Days with Music
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2002年09月20日(金) 『愛とロックンロール』

明日、急遽両親が新しい家に来ることになり、緑茶(家では飲む人がいないので無い)と茶菓子くらいかおうと、街の中心地へバスで。ついでにCD屋により昨日発売の民生様の『E』をお買いあげ(実はこっちが目的だったりして)。

ふと平積みの横を見ると、これも嫌いじゃないというより好きな中村一義くんの新譜もでているではないか!では、これも・・・と思ったけど、一応臨時の出費で6000円は痛くてマズいかなあと、しばし考える。

そのうち、ふと、「そいえばヨーチ(今はYO−KINGさんでしたっけ?とにかく私にはヨーチです)のソロ、買ってなかったなあ。トモくんのアルバムで欲しいのもあったなあ」と考えが広がり、幸か不幸かトモくんは名前入りの仕切?はあったもののアルバムは一枚も無し。地方ってそんなもんか。結局、『E』とヨーチの『愛とロックンロール』を買ってきてしまった。どっちにしても6000円の出費(苦笑)。

ヨーチはなにより、声が生理的に好き。あと、一応アーティスト歴長いのに、変にプロっぽくなくいい意味で素人っぽさが残っている歌い方が出来るのがいい。そーだ、YUKIちゃんと結婚したんだよねー(笑)。YUKIちゃん、昔からヨーチのファンなのは知ってたけど、ヨーチはあの方と結婚するのかと思っていました(謎)。なんだか『King of Rock』の頃が懐かしいなあ。

んで、何の前知識もなく聴いた『愛とロックンロール』。まず1曲目にやられましたー。『DREAN IS OVER』。こーれは、この歌詞は、若い人には本当の意味は理解できないかも知れない。そして私たちの年代(ほぼ近い)だとわかってくること。「何かあるかも知れない・自分は何かになれるかもしれない」という漠然とした自分に対する期待が消え=DREAN IS OVER、ある意味自分を見限り、でもそれは悲しいことではなく、新しい生き方の始まりなだけ。こういう歌詞をロケンローな曲に乗せたヨーチは、やっぱり凄いわ。そして非常に素直な人なんだなあ。

若い人が何かに挫けた時に聴いて「これだ」と思うかも知れないけど、若いうちは良くも悪くも必ずどこかで自分に期待をしているし、別の方向でもまた立ち直っていくもの。30後半くらいかな、何かに失敗したとかじゃなく、でも自分というのもがよくわかってしまう時が来るので、ぜひその頃に聞き直してみると本当の意味が分かるかも知れません > 若い方々

『E』の話は、また後日。


六花 |MAIL