マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

4月最後の日に思いついたことなど。 - 2004年04月30日(金)

(1)どうして人質3人組に対して「割り切れない感情」を抱いてしまうかとずっと考えていたのだが、僕自身のそれには、たぶん「コンプレックス」の成分が含まれているのだと思う。僕はあの人たちみたいに他所の国の人のために危険を冒して何かをしてあげよう、という気持ちにはなれない人間だから。そういう「自己犠牲的になれない自分」を正当化したい、という気持ちもあって、人質バッシングというのは起こっているのだと思う。ほら、あんなことするやつらはバカだろ、って自分に言い聞かせたりして。

(2)同僚に聞いた話。天皇陛下の一般参賀は、だいたい和やかな光景としてテレビ中継されているが、現地ではいかにも右翼っぽい怖い人たちが、拡声器で「天皇陛下ばんざーい!!」とやっているらしい。なんでも「殺伐とした異様な雰囲気」だったとか。でも、テレビではそういう音声は修正されている、と。

(3)年金って、みんな「将来自分がもらうため」に入っているのだろうか?僕は「今現在困っている人生の先輩たち」のために払っているつもりなのに。

(4)ネットで、すごく良い日記を読んだ。きっと幸せな生活を送ってきたんだろうなあ、と温かい気持ちになった。でも、その一方で、学校も部活も仕事も「好きだった」と言い切れない僕のコンプレックスは増幅していくのだ。

(5)最近、この世のすべてのことが、「最初からそういうふうにできていたのだ」と思えてしまって困る。そんなことはない、と思いたいが、それを実証することもできないのだ。



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