不思議っ茶の日記
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| 2002年09月28日(土) |
さくちゃん〜海に思う |
拉致問題を抱える日本。 イランへの戦争を考えているアメリカ。 悪の枢軸といわれて、苦悩する北鮮。
世界にはまだまだ、食べるものもなく薬もなく〜 最低の人権さえ保障されない国が多いという。
あの日本海沿岸をドライブしたとき、海岸に不可解な看板があった。
内容は『不信な船を見かけたり、夜懐中電灯を海に向かって振っている様子が見えたりしたら当局に連絡を。 一人歩きは危ないので禁止。』 など〜〜最初見たとき、何かしらと思ったものだ。
そして、海の向こうに目をやった。 日本海のずーーっと向こうに、大陸があって、半島もある。 そこは、大昔まだつながっていたころ、人や動物がこの日本列島になる場所に移動したと習ったことがある。
そうか〜〜昔はつながっていたんだ〜〜〜〜。
太平洋側は目もくらむほどの大海原だ。 この海の向こうから、近代への道が導かれた。
ペリーの浦賀来航である。
怒涛のごとく〜〜押し寄せた近代の欧米の文化。 それに対抗できる国づくりを迫られた先祖たちが取った道は、 アジアの他国に見られる植民地支配ではなく、対等に対話ができる国づくりだった。
あの時代、国を愛する若武者がいた。 あの時代、古き文化を守ろうとする丈夫がいた。
古き勢力と新しき勢力が戦って、新しい日本が生まれた。 天皇を中心とする、議会制度の国である。 それで、日本は植民地とはならなかった。 またながきに渡る鎖国政策も〜〜植民地化阻止に働いた。
しかし、同胞中国は、そして半島は、近代に入って苦しい歴史の渦の中に巻き込まれた。
あの国境などなかった時代〜〜〜マンモスを追ってここまで来た人がその手柄をもってまた、西に帰っていったことだろう。
もともと、人類は〜〜「ヒト」という、国籍をひとつだけもっている〜〜はずなのだが・・・・
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