千鳥、吉平、七緒について。 - 2009年11月30日(月) 昨日は『異能使い』のGMをしてきました。 ひとことで総括すると「終わらないセッション☆万歳」みたいな……。 14:30過ぎにオープニング開始の時点で2割くらい諦め入ってました、うん。 ネタとしては、桃缶キャンプのスピンオフ。 千鳥フェードアウトお別れ会、そんな感じでしょうか。 ゆーぎかいは、ヒーローヒロインをNPCで引き受けるタイプのシナリオでないと PLの皆様が悲鳴を上げるので、どうにかなるようなネタを探したところ 千鳥・吉平カップルでひとつやってみようかと思ったのでした。 そこに欠員で桃缶メンバー2人が入ったのはたまたまだったのですよ〜。 以下、舞台背景について語ってみます。 御神木に戻ることを選択した千鳥ですが、 自分が抱いた負の感情を御神木に持ち帰ることは どうしても許せませんでした。 御白市の住民から特定一部を保護しないことになりかねないですから……。 戻った千鳥は千鳥ではない固体になるとGMさまにも言われましたけれど、 それを踏まえて私は飛鳥を設定してはいるのですけれど、 それでもどう考えても、 千鳥の『守りたい』という思いは御神木に還せても、 千鳥がパーソナルの面で抱いた感情は還せないと思ってました。 9月14日の日記に少し書いてあるんですが、 結果的に「眠る千鳥」を設定を生むことになりました。 よって、黒花の乱後の御白市の御神木には、飛鳥と千鳥が居ます。 御神木の精霊(?)として御白市を守護しているのは飛鳥です。 千鳥の方は、基本眠っています。 但し、御神木を害する魔性や人が近づいてきた時のみ、 千鳥は御神木の防衛装置的に目覚め、敵を攻撃して排除します。 眠りに着く前に、徹底的に御神木を守る、ただそれだけを己に課しました。 そんなわけで、千鳥が反応するのは御神木への敵意・害意のみです。 それ以外の感情は届きません。 誰のものも、どんな種類のものであっても。 敵意への目覚めも無意識的な反射の行動であり、 その時に声を掛けても彼女には聞こえません。 「害意感知」→「攻撃」→「害意の消失を確認」→「任務完了」で眠りに戻ります。 千鳥が生前に好んで使っていた守護のため、癒しのための能力は飛鳥に渡し、 雷の能力のみ、自分の手元に残して攻撃の手段と為しました。 この防御装置千鳥は、生前に一度も攻撃したことが無いことと真逆に、 雷属性で攻撃しかしません。 ……で。 とりあえず千鳥がこのままではちょーマズイと思ったのが、PL(私)です。 こんな状況で置いておきたくない親心。 そして、眠る千鳥の周囲を見回してみました。 実際の思考の時系列内では、 千鳥を防御に据える設定を作るよりも前に、 御神木の守護者として別途、キャラを設定していました。 それが七緒です。 最初はちょこちょこ様子を見に来させようと思っていました。 ただ、月狐の里の始祖で今はお師匠さまをしている風の妖狐は、 そう簡単に今の自分の起居している場所を離れられないのです。 「もう一人七緒が居たらいいのに」→「よし、もう一人作ろう」 待て、と突っ込みが入りそうですが、そんな発端で七緒は2人になりました。 この設定は、 月狐の里の長の一族は皆光属性っぽいのに何で風なのかとか、 七緒は昔は超強かったのにとか、 人間の娘との悲恋な過去とか、 そういう設定を一気に解決する手段にもなったのでちょうど良かったんです。 最初の七緒は、呼月(こげつ)という名前でした。 (この名前を長時代の名前として最初に設定していた過去の私に感謝) 光を主属性、第二属性として風の能力を持つ狐の妖怪は、 昔の恋にまつわるお話の末に、二人に分かれました。 それが一人目、みんなの七緒様こと風呼。 風属性のみを持つ、七緒様。 そしてもう一人、斎城家の守り神である七緒。 光の属性、名は月影。 (月影は月明かりという意味です。月に照らされて出来た影ではありません。 ので、光の真名なのですよー) それぞれ、元の名前を一文字ずつ継いでいます。 月影は、私がカッコいい七緒を追求したくて作った存在でもあります。 風呼の方が皆に共有していただく方の七緒。 ストーリーのコミックリリーフとしても存分にお使いください。 (なので、風呼の七緒は使いたい方が使いたいように好きに演出してくださいと言ってます) ある特定の人物を除き、一人の人に関わる七緒は一人、です。 月影と風呼は記憶を共有し、 どちらかと会ったことのある人とはもう片方は出会いません。 例外は、斎城家の代々の当主。 それに加えて、今回飛鳥と千鳥が例外に加わりました。 この月影が誕生以来拠ってきた場所として、 陰陽師の斎城家を設定しました。 そして吉平が生まれ、 眠る千鳥が生まれ、 吉平にこの眠る千鳥の救い手を任せよう、とそんな風に設定が収束します。 そして今回のお話。 18年後、千鳥は吉平の手によって目覚めの時を向かえ、御白市を離れます。 千鳥の後ろ髪を引く、御神木の守り。 それを今回のストーリー内で請け負ってもらいましたし、一安心。 後はセッションがつつがなく終わりますように……(祈り) つつがなく終わった場合、千鳥は吉平と共に人生を歩み、いずれ御神木に還ります。 今度は人生を無事に終えた一人の人間として。 このセッション後のふたりは完全にフェードアウトです。 それは「だからどこかに出てくるかもしれない」フェードアウトではなく、 「だからどこにも出てこない」フェードアウトです。 参加者だった桃缶メンバーを憤慨させてしまったのですが、 キャンペーンの物語についての自分の役割を、 千鳥は悲観思考で捕らえています。 「自分が御神木の中に居たままだったのなら、起こらなかったかもしれない」と。 不幸の始まり、悲しみの切欠、崩壊の発端。 抱いたその思いを誰にも話さないまま、逝きました。 これは私のロールの失敗でもありますが、千鳥は徹頭徹尾「独り」でした。 最初から、パーティー内での立ち位置を見つけられずに ずっと孤独というか、お客さまの立場の疎外感を感じていました。 (千鳥がキャンプ2回目セッションからの参加ということもあるかもしれませんが) それを克服しきれないまま、独りでキャンペーンの幕を迎えました。 あの子が抱えた悲劇思考は、 他の人に話せば「そんなことない」と否定して貰えるものです。 (今回実際そうだったですしね) ただ、それを話す相手が居ない。 心に抱えた鬱屈を聞いてもらえる相手が居ない。 それを全て解っているので、飛鳥は苦笑しているのですが。 自分が外に出たのは「まちがい」だった。 だから「守るべき存在に悲しい思いをたくさんさせた」。 よって「もう二度と何も望まない」。 ……こんなこと書いてると、「よしひらー。よしひらー、しゅつどうしてー」と つい私がキャラクターに要請したくなります。 他の女を愛してる男に恋したって、それは失恋しちゃうよね、千鳥(苦笑) 加えて、遺伝子的に恐らく、千鳥はあの2人の子供に当たるんでしょう。 それはおとーさまには、れんあいたいしょうにはならないよね……。 ……セッション後に理解してもどーしようも無いと思うぷれいやーゆきのorz 小さいピースから色々察するべきでした。 というのもPL的にはありまして、 千鳥に悲観から抜け出してもらうために、 もう一度目覚めからやり直して幸せに恋愛してもらいましょう、と 役割をつくり、そこに吉平というキャラを設定しました。 吉平がデータを持ったキャラとしてセッションに出たのは たまたまの巡り合わせです。 15年後セッションやるよと言われた時にはこの辺りの設定が出来ていて、 黒花の乱の時点の吉平は小学校低学年として設定してたのでした。 吉平の対千鳥のイメージソングは、『Dear you -cry-』。 ひぐらしー。 歌詞が吉平。すごく吉平。 『泣かないで どうか私の言葉を聞いて』 『お願い そんなに怯えないで』 『少しだけでいいの 泣き止んで 許すから 泣き止んで』 『それでもあなたに 手を差し伸べる どうか私のこと 信じてください もう泣かないでいいよと 教えたい』 特にこの辺かな。 こんな感じで特攻して、千鳥を覚醒させます。 吉平の属性が精神なのはこの辺りも関係しています。 雷でむちゃくちゃ攻撃やカウンター食らって呼び戻した後ぶっ倒れましたが……。 と言う感じで、イメソンが出来るくらい 脳内設定はバリバリに物語になっていたので、 今回のセッションになったのでした。 ものすごい量の設定語りになりましたが、 もうずーっとずーっと言わずに我慢してきて、 セッションしてみたら、色々溢れたし我慢できなくなって公開です。 ……お話に出来ない、何て残念なゆきの……orz 七緒・千鳥・吉平の3人に関しては、七緒の過去話でかなり絡ませました。 (ちょうど良く絡みやすい配置に全員居るものだから) 書いてやりたい……。 セッションは一旦切り上げて、また日を改めて続行です。 GMとしては展開は公平にと思っていましすし、 自NPCの為に妥協や手心を加えるつもりはありませんが、 どうかつつがなく終わりますようにと祈っています……。 ...
|
|