Monologue

2003年05月12日(月) レオリオの溜息(WJ24号感想)

予想外にあっさりゴンとキルアの腕が治ってしまったので、
少々拍子抜けの感がしなくも無いが、
あの無惨な傷口をこれ以上見続けるのはやはり辛かったので、まずはめでたしめでたし(^^)

また今回の冒頭でビスケの“ゲイン”の掛け声と共に出現した『大天使』が、
とっても別嬪さんだったので、何だか嬉しいワタクシ♪

クラピカの父様もきっとこれ位キレーな兄ちゃんvvだったに違いないと、
かなり身勝手な『妄想』を巡らせる・・・(お気に障った方、本当に申し訳ございません(;;))

ゴンが手に重症を負った辺りで、
この傷は『大天使の息吹』で治すのだろうと予想はしていたが、
入学したばかりのレオリオを『ブロマイド』で『召還』すると云う展開にならないだろうか?と
心の隅でヒソカに願っていたのだが、やはり叶わなかった。

この後の『100問クイズ』対策に、
『薀蓄の貴公子』ことクラピカが『召還』されないだろうか?と、
ヒソカに願ってみたりするが、望み薄そうだ(涙)

せめてもの慰めに、
『もしレオリオが『召還』されていたら?』と、ちょっと考えてみる・・・・・・

(以下は『妄想』なので、さらっと読み流して下さい(^^;))


「『召還』!」

ビスケが『ブロマイド』
(又の名をSSランクカード『レオリオの溜息』)に向かって『呪文』を唱えると
“ボワッ!”と上がった紫色の煙と共に、
今年の春、医大に入学したばかりのレオリオが現れた。

「レオリオ!」

「おっさん!」

「よぉ!久し振りだな、お前ら!元気か?」

右手の指を二本揃えて“ピッ!”と額の前に充て、不敵な笑みを浮かべるレオリオの傍に
ゴンとキルアは懐かしそうに駆け寄る。

「レオリオも元気そうだね!」

「おぅ!当ったり前ェよ!」

ゴンの言葉に親指を立てて応じるレオリオに向かって、

「早速だけど、この子の怪我を治してやって欲しいんだわさ」

「お易い御用だぜ!カワイコちゃん♪」

投げたウィンクをつれなく無視したビスケを尻目に、
(どうやらレオリオの顔は彼女好みでは無かったらしい)
レオリオはゴンの左腕に視線を移した。

その途端、レオリオの瞳に暗い翳が落ちる。

「それにしてもお前ェ、派手にやったなぁ・・・・・・」

ゲンスルーの『一握りの火薬』で無惨に吹き飛ばされた左手首の傷跡を見て、
ガックリと両肩を落としながら、レオリオは“ハァ・・・”と溜息を吐いた。

レオリオの吐いた『溜息』がゴンの身体を包み込んだ次の瞬間、
ゴンの左瞳からはみるみる腫れが引いて行き、
千切れた左手首の先には以前と同じ左掌がそっくりそのまま出現した。

「治った!」

「すげぇ!やるじゃん、おっさん!」

奇跡としか言い様のない見事な治癒力に2人は思わず驚嘆の声を上げる。
傍で見ていたビスケも感心した様に大きな瞳をパチパチと瞬いた。

(ちょっと『溜息』がタバコ臭かったけど・・・)と内心ヒソカにゴンは想ったが、

「ありがとね!レオリオ!!」

「へへ・・・まぁな♪もう、あまりムチャすんじゃねェぞ!」

得意気に微笑いながら、ゴンのトンガリ頭を右掌でガシガシと撫でてやっていると、

「次はオレの掌も治してくれよ!」とキルアが身を乗り出した。

「おぅ!お易い御用だぜ!」

「あ、そう云えばレオリオ、クラピカは元気にしてる?」

“クラピカ”と云う単語を聴いた途端、レオリオの黒い瞳にフッと翳が落ちた。

「アイツ、最近ちっとも連絡くれねぇんだぜ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
レオリオは先刻以上にガックリと両肩を落としながら “ハァ・・・”と『溜息』を吐いた。

少々タバコ臭いレオリオの『溜息』がキルアの身体を包み込んだかと思うと、
キルアの両掌を腫れ上がらせていた無数の傷が瞬く間に消失した。

「治った!」

「すごいや!レオリオ!!」

だが、全快してすっかり元気を取り戻した2人には瞳もくれず、
レオリオはタバコ臭い『溜息』と共に“ブツブツ・・・・”と何事か呟いている。

「ったく、クラピカの奴、

オレが熱〜い『愛』の込もったメールを毎日、毎日、毎日・・・・・・(以下略)

送ってやっているってのに、ちっとも返事寄越しやがらねェ」

“ハァ・・・”とレオリオは背中を丸めながら、切なそうに『溜息』を吐く。

「便りが無ェのは元気な証拠とか言うけど、

アイツの場合、またヤベェ事に巻き込まれてんじゃねェかと、オレはもう心配で心配で・・・」

“ハァ・・・”

“ハァ・・・”

“ハァ・・・”とレオリオは何度も何度も・・・・・・(以下略)

哀しそうな『溜息』を吐きながら言葉を続ける。


「別にオレがアイツに送ってるみてェな長〜いメールじゃ無くたって構わねェ、

“あいたい”とか“こまった”とか“かっこいい れおりお すきvv ”とか、

“かみがた どうする?”とか簡単な『メール』(漢字不可)でも良いから送ってくれりゃ、

オレはすぐにでも飛んでって、

自分で作詞作曲した『歌』を歌ってやったり『ブラッシング』してやったりするのになァ・・・」


“ハァ・・・”

“ハァ・・・”

“ハァ・・・”と更にレオリオが『溜息』を吐き続けている・・・・・と、


「治った!」

「治った!!」

「治ったぜ!!!ククク・・・・・・」


紐でぐるぐるぐると簀巻きにされ、地面に転がされているゲンスルー達3人の口々から、

次々に感嘆の声が洩れ聴こえ始めたではないか!


「ちょ、ちょっとアンタ!『溜息』は、もうイイってんだわさ!!」



“SSランクカード『レオリオの溜息』(放出系)

瀕死の重傷、不治の病、何でも一息で治してくれる伊達男vv
ただしオヤジ……じゃ無かった、タバコ臭い ”(←なんちて(^^;))


(勝手な『妄想』大変失礼致しました。

 ちなみに来週は休載だそうです(再来週に期待しつつも号泣))


 < BACK  INDEX  NEXT>


ななか [HOMEPAGE]