白木蓮の咲く庭で...久純ゆきの

 

 

ものかきつれづれ - 2006年06月03日(土)

今、あたらしいアリスの物語が、
かたちを得ようとして胸の内で息づき始めています。

アリスは、私のルナルの初娘であるアリス。
ずっと前から、何かしらのかたちで、言葉にしなくてはと思っていました。
エキューちゃん(一緒に冒険したPCさん)をメインに絡めるかたちで、です。
依頼されたご本人は、
疾うに呆れ果てていること間違いないと思うのですが(苦笑)

ずっとずっと宿題として抱えていたそれは、
当初はPC5人が5人になる出会いを描くものとしてあたためていたのですが、
そのセンで物語を煮詰めていくには
相当無理があると随分前に諦めていたのが事実。

アリスを演じてから2年後くらいには既に、
もう自分がアリスを演じることが出来ないと思っていたからです。
あくまでどこまでも無邪気な永遠の少女は、
例えがとっても偏るのを承知で言うと、
w-inds.の慶太くんのファーストシングルの歌声に近いものです。
私にとっては。

彼がデビューし、疲れと変声期とを経て歌声が変わっていったように、
私の演じたいキャラも、
生活の変化とセッションを経験することで変わっていきました。
アリスは、木蓮と照らし合わせてみると相当キャラの傾向が違います。

そんな自分から離れてしまった彼女を中心に据えつつ、
別の方のPCをメインに活かすように触れ合わせるのは
とても難しいと感じていました。
そして、アリスを通さずに他のキャラを描くことはもっと不可能だと。

もうひとつ引っかかっていたのは、
アリスの特殊すぎる家族設定。
よくもここまで無理したもんだと
自分で呆れたい感じのお派手な(と私の感覚では思う)過去で、
これが相当辛かったので……。


今練り始めているのは、未来のお話です。
キャンペーンのその後よりももっと未来。
具体的には2〜3年後。

少し大人になったアリスに出したい課題は「卒業」。

思い出深いセッションの大切なキャラとして残すなら
このまま永遠の少女にしておいても一向に構わないのですが、
物語にするなら葛藤と向かい合ってもらわなくちゃなりません。

アリスにとっての葛藤とは何ぞやと言えば、
幼い頃にインプリしきった「兄」とのお別れをおいて他にはありません。

ついでにアリスの過去や家族を少し設定しなおして、
お兄ちゃんことクルスとの出会いも焼き直して、
お別れと対面していただきます。
頑張れアリス。

で、色々と迷っているわけなのですが。

お別れの契機はこれ以外にないものが出来上がっています。
クルスが旅立ちアリスが見送る、兄妹の立ち位置も決定済みです。
(逆だと意味がないので)

問題は、アリスがどうやって別れを受け入れて越えていくかと、
兄妹の傍に居るPC、エキューちゃんとナガルちゃんの配役。

アリスがどれだけの重みで悩むか(それとも軽く越えてしまうのか)、
エキューちゃんとナガルちゃんは
どっちを残してどっちを旅立たせるか、
もしくはどっちも残すかどっちも旅立たせるか。
……いや、どっちも残すのはないな。

この辺は、もうちょっと描きたいものを絞り込まないと駄目ですね。
テーマと表現する類のものですか。


前々から思っていたことですが、
他の方のPCというのは、お話に登場していただくのが本当に難しいです。
PLさまに「こんなのうちの子じゃないし」と言われそうで。

その点、クルスお兄ちゃんとフラちゃんは気楽度高いのです。
(PLさまの目に触れる可能性、激低いですから)

いろいろなもののバランスを取りつつ、
アリスの「卒業」、あたためていきたいと思います。


...



 

 

 

 

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