ある日の昼休み・・・・会社の新人の女の子が困っていた。

「お昼休みに切手を買いに郵便局に行けなかったんです。
　今日中に投函しなくちゃならない書類が有るのに・・・どうしよう」

首を傾げながら、自分は答える。

「コンビニで（切手）買えば良いじゃん」

それを聞いた彼女は、

「え？『切手』ってコンビニで買えるんですか？」


ちなみに彼女は今年度の新卒者だ。
（つまりまだ大学卒業前だが、内定したので会社に来ている）

『最近の若い女の子』なのに、彼女がコンビニで『切手』が売っている事を知らなかったのは、ちょっと意外だった（←オバチャンみたいでスミマセン）

逆に若い子の方が知ってそうだけどなぁ・・・（＾＾；）

ふと思い付いて、周囲の人に聞いてみたが、知らない人は知らない様だ。

近所に『郵便局』が有る人は、
「コンビニで切手を買う事など考えてみた事も無い」そうだ。

そりゃそうだよなぁ、
『切手』の自販機だって有るんだし・・・

ちなみにウチの母も知らなかった。

そう言えば改めて考えてみると、
コンビニエンスのサービスってここ数年、急激に多様化していると思う。

コピー、ＦＡＸ送受信、宅急便は当たり前、公共料金の支払い、ＣＤやビデオ・ゲームも
買える。

（これ以下は不可能な店舗有り）

携帯の充電、イベントチケットの予約・発券、
ローンも組めるし、最近は銀行のキャッシュカードで引き出し＆預金が可能になった。

そう言えば・・・

去年の夏の『Ｈ×Ｈ・ミュージカル』のチケットはコンビニで取ったし、

実際には行けなかったが、浜崎あゆみさんのコンサート・パンフや限定グッズなども、
やはりコンビニで買った。

勿論『切手』も売っている（＾＾）


話は『切手』に戻るが、

先日コンビニで、
「『80円切手』下さい」と言ったら、レジの若い男の子（高校生位？）に、
「はぁ？」と不思議そうな顔をされた。

「『切手』・・・・ですか？それウチで売ってるんですか？」と逆に質問されてしまった。

普段なら、

「有るに決まってんじゃん！」と一括してしまう処だが、会社の新人の娘の事を想起し、

（そうか・・・自分は知ってるけど、実はあまり一般的な事では無いのかもしれないなァ・・・）

「有る筈なので、お願いします」と、
『大人』らしく（←って、とっくに『オバチャン』だろーが！）尋ねると、

「少々お待ち下さい」

男の子は店長らしい人に、

「すいません・・・『切手』って、ウチの店で売ってるんですか？」とぎこちなく尋ねた。

店長らしい人は、
「『切手』は此処に入ってるから・・・レジで打つ時はこう・・・ね」と、
丁寧に指導した。

彼は『若い』というだけでは無く、どうやら『新人』らしい。


「早く慣れてね、○○クン」

と言う店長の隣で、
その○○クンはレジを打ち『切手』を取り出した・・・のだが！！


（あれ〜？あれは・・・どう見ても・・・？）


「あの・・・」と、私が言い掛けた時、彼の隣の店長さんが言い放った。


「キミ！それは『５０円切手』だよ！・・・『８０円切手』は、こっち！」


あんまり面白かったんで、レジ前で大爆笑しちゃったよ・・・・・・


・・・・早く慣れろよ、○○クン（＾＾；）