| 2002年08月20日(火) |
「一人」でいる時はない |
近頃、やけに「一人」でいる時が多い。 誰とも触れず、ただ実家でボーッとテレビやビデオを見て、 それで時間が減ってしまう。 外に出るには出るけど、何もしないで帰るだけ。 そんな日々が、ずっと続いていた。
けど…、そう簡単に「一人」にはなれない。 と言うか、「一人」になることは難しい。
昔、私は「一人」になりたかった。 一人になった方が好き勝手なこと出来るから、なんだけど。 もとから団体行動が苦手な人間だったから、 かえって一人の方が安心する、と言うか、落ち着くのかもしれない。
けど今は…、そうとも言えない。 「一人」でいる空間になれてしまったら、そこから脱出することは出来ない。 それに誰とも接触しないで生活することなんて不可能だ。 1日に1回は、最低誰かに会う。 そして、簡単な会話をする。
「いらっしゃいませ。カード、お預かりします」
ネットカフェに行けば、こうやって声をかける店員がいる。 カフェに行けば、注文を受ける人がいる。 知人に会って、話し込んでしまうときもある。 メッセンジャー開いて、いろいろな人と話すときもある。
そして、自然と「一人」じゃないことに気づく…。
「一人」でいる自分は好きじゃない。 「一人」でいる時=何かを抱えている時。 こんな時の私は、誰とも接触したくなくなる。 で、自分ですべてを押さえ込んでしまう。 それが、またいけないところなんだけどね。
今は、変に精神不安定だ。 まだこうやって文章に書くことが出来るだけまだいい。 書けなくなってしまったら、一体どうなってしまうのだろうか? 私の「心」は、一体何所へ行ってしまうのだろうか……。
とにかく、この状況から脱出しよう。 そして少しでもいいから、何か「没頭出来ること」を探そう。 仕事以外の、「没頭出来ること」を……。
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