Monologue

2010年03月26日(金) こんな井坂深紅郎はイヤだ!

(28話・井坂深紅郎が園崎家で食事をしているシーン)

琉兵衛「我が家族を乱す者はこの地上には存在を許さない!」

(井坂、ネクタイを緩めながら立ち上がるとシャツのボタンを外してバッ!と前を開く・・・と
『LOVE園崎』と書かれたロゴの下にミックを抱いて微笑している園崎琉兵衛の写真が
プリントされたTシャツを着ている)

井坂「私程熱心なあなたの支持者はいませんよ園崎さん!
   全てはあなたの為・・・宜しかったら私があなたのファンクラブの会長に!」

琉兵衛「大した男だなキミは・・・
   もう病院には戻れんだろう、しばらく此処でゆっくりしたまえ」


(翌朝、園崎家に滞在している井坂に冴子が声を掛ける)

冴子 「お部屋はどうでした?」

井坂 「ガウンのサイズが合わない事以外は全て快適ですね・・・」

冴子 「ごめんなさい。前の主人の者しか無くて・・・」

(井坂、自分が着ているガウンに刺繍されている“KIRIHIKO”と云うネームを
チラと確認する)

井坂「前のご主人は食の細い方だったんですねぇ・・・ガウンがピッチピチですよ。」

冴子 「・・・・・・」

井坂 「私が園崎家の財産を喰い潰しやしないかと懸念なさっているなら、
   その心配は不要ですよ。
   私は医者ですから元々高収入ですし、いざとなったらギャル曽根と対決します!」

冴子 「やっぱり先生は素敵だわ!」


(その前日の夕方・・・『風都精肉店』での会話)

「おい?井坂先生が夕飯の買い物に来ないぞ?」

「どうするんですか?店長、今日も井坂先生用に牛1頭仕入れてあるのに・・・」

「俺んトコだって井坂先生が買いに来てくれないと売上げが全ッ然変わっちまうよ!」

「ウチもだ!」

「ウチも・・・」

「ウチも・・・」

「ウチも・・・」

次回 『Iの不在/風都商店街のユウウツ』

『W』のメモリの男は、
照井竜の家族だけで無く『風都商店街』の明日も奪うのか?!


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