数ヶ月前の新聞にペット用のクローン猫の開発に成功したと言う記事が掲載されていた。
SF小説や漫画等では既に多く題材にされているが、
例えば可愛がっていたペットの死骸から採取した細胞からクローンを造る事も 可能になりつつ有るそうだ。
ウチにも年取った犬が1匹居る。
この犬は私が14歳の時に飼っていた犬の孫娘だ。 最初に飼っていたチャ―ミーと言う名の犬も、その娘達も数年前に死んでしまったし、 今の犬……リンは体質的に子供を産めなかったので、リンが死んだらもうしばらく 犬は飼わない事になるだろう。
母がとてもとても可愛がっているので、それを考えると胸が痛い。
だが、果たして、リンのクローンを造れる様になっていたとしても どうするかは、その時になってみないと判らない。
クローンと言っても、 『遺伝子』が同じだけなので、それが元の個体と瓜二つになる訳では無いそうだ。
一卵性双生児と同じで、育つ環境に依って、姿形もそれぞれ違って来るのだと言う。
『C.C』と命名された『クローン猫』も(『電子メール』の『カーボン・コピー』の意)
元の個体とは白毛と茶毛の混じり方等、身体の細かい特徴が異なっているそうだ。
昨日の新聞を読んでいたら、 “『クローン猫』に続いて『クローンウサギ』の開発に成功゛と言う記事が掲載されていた。
“『ウサギ』は『猫』よりも造り出すのが難しい動物なので、 今回の成功は画期的と言える………゛
フムフム……と記事を読み進んで、
辿り付いた最後の1行には……
゛『ウサギ』は実験に多く使用される動物なので、
今後実験の為のクローン体が増え、諸研究がより進むだろう……゛
『実験』の為だけに産まれて来て……
『実験』の為だけに、生きて……死んでいく『ウサギ』たち。
何だか……
哀しいキモチになった……(涙)
(昨日の『日記』では、つい感情的な事を書いてしまい申し訳有りませんでした。
心配して下さった方、励まして下さった方、本当にありがとうございました)
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