Monologue

2003年02月06日(木) 神様になりたい

『お客様は神様です』と、
普段接客業に従事している自分は毎日毎日痛感させられる。

“どうしてそんなに聞き分けが無いんじゃ〜!”とか
“ゴーマンかました方が偉いと思うとるんか〜!”とか、
“無理を通すにも程が有るんじゃい〜!”とか……

要するにまとめると、

“アンタ何様だっ!!”と一喝してやりたいが死んでも出来ない相手は、
『お客様』……つまり『神様』だ。

『お客様』有ってのワタクシ達だと云うのが接客業の大前提だ。

(あんまり無理難題を言って来られる方は別だが……
それでも大体の事は半ばゴリ押しで通ってしまう事が多い。
きちんと規約を守って下さるマナーの良いお客様に却って申し訳無く感じてしまう程だ)

顔の見えない声だけの電話応対と云う仕事でさえそう感じるのだから、
直接お客様の顔を見て接する業種の方はもっと大変なのだろうと思う。

でも……
でも、でも、でも、でも……っ!!!!!

一応こっちがお客様の時は『神様』とまでは言わないが、
それらしく扱って頂きたいと願うのはワガママなのだろうか?(;;)

それは駅前の『TSU○AYA』でビデオを借りた時の事。

レンタルしたビデオの入った袋を受け取って踵を返した途端、
“キャ〜ハッハッハッ!”と云う若い女の子(まだ高校生位)の店員さんの
高らかな微笑い声がカウンターの向こうから聞こえて来るでは有〜りませんか?

「やっだぁ〜!何コレ!」

驚いて振り返ると、
何と!彼女の手には私が借りたビデオのパッケージがしっかりと握られているでは無いか!

そう!彼女は私が借りたビデオのパッケージを見て、ケラケラケラと微笑っているのだ。

な、何て失礼な!!(……と悔しさの余りハンカチーフを噛み締めるななか(仮名))

「く……『黒薔薇の館』だってぇ〜!!何、このタイトル!キャ〜ッハッハッハッ!!!」


・…………まぁ、笑いたくなる気持ちは解らなくも無い(−−)

だが、せめて借りた本人が店を出てから大爆笑してくれないだろうか(涙)

「いやだぁ〜!美輪明宏が出てるじゃん!スッゴイ若くて綺麗〜!!」

当たり前だ!それが観たくて借りたんだから……


『黒薔薇の館』は先日無くなられた故深作欣ニ監督作品の一つで、若き日の美輪明宏さん(テロップの名前はまだ丸山明宏なのだ、ちょっと感動)が主演なさっている映画だ。

タイトルはチョット妖しいが、ポルノでも何でも無いのだよ。
(だったらピーターこと池畑慎之介さんのデビュー作『薔薇の葬列』の方が……(閑話休題))


バカにしてるんだか、誉めてるんだか、良く判らない彼女を見ながら、


“憎しみで人が殺せたらッ!”


……とまでは思わなかったが(←本当か?)


“おぅおぅ!姉ちゃん!耳から手を突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたろか!!

こちとら『H×H』のOVAがちっともレンタル出来なくて、メチャクチャ機嫌が悪いんじゃ〜!!”

とは、ヒソカに思った(−−)


小市民な自分は、
やっぱりドラゴン・ボールを7個集めないと『神様』にはなれないのだろうか?(号泣)


余談ですが『薔薇の葬列』は妖艶で凄惨な映画です。
16歳のピーターこと池畑慎之介さんが凄く綺麗でゾクゾクします。
『TSUTA○A』には置いて無いのだ……リクエストするぞ、くそっ!!


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