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NHKの『その時歴史が動いた』が 新撰組の回だというので、見てみました。 自慢じゃないが私は、日本史はどうしようもなくダメ。 『彦馬がゆく』で出てくる西郷さんやら竜馬、近藤勇も、 どこが似ててどこがパロなんやらさっぱり分からないし、 『天翔ける風に』の初演で、「皆さん ご存知のとおり、 この後 竜馬は暗殺されるのですが」というセリフに思わず、 「知らない知らない」と心の中で頭ふるふるさせたレベル。 でも、仮にも香取慎吾ファンとしては、来年の大河は見たいし、 いいかげん勉強しなきゃなと思っていたところなので、 渡りに船と見てみたのですが。
まず最初の問題は、これが「後編」だったこと(苦笑) かの有名な(って、私は名前しか知りませんが)池田屋事件とか、 京都で新撰組がブイブイ言わせてた頃は既に過ぎ去っていて、 何やら将軍を担いで尊王派と戦争しようとか言ってるところ。 さてここで問題。状況を理解しようと試みはしたのですが、 なんで将軍が京都にいるのか、それが私には既に分からない(^^;
仕方ないので番組は番組として楽しんで。 有り難い事に、この番組はそれができる親切さに満ちていて、 剛の者でありながら子供と童心で遊べちゃう近藤勇とか、 突っ走りがちな彼のフォローで周りを説得したりする、 参謀肌な美男子の土方歳三とか、イメージは付いたかも。 それを慎吾と山本君に照らし合わせてみると、 ふむ・・・何となく納得できるような気も。 新撰組を振り回したタヌキ親父の勝海舟が野田秀樹。 ・・・なんか、野田さん、嫌いになりそうなんですけど(^^;
終わってから、いろいろ調べてみたんですけど、 好きで調べている人たちのHPは、とてもじゃないが理解不能。 ほとんど日本語に思えないってほど知らない単語だらけだから。 でもさすがは大河、京都の観光用にもともとあるものは勿論、 調布市とか会津若松市とか、いろんな所に分かりやすい説明が。 会津の方はあまりの細かさにまだ読みきれてないけれど、 時系列に沿って あらすじだけ書いてあるので分かりやすいし、 何とか初歩の初歩の初歩を知ることはできそうです。
とりあえず勉強を始めて2時間、現時点で理解したのは 白井さん(清川八郎)を観たければ、1月から観ろと。 ドラマが、近藤勇の子供時代から始まるんでなければ、 近藤勇と清川八郎は2月に出会って3月に別れちゃうらしいから。 佐藤浩市(芹沢鴨)は、同じ年の9月に殺されるらしい。 ということは、春ぐらいまでは画面で観られるのかな?
文久3年(1863年)2月に新撰組の母体である壬生浪士組創設、 慶応4年(1868年)9月くらい?の近藤勇斬首まで。 今の私には、この短期間に大量の分裂と粛清を繰り返した、 血みどろの人々というイメージがついちゃっています。 それは当然、無血開城を目指した竜馬とは話が合わないだろうとか、 いきなり『天翔ける風に』の方に頭がすっとんだりしているけど。
でもまぁ、あと半年あるからゆっくり いろいろ読もう。 慎吾が演じる人に対して、自分の思想に合わない人は 端から殺して、新撰組を乗っ取った人物という、 ろくでもないイメージから始めるのも、面白いかもと思う。 三谷幸喜が、どういう視点で描くのかは知らないけれど、 それに共感したり反感を持ったりできる辺りまで、 自分の知識が増えてから観られるよう頑張ろうと思います。
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