Monologue

2003年01月15日(水) 蛇はここに甦るべし

映画監督の深作欣二さんが亡くなった。

私はこの方が撮られた『魔界転生』(1981年)と云う映画が大好きだったので
凄くショックを受けている。

『魔界転生』(山田風太郎さん原作)は島原の乱で惨殺された天草四郎が、
キリシタン達の祈りを聞き届けなかった無情な神を捨てて、悪魔の力を借りて甦り、
徳川幕府に復讐すると云う物語だ。

何度もリメイクされたし、
今度の新シリーズでは主役の天草四郎を窪塚洋介さんが演じられるそうだ。
窪塚さんは好きな俳優さんだし、センスも良い方だとは思うのだが、
やっぱり個人的には若き日のジュリーこと沢田健二さんが演じた天草四郎が良いなと
思ってしまう。

また仲間を惨殺された憎しみから、
完全に神を捨てた天草四郎の『悪魔』の力を借りて甦ったものの、
心の底から悪にはなりきれずに苦悩する真田広之さん演じる伊賀の霧丸も格好良い。

ジュリーとのキスシーンは妖艶で美しいし、
「その男(真田広之)は俺のものだ」と云うジュリーの台詞にもドキドキしてしまう♪

(クラピカの心の中でも、こんな風に『天使』と『悪魔』が葛藤しているのかしら?と、
ちょっとときめいてみたりする乙女心(^^;))

他にも物語の展開や、使われている台詞廻し、
辻本ジュサブローさんデザインの華麗な衣装なども含めて、
私の大好きな要素が沢山散りばめられた映画だ。

ウチに有るビデオは、もう何年も前に録画したものなので、かなり画像もガタガタだし、
思い切って『DVD』ソフトを購入してしまおうか?と、またムダ使い虫が頭を擡げている。

そう云えば『バトル・ロワイヤル』も深作監督の作品だ。
常々観たい、観たいと思いつつ、多忙を口実に未だに観ていない(遅過ぎ)
今度の休日こそ必ず借りて観よう!!


深作欣二監督のご冥福を心からお祈りさせて頂きたい・・・・・・処なのだが、

現在、息子さんが監督されている『バトル・ロワイヤル2』の撮影現場には、
深作監督の遺骨が置かれているそうだ。

深作監督の魂はまだまだ当分の間、映画の現場にいらっしゃる様な気がする。

それはそれで何だか嬉しい気がしてしまうのは、やはり不謹慎だろうか?


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