Monologue

2005年02月27日(日) ホワイティの歯

人気作家M原先生のワークショップに月に一度参加している。

『自分に自信を持って楽しく生きよう!』と云う目的のこのワークショップ、
去年5年間勤めた会社をリストラされた時期に参加し始めたのだが、
回を重ねる事に楽しさを増して行く♪

(いわゆるセミナーではありません、高い教材を売り付けられたりしないし、
M原先生が「私の著作は図書館では借りないでちゃんと買ってね♪」と
冗談交じりにおっしゃる位だ)

一緒に参加している人達も、自分のお店を持ちたいとか、野菜ソムリエになりたいとか、
それぞれ素敵な夢を持っているけれど、同時に将来に対して不安を抱えている。
私と同じ様な悩みを抱えた人達なので興味深いし、皆と話しているだけでも励みになる。

その参加者の中で、ホワイティと云うあだ名で呼ばれている女性がこんな話をした。

「子供の頃、
私は自分の歯は何度も何度も生え変わって絶対に失くならないと心から信じていたんです。

今はもちろんそんな事は信じていないんですが、
この前、歯の治療の為にレントゲンを撮ったら、
歯茎の中に新しい歯の影が写っていたそうなんですよ」

そう話しているホワイティの白い歯は永久歯だそうで、
この永久歯が抜けた後、歯茎の中に生え掛けている歯が出て来て成長するとは限らないと
お医者さんはおっしゃったそうだが、何とも不思議な話である。


そう云えば最近子供向けの人形劇を観る機会や児童文学を読む機会が多いのだが、
その度に子供が住んでいる世界のイマジネーションの豊かさや発想の自由奔放さに
唖然とさせられる。


自分だって、昔は確かに子供だった筈なのに……

子供と大人の境界線は一体何処に有ったと云うのだろう?


無邪気なホワイティの信念が彼女に歯を生やした様に、
健康になりたい!と必死で念じる力は時に末期ガンを消滅させると云う。

いつから私は『夢』は叶うのだと、無心に信じる事が出来なくなってしまったのだろうか?


(あ、でもレオリオとクラピカが本誌に登場する事だけは信じてます、無邪気だなァ私(^^;))


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