原風景 - 2007年01月28日(日) 今日は、地元の市議会の議員選挙の日で、 おたあさまとふたりで、 のそのそとお昼から出かけて参りました。 昔から、選挙と言えば小さな保育園のお遊戯室で行われていて、 小さい頃は連れて行かれ、 弟とふたり、小さな運動場の遊具で遊んだものでした。 もし私がこの保育園に通っていたら もう少し感慨深さにプラスがあったかもしれませんが、 親様の方針により、保育園ではなくて幼稚園に通ったもので。 そんな私も、今はもういっぱしの選挙権保持者となりました。 何だかしみじみとした気分です。 こうして人は、景色にセピアを重ねて見るようになるのでしょうか。 都市開発で様々に風景は切り取られ変わっていくものですが、 懐かしい景色はやはりなるべく、そのままにあって欲しいものです。 保育園の隣にはうちの地区の神社があります。 前にもちらりと日記で書きましたが、 神明様をメインに、天神様、春日様、熊野様の4社の神社です。 そのまま帰る予定だったのですが、 私はふと思い立ってそのままお参りに。 本当は午前のうちのお参りのほうが良いのでしょうけれど、 折角来たのですし。 お夕飯のお買い物に行くというおたあさまと別れて、 お正月に来て以来の神社に足を踏み入れました。 小さな神社ですので、この敷地に普段は人は居ません。 とても静かな空気にしばし浸らせていただきました。 さてさて。 その帰り道に、今は大部分は広場になってしまった竹林があります。 未だ残されている一角に、 詳しくは知らないのですが、 以前は尼僧さまがおいでになったという 古くて本当に小さな民家みたいなおうち(?)があるのです。 お寺ではないです。 庵みたいな感じなのかな……? 昔は、ものっすごく高い竹が日の光を遮って薄暗く、 何だか凄く怖いものを感じていました。 (でも20メートルくらいの距離だし 付近に普通の民家もあるので治安は別にそんなに悪くないと思います。 警察署も近いので) 今思い返すと、 恐怖というよりは畏怖に近いものだったかもしれません。 気軽にそこに寄ってはいけないような、 跨ぎ越えてはいけない一種の線のような、 そんなものを何も知らない子供ながらに感じていたのかもしれません。 そのせいなのでしょうか、 竹林と風に揺れる笹の葉擦れの音は、 なぜだかとても神聖なものに思えます。 侵してはいけない神域の象徴。 踏み入れるにしても乱してはいけない、そんな感覚。 ひとり道を歩きながら、 そんなことを思った午後のことでした。 ...
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