『THE鉄腕DASH』を観る(…ってほぼ毎週観てるんですが^^;)
今日のテーマは「枯れ掛けている『DASH村』のシンボルである『桜の樹』を救おう」だった。
樹齢50年以上の『桜の樹』
もう何十年も手入れされず放置されていた所為も有り、 付いた蕾も膨らまず、枝振りも細く弱々しい……と思っていた矢先に、 突然の春嵐で太い枝の一本がボッキリ折れてしまったのだ。
「桜折るバカ・梅折らぬバカ」と云う言葉通り、 桜はとても弱い樹なので枝を折ると 其処から病気になったり腐ったりする事が多いのだそうだ。
取り敢えず、 折れた枝の切り口を雑菌が入らぬ様塞いだり、樹皮に付いた苔を藁で擦って 綺麗にしたりして応急処置をしたが……
巷では既に桜が咲き始めているにも関わらず『DASH村』の桜の蕾は固いまま…… 全く膨らまない。
このまま枯れてしまうのだろうか……と、不安になった村人達は 『植物のお医者』さんを呼んだ。
街路樹から国宝級の樹まで面倒を見る『植物のお医者』さん。
そんな方がいらっしゃるのか……と無知なななかさん(仮名)はちょっと吃驚(^^;)
お医者さんは桜の樹を一目見るなり
「重症ですね」
……キッパリと断言。
“去年より多く付いていた蕾”もお医者さんに言わせると、 「それは弱っているが故の『危険信号』」だそうだ。
「弱っている時程、沢山花を咲かせようとするんだよ」
プロの瞳であちこち調べると、 『桜の樹』は蕾以外にも『危険信号』を放っていた。
『不定芽』と云って、本来出る筈の無い幹の部分に発芽していたり、 先の春嵐で折れた部分から新しい枝が伸びていたり……
「かなり高齢でしかも弱っているけれど、この樹は一生懸命 『生きよう、生きよう』としています」
……ジ〜ンと感動する自分(←お手軽^^;)
他にもいろいろ調査していく内に、 桜の樹が弱っていた理由や50年も生きているのに妙に枝振りが小さい理由が判明する。
何と! 数メートル先から侵食していた『竹』が桜の樹の根元に根付いてしまっていた為、 養分が吸い取られていた所為だった。
『竹』があんなにも生命力旺盛だったなんて……と、改めて驚かされる。
でも、そんな『竹』の太っとい根っこにバリバリ侵食されながらも、 蕾を増やして沢山咲こうとしたり、 新しい枝や根を伸ばして懸命に『生きよう 生きよう』とする桜の樹は、 『竹』よりもずっとずっとタフに見えた……
(ジ〜ン……)←やっぱお手軽。
『竹』を取り除かれ、根を消毒され、栄養満点の『腐葉土』をタップリ撒かれ…… 素敵なお医者さんに依って、ようやく手厚い看護を受けられた『桜の樹』は、 数日後蕾を紅く膨らませ、やがて美しく花開いた(^^)
『植物』でも『動物』でも……勿論『人間』でも、 やっぱりお医者さんてスゴイなぁ……と思った。
勿論、 「ああレオリオもきっとこんな素敵なお医者さんに……vv」と妄想しながら観ていたが、
こう云う話を観ると、 五体満足で健康優良なのにも関わらず、 チョットつまずいたり、小さなコンプレックスを抱えた位で 『人生』を悲観しちまってる自分は トコトン恥ずかしいなぁ(^^;)と感じてしまうのだ。
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