Monologue

2002年07月04日(木) 地球に優しく

゛『地球に優しいスーツ』が開発された゛と新聞に掲載されていた。


生地は勿論、ボタンも特殊な材質なので、
土に埋めて置くと1年後には水とCO2に変化して、跡形も無くなるのだそうだ。

発売元は『オ○ワード樫山』様。
順調に行けば夏頃には店頭に並ぶそうだ。


先日再読した、梅図かずおさんの『漂流教室』の1シーンを想起する。

環境破壊の為、水も緑も無い砂漠と化した未来の地球に咲いていた一輪の花……

だが近くに寄って良く見てみたら、
その花は化学繊維で出来ていた為、土に還る事が出来なかった造花だったのだ。

(『漂流教室』はイイ!!何度読んでもラストは大感動して泣けます(;;))

そのスーツは、造花みたいにならず、ちゃんと地球に還元されるんだな……と考えたら、
とても嬉しくなった(^^)


だが、記事を読み進めて行くと……何とそのスーツ1着約6万円也!!!

た、高価過ぎるよ……ママン(涙)


まだ開発されたばかりなので、かなりコストが掛かってしまうのだろう(−−)


早くもっと研究が進んで、
価格も優しくなって欲しいと切望する一庶民のワタクシ(^^;)


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