さて今日は、 まず14時に新宿で以前共演したS嬢が出演している舞台『月葬』(『ダムダム弾団』)を観覧。
彼女は今年の『ミス・ユニバース』日本代表候補のベスト5に選ばれた、正に才色兼備な女優さんである。
透き通る様な美貌もさる事ながら、与えられた役に文字通り『のめり込んでしまう』彼女の集中力には、いつも感嘆させられていた。
今回の少し影を纏ったサーカスのトップダンサー役は、彼女の雰囲気に合っていたし、 また、さりげなく身に着けたアクセサリーや衣装にも彼女らしい役作りの片鱗が窺えた。
他の俳優さんも上手な方が多かった。 だが物語は、張られた『伏線』のそれぞれは面白そうな要素を含んでいるのに、上手く纏まらず分散している様な印象だった。
物語全体を貫く大きな『主題』が一本有れば、もっと面白くなったのでは無いか?と想う。
終演後、 『紀伊国屋書店』の4Fで四谷シモンさんの人形学校展を観て、 親愛なる友人のあきちゃんと合流して『胡蝶ノ夢』のライブを観に行く。
『胡蝶ノ夢』は以前私が大変お世話になった大先輩の女優あべゆきこさん(・・・と云っても私よりずっと年下です)が、ボーカルをなさっているバンド。
このバンドはボーカルが舞台女優さんだと云う事も有り、 歌と演劇を融合させた『劇楽』仕立てのステージを毎回毎回毎回毎回毎回毎回・・・(以下略) 全く新しい趣向で演出して魅せてくれる。
ある時はアングラっぽかったり、またロミオとジュリエット風だったり、 またある時はロールプレイングゲームを題材に明るくコミカルに・・・等。
これらのライブの脚本・演出を全て手掛けてらっしゃるのは、ボーカルのあべゆきこさんなのだが、彼女はただ歌ってるだけでも充分格好良く美しく可愛らしいのに、それだけに留どまらない発想力、ステージの構成力は本当に凄いと想う。
今回は『胡蝶ノ夢』初の二時間ワンマンライブだったのだが、 前夜にピアノ担当のメンバーが殺されてしまったと云う設定で幕を開ける。 殺された(と云う事になっている)メンバーのゆかりさんは冒頭から語り手として登場、
「メンバーの内の一人が犯人です! 皆さん!犯人を見付けて私を成仏させて下さい!」
涙ながらに訴えるゆかりさんの葬式帰り(と云う設定らしい?) 喪服姿の他メンバー達が、 「ねぇ・・・今、ゆかりんのピアノの音が聴こえなかった?」
「え?・・・聴こえないぜ」
「空耳じゃねェの?」
・・・と云った寸劇を混じえつつ、 途中普通ぽい演奏もしつつ、 ライブ後半では、あべゆきこさんも突然殺されてしまったり・・・と、オモシロカッコ良くライブは進行して二時間がアッ!と云う間に過ぎ去り、真犯人も捕まってライブは終了。
ライブ終了後、 ミーハーな私は ボーカルのあべゆきこさんに握手して頂いてしまった。
そう云えば昼間は白井嬢とも握手したし、 明日は私が大好きなイケメン男優さんの『握手会』が有るのだ。
(そう!あの方です♪)

二日続けて、 とびきりの別嬪さん達に握手して貰えるなんて、 何て私の右手は幸せ者なのだろうか?
昨日『ネイルサロン』に行っておいて良かった(*^^*)
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