白木蓮の咲く庭で...久純ゆきの

 

 

Is he a hero? - 2007年12月01日(土)

今年も残り1ヶ月。
思えば早いものですね(しみじみ)

と、いうわけで、漢字検定。
2級も準2級も無事に合格しましたー♪
先に2級の合格証書が届いて、準2と2級とどっちが上だっけ……と
悩んでしまったのは内緒です(笑)

今度の2月の試験に準1級にチャレンジしようかどうか、
未だ少し迷っているところです。
読むだけなら比較的何とかなると思うんですけども……。


さてさて。
先日の『早春香』。
イオンのおにーちゃん、エアルの考察の産物です。

はっきりと驚異的な人です、私の中では。
穏やかに笑いながら心中に壮絶なものを抱えていた人。
ぶっちゃけ、すっごく私好みのお兄さん像になりました(笑)

恩という一線を越えてしまえるなら、
別の場所で妹と生きていく人生もあったでしょう。
イーリスの名がもたらすもの全てを捨てさえすれば、
宮廷の謀略の中で命を落とすことは無かった人です。

だけれど、養父から受け継いだものを捨てることを
どうしても選べなかった。

騎士団は実の両親の敵に近いもの。

けれど、騎士の養父に戦場で妹と共に引き取られ、
子供の居ない養父母と最初こそ(当然ですが)衝突し、
それを越えて穏やかであたたかな家族になることに成功して……。

子供の自分たち2人が何も無く放り出されたとして、どうなったか。
むしろ普通に生きていけたかどうかもあやしい。

養父母は、実際にとてもとても温かな愛情を注いでくれました。
お父さんの方は跡取りとして期待したエアルに
厳しい言葉を向けることもありましたけれど、
優しさに裏打ちされた厳しさで、エアルもそれは正しく理解していました。
体の弱かった養母は、息子と娘が出来たことを非常に喜び、
とてもとても可愛がってくれました。
彼女が向けてくれる優しさに、イオンはまっすぐに無邪気に育ちました。
あらゆるものを惜しみなく与えてくれた2人に、
エアルは多大な恩と愛情を抱いて生きていくことになります。

また、自分は騎士にならざるをえなかったけれど、
仕えた先は平和志向の継嗣の王子様。
いつかは無意味に人を殺す剣を持たずに済むかもしれない。

……そんな思いは結局夢と消えてしまうのですけれど。

新王の政策転換で戦線が拡大し、
国外どころか国内でも争いが起き、
いくつもの戦場に立ち、浴びて尚余りあるほどの血にまみれ、
数えるのも空しいほどの人を斬り命を奪い、
己と同じような戦争孤児を数多に作り出し……。

身を焼くような焦燥感と怒りを感じながらも、
エアルはイーリスの名を地に落とすような真似は出来ませんでした。
イオン一人がどさくさに紛れて出奔するくらいなら何とかなるでしょうが、
貴族位を継いだ自分が同じことをすれば大変なことに為ってしまいます。
例え血縁の無い親族の陰謀で殺されてしまう可能性が高くても、
親族だからこそ、イーリスの名までも殺すような真似はしないだろうと。

行き場の無い、思いの作り上げた籠の中。
その中でもめいっぱい自分の翼を伸ばし羽ばたかせ、
精一杯にギリギリのところで生き抜いた。

……私にとって、エアルはそういう人です。

そして己が抜け切れなかった場所から妹を解き放ち、
その先を歩いていって欲しいと思っていた……んだと思います。

昨日のイベントで、
「エアル兄さん、黄泉の国から呼び出しますのでお話しましょう(笑顔)」
みたいな気分になりましたけれど(笑)

んー、絶対何か勘付いてたと思うなー、エアル。
イオンに何かをさせたくて、頼る先を指示してたはずだと思います。
(でなかったらすごい間抜けだ、エアル)


そんなイオンと言えば、私の思惑を越えたところを飛び始めて
魂入ったなーこの子って感じです。
逆に私の思惑を入れようとするとギクシャクする……(遠い目)

あっという間に育ちました。
何気に今、思春期です……(えー)
恋愛っぽいことさせるつもり無かったんです。
無かったんですが……解った、君は君の思うままに生きたまえ(どどーん)
まさか其処に行くとは私思ってなかったよー(笑)

イオンはきっと、さみしいと死んじゃうウサギさんだとこの頃思います。


...



 

 

 

 

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