ウチの会社に3ヶ月前から派遣されて来たSさんは、
当初はカッチリとスーツを着ていたが、次第に服装がラフになり、
今ではGパンやインド綿素材の服などを着て通勤する様になった。
これはSさんだけに限った事では無い。
ウチの部署の派遣社員さんは(自分も含めて)
最初はキチンとリクルート・スーツを着て来るが、
別にお客様に直接応対する訳では無いし、
仕事もPCの打ち込み、電話応対、DMの送付、
時には力仕事も有ったりするので、段々格好がラフになって来るのは否めない(と思う(^^;))
「私(ななかさん(仮名))も最初の頃はちゃんとスーツ着てたし、 化粧ももっともっともっと濃かったよ」と言っても、
Sさん初め、新人さんは誰も信じてくれない。
入社当時の自分を知っている『ボマーな貴婦人Hさん』だけが、
「そういえば、そうだったねぇ……」と、しみじみ肯く。
自分の格好を見たら、会社勤め人に見えるだろうか?
見えるかもしれないし、見えないかもしれない。
ちなみに女性社員の人は、制服が有る所為か、私服は自分達と同じ様にラフだから、
外見だけでは会社勤めかどうか判断し難いかもしれない。
新人の子の中には、私服姿が女子大生に見える娘も多いし……
話は(不肖)自分の事に戻るが、
先日、同じ会社だが部署の違う女の子と帰り道が偶然一緒になった。
彼女の顔は見知っていて、挨拶だけは交わしているが、話すのは初めてだった。
「ななかさん(仮名)っていつも大きな鞄持ってますよね? 習い事か何かなさってるんですか?」
実はこれは彼女に限らず良く尋かれてしまう(恥)
ダンスの着替えや靴を入れるので、
どうしても少し大き目の鞄を持つ事になってしまうので……
(習っているだけで、ちっとも上手くないんですぅ(;;)……)と内心思いつつ、
「はぁ、まぁ一応……ダンスを……」
そう言った途端、彼女は瞳を輝かせた。
「いいなぁ……実は私もフラメンコとか、やってみたいんですヨ♪」
これには少し吃驚した。
一見、大人しそうな感じの娘なので、 踊り……(しかも情熱の『フラメンコ』)をやってみたい!と云う風には見えなかったのだ。
自分が習っているのは『ジャズ・ダンス』だが、同じスタジオ内に『フラメンコ・クラス』も有るので、
「今度パンフレット持って来てあげるよ」と言ったら嬉しそうに微笑っていた。
「ところで、ななかさん(仮名)は何のダンスを習ってるんですか?」
彼女は尋ねる。
「やっぱり『エアロビクス』ですか?………見た目がそんな感じですよネ?」
ちなみに自分は見た目は『エアロビクス』をやっていそうなヒト……だと、
社外問わず良く言われるのだが、
『エアロビクス』はまだ一度もやった事が無い(滝汗)
(実は『オタク(『コミック』好き?)』だし……ヒヤヒヤvv)
やっぱり人って、見掛けだけでは判断しちゃいけないなと感じた(^^;)
|