Monologue

2006年07月19日(水) 麒麟の首が短かった時代

突然『ZABADAK』のライブに行きたい!と想い立ち、HPで情報をチェックしてみる。

だが現在予定されているライブ開催場所は名古屋と富良野のみ。

『雄大な十勝連峰の空にとけるアコースティック・ライヴ』と銘打たれている富良野ライブ。

確かに『ZABADAK』の美しいサウンドに富良野の美しい青空は合うだろうなぁ・・・とは想うのだが流石に富良野にまでは行かれない。

また関東近辺でライブが開催されるのを首を長〜くして待つとしよう。


そう云えば今を去る事、10年前、
私は『筋肉少女帯』の大槻ケンヂさんの大・大・大FANで、
貧乏なフリーターの分際にも関わらず『おっかけ』をしていた。

あの頃は文字通り日本列島の北から南まで『おっかけ』て行った。

それでも飽き足らず、
大槻さんが司会を務めていらしたあるTV番組の企画であるサイパン旅行にも
わざわざパスポートを取ってまで『おっかけ』て行った。

そんな時代も有ったね・・・・・・と懐かしく想起する事も無くなったある日(というか、つい先日)
会社の同僚のUさんが、何と!その番組のビデオを持っており、
しかも、そのビデオをDVDにダビングしている最中に、
大槻ケンヂさんの前でハシャぐ私(inサイパン)が映っているのを発見したと言うではないか!

「あの独特なハシャギっぷり!一目でななかさん(仮名)だと判りましたよ!」

10年前とあまりキャラが変わっていないと云うのは喜ばしい事なのか、
恥ずべき事なのか・・・(もちろん後者だ)

10年前の私は、
今よりずっとずっとずっとずっと・・・(以下略)
首・・・ぢゃなく、気が短い、堪え性の無い女だった。

だからサイパンまで『おっかけ』て行っちゃったりしたんだろう。

だが、今はもう失くしてしまった、その無鉄砲な情熱を、ほんのチョッピリ愛おしいと感じたりも・・・しなくはない。

(ちなみに私でさえ度重なる引越しの際に紛失してしまったそのビデオを
ダビングして下さると云うUさんのご好意は、丁重にお断りさせて頂きました。
しかし悪い事(?)は出来ないもんですな(^^;))


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ななか [HOMEPAGE]