白木蓮の咲く庭で...久純ゆきの

 

 

連休まであと少し。 - 2008年04月27日(日)

これからはちょっと日記のペース戻る予定。の予定。

あまり期待せずにお待ちください(平伏)



以下、中途半端な出来のショートショート。
書き直したい気満載。
でも、イオンとゼフィの出会いはこんな感じの予定。
4歳と9歳の初対面。
今までに見たことも無かった庶民さ無邪気さに
あっちゅーまに陥落した感じ。
(エリュテイアも一応名門貴族だもん、免疫なかったんだろなー)




**************


「こにちゃ」

驚いたように透明な淡い青色の瞳が真ん丸くなった後、
人懐っこい微笑みに瞬時に取って代わった。

黒い髪に、一族の筆頭の血筋だけに神様が許す淡い蒼の瞳を持った小さな女の子。
誰かは直ぐに分かった。
話に聞いて、絶対に打ち解けてやるものかと固く誓った兄妹の片割れ。
けれど。

「……あ、ああ」

ゼフィロスは気圧されたように頷くことしか出来なかった。
瞳に映えるように計算されたと思しき薄水色のワンピース。
胸元とウエストには少女の甘い雰囲気を抑えるような濃い青のリボン。
膨らませた袖口から覗いた細い両腕が伸ばされた先、
小さな手のひらが今にも触れんとしているのは真っ白な薔薇の花。

もし何か話しかけられても無視してやろうと思っていたはずなのに。
そんな決意は綺麗に砕けていた。

「んとね、だぁれ? イオンはイオンってゆーのよ」

あまりにも無邪気で無防備な問い掛け。
首を傾げながら淡い蒼に見上げられた瞬間、
ゼフィロスの胸の奥で、何かがことりと音を立てた。



【君を守りたい、十の御題】
・目が合って堕ちた

[リライト]様  http://lonelylion.nobody.jp/


...



 

 

 

 

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