らいとなコン53 - 2009年03月15日(日) 上空を渡ってゆく鳥たちの声が、 かうかう、と短く野山にこだましていた。 暮れに赤く染まる西の方角を眺めて、花雛は小さな溜息を零す。 生憎とそれを聞き咎めるものはなく、 花雛は緩みきった気持ちのまま地面に完全に腰を落ち着けた。 「こうしているとものすごっく平穏に思えるのだけど。 ……ああ、そうでもないか」 小高い丘に作られた鉱山の入り口から、若干離れた森の茂み。 そこからは、麓の邑の一部が垣間見える。 立ち続く家並み。 ここからでは遠すぎて、壁や屋根に空いているはずの穴は見えない。 しかし、夕餉の支度の為に竈から立ち上る煙はまばらだ。 何も知らぬ旅人であっても、注意深い者であれば その数が少なすぎることに気付くだろう。 邑の男手の半分が半日交替ずつに鉱山に詰めざるを得ない今、 平穏な生活を送る邑とは明らかに活気が違っていた。 穏やかな夕暮れの風がそよぐ。 髪に結んだ刺繍入りのリボンが軽くあおられて、 視界に入っていた景色を薄桃で左右に切り分けた。 そっと手を伸ばして耳の後ろに払う。 「……戻ってご飯食べようかな……皆、戻ってくるの朝よね」 手持ち無沙汰に、視界の端を漂っていた掌搬雲を手元に引き寄せた。 絹で出来た綿のような手触り。 思わずむにむにと横に引っ張ってみる。 「これ、七星矛まで納まっちゃうのよねー。 何時見ても不思議なの。もっとのびろー?」 山へと帰ってゆく鳥の群れがまたひとつ。 間延びした鳴き声を上げて渡ってゆく夕暮れ。 娘の姿をした仙人がひとり仙宝の雲と戯れていた。 ***************** ねむいので、ここまで。 非常に乱暴にぶつ切りです。 本日のコンベで稼動した、風水・卜占の仙人。 花雛(かすう)と申します。 以前に桃缶で演じた、 おひいさまの召鬼仙人の花夜(かや)が、 キャラ配置の関係でかなり大人しくなってしまったので おひいさま喋りのキャラをリベンジしたいなぁと思っていたのです。 というわけで、同じ一族、ということで姓は同じにしての本日。 しかーし、花夜よりも更にキャラ配置の関係で、 花雛は一人称「わらわ」すら難しかった……。ぎゃーす。 おひいさま喋りに成功するまで、 しばらく花一族でリベンジし続けようっと……(待) 最早悟りの境地というか、 我が道を風水・卜占と巫蠱(と、水行)に定めましたので どちらからにしようとは思っていました。 ……そしてどっちも空く(笑) 風水・卜占はイニシアティブ責任あるし、 巫蠱は使役獣の管理が大変だから皆敬遠するのかなぁ……。 今回はイニシが楽に取りやすい風水を選択。 ひさーしぶりに近接攻撃をするキャラだったので(←待て) 攻撃の仕方とかすっかり忘れてました……。 んでも、花雛も術がいちばん得意。 私は、風水の仙術では、守りを崩すがすごく好きです。 飛斬も好きかな。 隙あらばこの2つを使いたいし、蒼天でもほぼ毎回使いましたね。 今回は、行使値7で作ってあった守りを崩すがバッチリ決まって満足♪ 自分で下げておいて殴りにいくコンビネーション。 ひじょーにどうでもいい設定ですが、 花夜は正妃さんの娘さんなので号は公主、 花雛は側室さんの娘さんなので号は娘々です。 (姉妹じゃないです。年代は違うつもり) 最近は、三文字名より二文字名にする方が好みなのです。 ...
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