妄想日記 

2003年09月21日(日) ハッピーパラダイス(赤ヒナ)

俺の大好きな人はちょーかわいい。
特に笑顔がかわいいって評判で。俺も笑顔がちょー好きだったりする。
初めて会ったときに、この事務所はいったばっかでどきどきしてた俺に声かけてくれて。
「がんばれ」って笑顔浮かべてくれて。
その笑顔が、今まで見たどの笑顔よりもかわいくて。キレイで。
あのときから、大好きな人になってた。



あれから2年。
「好きです!」って伝えたら「ありがと」ってすっげかわいい笑顔浮かべてくれて。
嬉しくて舞いあがってたけど。



笑顔がめっちゃめちゃかわいい彼は、みんなから好かれてて。ライバル多くて。
しかも、東京Jrと関西Jrなんてカテゴリで分けられてて。会えるのはたっま〜にしかなくて。
会いたいって思っても、東京と大阪だからなかなか会えなくて。
遠恋だ〜なんてかっこいいかも?なんて思う余裕なんてないくらい、会えない日々が続いてたりして。
電話で声は聞けるけど、姿が見えないのは寂しくて。
触れないし触れられないし。抱きしめられないしちゅうできないし。
これって、悲劇じゃね?なんて言ったらカメはすっげ顔して睨んできた(なんで?)

「贅沢」

なんて上田には一言で片付けられるし。
聖に言ったらすっげ顔して睨まれるし。
こんなに真剣に悩んでるのに、誰も真剣に聞いてくれねーし。すっげムカツク!

「そう思わねえ?」

久々に少クラの撮りで会った親友でもある山Pに、一目散に相談した。
ずっと前から悩んでて、ずっと聞いてほしかったけどドラマの撮りで忙しいって言われて会えなくて。
電話しても今重大なとこだから!ってよくわかんないことで切られたりして(実は山Pも恋の勝負に出てたってことを後で知ったんだけど)
やっと話聞いてくれる!と思って楽屋に押しかけた。そんでずっと悩んでることを打ち明けた。山Pだったら、真剣に相談にのってくれる。だって親友だし。
なんて思って打ち明けたのに。

「遊ばれてるんじゃねーの?」

なんて呆れながら言われて。はあ?なんて聞き返したら。

「あの村上くんが、本気で仁と付き合うか?」

真顔で言い返されて。すっげむかついて怒り口調で反論した。
だって、遊んでるって!?
あの村上くんが、そんなことするわけないじゃん。
好きですって言ったら、笑顔返してくれて。その笑顔がすっげキレイで。特別で。
ちゅうしたいって言ったら、笑いながら目つぶってくれて!
さりげなくラブホに誘ったら、照れながらついてきてくれるんだぜ?
そんな村上くんが、遊んでるなんてるわけねーじゃん!


「仁は幸せそうでいいな」

山Pの呟きに、あったりまえじゃん!って笑顔で返した。
けど、そのあと何故かため息もらす山Pに、不思議に思ったけど「なんでもない」って言われたからそれ以上聞かなかった。


きっと、山Pの恋はうまくいってねーから。俺が羨ましく思ったんだろって思った。




ごめんな、親友。一人で幸せになってさ。









「そう思いきれる仁がある意味羨ましいよ」
山下氏、心の叫びが聞こえたけれど、幸せいっぱいの赤西には聞こえていなかったのであった。


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薫 [MAIL]

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