| 2007年01月07日(日) |
碧赫(『仮面ライダーカブト』47話感想) |
冒頭シーンを観た途端、 (え?まさか今週は『総集編』?)かと想ってしまった。
それはともかくとして、 前回の坊ちゃまの死は、ストーリー上に何の影響も及ぼしておらず、 しかもすっかり忘れられてしまっている様だ。
「ワームって何ですか?人間って何ですか?」と田所に問うていた筈の 岬さんも、 そして加賀美君も平然と『ワーム探知機』を配布してるし・・・・・・
結局ワームを全部倒してめでたしめでたしって事なのだろうか?
個人的には、 『アンチミミック弾』とか『ワーム探知機』とかで正体がワームだと露見した人達の中に、 坊ちゃまみたいに人間の心を持ったままの人が居て、 その人達を救う手立てを考えて行く、と云う話なのかと想っていたのだが・・・・・・
だが天道君の行動がちょっと気になる。 彼は先週坊ちゃまを手に掛けているし、 彼の中では何か今迄と違う考えが有るのかもしれない。
もしかしたら、 人間の心を持ったままのワーム達やひよりを連れて、 ヒソカに35年前に行ってしまうつもりだったりして・・・ そして実はネイティブはそのワームと人間の間に出来た子孫なのでは? (頭悪い仮説ですみません)
さて、話を本編に戻して、 『ワーム探知機』を一般市民に配布している加賀美君&岬さんであるが、 天道君が参加していないのは司令官だからだろうか?
その割には樹花ちゃんとお買物していたり、 ひよりシェフのデビューを手助けしていたりしているので、 単なる『正月休み』なのだろうか?
加賀美パパや三島さんは正月返上で働いている様なので、 どっちが偉いんだ?と云うより、単に個々の『やる気』の問題だと想う。
天道君は休みぢゃなくても特に仕事してなさそうだし・・・・・・
そう云えば『ZECT』って警察と通じてる組織なのだろうか? 今迄も「あなたを逮捕します」とか「このビルは完全に包囲した」とか 岬さんが言っているのだが、 今回指名手配された天道君の容疑は 『ZECT』の一員=『ZECT』に属している仮面ライダーで有る事に拠って 特別に免除されていた事ばかりの様だ。
『銃刀法違反』『殺人未遂』『爆発物使用』・・・って 加賀美君ことガタックもやってるし。 ついでに『器物破損』と『道路交通法違反』も加えて頂きたい。 ところで顔が色っぽくても『猥褻物陳列罪』は適用されないのだろうか? 彼の微笑は既に犯罪の域だと想・・・ (↑こんな事を言うお前がイカれてるんだよ)
だが新聞記事が掲載されるまで、 樹花ちゃんが天道君が指名手配されてる事を知らないのは変だと想う。
話は変わるがラスト間際だけあって、 加賀美君の台詞のあちこちに彼の成長が垣間見えて嬉しかった。 ・・・と同時に何だか寂しくも有った。
『カブト』を倒す事を命じられた時も、 10話ではただ動揺していただけだったのに、 「あいつには何か考えがあるに決まってます、 それを尋き出せるのは俺だけです」と、 カメラ目線で・・・ぢゃなかった 真っ直ぐ前を向いてキッパリ断言していたし、 また天道君が指名手配された時、 「きっと天道には何か考えが有るんだ、俺がそれを証明してみせる。 だから天道から連絡が有ったら教えて」と樹花ちゃん言うシーンも、 以前には無かった大きな包容力を感じてしまった。
あとクロック・アップした時に、 「今なら俺にしか聴こえない!言え!本当は何か理由が有るんだろ?」と、 天道君と話すシーン。 “俺にしか聴こえない”って何だか凄く良いなぁ・・・・・・ 物理的な事だけぢゃなく、 二人の間だけにしか伝わらない言葉が有るのだろう。 改めて二人の間の絆を感じてしまった。
絆と云えば、今週の『ホッパー兄弟』
突然『白夜』を観に行こうと想い付く兄様。 『暗闇の中で輝く太陽』を求めている様だが、 『白夜』とは実は『夜が無い期間』の事を指すので、 もしかしたら彼自身自覚は無いが 実はポジティブ・シンキングになりつつあるのかもしれない。 (↑そぉかなぁ?)
フィンランド旅行計画よりも、 まず影山君を病院へ連れて行って欲しいと想ったのだが、 彼等は保険証を持っているのだろうか? もし持っていたとしても・・・おそらく『国保』?
そこら辺に 影山君がザビーに戻りたがっていた理由の一端が有る様な気がする。
ところでフィンランドは日本よりも遥かに寒いので、 そのままの服装で行ったら露出している片腕は 間違い無く凍傷で腐り落ちてしまうに違いないので、 とりあえず新しい服を購入して欲しい。
さて新しい服を購入・・・と云えば2号君。 時空の外に居た時さえ着た切りスズメだったのに、 何故か以前とは違う服を着て再登場。
乃木さんに買って貰ったのか、 それとも、ま・さ・か!誰かの2号さんになって買って貰ったのか? そこら辺を想像すると怖い考えになってしまうので、中断。
2号君がカブトとの戦闘中、 頭の中で作戦をシュミレートしているのだが、 これはおそらく『ゼクター』が ライダー・システムの武器の使い方や戦い方を、 脳に直接伝達しているのだろう。 ライダー・システムは装着時に身体能力も格段に上昇させる様だから、 脳以外の処も繋がっているのかもしれない。
エヴァンゲリオンでのA10神経接続みたいな仕組なのだろうか?
カブトに倒れされた2号君の髪をやらしく・・・ぢゃなかった、 優しく撫でてあげる三島さんにドキッ!としてしまった。
「良い土産が出来た・・・」と云う彼の呟きが、 どうしても『お持ち帰り』とかHな意味にしか聴こえなかった自分は、 やはり穢れているなぁ・・・。
ところで加賀美君は変身前は運転席に居させて貰えるのに、 何故ガタックに変身したら、 トラックの荷台に乗せられてしまうのだろうか? 『赤い靴』が暴走する危険が有るからだろうか?
そしてあの『ZECT』の銃の弾丸は、 ワームに被弾すると大爆発するが、 人間に当たると普通の銃弾程度の威力しか 発揮しないのだろうか? 何かこう・・・ ワームにしか反応しない特殊物質とかで作られているのだろうか?
ところで蓮華嬢、無事だと良いなぁ。
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