Monologue

2002年08月20日(火) ゾルディックの悪夢(『H×H』ミュージカルの感想・ネタバレ有)

やはり特筆すべきは、ゴン役の竹内順子さん(^^)

スゴイ!!!やっぱりスゴイ!!!

去年のミュージカルでも感じたのだが、
あの良く通る声が生の肉声だなんて本当に素晴らしい♪

甲斐田ゆきさん(^^)の歌声も初演より遥かに良くなっていて、
深みの有る美声にうっとり聴き惚れてしまった。

ゴン・キルア・クラピカ・レオリオ・ヒソカは、それぞれの役がすっかり安定していて
5人の呼吸の合わせ方もピッタリ♪で、観ていて、とても嬉しくなってしまった(^^)

ゾルディック家の中の一番のお気に入りはミルキ役の北野康広さん(^^)
見た目もピッタリだったし、演技が自然で雰囲気が凄く良かった。

“身体はデブ♪お菓子をガブ♪駆け引きウブ♪あの娘は僕のイブ♪”と云う
歌も可愛かったしvv
(うろ覚えでスミマセン(;;))

「痩せても枯れてもゾルディックさ!!」と実は腕が立つ処も格好良かった。
(その後「痩せてないじゃん」とヒソカにツッ込まれるシーンもGood)

他のキャストの方々も、
個性的で存在感のある暗殺一家『ゾルディック』の面々を見事にご好演下さって下さった。
ファン冥利に尽きるとは正にこの事!と観ながら狂喜してしまった(^^)

原作通りの一幕も面白かったが、
ニ幕はオリジナルだった所為も有り、予想のつかない展開にハラハラさせられてしまった。

カナリアがゴンを庇ってキルアに刺されるシーンは、本当に死んでしまったかと思ってしまい、
「この後、もしカナリアが原作に再登場したら、どう辻褄を合わせるんだろう?」と
本気で心配してしまった(←バカ)

またこのシーンを観ながら、
カルトは妹なのにカナリアよりもキルアから遠い処に居るんだなと、ふと寂しく感じてしまった。

血の繋がりだけでは、他人同士の友情を越えられない事も有る。

それは母で有るキキョウにも言える事で・……
キルアと別れる寸前に踊ったラスト・ダンスが旅立つ息子への未練を感じさせた。
(このシーンはとても好きv)


そして、
この舞台で郷田さんは脱いでもスゴイんだ!格好良いんだvvと云う事が判明した。
(割れた腹筋にうっとり見惚れてしまいました、ヒヤヒヤvv)

羽織袴姿も似合っていたし(^^)

(クラピカのタキシードはグレーのジャケットを脱いだ後の赤のベストが好き)

また、全体的にレオリオとクラピカが、
まるで夫婦の様にイチャイチャ・パラダイス♪していたのも嬉しかった。
(二人のシーンはリンゴを互いの服で拭き合ってる処が特に可愛かった♪)

(ところで、
何故レオリオが「(温泉で)裸で語り合おう」と云うのをクラピカは
あんなに頑なに拒んだのだろう?(^^;)

以前、一緒に入浴した際、一体『何』が有ったのだろうか?
きっとあ〜んな事やこ〜んな事をされちゃったのねv(←結局ソレかい)

早く『バンジー・ガム』の様な必殺技(?)を編み出して、
クラピカを意のままに踊らせられる様に頑張って修行するのだよ、レオリオ♪)


ストーリーとは無関係だが、
個人的にドキッとさせられたのは、
「友達や仲間」の事を朗々と歌い上げたクラピカの瞳の前にヒソカが立ちはだかるシーン。
何だか、この後(『ヨークシン・シティ編』)の展開を暗示してるみたいで……

ヒソカに操られて意のままに踊らされるクラピカと云うのも、何だか怖くてドキドキした。

あと
「私は持てる力の全てでお前と闘う!」と云うクラピカの台詞を聴いて、
今後の対クロロ戦の事等を考えさせられてしまって、つい胸が痛くなってしまった。

(自分勝手な『妄想』ばかりで本当にすみません(涙))


『H×H』のミュージカルは、やはりとても楽しかった♪

出来れば来年是非第3弾をやって頂きたいなァとヒソカに願うワタクシ(^^)


付記

「レオリオ君!万が一のアニメ化に備え、コミックに沢山出演しておくように。
ただし、
そのストーリーがミュージカル化されても良い様に、楽で、おいしい出方をしておく事」

パンフレットに掲載されていた郷田さん(^^)のコメント♪に大賛成!!です。


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