Monologue

2002年06月11日(火) 薬物依存

会社の自分の席の近くのゴミ箱に『エ○タロン・モカ』の空箱が捨ててあったので、
ちょっと吃驚した。

『エ○タロン・モカ』は市販されているカフェインの錠剤。

効果は“眠気覚まし”だが、正直言って常用して良い物では無い……と、思いつつ、
常用しているのだが(苦笑)
吃驚した理由は、その箱を捨てたのが“自分”では無かったから。


話は逸れるが
『モカ』以外にも自分は、
会社に毎朝来る『ヤ○ルト』のお姉さまから『タフ○ン』を購入したりしているので、
同僚から「オヤジ」とか「男前」とか呼ばれている。閑話休題。


(自分以外にも『モカ』を飲んでいる人がいるなんて……誰だろう?)


自分以外に、このゴミ箱に空箱を捨てる可能性が最も高い人は?……と好奇心に駆られ、
(席のレイアウトから推測して)
右隣りの席のS藤さんでは無いか?と思い尋いてみると、やはりそうだった。


「それを飲まないと眠くなっちゃうんです〜」と消え入りそうな声で言う彼女は、
今年の4月から夜間大学に通い始めたのだ(しかも国立大!!)

「講義中はもう眠くて眠くて……」

昼間キッチリ仕事をして、その後キッチリ大学にも通っているのだから無理も無い。


趣味でやっている癖に時折(←じゃねーだろ!)

「眠いよぉ」とか「辛いなぁ」とか弱音を吐いている自分の数倍も辛い筈だ。お恥ずかしい(汗)



無理はしたくないけど(自分も最近してないし(^^;))

“無理をしないで頑張ってたってそれはそれなりの結果で〜♪”と云う

胸の奥にチクリと刺さって痛む、某OVAのOPの歌詞を想起する。



「あと滋養強壮剤とかマツ○ト・キヨシで『箱買い』する?」と云う質問に、
「はい!」と肯いた彼女と自分とが奇妙な連帯感を感じていると、


「……何コレ?」

話題にしていた『エ○タロン・モカ』の空箱に瞳を止めたのは、
『ボマーな貴婦人』ことおなじみHさん(^^)


「『モカ』って、
 飲み続けてるとだんだん顔の皮膚がこげ茶色っぽくなって来るんだよね……」と言う

Hさんの言葉にS藤さんと自分は肯く。

「肝臓にも良くないし、心臓の薬を常用してる人は飲んじゃダメだし……」


「でも退屈な授業の時とか、それが無いと寝ちゃいそうになるんです〜」

泣きそうな声で言うS藤さんと自分に向かって、


「眠い時は寝るのが一番!」

Hさんは、さらりと断言した。

「トイレとかで5分位うたた寝するだけでも……結構、瞳が覚めるよ」


そうか!


眠い時はやっぱり(チョットだけでも)寝た方が良いのか……と、

当たり前の事なのだが、改めて言われて文字通り『瞳が覚めた』みたいな気分になった。



やっぱり休みたい時は(チョットだけでも、沢山でも)休んだ方が良いと思う。



……と云う訳で、

この『日記』も少しだけ仮眠してからのんびり書いている。


え?『小説』は………?


ナイショ(^^;)


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