１０時に起きて、メールチェックしながらソファでまた１時まで寝てしまう。起きて、水ようかんを食べる。２週間ぶりの洗濯を開始。gimme! coffeeでカプチーノとチョコクロワッサン。洗濯終えてから、卵と干しえび入りのチャーハン、チキンラーメンを半分。チェルフィッチュ「三月の５日間」をDVDでみる。本屋で戯曲を立ち読みして、いいなと思ったのに買わなかったことを後悔する。あー、これはとても切ない。終わり方があまりに切ない。多分影響されるだろう。おとなりのひろくんに電話して、鞄にストラップをつけてもらうために持って行き、メジャーで長さをはかったり、ちょっと相談。帰宅し晩飯。オクラとしいたけとチキンと玉葱のカレー、ブロッコリ＋マヨ。お風呂を掃除して湯をはってバスクリン入れて２時間くらいつかりながら、「解放」という短編集に入っているモンゴメリ「赤毛のアン第４巻　アンの友達」抜粋「めいめい自分の言葉で」を読む。川原泉の「森には真理が落ちている」だけ読みたくて随分前に買った児童向けの本だが、タイトルと表紙のデザインで既に「当たり」だとおもっていた。バイオリンが聴きたい。

９時起床。コーヒーとチーズ＋トマト入りオムレツとトースト。シャワー浴びて出かける準備して２時、３４丁目の５thにあるホールでリーディング公演を観劇。日本の作家３人の本でこちらの演出家が演出する。Witness Relocationの「The Blue Bird」（矢内原美邦）、The Play Companyの「Enjoy」（岡田利規）、International WOW Companyの「AUTO DA FE」（松田正隆）。Witness Relocationはリーディングというよりはほとんど本公演に近い形で、本を手に持たずダンスも含めて（演出家曰く本家の３分の１くらいの運動量で）演じていて、かなりコメディータッチ。The Play Companyは本を台にのせて３人の役者が朗読する形式。completely illogicalと演出家が後で言ってたが、わたしもそう思った。特に年齢のことだけであそこまでぐるぐるするのが。３０と２２なんて９０と８２に置き換えて考えれば？のひとことで終わってしまうと思うが、そうひとことで終わらせられない人たちの話なんだろう。最後の人たちは暗くてよくわからなかった。質疑応答まで聞いて、気になっていたMARNIのワンピースを探しにソーホーへ下る。しかしものすごーくうっすらとしか品物を置いていない。まるでショウルームのようだ。Pradaとmiu miuも一応みて、襟の無いコートを試着だけして、もちろん買わずに、cafe cafeでアイスティー飲み、イーストビレッジへ。たまたま通りかかったdieciという日本人シェフのタパス屋で晩飯。proseccoを飲みながら、オクトパス・サラダ（潰した豆で和えている）、ストリングビーンのトマトソース煮、サワードーフとオリーブオイル、ハムのもりあわせ（プロシュート、ボローニャ、サラミ）。既に幸せ感満点、どれも自分では作らないメニュー、だが味はどちらかというと家庭的。ラムのボロネーズソース・ペンネ、primitivo salento '05(medium chunky ruby　red)というテーブルワイン（うま！）。デザートにコーヒーとfresh cheese cake with pineapple。このチーズケーキも、もう一個食べたくなるほど、さらっとしていてうまかった。ここは絶対また来ようと思う。帰宅してF1日本GPをテレビでみるが、ずっと雨というひどいレースだった。

７時半起床。バナナと水。９時、greenwich streetとwest 12th streetのequinoxの斜向いにあるダイナーで来月のウェディングの花婿であるオーデガーさんと初対面。クリスさんは都合悪くて来られないとの事。イチゴとキウイとメロンとブルーベリーのフルーツサラダとコーヒーをごちそうになりつつ、ポートレートのブックをみてもらい、家族構成やウェディングについて小１時間話す。花婿は６人兄妹の長男で、父はチェコ出身の脳外科医、母はアイリッシュだがブロンクス出身で元看護婦。花嫁はメキシコ国境に近いテキサス出身、両親ともメキシカンだがアメリカ人。その二人の結婚はtypical americanだね、という話。ガーメント・ディストリクトへ移動、１１時からazixの市原さんとミーティング。懐石イベントの写真を渡し、菊の井の懐石料理写真集を眺めながら構想を聞く。昼すぎスタジオまで歩いて戻り、デリで買ったチキンカツレツ・サンドイッチとpomegranate & blueberry juice。写真の加工、アップロード、今晩のレストランのリサーチなど。夕方１時間くらい昼寝。８時前、タクシーでチェルシーのThe Kitchenへ。中村茜さん、矢内原さんと合流し、Some Cats from Japanというノイズ音楽パフォーマンスをみる。山川冬樹のホーメイ、Kanta Horioのマグネットを使った映像、Atsuhiro Itoの蛍光灯楽器と台湾人バイオリニストC. Spencer Yehの競演。このバイオリニストがおかっぱ頭をを振り乱しながら音を出す姿が強烈だった。蛍光灯はちかちかとして、あれをじっと見たまま演奏する人は目が絶対疲れると思った。そして大音量のノイズの中でなんとなく、瞑想していた。終了後、外で内野儀先生を紹介される。ここで宮沢章夫さんと少しつながった。The Parkに移動するが、場所を変更してタクシーでなとりへ。銀だら照り焼き定食を頼む。アボカドとツナのサラダ、ほうれんそうの胡麻和え、カボチャの煮付け、銀だらの照り焼き、白米、味噌汁、熱燗、お茶。中村さんから公演のDVDをたくさんいただく。１２時過ぎ帰宅。

９時に藤森さんからの電話で起き、一瞬焦るがとりあえず大丈夫になって、ゆっくりコーヒーとオレンジジュースとバナナとマカロンの朝食。１１時に家を出て、グッゲンハイムのRichard Princeプレス・プレビューを観に行く。アメリカン・ジョークを書き連ねた絵やマルボロの写真、ブルック・シールズが子供の時のヌード写真をモチーフにした作品など。全館展示なのに１時間でさくさくと見終わってしまう。なんだかあっさりした印象。行きの電車の中で読んだpoetry in motionのほうがインパクトがあった。１９世紀の詩人Walt Whitman。

To You

Stranger!
if you, passing,
meet me, and desire to speak to me,
why should you not speak to me?
And why should I not speak to you?

朝から檄飛ばされてテンション上がった。desire to speak to meというフレーズは強烈だ。命令だし。
マジソンを下って L'Occitane??でグリーンティーの練り香水とラベンダーの石けんを購入。hale and heartyでcrab and corn spicy soup＋egg sandwichのコンボとアイスレモンティーを買い、２８丁目まで電車で移動、duane readeで買い物し、スタジオ戻ってランチ。Tom Ford写真をアップしながらkaisekiイベントの写真を加工現像し、DVDに焼いてinvoiceをつくり、電話やメールの諸連絡。なんだか忙しい。７時過ぎにスタジオにあきこさんが来て、８時前にmarktへ。コミュニティ−ガーデンのお話聞きながらmusselのgarlic cream　sauceとパンとバターとフレンチフライ、hoegaartenを２杯。７０年代のオイルショックでアメリカ経済が停滞し、タックスを払えなくなった家主は保健目当てにビルに放火して焼き払ったり、夜逃げしたりした。そのせいで廃墟が増え、そこにドラッグ中毒者などが入り込み、治安が悪化したといういきさつ。荒れたNYから自発的に生まれたヒッピーカルチャーの影響としてのガーデン、Liz Christieは子連れの母親に逆切れされてなんとかしなければいけないと決意したことや、現在のGovernorのSpitzerがhousing departmentにいた頃にジュリアーニがガーデンをすべて市の財政難解決のため売却しようとしたが猛烈に反対したことなど、とてもおもしろい。また、市には土地の売却をすすめる部門と、ガーデンを保護するための部門が併存するこを知る。９時過ぎスタジオ戻り、おがみさん写真現像加工とアップロード。１１時終えて帰宅しようとして、駅のベンチにブックを入れた鞄を忘れ、ひと駅乗ってまた戻り、無事確保。１時帰宅。腹が減ったので、モヤシとニラと豚肉炒め、白米、れんこんゴママヨを食べる。

８時半起床。ごはんにほぐし鮭と昨日のもやしナムルをのせてぐちゃぐちゃにかきまぜて食べる。バナナ。１１時過ぎスタジオに出て、Tom Ford写真現像加工。３時前スタバでソイミルク入りコーヒーとチョコシナモン・ブレッド。ガラスに反射した太陽光が広場をあかるく照らしてまぶしい。むく犬２匹がボール遊びをしている。そして９月の終わりとは思えないような蒸し暑さ。スタジオ戻ってなんとなくやる気を失い、だらだらと過ごす。がんばっておととい撮影した分の現像だけしようかと思うが、途中でやめて８時半頃帰宅、角を曲がってみると満月が東の空の低いところ。まだ昇ったばかりでうっすらと赤みを帯びている。晩飯はmesclunにゆでたじゃがいもとトマトとオリーブをダイスにしてオリーブオイルと酢としおこしょうでマリネしたものをのせたサラダ、たらこスパゲティ、イタリアのスパークリング・ウォーター（いまいち）。

７時起床。朝から植物園のリサーチ。チャイ・ティー、シャンピニオン入りブリーチーズをのせてグリルしたトースト、セロリとソーセージの炒め物。１１時過ぎスタジオに出て、コミュニティー・ガーデンについてリサーチして翻訳作業に取りかかる。来月のテキサス出張のためのホテル予約を電話で。２時過ぎ外に出て気分転換にスタバのソイラテを飲んで隣の広場でぼおっとする。日差しが暑い。みな半袖。スタジオ戻ってキーマカレーを食べて、翻訳の続き、メール、請求書の制作など。夜みほさんに電話。１０時頃帰宅。晩飯は、うにいくら丼（のり＋かいわれ）、インスタントのお吸い物、レンコンごまマヨ、もやしのナムル。

７時起床。コーヒー、ソーセージ、茹でじゃがいも、サワークリーム。なんだかドイツっぽい朝食をしっかりと食べ、スタジオに出て機材準備し、１０時トライベッカ・ルーフトップの懐石料理講習会へ。日本の料亭からシェフを招いて味噌を使った懐石料理の調理法をNYの有名レストランのシェフや食ジャーナリストなどに披露するイベントの撮影。キッチンにわらわらと、あの人もこの人も昔撮影したことがあるシェフが集ってくる。デモンストレーションはかなり勉強になった。その後試食。最後に寿司が出る。サーモンいくらロール、えんがわ、まぐろ、ひらめ、ねぎの味噌汁（マルコメのインスタント）、クランベリージュース。実演された鯛のお造りが、あまりにおいしくて涙する。昼からいいものを食べた。１時過ぎ撮影終えてスタジオ戻り、バックアップして、やっとTom Ford写真閲覧ページを作成。企画のメール。昼寝すこし。６時には出て、st. marks booksで立ち読み。ヘミングウェイの棚など探す。夜寝る前に読み返している向田邦子「父の詫び状」の連想ゲームのような言葉の連なりに改めてすごいと思い、短編とはいえ中身が濃くて、ゆっくり吟味して読んでいる。同時並行でヘミングウェイは良さそうな気がする。angel's shareにてbellini、apostolores（？）というシェリー。象使いの鞭のような器具で高い所から注いでくれる。空気に触れることで味が少しまろやかになる。サンライズで買い物し、めんどうくさくなったのでめんくいていでにぼしラーメンと唐揚げと烏龍茶。電車で帰宅。

１０時起床。NY１のお天気予報で、picture perfectと言ってて、天気用語にそういう言葉があることを初めて知る。ソーセージ、目玉焼き、水菜のおひたし、白米、コーヒー。昼過ぎからスタジオ出る。駅の改札階段のぼると、完璧な青空。コレクション・スナップの現像加工処理、企画書、フェデックス準備など、途中で眠りそうになりつつ淡々と進める。pomegranate + berry juiceとコーヒー。９時過ぎひとまず終わらせて、コリアンタウンの豆腐屋へ。コンビネーション豆腐、前菜いっぱい、OBビール、白米、チャプチェ、オレンジ。今週の断酒成績３勝４敗といったところ。来週は５勝くらいしたい。

１０時半起床。シャワー浴びて支度して藤森さん宅へ。電車の駅おりたところで雨が降り出し、傘を買う。アーティストのスタジオ、モダン住宅を巡る旅、イスタンブール・ビエンナーレの話など。ソーセージとスクワッシュのトマトソース・ペンネ、パンとバター、アルグラとミニトマトとグリルしたベル・ペッパーのサラダ＋ゴママヨとバルサミコ・ビネガー、ボジョレーをグラスに半分、食後にカフェオレをいただく。２時半頃おいとまし、スタジオへ出て暗室準備してブルックリンのmac labで４時から７時までプリント。再びスタジオ戻ってプリントのスキャンとアップロード作業、メールなど９時まで。イーストビレッジのせたがやで塩ラーメンとアイスグリーンティー。疲労がたまっている。早く寝たい。

１０時起床。アボカド＋わさび醤油、白米、水菜のおひたし。靴磨きをはじめたら止まらなくなり、午前中６足くらいまとめて磨く。砂漠で履き込んだオーロラ・シューズが乾ききっていたので、たっぷりとクリームを塗り込む。藤森さん、あみちゃん、mac labに電話、その後３０分くらい昼寝し、シャワー浴びて支度してスタジオに４時半ころ出る。このさんが作ってくれたお弁当のきのこ炊き込みごはん＋ソテーしたホタテ、インスタントの味噌汁、バナナを食べる。ネバダ写真の仕上げ、購入した靴のサイズチェンジのための郵送準備、フェデックスに駆け足で。７時半あみちゃんが来て打ち合わせ。お味噌やさといもやれんこんなど、ありがたくいただく。着替えて、９時マジソンの２９streetにあるカールトン・ホテルのレストラン「Country」にひろみさん、あきさん、私、せいこさんの４人が集い、せいこさんのBDディナー。マネージャーがせいこさんのお客さんとのことで、最初から飛ばし気味で心地よいサービス攻撃がはじまる。アミューズはミニトマトのキャラメリゼ、スモークサーモンのケーキのようなもの、ウズラの卵にアメリカン・キャビアのせ。小さなカエルの足のフライ＋ガーリッククリーム＋クレソン。ランゴスティン（えび）とクリスピーライスとまつたけ＋まつたけのスープ。イカのグリルにアボカドとグリーンとりんごとマスタードソース。コッドフィッシュとスライスしたチョリソ、ダイス型に切ったイエロー＆レッド・ベルペッパーとチョリソをしいて、コッドフィッシュのブイヤベースソースをかけたもの。ル・クルーゼのような鍋でコンフィにした鶏肉にイチジクソース、つけあわせにフェンネルといちじく。バイソン（赤身）のベリーソース（つけあわせ失念）。ラズベリーが入ったスイカのシャーベットにライムソースをかけたリフレッシュメント。ディハイドレイトしたコーンをのせたコンデンスミルクとコーンクリーム（バター未使用のさっぱり味）のデザート、飴細工つき。ミントムースとチョコレートムース。最後にキャンディースタンドのようなワゴンに載せられた無数のチョコや飴の中から、おみやげにマカロンとアップルケーキとピーナッツバターチョコを包んでもらう。しめのコーヒー。シャンパンから始まり、白ワイン２種、赤ワイン２種、デザートワイン１種。銘柄は後からひろみさんに聞いた。

１本目の白
Chateau neuf-du-Pape　２００６年
Le Vieux Donjonより

2本目の白　１９９３　不明

１本目赤
Puligny Montrachet
Domaine J.M.Boillot 2005

２本目赤
Chateau Banans Haut-Brion 1999

デザートワイン
Les Tuileries 2005
Sauternes

酒代はサービス、食事のみで４人で６００ドルなり。文句は何もございません。タクシーでイーストビレッジのsing singへ移動し、２時半頃までカラオケ。３時過ぎ電車で帰宅する。

８時半起床。レーズンシリアル＋ミルク。mac labで１０時から７時までプリント作業。１００ドル札を崩せずに、ラファエルに２０ドル借りて、ランチのデリバリーを電話で試みるが、メキシカンレストランに言語が通じず。ラファエルにオススメの店をきいて、さらにオススメメニューのタコスをオーダーまでしてもらう。やってきたデリバリーのおねえさんに２０ドルを渡すと、つりが無いという。小銭かき集めてぴったりの額をなんとか渡し、チップ分は次回ね、と許しを請う。チキン・タコスとチョリソーのタコス、ラディッシュとライムとシュラントロ、パラペーニョとサルサのソース２種、おそらくネスカフェと思われるコーヒー、どれもおいしくて、安い。インスタントのコーヒーは全然わるくない。むしろ好き。その後、夏撮影したネガすべてのベタを焼くためのマシーンと化し、４時半ころやっと終わる。途中、仕事の電話がかかってくるが、昨日あたまに浮かんで話題にのぼったshizukaさんがわたしを推薦してくれたと聞き、なんとなく予兆だったのかなと思う。ざっと選んだおがみさん関連の風景写真をプリント。７時に暗室が閉まり、スタジオに出てプリントのスキャン。１０時過ぎ出て、１１時前帰宅。晩飯はリブアイ・ステーキ、ブロッコリ、白米、pellegrino。

７時半起床。チャイ・ティー、オレンジジュース、アボカド＋ゴートチーズのwhole wheat sandwich。１１時communeにて髪のカットなどやってもらい、駅前でファラフェル買ってスタジオで食べながら作業。昨日から動きが不穏だった外付けHD(A)がデスクトップにマウントされなくなり、(B)から必要なデータをせっせとDVDに焼く。明日暗室にこもってプリントするために必要なカラーペーパーとDVDを買うために夕方adoramaとbest buyへ。戻ってネバダ写真現像加工の続き。中須賀先生へ写真を送る。ベリージュースを飲む。夜中１２時頃まで作業して帰宅。水菜と揚げの煮物、たらこスパゲティ、volvic。

９時起床。コーヒー、オレンジジュース、アボカド＋ゴートチーズのトースト。スタジオにて昨日からのTo Do List塗りつぶし作業。康本さんの写真現像加工をずっとやる。４時頃、ベリージュースを飲み、どん兵衛カレーうどんを食べて、また作業。合間にホテル代のリサーチ電話やメール。６時半出て、帰宅し部屋の掃除。８時前えまさんとあつしくんが来て、キャビア・パーティー。cod roeとtrout　roe、freish cream、クラッカー、バゲット、tarama、ゆでたじゃがいも、heirloom tomatoとバジルのサラダ。昨日、一週間断酒しようと思っていたのに、ロゼのシャンペンと冷凍庫から出したウォッカで乾杯。断酒は明日から！　コーシャーのリブアイ・ステーキ、アルグラのサラダ、アスパラ、白米、coppolaのmerlot。１０年前から知っているふたりが木曜日に帰国する。荷物が多くて引っ越しが大変だったようだ。また冬に日本で会う事をしっかり約束して１１時前に散会。

９時起床。コーヒー、オレンジジュース。１１時過ぎスタジオに出て、To Do List１２項目を潰して行く作業。その合間に航空券とホテルのリサーチが入る。nakedのベリージュースを飲む。３時半ころ弁当ランチ。昨日の残りの麻婆豆腐とごはんと豆モヤシナムル、ホワイトティー。５時頃やっと康本さん写真現像開始、しかし色で悩み、煮詰まってくる。みほさんと電話で話す。バナナを食べ、０時過ぎまで作業し、地下鉄で帰宅。カレーの残り、mesclun salad、volvic。再び、アルコールを飲まずに１週間を過ごそうと思っている。好きな味の水を惜しまずに飲むようにする。夏の教訓として、アルコールを減らすと確実に痩せることが分かった。

昼近くまで寝る。コーヒー、スクランブルエッグ（バターで）、ゴートチーズ＋トースト、オレンジジュース。シャワー浴びて支度して、鈴木さんに電話、opentable.comにてレストランの予約、ミッドタウンのBergdorf Goodmanへ。手早くフロアーを眺めつつ７階のレストランへ。眺めの良い席を用意してくれた。鈴木さんと軽いディナーしつつ企画などのお話。タスマニア産ロゼ・スパークリング、seared tuna nicoise、パンとバター、コーヒー。ここは空いている時間なら穴場かもしれない、セントラルパークを眺める事が出来るなかなか素敵なレストラン。味もサービスも合格。その後見送りして、5階で急いでお買い物。試着を何度もして、vinceのコクーン型ネイビー色ローゲージ半袖カーディガンを購入。Vネックにしようかどうか迷ったが、コクーン型の方がどうしても自分に似合うと思い決定。電車でダウンタウン移動、サンライズで食材を買い込んで帰宅。乾燥対策のパックをしつつ、晩飯の準備。麻婆豆腐、白米、しじみとわかめの味噌汁（半分インスタント）、豆モヤシのナムル。食後Elijah Craigという１２年もののバーボンをロックで少し。昨日飛行機の中で読み終えた宮沢章夫「ノイズ文化論講義」、前回の「８０年代地下文化論講義」よりもずっと面白かった。後醍醐天皇がかなりうさんくさくて網野善彦の著作が読みたくなる。また、北川辺町に関する宮沢さんの考察、地図を見ただけでここまで想像できるのか、と感服する。しかし最後に「シンセミア」を絶賛していて、自分は文体に入り込めず常に白けた感じが頭の片隅に在ったことを思い出す。読後もそれは消えなかった。文体って生理的に受け付けられなかったらもうそこでおしまいだと、あらためて思った。宮沢さんの日記の文体はとても好きだ。いつかどこかで近いうちに交差するような気がしている。そういう予感は最近十中八九当たるようになってきている。

６時起床。準備して６時４５分バス集合。チェックアウトして空港へ向かう。車中でコーヒー。８時前に空港に着いて、高木さんとお別れ、荷物チェックした後少し買い物休憩。生徒さんとたちともお別れ。スロットマシンで１６ドルつっこんで３１ドルもうける。マックでソーセージエッグ・マフィン、ハッシュポテト、ダイエットコーク。１１時１５分ボーディングするまで、空港内フリーWi Fiでネット接続。１２時１５分離陸、機中でアップルジュース。１６時半Dallas Fort Worthに到着。広くて新しくきれいな空港をスカイシャトルで移動し、乗り換えまで時間があったのでT.G.I. FRIDAY'sでチキンシーザーサラダとサミュエル・アダムスのオクトーバーフェストというのを飲む。１８時１５分離陸、機中でオレンジジュース。夜になり、地上の明かりが星空のように見える。中島みゆきは夜の飛行機で「地上の星」の歌詞を思いついたに違いない。１０時５０分JFK着。荷物ピックアップして、乱暴なタクシーで自宅に戻り、着替えてすぐに近所のまにかさん宅で市川さんのバースデーパーティー。古賀さんと話しながらテーブルにあった食べ物をいただく。切り干し大根の煮物、ポテトサラダ、ゴートチーズ、ワカモレ＋チップス、古賀さん自作のべリーのせベイクド・チーズケーキ（プロの味）、そしてハイネケン。ウェブサイトデザインをしているみずかみさんとお話。２時近く散会。砂漠＋飛行機移動で顔がぱりぱりに乾燥してしまったので、パックなど念入りにして寝る。

７時起床。支度して、デキャフ・コーヒー飲みながらバスに乗る。バナナを食べながらBrunoの成果発表会へ。Barの奥の広い部屋が会場になっている。円卓囲んで朝食。ハッシュポテト、スクランブルエッグ＋ケチャップ、ベーコン、スコーン＋ストロベリージャム、クランベリージュース、ソイミルク入りコーヒー。食べている間に発表が始まり、一番手の東北大学は見た目ファンキーなデイビッドさんが適度に脱力したプレゼンで笑いを誘う。高校生のプレゼンも立派に終了。１時頃に全員が終えて、和やかに散会する。荷物まとめてホテルへ戻り、８時まで自由時間となる。部屋で企画書をつくったりしながらのんびり過ごし、おやつのカップヌードルを食べようとフロントにお湯をもらいに行ったが無い。仕方なく部屋のコーヒーメーカーでコーヒー臭いお湯をつくって利用する。そして食べたらまずくて後悔する。８時、バスで初日にも行ったインディアン民芸品レストランへ。サラダ（ブロッコリ、アルファルファ、ベーコンとグリーンピース、マカロニサラダ、セロリ）、クラムチャウダー＋クラッカー、ポークチョップ、にんじん、コロナビール。柳本くんは弱電部という部に所属しゲームソフトつくったりしている。弱電というネーミングが絶妙だ。オザケン似で声が良いゆうくんとふたりで肉の早食い競争をしていた。和田さんはしっかりもの。文化祭実行委員長らしい。写真メールする約束する。食べ終えて、少し郊外に移動して真暗闇で星空を眺める。ミルキーウェイを久々に確認。流れ星も３つ見た。北斗七星の「おおくまのしっぽ」の「っ」の部分にあたる小さな星も確認、これが見えればギリシャでは兵士になる資格が与えられたらしい。ホテル戻ってパッキング。

６時起床。食堂でコーヒーとオレンジジュースとブルーベリーマフィン。７時バスに乗ってBrunoへ。９時到着、ランチの準備。スクランブルエッグとソーセージとスパムを焼いて、チーズやレタスといっしょにタッパーに詰めて、クーラーボックスへ。砂漠へ向かう。しかし今日は風が強く砂嵐で視界が悪い。GPSの助けもあって無事にベースにたどり着く。しかし、先に出た今村さんと赤坂さんの車がまだ到着していない。さらに、強風のため、せっかく建てたテントが見事に倒されている。外に出ず、バスの中にベースを作ることにする。他チームのロケットは設置されたまま風が止むのを待機している状態で午前中を過ごし、中須賀先生が３回も通信テストにつきあってくれる。高木さんもニクロム線問題に的確なアドバイスを出したり、みんなすばらしい。おなかがすいたのでりんごとチップスでごまかしながら作業。２時、Brunoに戻って赤坂さんたちと合流し、ランチを食べる。レタスとチーズとサルサとワカモレとハムとソーセージとスパムとスクランブルエッグを巻いたラップ、トマト、にんじん、ピンクグレープフルーツジュース。３時再度砂漠へ出発。ロケット発射準備、４時に無事カウントダウン、１回で成功する。風に流されて遠くまで行ったので1回目の車探索ではみつからずベースに戻り、座標軸を教えてもらって再度探しに行くと、ほどなく黄色と青のパラシュートにつながれたカンサットが見つかった。夕方５時過ぎのやわらかい日差しで影が砂漠に長くのびる。砂のテクスチャーが変化して見える。６時過ぎ、砂漠に別れを告げてBrunoに立ち寄って、日が暮れて行く中をFernleyまで戻る。８時着、晩飯を高木さんといっしょにSilverado内のJake'sで。Seafood Cob Salad＋オイル＆ビネガー、チリバーガー、シェラネバダ・ペールエール。量が確実に４人前くらいある。１０時過ぎ戻る。

３時半起床。シャワー浴びて支度して５時バスに乗り込む。車中でエッグマックマフィン、ハッシュポテト、スプライト。１時間以上暗闇を走り続け、荒野の夜が明ける。７時Black Rock Desertに到着。外は寒い。ジャージだけでは震える。いそいそと動きながら寒さを紛らわし、カンサット・ロケット打ち上げ準備を撮影。１０時近く、やっと１番目が打ち上げに成功。すごい勢いで噴射したロケットは４キロ上空まで飛び、パラシュートのついた中身を落とす。そのパラシュートの色を目で追いながら車で追跡するのだ。カンサットを回収しなければ２回目の打ち上げに参加できない。ちょっと目を離すとすぐに分からなくなってしまう。わたしたちは３番目の打ち上げにのぞむ。順番が回って来て、やっとカウントダウンし、息をのんで発射ボタンを押すと、何の反応もない。再び係のおじさんたちが導線をチェックしたりして、意外な待ち時間が生じる。その間チョコレート入りウエハースで糖分補給、水もたくさん飲む。そして小１時間ほどで問題が解決。しかし、待ちかねた係のおじさんが自分でカウントダウンして発射ボタンを押してしまった。打ち上げられたロケットは、ほぼまっすぐ上空へ飛び、無事にカンサットを放出してパラシュートで落下。その方角へ急いで車で向かう。しかし、ロケットの外側だけが発見されて、肝心の中身が見つからない。それから、１０キロ四方の砂漠を延々と目視しながら探すが、手がかりを得られず疲れ切って本部に戻る。そこでなんと、他の班が見つけてくれたことが分かり、完璧な座標軸をもとにバスで現場に乗り付け、カンサットを無事回収する。Bruno saloonまで戻り、ランチの支度。サンドイッチとスクランブルエッグとソーセージを大急ぎで作って、みんなで食べながら休憩。チップスとワカモレ、オレンジソーダ、グレープジュースなど。食後近所の散歩。西部劇風だが少しヒッピーな感じの小さな小さな町だ。こんな乾いた荒野にぽつんと在る町で生まれ育ったらどのような人間になるのだろうか、と思いを巡らしながら、Bruno Barにてコークを飲む。４時宿に戻って小１時間昼寝。先生がやってきて、今日のナイト・ローンチは無いことを伝え聞く。６時、帰途につく。夕暮れの荒野、所々に放牧された牛がゆっくりと草を食んでいる。７時半ホテルに戻り、データのバックアップだけして、近所のBully'sへ。コロナビールと共にニンジンとセロリとブロッコリとカリフラワー＋ブルーチーズソース、バッファロー・ウィング、フライド・シュリンプ、コールスロー。なんとかして温野菜を食べようとするが生野菜しか無い。

６時ころ起きて、ちょっとうだうだして、また寝て８時に起き、シャワー浴びて支度して９時ロビー集合、朝食。ワッフル＋マーガリン＋メープルシロップ、コーヒー、オレンジジュース。部屋に戻って機材持って１０時バスに乗り込み近所のスーパーマーケットへ買い出しに行く。簡単なランチの材料や水を買い込んで、外のベンチでランチ。ベイクド・チキン（サイとドラム）、スパニッシュ・ライス、texas caviar（豆とパラペーニョとトマトのサラダ）、green machine juice。宿に戻り、再び１時集合して砂漠へ出発する。Fernleyの街はすぐに終わり、あとは草木がちょびちょびと生える荒野。西部劇でインディアンが潜んでいたような岩山が点在する。１時間ほどで集合場所に到着。これまた西部劇のカウボーイがたむろっていたような、カジノとバーとサロンがくっついたような建物がこじんまりと集まった小さな町。大学生たちが集って先生の点呼を受ける。そこからさらに先導されて３０分程車を走らせると、かつて湖だった場所に到着する。広大なひからびた砂地の中を１０分程、砂煙あげながら走り続けて、ロケット打ち上げサイトに到着。テント設営、先生のブリーフィング。ロケットは風上に向かって流されるということを初めて知る。抽選で打ち上げは３番目に決定。明日の朝は早い。記念撮影して６時前には出て、車中、トム・ハンクス監修によるアポロ計画全容についての良く出来たドラマを３話くらいまで鑑賞。だんだん夕暮れる。８時前、宿に戻り、すぐにメキシカン・レストランへ。ピナ・コラーダ、コロナビール、シーフード・サラダ（レタス、チーズ、トマト、えび、ワカモレ、カニ缶）を食べる。

４時半起床。コーヒー、煮物、白米。６時にカーサービス呼んでJFKへ。セルフサービスのチェックインをして、７時４５分のAmerican AirでLos Angels。機中でひどくまずいターキーとチーズのベーグルサンドを５ドルで買い、オレンジジュースと共に。りんごジュースも飲む。りんごジュースは飛行機に乗った時くらいしか飲まない事に気付く。１０時４５分ころ着、乗り換えゲートが出てないので昼ごはんにする。Burger Kingでwhopper Juniorとアイスティーとフレンチフライ。食べつつむとうあやさんに電話で話すと、San Franciscoに岡本さんを迎えに来ているとの事。１２時近く、boarding time過ぎてもゲートが出ないので職員に聞いたら、となりのターミナル３と言われ、焦って急ぎ歩き、１０分程で到着。すると、再度荷物検査の長い列。割り込ませてもらい、出発時刻３分前に滑り込む。機中で放心状態、離陸。鑿で鋭く削ったような地形の乾いた禿げ山の上を飛ぶ。そのうち眠りに落ち。１時間ほどでReno Tahoe到着する。ゲート着いたらいきなりスロットマシーン。ここはカジノ・シティだった。空気が乾いて、ひたすら青空。今村さん赤坂さんと合流、子供たちもやってきて、記念撮影、バスに乗り込んでまず買い出しのためSearsへ。sephoraで日焼け止めとローション、サングラスなど購入。いちごバナナ・スムージーを飲む。再びバス。禿げ山の脇に小川が流れ、小川に沿うように線路と道路が続く。小１時間でBest Western Fernleyに到着。部屋に荷物を入れてネット接続を確認し、７時ロビー集合して近所のネイティブ・アメリカン民芸品を飾ったレストランへ。Amber Rock、サラダ（ブロッコリ、カリフラワー、レタス。ポテトサラダ、グリーンピースとハム、セロリ）、Hamburger Steak、マッシュポテト＋グレービー、ズッキーニ。高い所から思い切り投げ落として潰したような形の、つなぎが一切入っていない肉のハンバーグ。デザートにキャラメルソースがけソフトクリーム。食後セブンイレブンに寄って戻り、９時には解散。今日撮影したデータのバックアップしていたら、そのまま寝てしまい、２時半ころ起きて改めて寝る支度。

６時起床。コーヒーを飲みながら、筍と厚揚げと里芋の煮物をつくる。ごはんも炊く。ソーセージ、目玉焼きも作る。シャワー浴びて支度して９時過ぎにはスタジオ。なんか電車が空いてるな、と思ったら日曜日だった。おととい撮影したデータの現像とアップロード作業、３０分ほど昼寝、バナナを食べて１時ブライアント・パーク。スナップを４０人ほど。４時ころ終えてスタジオ戻り、午前中にアップしたはずのデータがうまくできてなくてやり直したり、SPURの分を加工したり。家でアップロードすることにしてCDに焼いて、明日からのロケの機材を準備し、９時過ぎ帰宅。作業しつつ、晩飯。カレー（牛肉、マッシュルーム、にんじん、アスパラ）、mesclun salad、アスパラ＋マヨ。オレンジジュースにビールを混ぜて飲む。洗濯物を畳んで、服のパッキング作業。

３時半頃目が覚めて、６時半ころまで起きていて、再び寝て８時半に起きる。コーヒー、レーズン入りシリアル＋ミルク。午前中はF1予選見たりネットやったりだらだら。お昼にカリフラワーとアンチョビ入りトマトソースのパスタを作って食べ、午後も３時頃までごろごろ。洗濯を開始、まわしている間にgimme!coffeeでアイス・カプチーノ（ラテと見分けがつかない）。６時頃洗濯終えて、メール１通書いて、歩いてsuper coreへ。えまさんとあつしくんのfarewell BBQ party。チキンとビーフとたまねぎとコーンのBBQ、梅おにぎり、stellaビール、カルピスソーダ。９時頃まで。ここのバーベキューは、ソースが甘過ぎず、とても美味。焼き方も上手。歩いて帰宅。

５時半起床。キャラメルミルクティー、オレンジジュース、キウイ、目玉焼き、バタートースト、セロリ＋ソーセージ炒め。シャワー浴びて支度してスタジオ、すぐに機材もってタクシーでマジソン７０丁目のTom Fordへ。親切なストア・マネージャーが店内をツアーしてくれる。Gucciの時より可愛い感じでわたしは好きだ。ハウンドトゥースの蝶ネクタイとか、もこもこした厚地で、必要無いのに欲しくなった。カーサービスが来て、ブルックリンのCarol Gardenアンティーク街にある服屋へ。ここでだいきさんが加わる。freemansの内装とか手がけている人がオーナー。ポール・スミスやengineered garmentのちょっと無骨なツイードジャケット、シャツ、アンティーク小物など。壁は黒く塗られ、鹿の剥製やビクトリアン風肖像画などが飾ってある。向かいの家具屋もいい感じ。撮影終えてwilliamsburgのHoundtoothというメンズ古着屋。状態が良く上品なセレクト。イーストビレッジのMcSolley's隣にある３０−４０年代風の服屋へ。すっごいハイウェストのパンツとか、今やっと流行が追いついた感がある。昔から変わらず同じ場所で同じテイストでやってきたようだ。その後Cafe Olinにてランチ。アイス・カプチーノ、バナナ＋ブルーベリー入りパンケーキ、いちごとすももとりんご添え。ここのパンケーキ、ふわふわで、フルーツの火の通し具合もちょうど良くて、うまい。食後、FilsonやSt.Jamesなどを扱う店へ。一見地味だけれど、よく見ると私の好きな感じのものがある。撮影全部終了し、ホテルのロビーで精算。スタジオ戻って今日の撮影データのアップロードなど。V8を飲む。７時半終えてスタジオ出て、BedfordのフレンチビストロJullietteへ。ルーフトップがマイアミのようだ。ぬるくて強い風が吹いている。コロナビールとSalad Nicoise、フレンチフライ、チーズプレート、赤ワイン。

５時起床。コーヒー、レーズン入りシリアル＋ミルク、オレンジジュース。スタジオにて機材もって７時１０分ホテル集合、カーサービスでミッドタウンのwinston tailorsへ。作るだけじゃなく、お直しもやってくれる。移動して時間が空いたので朝食。ホームフライと目玉焼きとバタートースト、コーヒー。Burger Heavenの朝食はサービスも良くて結構おいしかった。子だくさんのイギリス人紳士（Adrien Brody似）が経営する高級仕立て服屋はお値段かるく１万ドルから。デンゼル・ワシントンとかアレック・ボールドウィンとかが顧客らしい。部屋の片隅にハードリカーが並ぶバーも。客は採寸にきたついでにマティーニなど飲むのだろう。ダウンタウン、2nd streetのJohn Derianという雑貨屋へ移動。時間がまたしても空いたので、Bowery Hotelのロビーで待つ。約束時間になっても誰も現れないので、ホテル併設のレストランGemmaでWhite Peony Teaを飲みつつ待つ。「何十年も前からそこでやってます」と言われても分からないような、あえて古めかしい雰囲気のインテリアで、すごく落ち着く。１２時近く、やっとお店が開いて、撮影開始。イラストの書かれた紙をガラスで挟んで加工した種々のプレートが有名。mattaの製品も置いてある。撮影終えて電車でスタジオ戻り、現像データのアップロード作業。道のヴェンダーから買ったチキン＋ライスを少し食べる。３時半ころに作業終えて、Union Squareまで歩いて、途中H&MやIntermixをチェックするが、今年の秋のお洋服は何だかぱっとしない。自分が惹かれる傾向が存在しない。夏バテで痩せたついでに、体にフィットするドレスなど着たい気がするけれど、そういうものが無い。１４丁目から電車で帰宅。晩飯食べずに寝る。

４時半起床。上野さんから頼まれた翻訳をひとつ。スペイン語の意味がいまいちわからない。コーヒーを入れたらミルクが無い。シャワー浴びてから隣のデリへ行って卵とミルクとオレンジジュースを買ってくる。コーヒー、オレンジジュース、レーズン入りシリアル＋ミルク、キウイの朝食。スタジオ出て、撮影準備して１０時４０分ホテルのロビーに集合する。そこで初めて、今日明日はタクシーがストライキである事を知り、急遽電車で目的地へ移動。Peter Elliotのオーナー（元気過ぎ）と店を撮影。終えてユニオンスクエアまで下り、Union Square Cafeでランチ。トマトのカペリーニ（レモンピール入り）、アルグラをのせたスパイシーなコーンスープ、パンとバター、コーヒー。意外にも強いアクセントのある味だった。もっと繊細な感じなのかと思っていた。２時、イースト側に歩いて移動、lid magazineのエディターふたりを撮影。窓からの光を使う。不思議な密室的なアパート。３時過ぎ撮影終えてスタジオ戻り、データのアップ、加工現像。今日のセレクトも電話で連絡があり、加工＋アップロード。７時半頃終えて帰宅。納豆ごはんと昨日のアルグラのサラダの残り、volvicを飲む。なんとなくアルコールを飲まずに５日目。

午前４時起床。シャワー浴びて準備してスタジオ。駅前のデリが唯一開いていたので、コーヒーとバナナとオートミールレーズンのクッキーとV8を買う。スタジオで機材ピックアップしてホテルロビーで右近さんと待ち合わせてタクシーでJFK。道は空いていて、走るうちに夜が明けてくる。待ち合わせの３０分以上前に到着。２階のカフェテリアで朝食。ソーセージとスクランブルエッグとポテトを食べておくことにする。７時４５分のJet BlueでBostonへ４５分のフライト。空港の外に出た瞬間、秋の空気。リモに乗って小１時間、高級住宅街の中にあるテーラー屋に到着。名門学校の制服なども作っている。スクールカラーのマフラーとか、ベストやネクタイ、ベルトなど、プレッピーな服が勢揃い。１時間ほど撮影して、本屋と薬屋に立ち寄って、１時間移動。カヤックや山登り、釣り道具、その他、海山川用の洋服が無数に揃う３階立てのモールのような巨大ストアへ。撮影して、また１時間ほど移動しBoston市内に戻る。レンガの工場を改造して作ったギャラリー街の中にあるBobby from Bostonという古着屋。カンカン帽とか、靴とか、美しい品揃え。オーナーの古着に対する愛がディスプレイに現れている。そしてマネキンに味がある。撮影終えて急いで空港へ。１本前の便に乗ることができた。カフェで急いでフィリーチーズステーキのサンドイッチとフレンチフライとダイエットコークを買って、飛行機待ちながら食べる。４時４５分の便でJFKへ。NYは蒸し暑く、まだ夏が残っている。タクシーでスタジオ戻ったのが７時過ぎ。撮影データのアップ、加工現像、上野さんと電話で話す。１０時半出て、帰宅。寝てしまおうと思ったが、晩飯を食べる。アルグラとトマトとパルミジャーノのサラダ、ゆでたカリフラワー＋ポン酢＋かつぶし＋マヨ、白米＋ほぐし鮭。

６時半起床。コーヒー、トマトオムレツ、トースト、キウイ。スタジオに出て機材持ってホテルのロビー９時半集合、タクシーでダウンタウン・ブルックリンのデザイナーGreg Climerさん撮影。狭いがきちんと整えられた作業部屋、窓辺の植物が印象に残る。昼、スタジオ戻ってデータをアップする作業を２時過ぎくらいまで。その後あいた時間は雑務。デリで買ってきたサンドイッチ（ハム、スイスチーズ、マヨ、レタス、ホワイトブレッド）、クランベリージュース。４時半また出てソーホーのwhat comes around goes aroundで待ち合わせ、近くのショウルーム。Swaim Hutsonさんとパートナーの奥さんを撮影。８ヶ月の娘がいる仲の良い夫婦デザイナー。終えて解散、サンライズでlimonataを飲み、タクシーでスタジオ戻る。すぐアップロード。８時スタジオ出てまっすぐ帰宅。眠くて眠くてごはんどころではない。

再び４時頃目が覚める。しばらく起きてうだうだしているが、７時に布団にもどり、１０時起床。コーヒーを飲む。スクランブルエッグ、納豆ごはん、キウイ。スタジオに出て撮影準備して１時hotel giraffeで右近さん田中さんとミーティング、２時からソーホーのRobert Guellerのスタジオで撮影。ヨゼフ・ボイスのような帽子が似合う、透き通った青い目のデザイナー。３時終了、電車でスタジオ戻って閲覧ページ作成し、せいこさんに電話してSPURをたかこさん宅へ届けに行く。halsey駅からワンブロック、大音量のサルサが流れる通りのビル半地下。ひろみさん、たかこさん、せいこさん、太陽。ワカモレ＋チップス、ラディッシュのアンチョビ炒め、生ハム、モツアレラ＋トマト＋バジルなどをいただく。酒を飲んだら昏倒しそうだったのでブルーベリージュース。６時おいとまし帰宅。ソファでうつらうつら。８時ころ起き出して、昨日の残りの麻婆豆腐と白米、豆サラダを少し。

４時頃目が覚めるが、また寝て１１時に起きる。コーヒー、レーズン入りシリアル＋ミルク、オレンジジュース、撃カレーを少し食べる。日差しが深くて空気がさらりとした青空。labor day weekendだから人出多い。スタジオにてCD送付準備、写真のアップロード作業、撮影にかかった交通費の算出など。あみちゃんと電話で撮影のアイデア話。あつしくんから三脚を貸して欲しいと頼まれ、えまさんが取りに来る。５時出て、一旦帰宅し、自宅のiBookに入った住所とfedex番号を調べて、Union Squareのfedexへ。無事送付終えて、green market、sephora、duane reade、whole foodsをまわり、必要な買い物を済ませる。７時半帰宅、晩飯を作る。麻婆豆腐、白米、トマトとバジル、セロリとひよこ豆とたまねぎのサラダ。食べたら眠くなり、シャワー浴びて寝る準備。明日から毎日、１５日まで撮影がある。

宇壽山貴久子 ｜MAIL ｜HomePage