a Day in Our Life


2003年07月04日(金) 初告白。(赤雛SSS)


 「村上くん、好きです」
 「は?」
 「いや、好きなんですって」
 「誰が?」
 「俺が」
 「誰を?」
 「いやだから村上くんを」
 「それで?」
 「それでって言われても…ベタに、付き合ってほしいかなーとか」
 「イ ヤ や」
 「うわ、そんなハッキリ(苦笑)」
 「お前みたいなタイプはハッキリ言わなわからへんのやろ」
 「キツイな〜」
 「ていうかな、お前たぶんそれ、勘違いやで」
 「何が?」
 「お前が俺を好きやってこと」
 「そんなことないよ」
 「そんなことあるよ」
 「なんでそんなことが村上くんにわかるの?」
 「わかるからわかるねん」
 「なんでだよ、俺が好きだっつってんだから好きなんじゃん」
 「それが勘違いや言うてんねん。恋愛ゴッコしたいだけやろ?それやったら他当たり」
 「…なんで?告って振られるならまだしも、村上くんそれ、全否定じゃん。ちょっとひどくない?」
 「そう、俺はひどいねん。だからやめとき」
 「話になんねーよ」
 「ならへんな」
 「いいよ、村上くんがなんと言おうと、俺は村上くんが好きなんだ。諦めない。絶対にオトしてやる」
 「無駄やと思うけどなあ…」
 「やってみなきゃわかんないだろ!」
 「だからそれが無駄やって…ああ、行ってもた」


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初書き赤雛。
赤西は、間違いなく振られるだろうと当時思ってました。今も思ってます。

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