米、きゅうりの浅漬け、ウォッカ&オレンジジュース。


2008年05月17日(土) 晴れ

9時半起床。レーズンブランとミルク、オレンジジュース。電車がベッドフォード乗り換えで、15分ほど遅れてウォーキングのクラスに到着。2時間ほど講習を受ける。自分の歩き方のかっこ悪さを目の当たりにする。スタジオに行って少し事務作業。デリで買ったツナサンドとブルーベリージュース。metropolitan museumへ。結構な混雑。photography on photographyという特設展(印象薄い)、19世紀20世紀美術、現代美術を観る。今日ぴんときたものは、クレーの黒地に蛍光ピンク、グリーン、ブルーの円錐や三角錐が描かれた小品。あとは、泳ぐようにみる。6時頃、バルコニーのカフェでクラシックの生演奏を聴きながらプロセッコ。サービスでおいしいオリーブがついてくる。まっすぐ帰宅。Du Montでハンバーガーとフレンチフライ、ピクルス、ほうれん草炒め、ジンジャーエールの晩飯。


2008年05月16日(金)

11時起床。バターとラズベリージャムのトースト、オートミールレーズン・クッキーとミルク、オレンジジュース。午後からチェルシーのギャラリー巡り。yossi millo galleryでSze Tsung Leong「Horizons」。世界中の都市をまわり、風景を一定の構図で撮った写真。労力はすごいとおもうが、どーかなー。pace wildenstein galleryでZhang Huan「Blessings」。25streetの方では巨大人間のスカルプチャー。表面は全部、牛の毛皮。巨大ステイプルで乱暴に留めてあるように見える。別室はmemory doorというシリーズ。取り壊される家のドアをもらってきて、そこにモノクロのゼロックスコピーした写真を貼り、部分的にくりぬいて彫刻にしている。その彫刻が精密。22streetは、2X5X15メートルくらいの巨大立方体コンクリートがどーん。仮設階段を昇って、上から見下ろすと、コンクリートの表面に労働者が働く荒野の遠景が描かれている。お香の灰を使っているらしい。Gagosian GalleryでRobert Therrienのインスタレーション。パースが明らかに狂っている巨大な折りたたみ椅子と机、巨大な皿が重ねてあったりする。警備のおじさんがヒマだったのか、「皿の周りをぐるっとあるいてみな」と言うので、言うとおりにすると、めがまわってしまった。「皿が動いているみたいだろ」と嬉しそう。何だか今日は巨大なものが多いな、と思っていたら、
D’Amelio TerrasのDelia Brown「Precious」は小さい油絵。女性と子供たちの家庭内での親密なポートレートだが、妙な違和感。後でステートメントを読んで知ったが、絵のモデルは実は子供の母親ではなく、子供を持たない30代後半の女性たちで、まったくの他人だという。疑似母親体験だ。絵の上手さと巧妙さ、おもしろいと思った。mary booneでKeith Sonnier。色付きのfluorescent lightと鉄、ガラス、鏡を使った80年代の彫刻作品。おお、倉俣史郎っぽい、80年代な感じがする。ポップなのに静謐、こういうの好きだ。もう6時を過ぎてしまったが、ひとふんばりしてバス移動。カフェでデキャフ・コーヒーとマーブルケーキ。電車で北上、Guggenheimへ。閉館30分前すべりこみ、Cai Guo-Qiang「I want to believe」を観る。ビデオ、全部みれなかったが、94年に京都で行ったパフォーマンスが印象に残る。爆発も煙も無い。地面を這わせた雨樋に中国のお酒を注ぎ、それに火をつけるだけ。アルコールだから、青白い静かな炎がちろちろと燃える。全体的にやり過ぎなんだけど、やり過ぎてない頃もあったんだね、と思った。雨はずっと降っていて、9時前にはまっすぐ帰宅。久々の納豆+マッシュルーム・スパゲティ。シェリーを1杯。


2008年05月15日(木) 晴れ

10時半起床。レーズンブランとミルク。その後明太子のせたごはんを食べる。スタジオへ行き、statement書きの続き。ストロベリーとカスタードのシュークリーム、アールグレイ・ティー、チョコレート。DVDで「Lust, Caution」を観る。すごいな、よくやったな、としか言えない。やはり暗い結末、観た後、暗い気持ちを引きずっている。帰宅し、晩飯。麻婆茄子、白米、しいたけととうふのみそ汁。


2008年05月14日(水) 晴れ 

10時半起床。バターとラズベリージャムのトースト、ミルク、オレンジジュース。スタジオへ。ポートフォリオに写真を入れて貼り付ける作業、statement書き、メール連絡いくつか。久しぶりにチョコレートアイス(棒)を買って食べる。チョコレートクッキーが片面、チョコが片面についていて、アイスの温度というよりは普通のお菓子を食べている感覚。ハーブティー。leopardにしたら、office 2004が使えなくなった。困った。9時頃帰宅、晩飯。にんじんとブロッコリーのごまあえ、親子丼作ろうと思ったら、冷蔵庫に卵が無い、というのはかなりショックを受けることが分かる。デリで卵買ってきて再トライ。残り物のトマトとしいたけも入れてみた。あまり味に変化はない。ビールを飲む。


2008年05月13日(火) 晴れ 夜は冷える

10時半起床。シリアルとミルク。外は晴れているのに部屋の中は寒い。家で仕事。グリーンカレーの残りで昼ご飯。午後からスタジオ。leopardのインストール作業、大切なメールを書いたり、気の張る事務仕事をいくつか。チョコを少しと、peach tea。10時半出て、帰宅。残り物の晩飯。ひじきの煮物、豆とオニオンとアボカドのサラダ、ビール、またしてもグリーンカレー。


2008年05月12日(月) 曇り 肌寒い

10時起床。シリアルとミルク、レモンバーム・ティー、オートミールレーズンのクッキー。スタジオへ行き、たまった請求書の作成、メール連絡など。チョコレートを少しと、ハーブティー。9時、あたらしくgreenwich streetにできた寿司屋「麻布」へ。コースメニューを頼む。エビスビール、ひじきの煮物、まぐろとはまちの刺身、焼き鮭のきゅうり酢+いくら、にぎりはひらめの昆布締め、かんぱち、まぐろ、こはだ+ごま、岩牡蠣の軍艦巻き、卵焼き、穴子、鉄火巻き。ぼたんえびのみそ汁(お吸い物はねぎま汁、こちらの方が好み)、デザートにティラミスを頼む。きちんと寿司を食べた。満足。特にうまかったのは赤身まぐろと、ねぎま汁。上のイタリアンレストランにも近いうちに来てみたい。帰りの電車でバンコク帰りのスウェーデン人フォトグラファー・ジャスパーと、香港帰りの顔真っ赤なお友達に会う。


2008年05月11日(日) 晴れ 肌寒い

12時起床。バターとラズベリージャムのトースト、目玉焼きとソーセージ、レモンバーム・ティー。洗濯を開始。「ねむれ巴里」の続きを読みながら。いよいよ佳境に。洗濯終えて夕方、gimme coffeeへ。カプチーノ飲みながら読書。帰宅し、「marie antoinette」を観ながら晩飯。ホットワインとチーズとドライソーセージとコルニション、フィグのジャム。豆とオニオンとアボカドのサラダ。カブの混ぜご飯、肉野菜炒め。途中まで観て、やる気を失い、顔を洗って、再び観てやっと終わった。フランス革命はベルばらに尽きると思った。


2008年05月10日(土) 晴れ

10時半起床。あみちゃんから電話があり、Brooklyn Museumの村上隆展を見に行くことに。1時過ぎ、museum前の駅に到着、まずブランチ。すぐ近くのグリークレストランのバックヤードで、デキャフ・コーヒー、パンケーキとソーセージ、ジャイロのラム肉すこしもらって食べる。展示をゆっくりと見る。映像作品コーナーは子供映画館のようになっていて、やっぱり子供のpoop好きは世界共通なんだなー、と思う。もうひとつの特設展は歌川派の浮世絵。江戸中期から明治初期にかけて、歌川派の移り変わり。浮世絵は役者よりも花魁に限ると思う。過剰な装飾や着物の柄。あとは広重の風景。終えて外の芝生に座りおしゃべり。まっすぐ帰宅、デリで買った食材でグリーンカレーを作る。昨日のセロリと豆とアボカドのサラダ、オレンジジュース。


2008年05月09日(金)

10時半起床。シリアルとミルク、オレンジジュース。ずっと雨。シャワー浴びて身支度して、スタジオへ。チョコレートを少し。8時からタウンホールにてmiles from indiaというライブ。ロン・カーターのベースを聴いた。余韻が残る。余り良いアンサンブルではなかったけれど。渋いコンサートだった。インターミッションでピノグリジオ。帰宅する頃にも雨は止まず。家で晩飯。アボカドと豆とセロリのサラダ、ちゃんぽんめん。


2008年05月08日(木) 曇り

10時半起床。オレンジジュース、シリアルとミルク。機材担いでスタジオへ。しかし猛烈に眠いので昼寝。起きて、昨日撮影した写真のエディットとサイトの作成、メール、ビルの支払い、居住者証明を取り寄せるための書類手続き、郵送など。チョコレートを3かけ。bccksの更新作業して、7時半、せいこさんに誘われ、ミートパッキング13 streetのwestwater galleryという迷路のように小部屋に分かれたギャラリーでTom Sachs「Animals」展のオープニング。オクサナは彼のアシスタントを長年やっているとのこと。画材屋でプレゼン用に売っている安いボードを切り刻んで貼り合わせたハリボテのくじらが黒いグランドピアノにのっかっていたり、後ろの荷台に生きた鶏の入った檻をくくりつけた自転車、キティちゃんが割れた残骸、擬人化したオオカミや豚が中世のメルヘンの中で飲んだり喰ったり喧嘩したり犯したりするシーンの木彫り絵、手探りでカセットテープを入れ替えなければならないジュークボックス、麻薬の気持ちをうたった詩が刻まれたブロンズの板。荒々しく板を打ち合わせて作られた弦の無いグランドピアノは、かわりにスピーカーが入っていて、日本人女性が難しいクラシックを弾いていた。鍵盤部分は多分キーボードがはめ込まれている。一番好きだったのは、MTAのwarningをそのまま大きくし、黒く塗りつぶしたペインティング。Assaulting in subway will be punished maximum 7 years in prisonという警告。これを車内で初めて読んだときに、ああ、アメリカだな、と少しショックを受けた。この作家もそうだったんだろうな、と思った。すごいボリュームの展覧会。もう一度みにいってもいいかも。腹が減ったので何か喰って帰ろうということになり、14丁目の7&8avenue北側にあるスペイン会館みたいな半地下のレストランへ。サングリア、チョリソ、タコ、ツナと卵とオリーブとアスパラとレタスのサラダ、クロケット、デザートにフランとcafe con leche。特にタコとクロケット美味。サングリアも。この穴場レストランは今後活用。はらごなしにユニオンスクエアまで歩き、電車で帰宅。


2008年05月07日(水) 晴れ 花粉ひどい

10時半起床。シリアルとミルク、オレンジジュース。スタジオへ。機材を持ってロリマーへ。取材先へ行く途中ちとさんに会って立ち話。その後、映画字幕通訳のリンダさんのお宅でインタビューと撮影、すばらしい庭にほれぼれする。日々努力を惜しまない人、すごい。終えて、gimme coffeeでチョコレートクロワッサンとカプチーノ。帰宅。スタジオ出ようと思ったが、疲れて寝てしまう。晩飯の時間。ひじきの煮物、納豆、白米、ビール、水菜のおひたし。「豚キムチにジンクスはあるのか」を読む。


2008年05月06日(火) 晴れ

8時起床。ショートブレッド、レモンバームティー、ナッツ入りチョコ。目玉焼きとごはん、ソーセージ。昼過ぎまでbccksつくったりしてだらだら。今日は休みにしようと思って昼寝。電話がかかってきて、急遽ヘルプでアシスタント。村上隆のoval buddhaを撮影。8時頃終えてスタジオ戻り、レントの支払いだけして、コリアンタウンへ。ソウルガーデンで晩飯。いつものように、前菜いろいろ、コンビネーション豆腐、白米、hite beer。今日は花粉がひどく、アレルギーが最悪。薬屋で買い物して、その場で水も買って服薬し、電車で帰宅。レモンバームティー。


2008年05月05日(月) 晴れ 暖かい

7時半頃一度目覚めてまた寝て10時起床。パッキングして近所のカフェで卵マヨネーズとサラダとバゲット、コーヒー。マヨネーズがものすごい量。サラダのトマトが甘い。電車でオペラ、そこからバスで空港のterminal 2Aへ。チェックインし、detaxe手続き。椅子で小一時間ぼーっとしてからゲートに入る。中のしょぼいレストランでサーモンのクリームソースとライスとジャガイモのグラタン、グレープフルーツジュース。何かしようと思うがぼーっとしているうちに時が過ぎ、5時50分に離陸する。行きよりも帰りのアメリカン航空の方が何倍もサービス良い。食事もマシ。チキンBBQとじゃがいもとブロッコリーとにんじん、にんじんとキャベツの酢漬け、パンとバター、アイシングのレーズン入りケーキ。どれも悪くない。「ねむれ巴里」を読んだり寝たりしながら7時間半。朝ご飯はチーズのピザ。JFK着。I94を記入し忘れて並び直し、入国審査で初めて別室に連れて行かれる。最初に審査したチャイニーズアメリカンのオフィサーは個人的に意地悪な人であることを別室のオフィサーは分かっている感じだったので、むしろやさしく対応してくれる。あっというまに審査終了し、無事スタンプをもらって外に出る。タクシーで9時過ぎ帰宅。荷物をほどき、ごはんをたいて、牛丼、長いも+梅干し、水菜のおひたし、買ってきたソシソンと、チーズ。あたらしいグラスでシェリーを少し飲み、レモンバーム・ティー。


2008年05月04日(日) 晴れ 暖かい

11時起床。食パンにバターとカシスのジェリー、バナナとびわとココナツのスムージー、昨日の晩飯の残りのそうめん+ごまだれ、ゴーヤチャンプルー。電車でオペラの近くの小さい蚤の市へ。ここでビンテージのサングラスを購入する。日差しが強い。サンマルタン運河近くへ移動し、蚤の市を探してモンマルトル方面へ歩くが、やっていないのであきらめ、モンマルトルを上ることにする。坂の途中にあるガラス張り三角形のフラットアイアンみたいなアメリカンフードのレストランでオニオンリングとオランジーナ休憩。そしてまた坂を上り、いかにもパリといった雰囲気の通りで途中アンティーク屋をのぞいたりしながらぶらぶらと階段前広場へ。階段は上らずに、脇の公園で、急傾斜の芝生に寝転がり少し昼寝。向かいのアパートをぼーっと眺める。チャイナタウンに戻り、日曜日唯一開いているマーケットで食材を買って帰宅。昼寝。8時頃、昨日会った香港人のレイチェルとルームメイトの千田くんが来て、4人でディナー。りょうくんが腕を振るった晩飯のメニューは、煮豚の棒々鶏風、きゅうりの千切り、栗ご飯、にんじんとブロッコリーのサラダ+セサミドレッシング。どれもこれもうま!ビール、2人が持ってきた赤ワインを飲みながら12時頃まで。


2008年05月03日(土) 晴れ 暖かい

9時起床。シリアル入りのおいしいクッキーと紅茶。のみの市へ出かけるつもりが、昼くらいまでだらだらしてしまう。12時半家を出て、Bourseへ。パッサージュを見物する。観光客が多いけれど、ゆったりとした昔からの時間が流れる雰囲気がとても良い。le valentinという老舗のチョコレート屋でケーキを買って、さなえさん宅へ。大通り沿いの建物に入ると、中は静か。橋を渡って奥の建物の6階、サクレクールが見える日当たりの良い、うらやましくなるような住居。アントニオさん、賢蔵くんに会う。赤ちゃんは7ヶ月で、体はかなりおおきく、日本人の顔で、とても愛想がよい。一緒にランチ。アントニオさんが作ってくれたチキンのはちみつ焼きがうま!グリーンサラダ+セサミドレッシング、スモークサーモン、食後に少しチーズ、シャンペン、紅茶と持ってきたチョコレートムース。3時くらいまでいて、おいとまし、サンドニ門を通り、娼婦の立つ道を抜けて、マレのギャラリーを巡る。途中の公園で少し昼寝し、市場のようなところでフリスビー。昨日服を買った店でdetaxe手続き。APCでマドラスチェックのワンピース買う。ギャラリーは、小鳥を放し飼いにして、ギターを宿り木にしているインスタレーションがすばらしかった。小鳥がギターにとまると音が鳴る。それが即興の前衛音楽のように響くというもの。写真をたくさんとる。marianne goodmanの裏手に見つけた静かな公園でりょうくんの知り合いのアーティストに偶然会う。まわりの建物からピアノを練習する音が聞こえてきて、のんびり。歩いて帰宅途中にマーケットで買い物。家で夕食。肉無しのゴーヤチャンプルーと素麺。11時、また出かける。りょうくんのお友達のとうまくん宅におじゃまし、ファッション関係の仕事をしている日本人と香港人のお友達が集うパーティーでワインなど飲みながら3時くらいまで。タクシーで帰宅。


2008年05月02日(金) 晴れ

朝7時前にいったん起きて、また昼くらいまで寝る。昼ご飯は昨日の残りのグリーンカレーに冷えたご飯を混ぜてリゾット風。うま!りょうくんの仕事が終わるのを待ち、メトロでbourseという金融街へ。しかし、同じ金融街でもwall streetとは全然違い、威圧感が無く、のんびりした雰囲気。換金してレンズ代を返してもらう。そこから再びメトロでtempleへ。イザベル・マランというarts and scienceにも似た感じの服屋で赤いワンピースを二種類試着。APCをみて、昨日通りすがりにショーウィンドーの黄色いワンピースが素敵だったnocollectionという店に入る。ここの品揃えがツボ。ほしいものいっぱい。やばい。黄色と黒のワンピース、そして黒いジャンプスーツとグレーのパンツを試着し、ジャンプスーツを購入する。ドルマンスリーブのショートパンツで素材はビスコース、丈もサイズも、素材もすべて完璧、探し求めていた形。ほくほくしながら、ピカソ美術館の裏手の公園で休憩。歩いて一度帰宅し、晩飯のレストランをリサーチ。オヴニのレストラン紹介で気になったピレネーのBistro cave quedubonへ。外から見ると店内照明が明るく少しモダンすぎる感じがしたが、中に入り、まずワインの品揃えの多さにひと安心。そして、丁寧なウェイターの態度にも安心。メニューは、ほんとうにシンプルなビストロメニュー。生ハムとチーズの盛り合わせ、コート・デュ・ラングドックという赤をキャラフで。ワインの色はとても濃いが、それほどまったりしているわけではない、いいかんじのブドウの味。そして、生ハムとチーズが、どれもこれもうまい。うますぎる。ベーコンのような生ハム、ソシソン、ハモン・セラーノ、そしてチーズはロックフォールと種類不明の3種類のハードチーズ、どれも極薄切り。塩辛すぎたり、きつすぎたりする味のものが無く、まろやかで、ワインとパンがすすむ。バゲットは外側がビスケットのように香ばしく、中はしっとり。バターはエシレ(!)。すでにこれだけでおなかがいっぱい。メインは、onglet du veau(綴り不明)という牛ステーキ。キャラメライズしたエシャロット、ソテーしたガーリック風味のじゃがいも(芋自体が甘い!)、フリセーのサラダ付き。赤身肉の醍醐味。デザートは、甘さ控えめのブラマンジェにフランボワーズのソース。サービスも味も、値段も場所の雰囲気も最高だった。あまりに腹がふくれたので、ピレネーから坂を下り、ベルヴィルを抜け、リパブリックを通り、30分ほど歩いて帰宅。


2008年05月01日(木) 曇りのち晴れ

9時起床。昨日のバゲットにバターとジャム、紅茶をいただく。11時くらいから外出。今日はメーデーで、とても静か。歩いてrepublic、そこから電車でnationへ。しかし市はやっていなくて、歩いてモントルイユまで。のみの市を散策する。途中急に小雨が降ったりする。思ったよりも広く、おもしろいものがある。全部見終えて、bellevilleへ移動。ベトナム・レストランで少し並んで、フォー・サテと揚げ春巻きを食べる。フォー・サテはピーナッツ入りの濃厚なスープで、少し辛い。あっさりしたフォーとは全く違う。うま!食べ終えて、マレの付近を散策。カフェでコーヒー。また急に雨が降る。店はどこも休み、republicの広場にはデモの人々が集う。写真を撮ったりする。5時頃帰宅し、1時間くらい昼寝。また起きて、ポンピドゥーまで散歩。美術館も休み。でも観光客はいっぱい。カフェはどこも満員。チャイニーズのマーケットで食材買って帰宅。昨日のチキンを入れたグリーンカレー(たけのこ、赤ピーマン、マッシュルーム、トマト)をいただく。シンハー・ビール少し、ミュスカという甘い南仏のお酒。


宇壽山貴久子 |MAILHomePage